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しもさんの「気になる一言」
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2007年01月29日(月)
「ナナ」を思い出すキーワードは「ハチ」

DVDで借りた、映画「NANA」(監督・大谷健太郎)は、
偶然、冬の新幹線の中で隣りに座った
中島美嘉さん演ずる「大崎ナナ」と  
宮崎あおいさん演ずる「小松奈々」が主役の日本映画である。
二人とも「なな」では話がややこしくなるな、と思っていたら、
「大崎ナナ」は「小松奈々」のことを
「あんたって、なんつ〜か、犬っぽい。妙になつっこくて、
従順なんだけど、すげぇ世話がかかるっていうか」と性格を表現し、
「忠犬ハチ公」の「ハチ」とあだ名をつけ、区別していた。
逆に「小松奈々」は「大崎ナナ」のことを
「さまよう野良猫みたいで、誇り高く自由だけど、
癒えない傷を負っていたよね」と相手の性格をうまく表現する。
「犬」と「猫」を組み合わせたりするところなんか、
原作の矢沢あいさんって、なかなかやるなぁ、と感心していた。
しかし、もっと驚いたことは、音として考えると
「ナナ」は「7」、「ハチ」は「8」でも通じるわけで、
彼女の「言葉遊び」が浮かび上がってきて面白かった。
「ナナ」の映画を思い出すキーワードが「ハチ」。
(「7」を思い出すのは「8」という数字。)
これには参った、としか言いようがない。巧すぎる・・。



2007年01月28日(日)
今の音を見ていたら、弾けないのよ

地元のアーティストで編成する「伊豆室内オーケストラ」、
第5回目の「伊豆ニューイヤーコンサート」が開催され、
妻と待ち合わせをして、三島市文化会館へ足を運んだ。
今回に限らず、演奏会のたびに気になることが1つある。
(実は、恥ずかしくて、今さら聞けないのだが・・)
「本当に楽譜を見ながら弾いてるの?」(笑)である。
その答えは、2週間前、月に1度の同級生合唱練習の帰り、
ロイヤルホストに寄りながら、エレクトーンの先生に訊いた。
「ねぇ、楽譜を見ながらパッと弾くって、どうやるの?、
楽譜の音を見て、指を動かすってことだよね。自然に動くの?」
たぶん、そんなことを尋ねたと思う。
「今の音じゃなくて、もっと先の音を見ていないと弾けないのよ。
今の音を見ていたら、曲がとまっちゃうもの・・」
驚くとともに、なるほどなぁ、と思ってメモをした。
今日はその確認も含めて、音楽と演奏者の動きに注目していたら、
確かに、楽譜をめくるタイミングがずれているようだった。
指は今の音をしっかり押さえ、目はその先を見て準備をする。
このズレが、流れ(曲)を止めない演奏テクニックなんだと気が付いた。
(もしかしたら、これって当たり前?(汗))
「ちょっと先を意識して行動する」
これって仕事にも日常生活にも、そして人生にも、応用できそうだ。
それにしても、楽器を演奏できる人って尊敬します、私。



2007年01月27日(土)
♪ピンチ ピンチ チャンス チャンス ランランラン♪

ある方から戴いたメッセージに書かれていた台詞。
実は、以前紹介した「ツキを呼ぶ魔法の言葉」の講演で有名な、
五日市剛さんの言葉のようだ。(納得・・)
私は、以前から「ピンチはチャンス! 変われるチャンス!」と
考えているが、なかなか他人にうまく伝わらなかった。
それは、今、この時がピンチと感じている人に対して、
何を伝えても耳に入らないからだと思う。
あなたは、ピンチじゃないから、そんなことが言えるんだ、
と反論されれば、それ以上、アドバイスもできなくなる。
しかし、このフレーズは、思わずニヤッとしてしまうから、
是非「気になる一言」に取り上げたいと思った。
忘れた頃に、思い出してもらえるだけでもいい。
「ピチ、ピチ、チャプ、チャプ、ランランラン」ではなく、
「ピンチ ピンチ チャンス チャンス ランランラン」。
覚えておくと、ピンチの時、楽になれそうな気がする。



2007年01月26日(金)
言葉の乱れで「男同士が結婚」することに

メル友が教えてくれた、某すぽーつ新聞の見出し。
「ヤクルト若手2人が結婚!」
「ヤクルトは23日、川本良平捕手(24)と
松井光介投手(28)が結婚したと発表した」。
いくら、言葉をできるだけ短くしようとしたとしても、
これは、どう読んでも「男同士の結婚」でしょ。(笑)
「と」「及び」「並び」・・など、
単語と単語、言葉と言葉を結ぶ「接続詞」や「接続助詞」を
書く側が、あまりに知らな過ぎるのではないか、と思う。
また、この見出しをチェックする立場の人も、
その実力を疑われる。
小学生に「英語」を教えることを考える前に、
本気で「日本語」を教えて欲しい、と思う一人である。
正しい表現ができなければ、正しいことが伝わらないから。
それにしても、彼らの奥さんがこのフレーズを読んだら
どんな感想を持つのだろうか、そればかりが気になる。(汗)
捕手が女房役と言っても、本当の結婚まではね・・(笑)



2007年01月25日(木)
ありがとう 君の隣りは居心地がよかったです

いろいろな話題で、途切れてしまっていた
映画「今、会いにゆきます」(監督・土井裕泰)から・・。
妻・澪役の竹内結子さんと、夫・巧役の中村獅童さん、
この主人公2人が、まだ高校生の頃の思い出シーン。
席が隣同士だったくせに、お互い片思いだと勘違いし、
告白もせず迎えた卒業式当日、書いて・・とばかりに
彼女から彼へ一冊のよせがき帳を渡す。
その時、彼が書いた台詞が、今回の気になる一言。
これって、とてもわかる気がして、メモをした。
他にも「なんだか落ち着くなぁ」「ベストポジションだね」
という会話も出てくるが、同じことであろうと思う。
学校の席だけでなく、仕事でも、遊びでも、
人には、居心地の良い場所、ポジションがある気がする。
そしてまた、人生のパートナーとして、
居心地の良い相手と知り合えたら、それは幸せに違いない。
誰かと離れることになった時、素直にこう言えたらいいな。
「ありがとう 君の隣りは居心地がよかったです」



2007年01月24日(水)
生まれ変わっても必ず マタアイマショウ

小さい頃からお世話になった叔母さんの告別式だった。
私たちの憧れだった、いつまでもラブラブ夫婦だっただけに
とても辛いお別れとなるな、と覚悟していた。
さらに遺影に使われていた写真は、昨年9月に一緒に出かけた
親戚の結婚式(ホテル・ニューオータニ東京)でのスナップ写真だった。
なんと私がシャッターを押した1枚で、たしか痛みを堪えながらも、
とても素敵な笑顔を見せてくれたのを思い出した。
一瞬、私の頭の中では4か月前に戻り、彼女の声まで聞こえてきた。
本当に明るい女性だった叔母さんが、お葬式にはこれを流してね、と
リクエストしていた曲が「マタアイマショウ」(歌手:SEAMO)。
別れの詩なのに、なぜか落ち着いた雰囲気で、
ラップのリズムが妙に心地よく、葬儀の式場を包み込んでいる。
帰宅してから、さっそくインターネットで曲をダウンロードし、
今、何度もこの曲を聴きながら、書いているが、
その中のワンフレーズが、私の気持ちにピッタリだったので、
今日の日を忘れないために、気になる一言とした。
「○○さん、生まれ変わっても必ず マタアイマショウ」(合掌)



2007年01月23日(火)
あなたの名前とメッセージを月へ届けます

宇宙航空研究開発機構(JAXA)では、
今年の夏に打ち上げ予定の月周回衛星「SELENE」セレーネに
自分の書いた名前とメッセージを搭載して、
約1年間、月を周回するキャンペーンを実施している。
題して、セレーネ「月に願いを!」。
気になる一言は、このイベントのキャッチコピーである。
流れ星に3回お祈りするより、確かで現実的なお祈りだろう。(笑)
届けたいメッセージは、何でもかまわない。
月と自分だけ知っている秘密であれば、もっと楽しい。
くだらない・・というなかれ。
打ち上げから1年間、月を見上げるたびに、
自分の名前とメッセージが、月の周りを回っていると思えば、
こんなワクワクすることはないだろう。
でも、出来ることならば、
私のメッセージ「セーラームーン」へ届けて欲しいな。(汗)

問合せ先 http://www.jaxa.jp/



2007年01月22日(月)
お腹が大きいと仰向けには寝られないよ

昨日、NHK大河ドラマ「風林火山」を見ていて、
妻がコタツの反対側でボソッと呟いた。
主人公、山本勘助を慕う「ミツ」が、彼の子を身ごもり
大きなお腹で、いかにも妊婦という動きをしていたが、
仰向けに寝ているシーンが気になったらしい。
何気ない妊婦の仕草チェックに驚いたが、
なるほど・・と思い直して、こっそりメモをした。
今まで、時代考証とか、方言の使い方などは話題になったが、
妊婦の行動までは、話題にならなかった。
しかし、たったそれだけのことであるが、
視聴者は、その妊婦という役柄に、リアル感を感じなくなる。
ドラマに関しては「男女の仕草考証役」が必要だと思った。
妊婦の時の寝方なんて、男性にはわかるわけないもの。
同じ女性でも、体験しないとわからないことあるんだな。(笑)



2007年01月21日(日)
そのまんま東氏の山本勘助は誰か?

日曜日の午後8時、NHK大河ドラマ「風林火山」を見始めた途端、
まだ、毎週流れるプロローグ映像の上部に、
「宮崎県知事選挙・そのまんま東氏、当選確実」の文字。
山梨県知事当選確実の報のすぐ後で、私が驚かされたのは、
少なくとも、開票結果は時間がかかると予想したからだ。
こんな早い時間の「当選確実」に、ふと考えたのは、
武田家の軍師、山本勘助に匹敵する彼のブレーンが誰か?である。
宮崎県知事の選挙戦、大物芸能人による応援を封印したりして、
対立陣営が拍子抜けするほどの地味な選挙に徹していることを、
いろいろなマスコミで報道していたから、余計に気になった。
今となっては、これも冷静な計算の上だったことになる。
この戦い、彼一人の知恵ばかりではなく、
きっと彼を支える軍師、策士、参謀と呼ばれる人物がいるはずだ。
今年は「選挙イヤー」。
候補者のみならず、その軍師の存在が大きな意味を持つのではないか、
そんなことを考えながら、第2回の大河ドラマ「風林火山」を見終えた。
考え過ぎたろうか?



2007年01月20日(土)
携帯カメラの撮影はご遠慮下さい

先日、安倍総理の講演を静岡から東京・五反田まで聞きに行った。
それは私にとって、貴重な体験になると思われたから。
外遊から帰ってきたばかりで、さぞお疲れだろうと思ったが、
「まだ時差調整中です」と笑顔で話してくれた。
ところで、講演中に気になったことがある。
講演開始前には「携帯の電源をお切りになるか、
マナーモードにしてください」と注意があり、
さすがに講演中に携帯電話の音が鳴ることはなかったが、
かわりに「携帯に付属しているカメラ」のシャッター音が
会場のあちこちから鳴り響いた。
盗撮防止で、必ず音が出るようにしてあるためか、
意外と大きな電子音である。
講演前の注意事項は「話している総理に失礼に当たりますから、
音を出すものは控えて下さい」という意味であり、
最近では「時計のアラーム」でさえ音を消すよう指示される。
携帯電話のカメラシャッター音だけ許されることではない。
総理が「教育の再生」を強く訴え、
人間としての最低限のマナーを求める話をしている中で、
大人たちのこの光景は滑稽に思えた。
これからは「携帯カメラの撮影はご遠慮下さい」も
注意事項に入れないとわからないのだろうか。