初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2007年01月09日(火)
腕自慢はすぐ死ぬ

今年のNHK大河ドラマは「風林火山」。
1回目をビデオ録画して、遅ればせながら見た。
主役は、武田家軍師「山本勘助」だけど、
出演者の顔ぶれを見て、とても興味が湧いた。
ここ数年のように、出演者の人気先行で話題を作るのではなく、
あくまで、井上靖さん原作の「風林火山」をもとに、
じっくり腰を据えた物語になっている、と感じたからだ。
第1回は、まだ戦いの場面が多く落ち着かないけれど、
軍師らしい発言であったと思う。
腕自慢は、自分の力を発揮する場として戦いの場へ出向くし、
その腕を過信しやすい。
ということは、死ぬ機会が増えるということになる。
仕事でも同じことがいえそうだ。
自分の得意な分野というのは、どうしても気が緩むし、
そこに、失敗する過信が生まれることになるから・・。
これからの自分に、肝に銘じておきたいフレーズである。



2007年01月08日(月)
あのおばさん、なかなかやるなぁ

今年の私のゴルフテーマである。
なぜか、年々、丸みを帯びてきた身体に鞭打って、
若い人たちに負けないように、力ずくで頑張ってきた。
しかし、昨年の終わりの頃から、
体力の限界を感じるようになってきたのも事実。
自分でも会心のショットが、思うほど飛んでいない。
打ちし損じたのではなく、心の中で「完璧」と叫んだ当りが
球の位置まで行くと、ガッカリさせられたことも何度か。
そうだ、来年は、距離を求めないゴルフをしよう、と決めた。
今回の気になる一言は、同行者の私のゴルフイメージらしい。
遠くから見たり、後ろから見ていると、どうしても、
「ちょっとパワーのある、おばさんゴルファー」に見えるらしい。
知らない人が見たら、きっとこう思うよ、と説明してくれたのが
「あのおばさん、なかなかやるなぁ」。
今回ばかりは、誉め言葉として受け止めてみたい。
「あのおばさん、昔、女子プロ目指していたのかなぁ」
と言われるくらい頑張ろうかなぁ。



2007年01月07日(日)
挨拶は、されると自然に返すもの

朝夕の徒歩通勤から、休日の健康ウォーキングまで、
歩く機会が増えているのだが、ひとつ気付いたことがある。
顔見知りの人ならともかく、全然知らない人にでも、
(たとえそれが人違いだったとしても・・)
「おはようございます」「こんにちわ」「こんばんわ」と
声をかけられると、無条件反射のように返答している私がいる。
これって不思議なことだなぁ、でも、これが挨拶なんだよなと、
1人で面白くなってメモをした。
試しに、前から歩いてきた見知らぬ人に声をかけてみた。
やはり、キョトンとしながらも、返答してくれた。
子ども達に「挨拶をしましょう」と義務的に強制するよりも、
「こちらから挨拶をすればいい」。
最初は恥ずかしがって声を出さない子供達もいるだろうが、
何度も何度も繰り返すうちに、きっと返答してくれる。
そういえば、今日の成人式で「おめでとう」と声をかけたら、
つっぱった若者から「ありがとうございます」って返ってきた。
「挨拶」って、そういうものだな。



2007年01月06日(土)
この店の「におい」とは違う気がするんです

映画「かもめ食堂」(脚本・監督・荻上直子)から、もう1つ。
脇役の片桐はいりさん演じるミドリ役が、
少しでもお客が増えるようにと、いろいろ提案するのだが、
小林聡美さん演じる、主人公サチエは、どうも乗り気じゃない。
その断る理由として、気になる一言を挙げた。
私が思い描いているのは、あくまで「食堂」。
レストランじゃないのよねぇ・・というニュアンスらしい。
ただ「この店の『イメージ』とは違う気がするんです」とか
「この店の『雰囲気』とは違う気がするんです」などではなく、
「におい」が違う、という視点が私のアンテナをくすぐった。
そこに、主人公のこだわり、主張がある気がする。
誰がなんと言っても、これだけは変えたくない、
そんな想いが、最後の満席へと繋がっていくのだろう。
お客が入らないからといって、その度にいろいろ変えるのは、
ソコソコのお客が入るだけで終わることになりかねない。
やっぱり、自分の主張って大切だなぁ、と気付いた。



2007年01月05日(金)
自分で作るより人に作ってもらう方がずっと美味い

映画「かもめ食堂」(脚本・監督・荻上直子)のDVDを
レンタルして、自宅でゆっくりと見ることが出来た。
「誰だ、誰だ、誰だ・・」で始まる「ガッチャマンの歌」を
物語導入部で使う面白さに感心させられた。
「ガッチャマンの歌を完璧に覚えている人で、
悪い人はいませんからね」は、女優・小林聡美さん演じる
主人公・サチエの台詞、お気に入りでちょっと迷った。
しかし、やはりこの映画を貫いているテーマは外せない、
とメモをした中から、このフレーズを選んだ。
正確には、「コーヒーは自分でいれるより、
人に入れてもらう方がうまいんだ」と教える男の台詞だったり
「おにぎりは、自分で作るより、
人に作ってもらったほうがずっとうまいんだ」とサチエに呟く
運動会の時の父親だったりする。
何でも自分で作ってしまうのもいいけれど、
時には、人が作ってくれる行為を、感謝の気持ちでいただこう。
そう教えてもらったような気がするフレーズだった。
人間の口に入るものは、人間の気持ちも一緒に入る、
さらに、人の行為に甘えるってことの大切さを教えてもらった。



2007年01月04日(木)
なんやね、このおっさんは・・

テレビ番組「オーラの泉・新春スペシャル」、
見始めたら、メモと涙が止まらなくなってしまった。
どの言葉も、それだけで「気になる一言」が書けるほど、
インパクトがあり、選ぶのに困ったことを最初に記しておく。
そこで、この番組全体を忘れないために、
ジャズシンガー・綾戸智絵さんの台詞を選んでみた。
テレビを見ているだけで、なぜか幸せ気分にさせてくれる
「江原啓之さん」という人間の感想は、
まさしく「なんやね、このおっさんは・・」なのである。
説教じみているわけでもなく、視聴者に媚びるわけでもない。
もちろん、出演者に対しても、いつも同じスタンスで望む。
どんな人でも、あの笑顔を見るだけで、優しい気持ちになれる。
その力は「北風と太陽の話」に出てくる太陽そのもの。
誰もが、自分の殻を脱ぎたくなる雰囲気を持っているようだ。
たぶん全てお見通しなのだが、あえて出演者の口から語らせ、
自分の気付きとして心の奥深くを温めてくれている。
出演者と視聴者の気持ちを代弁する「気になる一言」、
男としては、憧れる褒め言葉であろう。



2007年01月03日(水)
つくるしかない

箱根駅伝のテレビ観戦が、正月の恒例行事の私は、
結果も気になるが、サッポロビールのCMに注目している。
数年前の「ビールづくりは農業だ」は、インパクトがあった。
そして、今年は「つくるしかない」。
ないものは、つくるしかない。
欲しいものがなかったら、つくるしかない。
普通のCMは、ほとんど15秒なのだが、この箱根駅伝の時は、
予想以上に長いので、特に面白いと思っている人は多いはず。
何度見ても飽きないCMに、なるほどなぁ、と思う。
今年は「ないものはない」と、簡単に言い切る前に、
「なんとかつくれないものだろうか」と考える姿勢が必要だ、
そんなことを感じた、サッポロビールのCMだった。
まったく新しいものへの挑戦でなくてもいい、
今あるものに、ちょっと工夫を加えるだけでも、
私たちの生活は、豊かになるはずだから。
他人に頼らず、自分でつくってみる楽しみを覚えたい。
今年の口癖は「つくるしかない」にしようかな。



2007年01月02日(火)
50歳を前に、生活再点検しデータ化

2006年、戌年年男48歳になった1年を、無事終えて、
今年は、なんと40代最後の1年を迎える。
もうすぐ50歳に突入するとは、自分が一番信じられない。
この1年半を利用して、何をしよう、と考えたところ、
思い付いたのが、生活のデータ化。
睡眠時間から体重、血圧などの健康データ。
アルコールの飲酒量や、読書量。
データに出来る項目なら、何でも数字にしたい。
メルマガは、今年の春、2000号を迎えるし、
続けるこには、ちょっぴり自信があるから。(笑)
普段は、デジタルよりアナログで・・なんて言いながら、
数字に、敏感になっている自分がいる。
誰と比べるということではなく、1年前の自分と比べるために、
とにかく今年は、データとして残したい。
なんでも、曖昧にしないで、現実を見つめること、
今年しかできないことなのかな、と考えているので。

PS.
さっそくブログ作ってみました。
http://shimo357.blog87.fc2.com/
こんなことをデータにしたらどう?というアドバイス、受付中。



2007年01月01日(月)
「亥の一番に勝つ」「ゴジラVS怪物・近日公開」

私の正月元旦の楽しみに、新聞の見出し集めがある。
新しい1年を表現しているようなコピーが大好き。
今回は、どちらも「読売新聞・第3部」から。
今年は「宮里藍・米ツアー開幕から全開」を期待させた
「亥の一番に勝つ」。
干支のイノシシに引っかけたフレーズとして「亥の一番」は
これからも、何度となく目にすることになるかもしれない。
うまい表現だな、とメモをした。
もうひとつは、映画のタイトルと勘違いしたフレーズ。
もちろん、米メジャーリーグの「松井秀喜VS松坂大輔」のこと。
「ニューヨーク・ヤンキース、松井秀喜選手」対
「ボストン・レッドソックス、松坂大輔投手」では、
言葉として、インパクトがない。
だから「ゴジラVS怪物」も、春には何度か目にするだろう。
さらに「近日公開」が効いているから、メモをした。
パロディ好きな米国、本当に「ゴジラVS怪物」という映画、
作りそうな気がする。(笑)
今年も、気になる一言の題材には、困ることはないな、きっと。



2006年12月31日(日)
「手入れ」とは、手をかけること

こんな時しか、じっくり掃除することがないから、
年末の大掃除は、意外と好きな作業である。
(「好き」と「得意」は、別問題ですが・・(汗))
しかし今年は、ちょっと違った時間の使い方をしてみた。
そう、新しいものに買い替えるのではなくて、
愛用品などをゆっくり「手入れ」をしてみることに。
履き続けた靴をタワシでこすってみたのは、何年ぶりかも。
ついでに、汚れていたゴルフボールまで磨いてしまった。(笑)
細かいものは、綿棒で手入れしてみるといい。
予想以上のホコリが落ちて、嬉しくなってしまうはずである。
「手入れ」とは「よい状態に保つために、
整えたりつくろったりして、手をかけること」の意味。
手入れすると、不思議と愛着が増して、手放したくなるのは、
私だけではないだろう。
さて、今年も一番お世話になった、パソコンと携帯電話を、
来年もよろしく、と声をかけながら、手入れしようっと。