初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2006年05月24日(水)
「天晴れ」(あっぱれ)って「天皇晴れ」のこと?

2日前まで「残念ながら雨だよ」と予想された、ゴルフだった。
しかし今日は、空からポツリともこない「ゴルフ日和」。
時折涼しい風も吹いて、まさに「晴れ男、晴れ女」が集まったようだ。
天気で思い出したのは「語られなかった皇族たちの真実」
(竹田恒泰著・小学館刊・255頁)のワンフレーズだった。
本紙のタイトルとは、全然違うことだけれど、
「昭和39年10月10日の東京オリンピック開会式の朝、
前夜からの雨はすっかりやみ、
すがすがしい秋晴れに恵まれた。『天皇晴れ』である」
「昭和47年2月3日、札幌オリンピックの開会式も『天皇晴れ』
外国人の間でも『エンペラーズ・ウェザー』という言葉が
有名になった」・・と記されていたこと。
私の著書「公務員パパの生活コラム150」の帯に、
「活字中毒も、ここまでくれば天晴というしかない。」
と書かれていたから、覚えていたのだが・・。
もしかしたら「あっぱれ」は「天皇晴れ」から派生したのかも。
う〜ん、長年の疑問が解けたからか、楽しいゴルフだった。



2006年05月23日(火)
「内股」という文化は、日本独自のもの

ある本で見つけた「内股」は日本文化・・という定義をすると、
また、男女共同参画社会実現を目指している方からは
大目玉を食うことになるかもしれない。
しかし、長い歴史の中で培ってきた文化だとすると、
もっと大切にしなくてはいけないのでは?と考えてしまった。
けれど、その内股文化は、今、消滅としているようだ。
では、なぜ「内股」が減ってきたのか、を調べてみたら、
ある本には「女性が、自分を小さく見せる必要が減ってきたから」
という分析がされていた。
「内股」は世界のどこの国でも見ることがないようだ。
もう少し違う表現をすれば、
「『従順さ』で異性にアピールする必要性が減ってきた」となる。
この視点って「ジェンダー」(社会的性差)を語る意味で
大切なデータとなるような気がするが、いかがだろうか?



2006年05月22日(月)
映画は「カップルデー」に行くのが面白そう(笑)

昨日、映画「ダ・ヴィンチ・コード」に関する日記を書いた。
ところが不思議なことに、
メル友の何人かが視点は違うけれど、同じネタで書いていた。
思わず笑ってしまったが、最近、映画ネタで書く人が増えたと思う。
さて今回は、映画館の料金割引の話。
もちろん映画の日(毎月1日)は、ファン感謝デーということで、
全国どこでも1000円なのだろうけれど、その他は定かでない。
夫婦50割引(どちらかが50歳以上のご夫婦お2人)(免許証等年齢提示)
シニアデー、レディースデー、メンズデー、映画館独自のサービスデー、
障害者手帳をお持ちのお客様と付添いの方1〜2人までのサービス、
高校生友情プライス(高校生3人以上・期限付き)、カップルデー(男女2人)、
ドライバー割引(駐車券提示で2人まで)、高校生デー(学生証提示者)など。
大人・1800円で鑑賞するのが、バカらしくなるほどのサービスである。
へそ曲がりの私は、特に恋愛感情を持たない人でも、異性を誘って行く。
チケット売り場の人が、本当に「カップルなの?」と思うような組み合わせ、
年の差があればあるほど、その反応が面白そうだ。(笑)
本人たちが、カップルです・・と言ったら、確かめようがないからねぇ。
(「カップル」という言葉は、もう死語だと思っていたので驚いたけど)
毎回、連れていく相手が違ってもいいのかなぁとか、
レズとかホモでもカップルなのに・・とかいらぬ心配で大笑い。
カップルデーに、一般料金を払って、一人で観に行く。
これが、最高にへそ曲がりかな? 

PS.今気が付いたけれど「夫婦」だって、証明できるものなんてないな。




2006年05月21日(日)
騒ぎ過ぎだね「ダ・ヴィンチ・コード」

「ダ・ヴィンチ」映画館29%占拠・・
「ダ・ヴィンチ・コード」最多863スクリーン公開。
こんな見出しが、yahooのトピックスに表示されていた。
へそ曲がりの私は「だからどうした?」と呟きたくなった。
確かに、面白そうな作品だけれど、興味が突然薄れた私。
テレビでも雑誌でも「ダ・ヴィンチ・コード」の特集を組むが、
どうして、みんな同じ方向を向きたがるのだろうか?
本が売れるから?、視聴率がとれるから?、私にはわからない。
映画を観る前から、ヒントを出されているようでつまらない。
予備知識があって観なければ理解できない作品なのか。
なんだか、つまらなくなっちゃった気がするのは私だけだろうか。
まぁ映画の日にでも、行けたら行こうかな程度に関心事となった。
それよりも、日本の映画をもっともっと取り上げて欲しい。
「明日の記憶」や「陽気なギャングが地球を回す」
先日紹介した「寝ずの番」など、素敵な映画がめじろ押しだから。
きっと「「ダ・ヴィンチ・コードを探るルーヴル美術館ツアー」を
日本人が企画して、押し寄せるんだろうなぁ、
知ったかぶりの顔をして。



2006年05月20日(土)
読売巨人軍ヘッドコーチ 近藤昭仁 

私が地方公務員に採用された25年前に
町長だった方が他界したとあって、通夜に足を運んだ。
ずっと前から楽しみにしていた、
巨人VS楽天戦(仙台フルキャストスタジアム)をキャンセルして。
周りには、せっかく手に入れたチケットなんだし、
参列者も多いから、失礼して仙台に行けば・・の声もあった。
しかし「私を採用してくれた町長だから、お礼を言いたい」
と思ったし、葬儀を気にしながらジャイアンツを応援したら、
どちらも中途半端で、申し訳ないと考えたのも事実。
自分で判断し、仙台で待つ親友に「ごめん」のメールを打った。
さて通夜の夜、葬祭会場で思いがけない花束の立て札を見つけた。
それが今回の「気になる一言」。
質実剛健を地でいく明治生まれ・享年98歳の彼が、
熱烈なジャイアンツファンだったと知って、私は嬉しくなった。
亡くなった人に対して嬉しい・・は失礼な表現だけれど、
雲の上の存在だと思っていた人が、ジャイアンツファン。
25年後に、初めて身近な人に感じられた瞬間である。
今の私があるのは、25年前に私を採用してくれたこの人のおかげ。
本気でそう思えるお通夜であった。合掌。



2006年05月19日(金)
国際人とは、世界に出て人間として敬意を表されるような人

「国家の品格」(藤原正彦著・新潮新書・191頁)を
遅ればせながら読み終えた。
私のメモは、予想以上に増えた。いや、予想通り多かった。
その中で特に印象に残った台詞を、いくつか紹介していく。
今回は、私の勘違いを気付かせてくれたフレーズ。
国際人とは、英語をはじめ、外国語を流暢に話せる人、
そう思ってしまうことが多いけれど、それは完全に間違いだった。
通訳を通して話している光景を目にすると、
ついつい「国際人じゃないなぁ」とぼやいていたが、
「話す内容」が国際的かどうか、の視点がなく恥ずかしかった。
彼の著書から学んだことは、
「国際人は、国内でも尊敬される人でなくてはならない」、
「国際的に通用する人間はなるには、まずは国語」である。
さすがに、ベストセラーとなる本であった。
是非、ロングセラーになって欲しい。



2006年05月18日(木)
一番持っていって欲しいものは「感謝の気持ち」

今年もまた、海外姉妹都市「カナダ・スコーミッシュ」へ
中学生を送り、ホームステイを経験させる事業の説明会。
23人の子供たちに対して、今までの引率経験者が、
いろいろなメッセージを伝えていた。
初めての海外旅行に期待と不安が入り交じっている様子は、
会場の後ろから眺めていても、はっきりわかったが、
やっぱり中学生だな、と思えるほど真剣に聞き入っていた。
海外研修中、持っていく必要のあるもの、必要のないもの、
ホームステイの注意点などなど・・メモすることは多い。
しかし、その説明の中で私の気に入ったメッセージは、
おみやげとか、お金とか、ガイドブックとか、
いろいろなものを持っていくと思うけれど・・
そんな意味の前置きをして、
「一番持っていって欲しいものは『感謝の気持ち』です」だった。
この気持ちを忘れなければ、きっと有意義な体験が出来るはず。
そんな気持ちが私にも伝わってきた。
スーツケースに入れなくてもいい、大きなお土産に違いない。
現地でお世話になるホストファミリーや、
向こうの関係者の方々にも喜ばれる「感謝の気持ち」。
パスポートの次に、なくしてはいけない、大切な心構えである。



2006年05月17日(水)
ひとから成績を訊かれたら、まあ、まあ、だ、と言え。

またまた「夏草冬濤」(井上靖著・新潮社・743頁)
のワンシーンから。
成績が下がった主人公、洪作少年に先輩・木部がアドバイス。
「ひとから成績を訊かれたら、まあ、まあ、だ、と言え。
まあ、まあ、だ。
威張っても聞えないし、泣きごとにも聞えない。
どこかに多少の謙遜も感じられる含みのある言い方だ」と。
なるほど、成績に限らず、仕事は?商売は?と聞かれて、
「まあ、まあ、だ」と答えるシーンを良く見かける。
それも、井上靖さんの表現だと、
「まあまあだ」ではなく「まあ、まあ、だ」らしい。
この句読点の意味は、まだ理解できないけれど。
さてこの台詞、使ってはいけないシーンは?
「彼女とうまくやってる?」「まあ、まあ、だ」(笑)



2006年05月16日(火)
異文化に対する「都市の成熟度」

インターネットで見つけた、オカマさんの話。
スカートをはいて、街を歩いてみると、
その土地の異文化に対する本音が分かるらしい。
もちろん、一概にその土地の風土とは言えないけれど・・。
外国人より、わかりやすいのではないだろうか。
気持ち悪〜いと、不愉快さを態度を出す人達もいれば、
へぇ〜、あんた男なんかぇ〜と寄ってくる人達もいるという。
知らず知らずに、自分達の常識を枠を越えた行動をする者に
冷たく当たる、それはわからないでもないが・・。
案外と地方都市では、異様な人達に冷たく無関心、
かえって、農村地域の人達の方が温かく接してくれるようだ。
こんな感覚は、アンケートでは決してわからない。
しかし、ここに異文化に対する本音が見え隠れする。
国際交流のプログラムが充実しているからって、
異文化に対する反応が優れているわけではない。
外国人だけではなく、自分達とは違った世界にすむ人たちに
どれだけ柔軟に対応できるかが、地域の成熟度といえる。
さてわが町は、どうだろうか?



2006年05月15日(月)
「福祉課長」を「猪鹿蝶」

単なる言葉の響きが似ている、というだけなのだが、
なぜか私の頭から離れない。(笑)
一度、気になってしまったら、
いつものように誰かに伝えなくては忘れることができない。
役所には、必ず「福祉」関連の部署があるはずだから、
「福祉課長」は、どこにもいるし。
また、最近はあまり遊ばない花札の役「猪鹿蝶」も、
この「福祉課長」の発音を聞いたら、きっと思い出す。
こんな「日本語」の音の遊びも、たまにはいいだろう。
今度、福祉課長を呼ぶ時に、早口で「猪鹿蝶」と言ってみよう。
きっと、誰も気が付かないと思うから。
あっ、私の町は「福祉保健課長」だから「猪鹿蝶」とは違うな。