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しもさんの「気になる一言」
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2006年07月23日(日)
なんのこれしき!

大相撲・7月場所(名古屋場所)、千秋楽、結びの一番。
モンゴル出身の横綱・朝青龍関と大関・白鵬関に、
力の入った、相撲らしい取り組みをみせていただいた。
大関が横綱を寄り倒した瞬間、誰もが白鵬の横綱昇進を確信し、
場内は、おめでとう・・のメッセージともとれる座布団の嵐。
しかし、結果は「来場所まで見送り」となったようだ。
この判断は、また明日以降、新聞を賑わせる予感がするが、
私のメモは、なぜかNHKアナウンサーの呟きだった。
「この結果を、なんのこれしき、で乗り切って欲しい」、
そんな使い方だったと思う。
「諦めず立ち向かっていく決意の言葉」である「なんのこれしき」。
もちろん辞書には掲載されていないし、
インターネットのあるサイトでは「死語」扱いにされていた。
しかし別のサイトでは、こんな英訳があったので紹介したい。
「なんのこれしき これごときで」
This is nothing! I’m not going to lose to something
As insignificant as this.
この言葉は短くシンプルだけれど、私は好きだ。
第51代横綱・玉の海関も日々の稽古の中で
口癖のように呟いていたという「なんのこれしき!」。
けっして「死語」なんかにしてはいけない言葉である。
私も、弱音を吐きそうになったら、思い出そうっと。



2006年07月22日(土)
ほっとけオレの人生だ。ファンはオレの宝物

2006年、プロ野球のオールスター第1戦。
日本ハム新庄選手が魅せた「光ベルト」のパフォーマンス。
バックル部分には電飾の文字が流れた。
「NEVER MIND WHATEVER I DO 
FAN IS MY TREASURE」
その意味が「気になる一言」。
昨日、試合を見ながらメモして、取り上げようか迷ったが、
英語が書き留められず、情報不足で断念した。
しかし、新聞やインターネットでそのフレーズがわかったから
再度「気になる一言候補」としてメモをした。
(第2戦は、雨で中止、18年ぶりの順延だし・・)
虹色にペイントされた「レインボーバット」も、
一色に染まりたくない、いろいろな色を持つ男になりたい、
そんな意味が込められていたらしい。
彼は、単なるお調子者ではない。
「誰よりも、自分の人生を真剣に見つめている日本人」
そんなことを思いながら、羨ましく思った。
「ほっとけオレの人生だ。ファンはオレの宝物」
う〜ん、奥が深い。(笑)



2006年07月21日(金)
ニワトリが先か、卵が先か…結論は「卵」でした

いつだったか、卵が先か、ニワトリが先か、で真剣に討論していた。
学者から酒場の酔客まで悩ませ続けてきたこの“命題”に、
英国の遺伝子専門家と哲学者、養鶏家の3人が結論を下したようだ。
その答えは「卵が先」。
生物が生きている間に遺伝物質が変化することはなく、
ニワトリ以外の鳥が途中でニワトリになることはあり得ない。
このためニワトリ以外の鳥が産んだ卵が、
突然変異でニワトリの特性を備えた卵になった、と結論づけたという。
私には、さっぱり判らない説明だけれど、
酒場で話すネタとしては、結論など必要ない気もする。(笑)
ところが私は、この問題に関しては、持論であるが結論を持っている。
誰でも「なるほど・・」と唸るか、「ふざけるなよ」と笑われる。
どちらが先か後か、と考えるとややこしくなるから、
どちらが1番で、どちらが2番か、と考えてみればいい。
「1は卵、2はトリ」(イチはタマゴ、ニワトリ)
おあとがよろしいようで・・(笑)



2006年07月20日(木)
ラジオから、しもさんの声が流れてきましたよ

第5巻の「気になる一言」を自費出版した話題が
地元新聞に掲載されてから、いくつかの依頼があった。
「心に残る一言」をテーマに講演を頼まれたり、
県内図書館から「寄贈してくれませんか?」だったり、
コミュニティFMへの出演などなど。
(2年前は、テレビ出演まで果たしてしまった・・)
話すのが苦手だから書いているんです、とは言うもの、
最近、多くの人たちの前で話すことが増えた気がする。
一番困る質問は「どの一言が好きですか?」、
どれも思い入れがあって、決められないのが本音。
さて今回の一言は、昨日ラジオの生放送に出演した時、
放送が終ってすぐ、同じ内容のメールが携帯に届いた。
それも、違う人からほぼ同時に・・驚いたからメモ。
いつもは私が「ラジオから流れてきたフレーズ」を題材に
気になる一言を書くことが多いのに、今回は逆になって笑えた。
ラジオの力って、凄いなぁ・・って実感したのも事実。
私って、いろいろな媒体に支えられているなぁ。



2006年07月19日(水)
伊豆の温泉に定宿(常宿)あり、文豪の気分(笑)

いつかは・・と夢に描いていたことが、
またひとつ、ちょっぴり叶ったような気分である。
書くことが好きな人にとって、温泉場の定宿は憧れのはず。
(「じょうやど」・・う〜ん、響きがいい)
私の夢は、金曜日に仕事を終えて、伊豆の定宿に向かう。
完全に仕事とは切り離して、オフ状態のまま過ごす。
もちろん、活動の中心は執筆の予定だけれど、
時間を気にせず、ゆっくり温泉に入るも良し、
美味しい料理やお酒を楽しむのも良し。
月曜日の朝、温泉場から気持ちを切り替えて出勤することだ。
それがなんと、曜日や日数は違うけれど現実となった。
私の本を待ち合いロビーに置かれている本棚に・・と言われ、
それなら定期的にパソコンを持って泊まり、
この宿を舞台に小説でも書いちゃおうか・・みたいなノリで、
楽しんでみることに決めた。
いつものように、仕事が終わってから数人で飲みに行って、
二次会・タクシー(代行)代まで考えたら、宿泊の方が断然安い。
風呂から出たら、電動マッサージ機に体を委ねるのもいい。
1度くらい試してみる価値あり、と自己判断して
思いきって実行してみたら、居心地最高。
いつまで続くか判らないけれど、また新しい自分が生まれそう。
人生のテーマは「地球サイズの自己発見」だから。



2006年07月18日(火)
「健康」とは普通の中にある「奇跡」

「王監督の手術、成功」の吉報を聞いて、
ふっと思い出したフレーズがあるので、気になる一言。
人間の体の仕組みを知れば知るほど、
数え切れない細胞が、自分の役割を忠実に守り動く、
その神秘さを感じずにはいられない。
ただ、今までは「病気になって初めてわかった」という
「健康でいられることのありがたさ」を
1年で2回も手術したというのに、自分の言葉として、
うまく表現できなかった。
だから、このフレーズがラジオから流れてきた時、
思わず車を止めて、メモをしてした。
人間50年近くやってると、どこかの細胞が消耗して
具合が悪くなってくるものだから、気になったのかも。
「健康だけが取り柄なんです」と言う人たちに限って
「変わったことない?」「面白いことない?」と言うけれど、
「健康」でいられるということ自体「奇跡」なんだよ、と
教えてあげようっと。

PS.
ただ・・健康のためには「休臓日」が必要だと言いながら、
この蒸し暑さに、毎日冷えたビールを流し込む私。
言葉と行動が一致しない・・ごめんなさい、反省してます。
( ^_^)/q□☆□p\(^_^ ) カンパァーイ!



2006年07月17日(月)
「今日だけの優しさ」と「角隠し」をいつまでも。

昨日の結婚式は、三島大社の神前だった。
(披露宴は、もちろんホテルだけれど・・・)
新郎新婦が、それはそれは幸せそうに、神殿まで歩く姿を観て、
ちょうど、参拝に来た人たちが、いろいろと呟いている。
新婦が、暑いだろう・・と新婦に扇子で風を送ってあげている。
その光景が目に止まったのだろう。
「まぁ、やさしい。今日だけだろうけれど・・(笑)」
「その『今日だけ』を、いつまでも続けて欲しいよねぇ」と
ニコニコしながら、おばさま方。
しばらく歩くと、観光客だろうか、今度はおじさま方。
新婦の後ろ姿、特に「角隠し」を眺めて、ほろ酔い気分で一言。
「日本髪はいいねぇ、あの角隠しも最高!!」と叫べば、
「あの角隠し、ずっとかぶっていてくれればいいのに」と
相方が鋭く返す。
そしてふたりで「角隠しをいつまでも」と手を合わせた。
そのタイミングが可笑しくて可笑しくて、
あわててメモしたのは言うまでもない。
ストレートに「やさしさ」をいつまでも・・と願った女性。
変化球で「怒らないで」をいつまでも・・と願った男性。
どちらも、優しくして欲しいのだろうけれど、言い換えれば
今は違うってことですな、耳が痛い。とほほ。



2006年07月16日(日)
役に立った「気になる一言(検索用)」「とは?である辞典」

知人の結婚式で、主賓の挨拶を頼まれ、今日無事?終えた。
「夫婦」や「結婚」に関することを盛り込みたかった私が、
一番最初に検索したのが、自分のホームページ。
何のことかわからない人も多いと思うが、
私のホームページには、言葉に関するコーナーが多い。
http://shimosan.fc2web.com/
この「気になる一言」も、言葉が3000以上集まっているので、
ひとつの言葉辞典となり、キーワードで検索できる。
今回も「夫婦」で検索するだけでも、10以上は検索された。
「気になる一言・検索」は、たぶん私が一番利用している。(笑)
また「○○とは○○である」というコーナーは、
言葉の「ミニ定義」をし、生活の中で感じた新たな定義をするだけ。
しかしこれまた、ちょっとした挨拶には、使える素材が溢れている。
一字一句、挨拶文を全て書いてしまうと、それを読んでしまい、
温かみが感じられないスピーチとなってしまうから、
私は「夫婦とは、糸電話である」のようなキーワードだけを覚える。
あとは、それに肉付けするだけ。
今回使ったフレーズは「夫婦は、親しむべし、馴れるべからず」
検索してみてください。



2006年07月15日(土)
プロは、パットに費やす時間が長い

静岡県裾野市の東名カントリークラブで
「スタンレーレディスゴルフトーナメント」が開催されている。
熱中症と日焼けには、念入りに注意をして、現地で観戦した。
やはり目の前で見るゴルフ選手は、女性とはいえ日焼けしていた。
横峯さくら選手は欠場だったけれど、
私のお気に入りの「福嶋晃子」さんや、
いつもテレビでお馴染みの女子プロゴルファーが目白押し。
いろいろな意味で、参考になることが多かった気がする。
私より、断然ドライバーの飛距離が短い選手が、
難しいコースで簡単に、パーをゲットしていく。(笑)
これには、考えさせられた。
そこで分析してみたら、一つひとつの動作は短いが、
打つまでのコース戦略がしっかりしているようだ。
特に、グリーン上のパット。
打つまでに、あらゆる角度から芝や傾斜を読んでいる。
これが私たちアマチュアゴルファーとの違いかな。
今さらながらに感じること。
「ドライバーも一打、パットも一打」。
わかっているつもりなんだがなぁ・・しゅん。



2006年07月14日(金)
山本五十六は、父が五十六歳の時に生まれたから

つまらない雑学だけれど、私にとってはとても新鮮だった。
「人を動かす」という話になると、
「してみせて、言って聞かせて、させてみて、
誉めてやらねば、人は動かじ」というフレーズで有名な人。
もちろん、第2次世界大戦の時の連合軍総指揮官であるが、
昔から「五十六」って変な名前だなぁ、と思っていた。
それが突然のように「謎」が解けたから、気になる一言。
そんな意味があったのかぁ、が本音である。
話題変わって先日発表されたばかりの
「芥川賞」は「芥川龍之介」にちなんで作られた。
では「直木賞」はご存知だろうか?作家の名前は「直木三十五」。
私は「山本五十六」同様、数字の名前だから覚えていたが、
これって、意外と知らない人、多いんじゃないかな?
調べてみたら、本名は植村宗一という。
「直木」は「植」の字を分解したもので、
31歳のときに「直木三十一」の筆名で書いた。
以降誕生日を迎えるごとに「三十二」、「三十三」と変えていたが、
34歳の誕生日を迎えた時、本人は「直木三十四」と書いたのに、
編集者が勘違いから「直木三十五」と書き直してしまった。
しかし、当の「直木三十四」氏はそれを訂正することはせず、
それ以降、直木三十五から名を改めることはなかったらしい。
やっぱりなぁ、そんな意味があったのかぁ。(2回目(笑))
名前って、本当に面白いなぁ。