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しもさんの「気になる一言」
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2006年10月01日(日)
祝いとは特別なことに対してするもの

書籍「ミュータント・メッセージ」からの一節。
(マルロ・モーガン著・小沢瑞穂訳・角川書店・213頁)
オーストラリア・アボリジニ族と何ヶ月も旅を続け、
今までの自分の知識・知恵が、
彼らの世界では何も役に立たないことを知った時の不安。
また彼らから教えられた、自然を大切にする生き方。
もちろん私のメモは増えたが、なるほどなぁと感じ、
今日から実践してみようと思った考え方がある。
彼らは言い切る。
「われわれにとって祝いとは特別なことに対してするもの。
歳をとることは特別なことではない。
なにも努力しなくても自然に歳をとっていくではないか」と。
「では、何を祝うの?」と尋ねると「よくなることに」と返事。
「去年より今年の方がさらに賢くていい人間になったら、
それを祝うんだ。それは自分だけしか知らないことだから、
自分でパーティの時期がきたとみんなに告げるんだ」。
この文節は、たぶん忘れられないものとなるだろう。
「誕生日おめでとう」・・が使えなくなってしまうのだから。
1995年初版だけれど、是非、読んで欲しい1冊である。



2006年09月30日(土)
親が「元気」なうちにするのが孝行

たしか、以前紹介した「本気で言いたいてことがある」
(さだまさし著・新潮新書・222頁)に書かれていたはず。
親が他界すると「もっと親孝行しておけばよかった」と嘆く。
「あの時、もっと優しくしてあげればよかった・・」などと
後悔するのが、子どもというものである。
「孝行は、生きてるうちにしなければ意味がない」
そんな言葉は、よく耳にする。
しかし、さだまさしさんは、こう言い切っていた。
「孝行は親が生きてるうちにしたんじゃ遅い」と。
それに続くフレーズが、私にとってなるほどなぁ、
だったから、気になる一言。
「親が『元気』なうちにするのが孝行」って、
簡単そうで実は大変難しい。
親が元気でなくなれば、こちらも優しくできるものも、
親が元気なうちは、いつまでたっても、子ども扱い。
だから、時々頭にきて衝突してしまう。
だけど、せっかくこの台詞に出逢ったのだから、
元気な今のうちに「孝行の真似」でもしようかなとも思う。
う〜ん、上手くできるかな?、やっぱり自信がない(笑)
妹が、実践してくれているから、良しとするか。(汗)



2006年09月29日(金)
忘れたものは取り戻せる

あれ?誰の台詞だったろう、メモは残っているのに
情報源不明、すみません。
正確には「失ったものは取り戻せないけれど、
忘れたものは取り戻せる」だったと思う。
小さい頃、描いた夢は、時の流れによって忘れただけ。
決して、失ったわけじゃない。
だから本人がその気なら、いつでも取り戻せる。
そう解釈して、私はメモをしたんだと思う。
ついつい、もう歳だから、を理由に諦めていたこと。
もう一度、思い出してみよう。
ワクワクする気持ちが残っていたら、それは忘れていただけ。
「忘れたものは取り戻せる」
そうだよなぁ、あんなこと考えていたっけ。
無くしたんじゃない、忘れただけなんだ、と気付いたら、
なんだか毎日が楽しくなってきた。



2006年09月28日(木)
ティッシュは、2枚重ね

「えっ〜、知らなかったの?」と店内に響く声で驚かれた。
ティッシュペーパーって、どうして1枚引っ張ると、
次の分まで続いてくるのか、を話していたときである。
「現在を引っ張ると、未来もついてくるんだよ」と
訳のわからない定義で、誤魔化そうとしていたのだが・・。
隣りにいた女性が、突然
「そういえば先日、ティッシュ1枚頂戴」と言われ、
わざわざ剥がしてあげたわよ」というフレーズで
同席した人を笑わせていた。
実は、私にはその意味と、面白さがわからず困惑状態。
「ねぇ、今の話、何が面白いの?」と尋ねると、
ポケットティッシュを出して説明してくれた。
「あ〜、ホントだ。みんなに教えてあげよう」とおどけると、
「みんな知っているわよ」と呆れられた。
そのあと話は「なぜ、2枚なんだろう・・」という話題へ。
私って、やっぱり常識、なさ過ぎ?(笑)
どうせ「とろ」という魚がいると思っていたし、
甘柿と渋柿は、一年交代で実がなると思っていましたよ(汗)。



2006年09月27日(水)
お先に・・から4パット(涙)

ある団体の方々にお誘いを受けて、近場のゴルフ場へ。
午前中は雨だったからか、ボールは止まるし、
グリーンも重くて、濡れながらも雨は気にならず、
初めてのゴルフ場にしては、そこそこのスコアが私を喜ばせた。
これも練習の成果だな、と午後のハーフへ期待を寄せた。
ところが、昼食をとっている間に、天気は一転して快晴。
グリーンは、あっという間に乾き、高速グリーンへと変貌。
もちろん、スコアは紹介できる数字には程遠くなった。
「昨日まで大会を開催していたから、今日は一段と早いんです」
そんなキャディーさんの慰めも、もう耳に入らない。
「さわるだけ・・」のアドバイスを守ったにもかかわらず、
ボールは、私の気持ちに反して、転がり続ける。(汗)
でも、とてもいい勉強になった、と感謝したい。
まったく面識のない3人とラウンドするのも初めてだったが、
19番ホールと呼ばれる懇親会では、1日のプレイを振り返り、
大笑いするほど仲良くさせていただいた。
プロゴルファーのパットの凄さを実感できた記念に、選んだ一言。
このフレーズで、何年経っても今日のプレイは忘れないだろう。
ゴルファーなら、この意味をわかってくれるはずである。(笑)



2006年09月26日(火)
安倍内閣の人事で「論功行賞」を教えてはいかが?

政治評論家たちは、今回の安倍総理の組閣人事に対して
「論功行賞人事」と大きな声で呟いているが、
それって、当然のことじゃないの?と私は、思う。
「温故知新」の言葉どおり、天下分け目の「関ヶ原の合戦」は
その「論功行賞」を明確に実践している。
敗者の西側・石田三成についた武将は、ほとんど領地没収。
西から東側・徳川家康に寝返った武将たちも同じ。
その中で増えたのは、寝返ったにも関わらず
勝利の最大の立役者となった、小早川秀秋氏15万石のみ。
今回の総裁選も、選挙といえども「戦い」に違いない。
だから、安倍総理誕生に向けて、東奔西走した人たちが評価され、
重要なポストに就くのは、至極当然・・と思っている。
論功行賞狙いの「安倍応援団」は、土壇場では当てにならないし、
いつまた違う大将に寝返るとも限らないから、要注意人物となる。
私が社会の先生なら、こんな機会をとらえて、
関ヶ原の合戦に触れながら、もっともっと「論功行賞」について
ゆっくり説明することができるのになぁ。

PS.
話はずれるが、戦場で東軍に寝返ったとされる脇坂安治(豊臣系大名)の
石高(淡路3万石)が減らなかったことは御存じだろうか。
戦前に通款を明らかにしていたため、
裏切り者ではなく当初からの味方と見なされ、所領を安堵された。
本当に?といつも思う。歴史に詳しい読者、是非教えて。



2006年09月25日(月)
意中の球団はどこだったんですか?

高校生を対象としたプロ野球の新人選手選択(ドラフト)会議、
夏の甲子園準優勝の田中将大投手(駒大苫小牧)の交渉権は
「楽天」が獲得したことを、ニュースで何度も流していた。
本人も「指名してくれるならば、どこでもいきます」と
明言していたし、東北楽天イーグルスの野村監督も大歓迎。
久しぶりに、すっきりしたインタビューだったと思っていたら、
どこかのインタビュアーが、彼に聞き返した。
その質問に私は怒りながら、メモをして、その台詞を選んでしまった。
彼が答えにくい質問を、やじ馬根性で訊ねるのはどうも好かない。
当の田中君も楽天球団も、これからの夢を語っているというのに、
本当の気持ちを聞かせて・・という類いの質問は愚問であると感じる。
そんなことを聞いてどうするの?と、逆に質問者に訊ねたくなった。
結婚披露宴で「本当は、誰が好きだったんですか?」と聴くに等しい。
私の「気になる一言」に何度も登場する、訊ねる側のモラル。
「何か波乱を巻き起こすようなネタ探し」からはじまり、
「ハッピーエンドではいけないような風潮」、私はどうも嫌いだ。
「質問者よ、空気を読め!」とは、言い過ぎだろうか。



2006年09月24日(日)
少しでも成長した自分をお見せできれば

ゴルフを楽しむ機会が増えてきた。
今までは「スコアより楽しければいいや」と
練習もそこそこ、コースへ足を運んだが
最近は、ちょっと違う。
ナイスショットに快感を覚え、もっと上手くなりたい、
もっとスコアを縮めたい、そう思うようになった。
(今頃かい?というツッコミにも負けないくらいに)
今まで数人で行っていた打ちっぱなし(練習場)も、
ひとりで、自分のペースで行けるようになった。(笑)
おかげで、今まで以上に多くの方に誘っていただき、
迷惑がかからない程度には、回ることが出来そうだ。
今の気分は?と尋ねられれば、アメリカからの帰国後、
初戦で優勝した女子プロゴルファー・宮里藍さんの台詞を
引用したい。
(彼女は、今週も優勝してしまった、当然のように・・)
技術的にも、精神的にも、ちょっぴり成長したプレイを、
お世話になった人たちに見て欲しいとコメントした。
「少しでも成長した自分をお見せできれば・・」
私も、謙虚にそして丁寧に、秋のゴルフを楽しみたい。



2006年09月23日(土)
いつからでも、どこからでも

桑田投手が、ジャイアンツの退団をHPで語った。
(読売巨人軍公式サイト「桑田真澄 LIFE IS ART 18」 )
他の球団は知らないけれど、私の好きなジャイアンツは
有力選手の呟きにも似た日記が掲載されていて、
時々、覗いては「へぇ〜」とか「ほぉ〜」とか言いながら、
選手ウォッチングをしていた。
選手自身の心境がわかり、彼らの歴史がそこには詰まっている。
今回はその中から、桑田選手、2000.6.15の日記。
自己中心型の元木選手が、突然変わったことに驚いている。
その日の日記のタイトルが「いつからでも、どこからでも」。
「彼に何があったのかわからないし、聞こうとも思わない」と
綴りながら、
「人は、いつからでも、どこからでも変われる」と纏めている。
「もう年だから、まだ若いからではなく、今からだ。
そして、どんなに辛い状況からでも変われるんだ。
彼の頑張っている姿を見て、僕はそう思った。
元木君の頑張りに負けないように僕も頑張りたい」と6年前に。
私は今、この日記に今回の退団の意味を見つけたような気がする。
野球を辞める、野球界を引退する、とは書いていない。
本人さえその気なら「いつからでも、どこからでも」変われることを
私たちに実践して教えくれるはずだ。
きっと、違った形で、私たちの前に現れてくれるに違いない。
楽しみに待っていたいと思う。



2006年09月22日(金)
仕事の後のお酒が一番、うまい

ネットで知り合った、ある女性の呟き。
「仕事を辞めてから一番悲しかったのは
『お酒』の味が変わったこと。
主婦をしながら一日の最後にビールを飲んで
『ウマイ!!』とはなかなか唸れないもん。
仕事の後のウマイお酒の味を知ってしまうと、
良い主婦にはなかなかなれないものですな・・・」と続く。
主婦が仕事をしていない、というわけではないので、
専業主婦の方、ご理解のほどを。(汗)
でも、確かに味が違う気がする。
仕事の後、スポーツの後、休日の夜・・(昼間からの時も)
結局、毎日飲んでいるわけだけど・・
やはり仕事の後が一番美味しい気がする。
喉が渇いただけじゃ、駄目なんだよなぁ、これが。
仕事という緊張感から解き放たれるからだろうか(一応)。
そういえば、また働き出した妻も、アルコール弱いくせに
毎晩、真っ赤な顔して飲んでいる。(笑)
「ふぅ〜、おいし〜い」と、独り言のように呟きながら。
(「仕事して、家事した後の方がうまい、やってみる?」
と言いかねないので、尋ねられないけれど・・)
大学生やニートの諸君、緊張した仕事しなけりゃ、
本当の意味で「美味しいお酒」は味わえないんだよ。
どうだ、働く気になったか・・。