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しもさんの「気になる一言」
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2006年06月03日(土)
熱烈歓迎・熱烈歓送

友好都市の台湾・苗栗市から、多くの高齢者がわが町を訪れた。
楽譜も読めず、音符のかわりに番号だけが書かれた譜面を見て、
一所懸命、メロディオンを演奏する彼女たちの姿に胸が熱くなった。
日本語も流暢に話すし、とても人なつっこい笑顔は、
白人、黒人とは違う親近感を感じたのは私だけではないはずである。
私たちの準備した「熱烈歓迎」の看板の前で、
嬉しそうに写真を撮っている姿は、
心ばかりの手作りの歓迎会を、心から喜んでくれていたようだ。
最高潮は、その後、彼等が移動するためのバスを見送った時である。
バスの窓を大きく開けて、先ほど一緒に歌った歌の大合唱が始まった。
出発する人を励まし、温かく見送ることを意味する「歓送」。
本来なら、こちらがしなければいけなかった「歓送」の行為を、
彼等が、バスの中から大きく手を振りながらしてくれた。
出発していった彼等の「逆・熱烈歓送」を受け、なぜか励まされた。
私は何度も台湾へ電話やFAXして連絡調整した苦労を思い出しながら、
彼等の旅の安全と健康を祈って、大きく手を振ることができた。
よし、近いうちに「台湾」へ遊びに行こう・・と思いながら。



2006年06月02日(金)
「ムカツク」「だったら胃薬を飲め、早く飲め」

「本気で言いたいことがある」(さだまさし著・新潮新書・222頁)
から、さだ親子の会話をご紹介。
息子が「ムカツク」と口にしたら、
父親のさだまさしさんが「だったら胃薬を飲め、早く飲め」と
無理矢理、胃薬を飲まそうと迫ったシーン。
息子は「違うよ、頭にくるという意味だよ」と言い返す。
それに対し「それは、無性に腹が立つというんだ」と教えるのだが。
日本語の乱れを、こんな例えで表現してくれている。
いつだったか「ママ、水!」と叫ぶ子供に、
「飲むの?かぶるの?」と言い返した母親を紹介したが、
この時も「相手に何かを伝えるためには、言葉を省略してはいけない」、
そんなことを学ばせていただいた。
私も「言葉の持つ力」を、多くの方に伝えたいと思っているから、
こんな例えなどで、日本語の乱れを取り上げていきたいと考えている。



2006年06月01日(木)
喜ばれて嬉しいのは、人間だけの本能

本当に「人間だけなのか」、
ハッキリ言って調べたわけじゃないけれど、
素敵な言葉ではないだろうか、とメモをした。
私の怠慢で、またまた「情報源不明」だけれど、
「相手が喜ぶ姿(顔)を見ていると、こちらも嬉しくなる」
なんて、なんだかホンワカした幸せを感じる。
相手に喜んでもらいたくて、一所懸命になる、
やはり人間だけの本能に違いない、と信じたくなる言葉。
もし本当だとしたら、
人間だけにしかない本能を使わないなんてもったいない。
「反省だけなら、サルでもできる」とは逆に、
「喜ばれて嬉しいのは、サルではできない」のだから、
人間に生まれてきた幸せを噛み締めながら、
「喜ばれて嬉しくなる人間」になりたい、と思う。



2006年05月31日(水)
「ようじある?」「えっ、今夜ですか?」

友達から聞いた話だけれど、面白かったのでご紹介。
キャバクラ、スナック、それとも高級クラブか、場所は不明。
女の子を口説こうとしていたわけじゃないけれど、
この会話で、この子、自分に気があるな、と判断したという。
普通そういうお店では、アルコールを飲みながら、
彼女たちとの会話を楽しむところ、と私は理解している。(汗)
だから、楊枝を使うほどのボリュームたっぷりの食べ物は
注文したことがない。
けれど友人は、アルコールが駄目だから、食べたのだろう。
食べ終わった後、暫くして、お気に入りの子に尋ねた。
「ねぇ、ようじある?」
その場にいたわけじゃないので判断つきにくいけれど、
まぁ、そんなに不思議な台詞ではないと思う。
それに対し「えっ、今夜ですか?」と答えた彼女は・・。
やっぱり男と女の会話は「にやっ」とするような、
楽しい勘違いフレーズが溢れているな・・とメモをした。



2006年05月30日(火)
男2人で焼き肉は、どう見ても変でしょ

今日は、久しぶりに読者に意見を伺いたい。
夜の会議が終わって、お腹が減ったから、
ビールを軽く飲んで、ラーメンでも食って帰ろうか、となった。
これは別段、おかしい訳でもないいつものパターン。
しかしあいにく定休日とあって、行き場所に困ったので
「じゃあ、焼き肉でも行くか?」と誘ったところ、
「えっ?・・」と言葉少なめに返事があったが、
結局、焼き肉屋へ向かう途中の「居酒屋」に落ち着いた。
話しているうちに「やっぱり、男2人で、焼き肉は変でしょ」と
いう話題になり「別に変じゃないよ」と答えると、
ますます話はエスカレートしてしまった。
男女2人だけの焼き肉屋は「出来てる(Hしてる)関係、
これはお互い疑問を挟まない結論であったが、
男2人の行動に、大きなズレが生じているようだった。
男2人で映画、男2人でのドライブ・・
私は別に変だと感じなかったが
「えっ〜、どう見てもおかしいよ」というのが、彼の意見。
そこであえて聞きたい。「男2人で、焼き肉は変ですか?」
(2次会、3次会の酔った勢いで、ではなくお腹が減ったので焼き肉)
ビールの「生中」「中生」以来の激論をお待ちしています。



2006年05月29日(月)
笑便

久しぶりに逢った広報担当時代の仲間たち。
市町村の枠を越えて、いや仕事の枠を超えて、
野球の話で盛り上がり続け、あっという間に4時間半。
マニアックな話になればなるほど、
この話ができる人と話したかったぁ、という気持ちになり、
笑顔が絶えない飲み会となった。
この楽しさをなんとか言葉にできないものかと考えていたら、
「ちょっと、おしっこ」と席を立ったトイレで見つけた単語。
小便器に近づき、溜まった尿を放出して上を向いた瞬間、
この「笑便」が目に付いた。
楽しいお酒であってほしい、嬉しいお酒であってほしい、
そんな店の気持ちが伝わってきた。
最近、長いフレーズが多かったので、
こういった短い当て字に出逢うと、ワクワクドキドキしてしまう。
笑いながら(ニヤニヤしながら)飲み、飲み過ぎたら「笑便」。
これって、理想な飲み方だよなぁ。(笑)



2006年05月28日(日)
週末は、ちょこっと「農林水産業」体験

地元、沼津市古宇(こう)の磯まつり、楽しかったぁ。
首都圏からも訪れるというお祭りは、
会費制だけど、それ以上の楽しみが味わえるお奨めのイベント。
その中でも、家族で楽しめる、岩場に撒かれたアサリ取り。
1トン以上のアサリがバラまかれたとあって、
みんな手には、網やパケツに入った形の良いアサリがどっさり。
でも、あまりに不自然な光景だったから、
浜名湖の潮干狩りじゃないんだから・・に続けた私の呟きは
アサリだけが貝じゃないのに・・だった。
磯遊びはそんなものじゃないでしょ、と海の近くで育った私は思う。
カニを捕まえたり、イソギンチャクやウニを見つけ喜んだり、
大きなシッタカやトコブシを取っては自慢したり(笑)。
せっかくの海のアウトドア・イベントなのだから、焼そばよりも
思いっきり潮の香りを満喫して過ごして欲しいな、
それも、浅瀬に入って、ずぶ濡れになるくらい元気良く。
でも、アサリしか探さない参加者のお陰で、私のちっちゃなバケツは、
他の貝でいっぱいになったのだから、とりあえず感謝しようっと。
さて昨日は畑で育った自家製キャベツ、今日は海から取った魚介類。
週末は、ちょこっと「農林水産業」体験、これに限るね。
やっぱり、夕食のビールが美味いわけだ。



2006年05月27日(土)
キャベツ食べたいから、ヒレカツ

「夕飯、なに食べたい?」とメールが届くと、
「あれ、食べたい。これ、食べたい」と返信していたが、
今日ばかりは「キャベツ」が主役なので、それにあった料理。
実は、私の家庭菜園の畑で育ったキャベツが、昨日2つ盗まれた。
とても悲しかったので、まだまだ小さいけれど盗まれる前に、
自分が食べてみよう、と思ったから・・がメールの本心である。
どうして他人が一所懸命育てている畑から、盗む人がいるのだろう。
雨続きで、野菜が高い・・と言っても、
形も大きさも不十分なキャベツを、わざわざ根こそぎ・・だから
腹が立ったのかもしれない。
やっと青虫がいなくなって、これから食べ頃・・と思っていた矢先、
私にとっては、ショックな出来事だった。
本来は、肉厚の生キャベツを塩だけでつまみとし、ビールを飲む。
これが理想だったのだが、叶いそうもない。
それでもヒレカツなどの揚げ物の横に、
自分が育てた野菜が恥ずかしそうに顔を見せるなんて、気分がいい。
これで、ジャイアンツが勝てば文句なしだったんだけどなぁ。
「清原サヨナラ満塁本塁打」で我慢しようっと。



2006年05月26日(金)
どんな愛の告白より嬉しいね

「今日、空いてる?飲みにいこうよ」という台詞、
飲兵衛(のんべえ)にとっては、たまらない誘い。
「おぉ〜いいねぇ。今日は飲みたかったんだ」
「ちょうど、喉が渇いてたところ」
「うがいをしたいと思っていたところなんだよ」
表現は違うけれど、反応はみんなニコニコ顔。
誘った方も、なぜか嬉しくなる飲兵衛仲間だけれど、
最近、誘った女性の返事が一番受けてメモをした。
彼女も、お酒大好き人間だから、
この気持ちは、なんとなくわかる。(笑)
でも「愛」より「お酒」と比較するようじゃ、
結婚できるのだろうか?と心配になった。
美味しい味噌とキュウリ、そして茗荷だけでも飲める。
時には、割り箸1本で味噌を舐めたり、
指に塩をつけながら、杯を重ねる。
やばっ、また飲みたくなってきた。



2006年05月25日(木)
呪縛、解くのはしんどいなぁ

沼津市出身の『原田眞人監督』作品【金融列島呪縛】を、
オープンしたばかりの沼津のシネコンで観たのは先月。
メモを整理していたら、私の落書きが見つかった。
私の関心は、映画タイトルの『呪縛』であったようだ。
映画の中では、日本を代表する大銀行ACB(朝日中央銀行)が、
総会屋という裏社会と手を切れないでいる様々な事情を指しているが、
辞書で調べてみたら、
まじないをかけて動けないようにすること、
また、心理的に自由をうばうこと、
「呪縛を解く」「何物かに呪縛されたような束縛感」とあった。
また、インターネットで「呪縛」を検索をしたら、
約1,590,000件ヒットしたのには、驚かされた。
意外と、多くの人に使われているのだなぁ、と。
人生にはいろいろな「呪縛」があるから「ふぅ〜」と溜め息をついた。
今日の一言は、さきほど紹介したように、私の独り言。
では、この「呪縛」からどうしたら逃れられるか。
そのヒントは作品の中で使われていた
「逃げ道がなくなれば、進むしかない」かもしれない。