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しもさんの「気になる一言」
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2006年10月31日(火)
肩こりの人は、顔の筋肉もこっている

肩こりの治療をしている人でも気がつかないだろう。
面白い視点だと思ってメモをした。
情報源は、先日、講師としていろいろ指導して下さった
全身オイルマッサージを施している先生。
その相関関係を、治療しながら実感しているのだろう。
ということは、私の顔も引きつっているのかな、と
鏡を覗き込んだが、よくわからない。
肩こりも、他人の肩こりと比較したことがないから、
こり方の異常さも本当のところはわからない。
もしかしたら、肩こりじゃなかったりして(笑)。
さらに、顔の筋肉なんて気にしたことがないから、
顔がこってます・・と言われても、???状態。
でも、なんとなくそうかなぁ、と思ってしまうほどの
説得力があるフレーズだった。
肩だけがこっているなんてありえないもんなぁ。
でも・・心だけは、凝り固まらないようにしなくちゃ。



2006年10月30日(月)
トイレの短歌「急ぐとも・・」「耐え忍び・・」

百人一首ではないけれど、上の句を聴けば、
下の句が出てくるくらい有名だと思っている短歌をご紹介。
それも、スナックなどのトイレで見かける短歌である。
男性編は
「急ぐとも 心静かに手を添えて 外に漏らすな 松茸のしずく」
女性編は
「耐え忍び 心静かに舵をとり 左右に散らすな 貝のしたたり」
先日、男女兼用のトイレで、二つの短冊が並んでいたので
思わず、携帯のメモ機能を使ってメモをした。
それも丁寧に「男性編が黒マジック、女性編が赤マジック」で。
何度、読み返しても、にやっとしてしまうのは、
適度に連想できるからだろう。
こんなジョークができるのに、どうして国際社会では
気の利いたジョークが言えないんだろう。
いつもいつも、シモネタばかりでは、話にならないけれど、
まずは、シモネタからでも・・は、私の認めるところである。
ジョークには、センスがいるのだから。



2006年10月29日(日)
しつこい三本〆ではありますが・・

ある団体の懇親会、そろそろ中締めを・・となった。
指名されたものの「僭越ではありますが・・」をパロって、
「せんずりではありますが・・」と言葉を発し外し(汗)、
どんな〆をするのか、楽しみにしていたら、
冒頭の台詞だったので、私は大喜びであった。
最近「関東1本〆」が主流となり、
「よ〜お、ポン」と1回で終るケースが増えた気がする。
なんだか、〆(しめ)として寂しいなぁ、と感じていたので、
久しぶりの「3本〆」で盛り上がった。
その口火を切るフレーズとして、
「しつこい三本〆ではありますが・・」は楽しい。
やっぱり、「〆は三本〆に限るよなぁ」と私は呟いた。
間違って「三三七拍子で〆たいと思います」なんて
言う人がいるけれど。(笑)



2006年10月28日(土)
シャリパチ・シャリパチ

ラジオから流れてきたあるシーンの擬態語であるが、
何の事か、わかるだろうか。
答えは、レコード盤に針を落とした時の表現である。
ジリジリジリ・・が一般的かな、と思っていたら、
この表現を聞いて、うん、面白い・・とメモをした。
みんながみんな、手垢がついたような表現よりも、
その人の感性で、感じたままを文字にする。
これこそ、擬態語の妙であろう。
この「シャリパチ・シャリパチ」を有効に使うことで
短歌になり、詩になり、エッセイとなる。
だから、人と違う感じ方を大切にして欲しいと思う。
デジタル全盛の昨今、アナログを文字にする楽しさを
こんなところで教えてもらった。



2006年10月27日(金)
技能五輪、キーワードは「22歳」以下

昨日、ユニバーサル技能五輪国際大会総合プロデューサー、
残間里江子さんの講演を聴いた。
来年11月、静岡県沼津市で開催される
若手職人のオリンピック、もちろん国際大会である。
話を聴いてメモすればするほど、
教育が荒れている日本に必要な大会なのに、と感じた。
この大会の魅力は、出場資格が22歳以下ということ。
日本人の場合、あまり目的を持たずに大学進学をするが、
技能五輪は、中学や高校を卒業し、大学進学をせず、
目的を持って技術習得に日々努力している若者が主役。
いまどき珍しい、一所懸命生きている22歳以下の若者。
そんな彼らを「温かく見守り、応援する大会」であると思う。
同じ年代の子ども達が走る「箱根駅伝」は、
国民行事のように盛り上がるのだから、今回も是非、と願う。
考えてみると「22歳」という年齢は、日本人にとって、
キーワードになっている数字ではないだろうか。
「22歳の別れ」が、ヒットするのもわかる気がする。
19歳から22歳をどう過ごすか、
この4年間は人生の中でも貴重な期間のような気がしてならない。
大切に、そして一所懸命に何かに取り組んで欲しい。



2006年10月26日(木)
おれはお前にそんなことを教えたか!?

プロ野球の日本シリーズ、日本ハム4勝1敗の優勝で幕を閉じたが、
その影で、暖かい話を知ったので、メモをした。
冒頭の台詞は、阪神・下柳投手が、日本ハム・金村投手に向けて
発した言葉として紹介されていた。
シーズン中「絶対に許さない。外国人の監督だから、
個人の記録はどうでもいいんでしょう。顔も見たくない」と、
痛烈な監督批判したことを受けて、
球団は出場停止処分と罰金200万円を金村選手に課した。
この事件後、かつてのチームメイトである下柳投手から
飲食店に呼び出され、開口一番、怒鳴られたフレーズである。
でも次第に『まぁ、飲め』となって、最後は
『おれたちにも似たようなことはいっぱいあった。
教訓にしていけばいい・・」と激励されたようだ。
「これまでも、このチームでのキャリアが長いこともあって、
首脳陣に対しても言うべきことは、はっきり伝えてきたつもり。
ただ、あんな言い方はない。
我慢しなくちゃいけないことがあるとも思い知りました。
少しだけ大人になれた気がします」と30歳の彼は語っている。
どの世界にも、同じような事があるんだよなぁ、と思いながらも、
「言葉の暴力・癒し」を、彼らは私たちに教えてくれた。
このエピソード、知って欲しい人たちがいっぱいいる。



2006年10月25日(水)
主食は味をつけないんです

ビデオ録画してあったNHK番組「食彩浪漫」の中で
歌手の谷村新司さんが出演していたシーンがあった。
彼が得意とする「お好み焼き」を紹介した後、
中国の料理研究家が、同じ素材を使った料理を披露した。
何気なく、生地を舐め「味付けはしないんですか」と聞いた彼に、
さらっと答えた台詞が、気になる一言。
ご飯でもなんでも、主食になるものには味がないでしょ、
副食で料理に変化をつけるんです・・そんな気持ちが伝わった。
(私の勝手な推測ではあるが・・)
さらに「日本は水の文化」「中国は油の文化」と比較し、
油を絡めて野菜を消毒することも教えてくれた。
茄子にはピーナッツ油、キノコにはひまわり油が合うのよ、と
食材と油の相性を付け加えながら、
中国へ行ったら、油の多さに驚いてきて下さい、と纏めていた。
主食は、誰でも食べれるように味をつけない。
これって、いろいろな場面で使える視点と言えないだろうか。



2006年10月24日(火)
そっとしておいた方がいいんじゃないですか?

昨日、日記を書いていて、気になった台詞。
「そっとしておくのが一番いけない」。
言い換えると、その場で誰かが発するこの一言が
ひとつの命を失うことになると知って、
このフレーズを、気になる一言に取り上げてみた。
今までの知識(素人考え)では、倒れている人を見つけたら
しばらくそっとしておけばいいのでは、と思うし、
素人がやたらに動かしたりしてはいけない、と思っていた。
その「しばらく」何もしないことこそ、命の危機に繋がる。
それを、改めて教えてもらったAEDの講習会だった。
意識の確認、救急車を呼ぶ、呼吸の確認など、
私たちが咄嗟にしなければならないことは沢山あった。
人工呼吸、心臓マッサージ、電気ショック・・
ひとつの命を救うために、
私たちは多くのことを知る必要があるのしれない。
これは、倒れている人だけに限ったことではない。
困っている人、悩んでいる人がいたら、
「そっとしておいた方がいいんじゃないですか?」だけは、
言わないようにしたいと思う。
たとえ、それが大きなお世話になったとしても。(笑)



2006年10月23日(月)
見て、聞いて、感じて、4,5,6・・・10

倒れている人を見つけた時の対処として、
意識の確認や呼吸の確認があるが、その一例。
(AED)を使った応急手当の講習の中でメモした台詞である。
呼吸の確認は、1から10まで、数えるのであるが、
その最初の1,2,3が「見て、聞いて、感じて」となる。
数え方は、その土地によって違うのかもしれないが、
私のアンテナに引っかかってしまったので、メモをした。
「見て、聞いて、感じて」というフレーズを聞くと、
ついつい、観光やまちづくりのキャッチコピーを連想するが、
これからは、1から3までのカウントには、
このフレーズを使ってみたい。(笑)
呼吸確認には「見て、聞いて、感じて」が大切ということ。
しっかりと覚えることが出来た講習会を思い出した。
倒れている人にとって大切なのは、緊急の処置。
そっとしておくのが一番いけないこと。覚えておいて欲しい。



2006年10月22日(日)
「ためらう」って「躊躇う」と書く

今まで、何度か言葉や漢字の面白さを取りあげてきたが、
今回は「へぇ〜」と感じて笑ってしまったので、御紹介。
「躊躇」(ちゅうちょ)という言葉の意味は、
「決心がつかないでグズグズする」
「迷って一カ所をぶらぶらする」など、
まさしく「ためらう」の事なのであるが・・。
では「ためらう」を漢字にすると・・と漢字変換してみたら、
なんと「躊躇う」だった。(笑)
ルビは「た・めら」なのか「ため・ら」なのか、
まだまだ私の好奇心は続くのだけれど。
「躊」も「ためら」と読み「躇」も「ためら」と読む。
そんなことになったら、もっと面白いのに。
パソコンの漢字変換って、時々、私の好奇心をくすぐってくれる。
こうやって書いて、漢字変換するだけで、ネタが増える。(汗)
これだから、私は日記の題材に困ることがない。
溢れ過ぎて、選択するのに困ることは何度もあるけれど。