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しもさんの「気になる一言」
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2006年09月11日(月)
あの時、何をしていたのか、覚えている日・9.11

テレビの特集番組「NYテロ5年目の真実」で、
キャスターの筑紫哲也さんが、何度となく繰り返した台詞。
「世界中の人々が・・」を付けたり付けなかったり。
正直なところ、この事件をどこで誰と一緒に見たか、
この日、どんなことがあったか、なんて忘れていた。
しかし、長く続けているだけでも日記は便利である。
5年前の私が、文字としてそこに姿を現した。
「2001.9.11」
私は静岡県生涯学習推進会議にパネラーで招かれ、
県西部地域にある「生涯学習センター」で持論を述べていた。
翌日「2001.9.12」
NYのテロ事件をよそに、テレビで流れていた「ビューティ7」、
最終回の話題で盛り上がり、まったく他人事である。
その後も、それほど日記に登場することもなく、過ぎている。
そして12月に入ると、その年最後のG1レース「有馬記念」、
「2001.12.25」「マンハッタンカフェ」と「アメリカンボス」が
1着・2着となって「アメリカ同時多発テロ」を思い出させた。
馬連1-4・48,650円の最高配当を記録したことも読み取れる。
こんな日、こんな1年だった、とメモのお陰で、思い出せた。
さて、あなたはどんな一日だったか、思い出せますか?
番組途中で流れた「それぞれの判断が運命を決めていく」
このフレーズも、心に残った一言であるのだが・・また今度。(笑)



2006年09月10日(日)
私にとって、痛みはとても大切なものです

(両足)義足のランナー島袋勉さんの講演を聴いた。
演題は「夢をあきらめない」。
出来ないことを探すのではなく、出来る方法を考えよう。
言い換えれば、不便なことはあるけれど、出来ないことはない。
これが、彼の根底に流れているプラス思考であった。
両足義足でホノルルマラソンを完走したのは、彼しかいない。
そんなメモだらけの手帳から、気になる一言に選んだのは、
「血が流れていても、痛みがないから気付かないんだ、
足の指がなくなっても気付かないんです」と話した後に、
サラッと呟いたけれど、私の心のアンテナには響いた台詞。
さらに「だから、痛みには感謝するんです」と付け加えて・・。
健常者は「出来ることなら痛くない方がいい」と思う。
身体的な痛みだけでなく、心の痛みだってそうだ。
しかし、神経が麻痺している障害者にとって
痛いという感覚は、他人に指摘されなければ、
血が流れているのさえわからず、生命の危機にもなる。
それほど、痛いという感覚は、大切なもののようだ。
「体も心も、痛いということは、生きているって証拠」
そんなフレーズが頭に浮かんできた講演会であった。



2006年09月09日(土)
何もしないほうがいい、という日本人の考え方

映画「日本沈没」のメモが、鞄の中からひょっこり出てきた。
今、韓国では、週末興行で大人気だったとか。
酷評すれば、安っぽい「アルマゲドンの日本版」、
これが私の感想だった。
空か海かの違いはあるけれど、ストーリーも似ている。
さらに、手に汗を握るはずのラストシーン、
一回しかないチャンスを奇跡的にものにしてしまう。
おいおい、ウルトラマンじゃないんだから、呟きたくなる。
しかし要所要所の台詞は、私のアンテナに引っかかった。
総理大臣が、このままでは日本がなくなってしまう、と
いろいろな分野の有識者(ブレーン)に解決策を求めたが、
分野の違う何人かの人が共通の考えを示し、驚いた。
それが「何もしないほうがいい」だったというシーン。
本当に「日本人らしい」考え方だと思う。
欧米では、なんとしても生き延びようとするはずなのに、
日本人は「何もしない」という選択肢を見つける。
あと1日で死ぬ、と宣告されても「何も残したくない」
という人が多いんだろうな、日本人って。
何もしないという行動は、決して消極的ではないことを
私に気付かせてくれた台詞であった。



2006年09月08日(金)
ここにいてください、逃げないでね

「心に残る一言」をテーマに、
講演の機会を与えていただいた。
場所は、冨士市文化会館(富士ロゼシアター)中ホール。
「愛鷹こうねん大学」という厚生年金受給者の団体である。
定員700人がほぼ埋まっていたので(2階は除いても)
聴衆は500人を超えていたかもしれない。
今までにも、何度か講演はさせていただいているが、
さすがに、この人数には驚き、控え室で緊張していた。
そんな私の様子が伝わってしまったのか、
スタッフのひとりが、「あとで呼びに参ります」に続けて
この一言を付け加えた。(笑)
迎えにきたら、講師がいなかった・・なんてならないように、
お願いしますね、の意味が込められていたようだ。
結果的には、話し始めると聴衆が多すぎたからか、
緊張もせず、1時間10分の時間がとても短く感じられた。
この日を思い出すには、相応しい言葉かもしれない。
多くの方に迷惑を掛けながらの講演であったが、
貴重な体験をさせていただいたことに感謝したい。



2006年09月07日(木)
まずは「しもさん」を抜くことだな

職場の後輩が、ゴルフを始めたというので、
面白がって「とりあえず目標は?」と尋ねてみた。
私は、本コースへ出た時のスコアを期待していたら、
この台詞が返ってきた。(笑)
やや拍子抜けの回答であったが、
「目標にされて光栄です」と返事をしてみた。
その話を面白おかしく「目標にされちゃったよ」と
笑いながら他の後輩に自慢して話したら
「それって、目標じゃないでしょ、単なる通過点」と
またまた鋭い後輩の指摘に、大笑いしてしまった。
「まぁ、出来ることなら頑張ってくれたまえ、
しかし、私も抜かれないように努力するからね」と呟き、
切磋琢磨しようと誓った。
私も、抜く人を見つけようっと。
目標ではなく、通過点となる人を、それも身近に。



2006年09月06日(水)
皇位継承は、血のリレーである

評論家・大宅壮一さんの言葉であると、ある本に紹介されていた。
「皇室典範」改正問題について、
説明する時に利用したいと、とっておいたフレーズである。
わかりやすく言えば「天皇という血」を襷(タスキ)に見立てて
繋いでいく駅伝みたいなもの・・とでも表現すればいいのだろうか。
先祖から受け継いできた「血」を、私たち世代の判断で
簡単に「棄権」してしまっていいものだろうか?と考えていた。
毎年正月になると、箱根駅伝で必死に襷を繋ごうとする選手に、
私たちは声援を送り、それに応えて頑張る選手に感動するけれど、
皇室も「天皇という血」を、必死に繋いできたとは言えないだろうか。
そんなことを考えたら、今の私たちに出来ることは、
皇室のじゃまをしないこと、それに尽きると思うのだが・・。
今日、紀子さまのお子さまに「男子」が誕生したけれど、
しっかりと血のリレーを繋げてもらいたいと思う日本人の一人である。
生まれたばかりで、プレッシャーも何も感じないと思うけれど、
日本をよろしく・・と呟いてしまった私がいる。(汗)



2006年09月05日(火)
人の幸せを願うのが「愛」、自分の幸せを願うのが「恋」

情報源は、テレビ番組「男と女のバトル・恋する特別企画」。
月末恒例のメモ整理をしていたら、見つけてしまった台詞。
たぶん、その日に他の面白いフレーズがあって落選した
「気になる一言」候補のひとつだったに違いない。
でも「愛」と「恋」の違いは?と尋ねられた時、
意外と判りやすい定義だなぁ、と思って復活させてみた。
「夫婦愛」「親子愛」「兄弟愛」「祖国愛」「人類愛」・・
そう考えてみると、自分の幸せよりも、もっと大きな視点で
「幸せ」を願っているのが「愛」だと言える。
逆に「恋」の場合は、匹敵する「〇〇恋」は見つからない。
「恋愛」って、自分と相手の幸せしか考えてないからなぁ。
う〜ん、では「愛に恋してる」って表現、
人の幸せを願っている自分に酔っているのかな(笑)



2006年09月04日(月)
裸のお付き合いから始めましょう!

久しぶりにはまった、いたずら・迷惑メールのタイトル。
いゃ〜、恥ずかしながら、中を覗いてしまった。
もちろん、本文だけですが・・ (汗)
こんなこともメモするのですか?と言われようが、
私のアンテナに引っかかってしまったのだから仕方ない。
以前にも書いたけれど、読んでもらわなければ
目的が達成できない、いたずら・迷惑メールだから、
メールの題名は、とても大切な要素である。
だから「言葉の力」を勉強している私には、
こんなメールも「教科書」になる。
「裸のお付き合いから始めましょう! 」
なんだか「メル友から始めてくれませんか?」と
お願いされている、そんな気になってしまった。
言葉って、本当におもしろいなぁ〜。
クチビルコミュニティ「クチコミ」は次点かな。(笑)



2006年09月03日(日)
手を振り合うのは女性だけなんだってよ

午後、沼津駅北口で、ある女性と待ち合わせをした。
(私の尊敬する年上の女性の1人であるのだが・・)
沼津駅へ降りるのは初めて・・とばかり、
さっそく、南口と北口を間違えてしまったようだ。
私は、約束の時間に姿が見当たらないので、
不安いっぱいで探したら、遠くに彼女の姿を見つけた。
近寄って「久しぶり、ここだよ」と手を振って合図したら、
相手も、手を振って返してくれた。
ただ、それだけのことなのだが、あとで聞いたら、
近くにいた高齢者の女性たちが変な顔して見ていたらしい。
私と彼女との不釣り合いな年齢差が気になったのか、
それとも、手を振りあって近寄った仕草が気になったのか、
定かでないが、不自然だったようだ。
私には誰でも知っている人を見つけると、手を振る癖があり、
振られた方は、ちょっぴり照れるらしい。(笑)
「見つけると嬉しくなって、つい・・」と言い訳したら、
「手を振り合うのは女性だけなんだってよ」と返された。
いいじゃん、どうせ、おばさんなんだから・・と笑いながらも、
明日から、ちょっと気をつけよう・・と思ってみたりしている。



2006年09月02日(土)
占い師は、物を売らない

占い師と詐欺師の違い・・と尋ねられたら、
こう答えるのが正しいようだ。(笑)
確か、占いで有名な新宿の母が出演していた番組。
説明の仕方も面白いし、リズム的にも良い。
「うらないしは、ものをうらない」
逆に解釈すれば、占い結果をネタにして物を売るのは
「詐欺師」となる。
とても判りやすい気がしたのでメモをした。
姓名判断とか、運勢占い・・などきっかけに、
運を良くするためには、あれを買いなさい、
これを持っているといいです・・と言われ、
藁をもすがる思いで、購入しました・・・。
これが、詐欺に引っかかるパターンのようだが、
今回のワンフレーズを覚えておくだけで、
占い・運勢を理由に詐欺に引っかからなくなる。
簡単で覚えやすい「占い師は、物を売らない」、
詐欺予防のポスター、キャッチコピーで使おうっと。