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しもさんの「気になる一言」
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2006年10月11日(水)
伊勢海老のエビフライが食べた〜い

飲んでいる時の話だけど、真剣に私に訴えていた気がする。
「1度でいいから・・」と前置きをして、こう続けた。
ある伊勢海老専門の料理店で「どんな調理法でもします」
という看板を見つけて「エビフライ」を頼んだら、
「お客さん、それだけは勘弁してください」と言われたらしい。
それ以来「伊勢海老のエビフライが食べた〜い」と
真剣に思うようになったと話してくれた。(笑)
私も「ジャンボエビフライ」は食べたことあるけれど、
たしかに「伊勢海老」じゃなかったよなぁ。
せっかく生で食べても美味しい食材を、
わざわざフライにして欲しい、というお客もお客だけれど。(笑)
でも、この発想、私はけっこう好きである。
決して「ゲテモノ喰い」ではないと思うし、話のネタには最高。
よし、インターネットで探してみようっと。
もし見つけたら、まさか「食べに連れてって」ってことかな。(汗)



2006年10月10日(火)
沼津(南口)ウィングガーデン SANYO・HET-A2000

最近、ちょっとした時間が空くと、
「漫画喫茶」ならぬ「コミックカフェ」に行くことがある。
但し、お気に入りのマンガを読みに行くわけでもなく、
インターネット三昧で楽しむわけでもない。
マッサージチェアで、身体全体をほぐす為である。
購入すると、まだまだ高価なマッサージ器が使いたい放題。
特に、足のふくらはぎまで締め付ける機能付きは、
何時間やっていても気持ちいい。
自宅においてあると、ある程度のスペースが必要になり、
掃除の時、じゃまになる機械も、こうしてコミックカフェや
日帰りのスパなどに設置されている機械を利用すると、
あまりお金がかからず最新機を利用できる、という利点がある。
なぜか私のメモ帳には、サービス内容ではなく
「店名・マッサージ器の機種」が書かれている。(笑)
こんな使い方をしている人、私だけではないはずなんだけどな。



2006年10月09日(月)
負けて掴んだものは、何もない

あれ、誰の台詞だったかなぁ。
(今年のスポーツは負けが多かったので(笑))
冬季オリンピックも、サッカーW杯も、
期待が大きかった分、解説者は困ったに違いない。
選手も言葉少なく「いい経験を積みました」とか
「この悔しさをバネにして」などのコメントをする。
そんな「勝つことだけがスポーツではない、
参加することに意義がある」みたいな発言が
だれかれとなく、繰り返されることとなる。
だから、この発言を耳にした時、おやっと思って
慌ててメモをした。
負けて残るのは「自信喪失」と「周りからのバッシング」、
そんな気がしていたから、私のアンテナに引っかかった。
このフレーズを知ってから、スポーツ選手のインタビューは
勝った選手だけ聞くことにしている。
でも・・・アマチュアのゴルフは、誰かとの勝負じゃないから、
スコアが悪くても、掴んだものはいっぱいあるんだよね。
掴むだけで、なかなかものにならないけれど・・。(笑)
「失敗からしか人間は学ばない」なんてブツブツ言いながら。



2006年10月08日(日)
肉の多い大乃国

『第62代横綱大乃国の全国スイーツ巡業』という本を読んで、
横綱話題に触れようと思っていたら、
テレビ番組「ジャンクSPORT」の中で、大乃国が話題になった。
話題の提供者は、大相撲通のデーモン小暮閣下。
本場所で解説に呼ばれるほどの知識を持ち、
角界では、ちょっと知られた存在のようだ。
その彼が笑いをとろうとしたのか、面白いことを言った。
巨漢の力士「大乃国関」に対して「にくのおおいおおのくに」と
ボソッと呟いた。
これが頭から離れなくなってしまったので、いつものように、
「気になる一言」にしてしまえばいいや、とメモをした。
この番組、いつもならスーパーアスリートが登場し、
彼らから発せられる言葉が、私のアンテナに引っかかるのに、
今回は、なんと「デーモン小暮閣下」の台詞になってしまった。
あっ、この面白さ、わかるよね。
上から読んでも、下から読んでも「肉の多い大乃国」。
正確には「甘いものが大好きな、肉の多い大乃国」(笑)



2006年10月07日(土)
コントラバスに「あら、ごめんなさい」

大好きなピアニスト、原田治子さんの自宅で
ピアノホームコンサートを開いているというのでお邪魔した。
ざっと数えただけでも、40人くらい集まっただろうか、
グラントピアノ2台を置いてある部屋は、とても狭く感じた。
本当は「シューベルトの即興曲」について、
「指が動く限り大切にしたい曲」と語った彼女の言葉をメモし、
気になる一言にするつもりだったけれど、
どうも、今日を思い出すにはインパクトが弱い気がした。
私は、入り口からピアノまで歩く間に、
傍に置かれていた、コントラバスにほんの少し躓いた時に発した、
彼女の咄嗟の言葉がとても印象に残った。
楽器であろうが、なんであろうが、自分の不注意でぶつかったら
まずは謝る。それも、とても自然に。
これって、簡単そうでなかなかできない。だから、メモをした。
部屋の温度が予想以上に暑いからか、更年期障害で体温が暑いのか、
演奏中に扇子をパタパタするのは、マナーに反すると感じながらも、
注意できなかった自分が情けなかった。
それを吹き飛ばす台詞としても「あら、ごめんなさい」は存在した。
今日の日を思い出すのは、やっばりこのフレーズだなと、確信、
人間以外のものに、自然に謝れる彼女は、やっばり私の憧れである。



2006年10月06日(金)
なんだか「しもさんアンテナらしい」

私の気になる一言の情報源に、メル友の日記がある。
顔も名前も、性別も判らない人達もいるけれど、
その日記の内容に、思わず頷くことが多いのも事実。
ただ、彼ら彼女らのコメントを聞くと、
自分たちが主張したいことでもない言葉、
さらっと書いたフレーズに、私は関心を示しているようだ。
最近のネット日記は、強調したい箇所の色を変えたり太字にしたり、
いろいろな機能がついているのだが、私はお構いなし。
「太字でもなく、色が変わってるわけでもない部分から借用って、
なんだか『しもさんアンテナらしい』ような思いがします(笑)」
そんな感想をいただくと、またまた嬉しくなってしまう。
「私らしいアンテナ」って、「私らしい視点」という意味だろうから
これからも、たぶんずっとこんな感覚で、
面白い言葉をメモし続けるような気がする。
私のアンテナは360度、いろいろな一言をキャッチできるように
いつも受信体制万全で望んでいるつもり。
心のアンテナって、使えば使うほど敏感になる気がするな。



2006年10月05日(木)
「ほぐす」を漢字にすると「解す」

昨日の「気になる一言」をメモを見ながら書き上げていたら、
漢字の変換で、これ、いただき・・とまたメモが増えた。
マッサージ好きの私にとって、この発見はとても嬉しい。
私が国語の先生なら、漢字読みテストに出題するくらいに、
にやっとしたくなる読みであった。
問「ほぐす」を漢字で書きなさい、では私でも難しいけれど、
問「解す」の読みを書きなさい、ならなんとかなりそうだ。
「疲れ、ストレス、コリ」などを、指圧やマッサージなどをしながら、
分解していくイメージが伝わってくる。
「解毒」、そんなイメージでもピッタリする「解す」。
「解す」の意味は「とく、ほどく、やわらげる」。
あれっ?「解く」は「ほどく」、「解す」は「ほぐす」、
やばっ、頭が混乱してきてしまった。
でも、これだから、言葉って面白い。



2006年10月04日(水)
は〜い、お・ま・た・せ

伊豆長岡の定宿(常宿)(笑)に泊まり、テレビもつけず
深夜まで、黙々とパソコンを打ちながら執筆活動。
これは、出来る限り続けていきたい、私の趣味のひとつ。
(当日に「気になる一言」の掲載がない時は、
そんな理由で、あっ、今日は泊まりだな、と思って欲しい)
さて今回は食事前に『ひとっ風呂』浴びて、
電動マッサージチェアで、コリをほぐしていた時の実話。
平日のためか、お風呂もマッサージ機も貸切状態。
あまりの気持ち良さに、つい目を閉じてウトウトしていたら、
冒頭の声で目が覚めた。
旦那さんと間違えられたのか、おばさん仲間に間違えられたのか、
恐くて聞けなかったけれど、たしかに私に向けて発せられたようだ。
目を閉じていたので、てっきり相手がいて話していると思ったし、
あまりに長く話していたから、返事をしてあげればいいのに・・、
そんなことを考えながら目を開けたら、
「あっ、違った。ごめんなさいね」と驚かれた。
見回すと、周りには誰もいなかった。
この人、私を誰と勘違いして話し続けていたのか、
とっても、気になってしまったハプニング。
こんなネタが、活字になるんだよなぁ。



2006年10月03日(火)
足にスランプはない

アメリカ大リーグの野球選手、イチロー選手の台詞。
ピッチャーは投げてみなくちゃわからない。
バッターは打ってみなくちゃわからない。
だから野球選手には、好調・不調の波がある。
不調が長く続くことを、人は「スランプ」と呼ぶ。
今シーズンの始め、イチロー選手でさえ、
打撃が思うようにいかず悩んでいるように見えた。
低打率を指摘されても反論せず、
出塁した時には、打撃不調が嘘のように走りまくった。
たぶん、その時のインタビューである。
「足にスランプはない」、なるほどであった。
「打撃力」は好不調が判りづらいから、
先ずは、実力が判りやすい「守備力」で判断する。
これが、先発メンバーを決める監督の基本であるが、
「守備力」より、もっと判りやすい実力が「走力」。
そんなことを教えてもらった気がする。
打てなければ「走る」。守れなければ「走る」。
「足はすべてのスランプに関係なく発揮できる力」
今年も224本安打達成・・足のおかげだな、きっと。
私の仕事や生活で、イチロー選手の「足」に変わるもの、
探さなきゃなぁ〜。



2006年10月02日(月)
勝負に「格下」という相手はいない

世界一の競走馬を決める、フランスの凱旋門賞、
日本の「ディープインパクト」は、3着に終わった。
レース前からマスコミもそれぞれ特集を組み、国を挙げての応援、
対象が損得を考えない人間でない分、久しぶりに
微笑ましくも感じた盛り上がり方だと思っていた。
金持ちの日本人が話題先行でフランスまで行く、とは違い、
今まで彼に儲けさせてもらった「感謝」「お礼」の意味で
すぐそばで応援したいんです・・と飛行機に乗り込んでいった
競馬ファンが、とても素敵に見えた。
しかし、私が気になったのは「レース前の解説」である。
ライバルと称された「ハリケーンラン」「シロッコ」という
2頭にスポットを当て、他の馬は「格下です」と相手にしていなかった。
私が「おや?」と思ったのはその時である。
世界一のレースに出走する馬に対して、その表現はないだろうと。
多くの国民が注目しているからこそ、発言には気を使って欲しい。
どの馬も、勝つことを目標に努力しているのだから。

PS.
レース後、勝てずに肩を落としていた「武豊騎手」に
「立派な3着だと思うんですけど・・・」と声を掛けたシーン、
そっとしておいてあげて、と思ったのは私だけだろうか。