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しもさんの「気になる一言」
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2007年03月10日(土)
かしがひらがなばかりはむずかしい

月に一度の合唱練習、
今は、SMAPの「夜空のムコウ」に取り組んでいる。
聴き慣れた曲のはずなのに、
五線譜に書かれた楽譜を、見ながら歌うと何故か難しい。
その原因は、普通の文章が映し出されるカラオケと違って、
全て平仮名だから・・と気付いたのは、私だけではなかったようだ。
一応、私たちは大人だからね、と大笑いする同級生が横にもいた(笑)。
平仮名ばかりの文字で意味を理解しなければならない。
どこまでがワンフレーズなのか考えながら歌わなければならないなんて、
私にとっては、難解な漢字を読むよりも高等技術なのである。
子どもたちに、平仮名ばかりの絵本を読み聞かせている母親や
ボランティアの人たちの苦労がチョッピリわかったような気がする。
それだけでも難しいのに、さらに声に強弱・長短をつけて、
詞を理解して感情を込める合唱って、なんて難しいんだ。
いかにカラオケが、適当に歌っているかを実感した練習だった。(汗)
下手だと思っていたSMAPの歌唱力、以外と凄いのかも・・。



2007年03月09日(金)
選挙の時、御恩返しをいただく

ある議員さんと話していたら、こんな台詞にぶつかった。
巷では、選挙の時だけ平身低頭で、いざ議員に当選したら、
今までの態度が180度変わる人が多い・・というが、
私は、そうは思わない。
4年間の任期の中で、多くの方の陳情や相談を真剣に受け止めて、
少しでも実現できるように努力してきたか、を知っている。
だから、お世話になった人たちお礼は、選挙応援という形が相応しい。
頼むときだけ頼み、無理難題を解決してもらって、知らんぶり。
これは、人として恥ずかしい行動ではないのかな、と思う。
投票する、しないに関わらず、またわがままな有権者のために、
4年間、いろいろな相談にのっていただくのだから、
仕方なく投票してやる、という態度ではなく、
恩返しをする、という気持ちで、選挙活動をすることが、
本来のスタンスではないだろうか。
新人候補以外は、4年間の実績が評価されることとなる。
どれだけ、住民のために力を注いだか、という評価、
4年間の通信簿みたいなものかな。



2007年03月08日(木)
湯治は放電なんですよ

全国に日帰り温泉が乱立し、どこもかしこも「癒し、癒し、癒し」。
こうなると、へそ曲がりの私は、いつものように
温泉って本当に癒し効果があるの?と疑いたくなってしまう。
そもそも温泉って、湯治が始まりだと思うんだけれど、
湯治って、何のためにするんだろう?と新たな疑問まで発生した。
その答えを、雑誌「旅の手帖」(交通新聞社刊)で見つけたからメモをした。
2〜3日、お休みをいただいて「温泉でも行って充電してきま〜す」は、
温泉の役割を理解していないことになる。
温泉は、放電する場所。
それも完全放電には3日ほどかかるから、2〜3日、お休みをいただきます。
これが正しいお休みのいただき方。(笑)
「2002年05月28日(火) 旅行は、充電か?放電か?」と書いた答えを、
5年の歳月をかけて見つけたような気がして嬉しい。
充電電池の長く使うコツは、一度全部放電してから充電すること。
これって、人間にも当てはまるかもしれないな。
飲み会も、充電ではなく放電だな、きっと。(汗)



2007年03月07日(水)
恐悦至極に存じます

今年は続けて見ている、NHK大河ドラマ「風林火山」、
何度となく登場するフレーズが、どうも気になっている。
「ありがたき幸せ、恐悦至極に存じます」
さっそく意味が知りたくなって、調べてみた。
「恐悦」とは、つつしんで喜ぶこと。他人に悦びを述べる時に使う語。
「至極」とは、この上ないこと。きわめて。
すなわち、この上ない悦びです、という意味なのである。
が・・面白いもので、ドラマの中では、素直な使い方をしていない。
ちくしょう、ふざけるな、今にみていろ・・という気持ちを押さえて、
「恐悦至極に存じます」と使われる。
嬉しそうな顔もせずに、真面目な表情で口にするから、
その本意にあらず、という悔しさを引き立たせることになる。
言葉の意味と表情が一致していないシーンを見るたびに、
その脚本・演出の妙を味わっている。
私が好きな戦国時代の台詞は、
「恐れながら、申し上げます」かな。(汗)



2007年03月06日(火)
日日是充実

「日日是好日」(にちにち・これ・こうじつ)
意味は「毎日毎日が無事でよい日であるということ」
「毎日毎日平和で楽しい日が続く」。
人生訓などに選ばれる言葉として、よく色紙などで見かける。
(「日々是好日」(ひび・これ・こうじつ)では、辞書で見つからず)
冒頭の「日日是充実」は、昨日紹介したばかりの
「60歳を人生のピークにもっていく法」
(そのまんま東著・KKロングセラーズ・214頁)で見つけたフレーズ。
この5文字は、なぜか私のアンテナに引っかかった。
というより「日日是好日」から「日日是充実」へとステップアップ。
たった一度きりの人生だから・・と思うのなら、
「日日是好日」より「日日是充実」を目指して生活したい。
毎日が平和、毎日が無事・・はとても大切なことだけれど、
毎日が充実の方が、もっといい。
何かに夢中になって一日一日を過ごす。これって憧れるな。



2007年03月05日(月)
不満だらけだが不安はない・不安だらけだが不満はない

最近、私の中で気になる存在の「そのまんま東」さん。
彼の著書「60歳を人生のピークにもっていく法」
(そのまんま東著・KKロングセラーズ・214頁)の中から。
あなたなら、どちらだろうか?
彼は後者だと言い切っている。「不安だらけだが不満はない」
「不安があるというのは、何かにチャレンジをしている状態で、
未来に対してポジティブに向き合っているということでは
ないだろうか」とまとめている。
確かに、期待の大きさに比例して、不安は大きくなる。
不安が大きければ大きいほど、期待は大きいはずである。
その点「不満だらけ」は、物事が実現できない理由を、
自分以外のものをあげ、言い訳をいっぱいためている。
この違いは、とても大きい。
今は「不満だらけだが不安はない」の人たちも、
「不安だらけだが不満はない」の生活を目指して欲しい。
きっと充実した日々が待っているはずだから。



2007年03月04日(日)
ウォーキングとジャズコンサートのコラボ

ポカポカ陽気の日曜日、午前中「港・湧水・せせらぎウォーク」
(沼津、三島、清水町の自然や名所を巡るウオーキング)の
イベントスタッフとして、チェックポイントでスタンプを押し、
午後からは、知人に誘われていたジャズコンサートの観客となった。
ウォーキング最終組を待ってから、自転車で移動して、
沼津文化センターへ駆け込んだところ、手には水筒、
背中にリュックサックを背負った女性陣が、何人か座っていた。
あっ、確か、私がスタンプを押した人たちだ・・と思いながらも、
こういうウォーキングって楽しいなぁ、と思った。
スタートの三島駅から、ゴールの沼津港までのルート途中、
いろいろなイベントを各々に開催していて、
興味があったら、途中で寄り道をしてもかまわない。
フリーマーケットだったり、スーパーの大安売りだっていい。
スタート時に、沿道にはこんな誘惑があります、という情報だけ
参加者に与えるのもアイデアかもしれない。
ただ歩くよりも、きっと楽しい一日になると思うから。
コラボレーションって、こういうことなのかな。



2007年03月03日(土)
労を労う

漢字変換していたら、また面白い言葉に。(笑)
読むことはできるだろうか。「労う」
漢字で書けるだろうか。「ねぎらう」
では・・「ろうをねぎらう」は?
たぶん「労を労う」と書くのだろう。
「労」は、
(1)骨折り。体を使うこと。「?をいとわず働く」「?をねぎらう」
(2)功績。手柄。働き。「長年の?に報いる」
(3)長年の経験。熟練。
(4)長い間使用したこと。
「労う」は、〔「労(ね)ぐ」と同源〕
同等以下の人の苦労・尽力などを慰め、感謝する。
ということは「労う」という動詞だけで、
私たちが普段使っている「ろうをねぎらう」という意味になっている。
「躊躇う」(ためらう)と同じくらい楽しい発見だった。



2007年03月02日(金)
本返さないと卒業させない

読売新聞、夕刊23Pで見つけた見出しである。
大学図書館の「借り逃げ」横行の対応策ということだ。
大学の図書館から本を借りたまま返さずに卒業する学生が
後を絶たないらしい。
東国原知事出身の早稲田大学でも、年100冊〜150冊。
こんな学生がいること自体、不思議であるが、
今回の「卒業証書」を授与しない策は、大賛成である。
こんな意識をもった若者が社会人になったらどうなるか。
税金は払わない、年金も払わない、給食費も払わない。
なあなあで過ごしていれば、それで済んじゃう、という
風潮に拍車をかけることになることは明白である。
全国の自治体でも、町税等の滞納者に対して
住民サービスの制限を検討しはじめている時代である。
氏名公表までは個人情報としてなかなか実施できないが、
借りたものを返さないことで卒業できない・・という
恥ずかしい思いをさせる必要がある、と私は思う。
大学図書館の次は、自治体図書館だろうか?
ご免被りたい。



2007年03月01日(木)
3キロ先、火災 速度落とせ

ある用事のため、仕事はお休みをいただき、神奈川県へ。
その帰りだったから、午後8時半ころだったと思う。
横浜・町田インターから東名高速に乗った。
暫くすると「電光掲示板」に表示されていた文字。
見なれない「火災」に驚きながらも、
「2キロ先・・」「1キロ先・・」と距離が縮まっていくに従い、
私の心臓はドキドキだった。
そこで目にしたのは、やや破損ぎみの軽トラックの炎上シーン。
映画やテレビでしか見ることがなかった光景が飛び込んできた。
もの凄い勢いで、炎が車全体を包んでいる。
何人かが、緊急電話に向かって全力で走っている・・。
安全運転しなくては・・と誰もが思い、スピードを減速するはず。
しかし、そんな光景をほんのちょっと前に目にしたはずなのに、
私の車を猛スピードで追い抜く車や
パッシングをして後ろからプレッシャー与える車など、
考えられない行動が、より私を驚かせた。
この国のドライバー意識は、どうなっているんだろうか?
同じ道を同じ方向で、ハンドルを握っていることが恐ろしかった。
事故が減らないわけである。