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しもさんの「気になる一言」
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2005年11月15日(火)
折々にいらっしゃい

天皇陛下が、紀宮さまに話された会話の中で気になったフレーズ。
「四季折々の眺め」「折々の歌」などと使うことがあっても、
「折々にいらっしゃい」という使い方をしたことがなかったので。
調べてみると、読みも「おりおり」だったり「をりをり」だった。
意味は、名詞で使う場合 「その時その時。機会がある時ごと」
副詞で使う場合は「機会がある時ごとに。ときどき」等・・
だから「ときどきいらっしゃい」と意味なんだろうな、と理解し、
こんな台詞が、うまく使いこなせるようになりたい、と思った。
今回の披露宴で司会者が言った「天皇家・黒田家」というフレーズや、
「金屏風もない会場に驚いた」ことも、私の興味メモとなったが、
結婚式取材のルール(要請)を守らず、上空から取材して、
宮内庁に抗議されたNHKが、一番信じられないメモとなった。
不祥事続きなのに、常識がなさ過ぎる・・ではすまされない。
とっても素敵な番組を制作している人たちを知っているからこそ、
あえて言いたい。「しっかりしろ、NHK」
あれ?、気になる一言から外れてしまった・・ごめん。



2005年11月14日(月)
声には温度がある

「チルドレン」(伊坂幸太郎著・講談社・289頁)のワンシーン。
盲目の登場人物が、こう言った。
うん、なんとなくわかる・・とメモをしたまでは良かった。
同じ声でも、温かく感じたり、冷たく感じたりする。
それは言葉の言い回しや、相手の口調ではない、
もちろん、声の大小でもない。
本当にかすかに感じられる温度なのだろうと思う時がある。
だけど、この感覚的なものを文字にする難しさに戸惑い、
この「気になる一言」について書き始めたものの、
なかなか思うように、文字が進まない私がここにいるのも事実。
とにかく「声には温度がある」、それだけを伝えたかった。
今からでも「あっ、わかる、わかる」という読者を探し、
私のかわりに、こういうことじゃないかな?と
文字にして説明してくれる人を求めたいのだが・・。
すみません、誰か、いませんか?



2005年11月13日(日)
ご当地限定、耳かきが見つからない

旅先では必ず探しては、買ってしまう「ご当地限定の耳かき」。
1本300円から500円程度のお土産や思い出の品として
どこへ行っても買い出したのだが、
今では200本を超えている、私のコレクションの一つ。
通行手形や、提灯、こけしなどより場所もとらないし、
集めやすかったのであるが、今回、1本も買わなかった。
(まぁ、同じようなものが既にあったのも理由であるが・・)
その原因を調べてみたら、売り場のほとんどが、
「携帯ストラップ」へと移行しているようだ。
キティちゃん、ドラえもん、かとチャンなどのキャラクターが
ご当地限定として、土産もの売り場を占領しているし、
私の集めている耳かきは、隅へと追いやられている気がする。
私は、耳かきにその地の風土を感じて集め出したのであるが、
その風土すら、今では消えかかっている気さえする。
私の「耳かき」は、あくまで利用するために買っているので、
ビニール袋から出してしまい、どこのかわからなくなってしまうが、
それでもいい、と思っている。
もう少し、この耳かきコレクション、続けたい。
あなたの住む地に珍しい耳かきがあったら、是非、御一報下さい。



2005年11月12日(土)
和歌山の山は紅葉より「みかん色」

仕事で、清水町を訪問している。今回は「和歌山県清水町」。
全国に「清水町」という自治体が4つあり、同地名を理由に
26年前から、行政をはじめ民間まで交流を続けてきたが、
その姉妹縁組が、合併という流れの中で消えることになった。
和歌山県と福井県の清水町が、近隣市町と合併し、
「清水町」という名称でなくなるからであるが、合併する前に、
もう一度、訪れてみよう、という町民ツアーを企画し、
担当として随行しているというのが、今回の種明かしである。
さて今の時期は、紅葉真っ盛り。
西の方は、どこも紅葉狩りの観光客で賑わっているというので、
バスの車窓から眺める紅葉を期待したけれど、
紅葉以上に意外な光景を目にしたので、メモとして残したかった。
さすが和歌山とも言える風景は、山全体が緑の葉とみかん。
時折見える紅葉よりも、私の脳裏には印象深く焼き付いた。
山だけでなく、道路の両側にもみかんの木。
オレンジ色(みかん色)って、静岡の色だと思っていたけれど
いやいや、和歌山の色だな・・と思うほどだった。
もちろん、お土産にいただいたみかんは、とても美味しかった。
これからも、プライベートな交流は続けていきたいと思う。



2005年11月11日(金)
11月11日は「鮭の日」です

車のラジオから流れてきた雑学ネタだった。
気になって帰宅してからインターネットで調べてみたら
予想外に、11月11日は「記念日」が多かった。
世界平和記念日/折り紙の日/靴下の日/サッカーの日/
ジュエリー・デー/チーズの日/電池の日/西陣の日/
配線器具の日/ピーナッツの日/めんの日・・(笑)
ピーナッツの日は、ピーナッツが畑の土と言われ「土」を「十一」、
また一つの殻に2粒入っているので「十一」を重ねたイメージ。
電池の日は、乾電池のプラス(+)とマイナス(ー)で「十一」。
配線器具の日は、コンセントの差込口の形状を「1111」に見立て。
他にも、いろいろイメージで記念日になりやすいのかもしれない。
そんな中、魚に土を二つ重ねた「鮭」がわかりやすいと、私は思う。
記念日だから、もっと普及したいはずなのに、ネットでは
「あまり知られていませんが、11月11日は『鮭の日』です。」
と控えめ。
最近、柿田川に昇ってきて話題になった「鮭」も大好きだけど、
やっぱり柿田川には「鮎」の方が似合うような気がするなぁ。



2005年11月10日(木)
ピーマンやるから、エビちょうだい

嫌いな食べ物って、大人になってもあるけれど・・
このフレーズはけっこう笑えた。
先日出かけたゴルフでの昼食タイム、
お互い釜揚げ定食を注文し食べ始めたら、
横から、ピーマンが箸に乗ってやってきた。
てんぷらも料理についていたのだけれど・・。
周りがしばらく唖然となって、大笑いになったこの一言。
エビを取られそうになって、慌てて防御する仕草も。
だけどさ、普通逆だろ?
「エビやるから、ピーマンちょうだい」ならわかるけれど。
それにしても、この視点は面白かった。
意表をつかれて「?・?・?」と頭が混乱している間に、
ことが済んでしまうから。(笑)
エビが口に入ってしまったら、それで終わりだもの。
あとは・・「えっ?エビ、好きだったの?」ととぼければいい。



2005年11月09日(水)
脚本家との大切な仕事「まずは色を合わせる」

先日、TBSプロデューサー「石丸彰彦」さんの講演を聴いた。 
静岡県伊東市宇佐美出身の彼は、
金曜ドラマ「世界の中心で、愛をさけぶ」や
日曜劇場「あいくるしい」などをプロデュースする活躍を見せている。
そんな彼の話の中で、私の心のアンテナに引っかかった台詞。
今回の作品は、こんな色でいきましょう・・と脚本家と打ち合わせる。
これが一番大切なことなんです・・と念を押したように言った。
「ノスタルジー・セピア色」のようなアバウトな感覚だけれど、
作品全体にかかっている「色」は、綿密に打ち合わせるようだ。
作品のテーマ、例えば「家族愛」とかを決めるのかと思ったら違った。
作品の根底を流れる「色」を決めることにより、方向はぶれない・・
そんな意味なんだろうと、私なりに解釈した。
これって、まちづくりにも必要なことかもしれない。
彼の話を聴いていて、そんなことをふっと思ったけれど、
もっと突き詰めれば「結婚」なんかも、二人で「色」を決めるといい。
こんな色の夫婦生活を送ろう・・なんてね。(ちょっとかっこいいな)



2005年11月08日(火)
子孫のためではなく、自分の生まれかわりのため

先日、夜遅くまで「人の生まれ変わり」について、話をした。
私も、生まれ変わりを信じているので、意気投合してしまった。
よく政治家さんたちは「子孫のため、孫子の代のため」
と言う台詞を使うが、なんとなくピンとこない。
それより「生まれ変わってくる自分のため」の方がいい、
また生まれ変わってくる自分のために、今、出来ることをする。
徳を積んで、人間として少しでも成長しておきたい。
そうすれば、次に生まれ変わった時に役に立つ・・と思うから。
死んだ後のことは、誰にも分からないけれど、
私は「過去世」とか「未来世」を信じて生きている。
今の自分があるのは、前世も含めた、過去の私が
少しずつ積み上げてきてくれたもの・・と解釈したい。
そうすれば、あと何年しか生きられない・・なんて考えなくてすむ。
やり残したことは、次の未来世に託せばいいのだから。
ちょっと、宗教めいた話になったけれど、この考え方で
いろいろ悩んでいたことが、すっと解決できた気がする。
生きることが、より楽しくなった一言であった。



2005年11月07日(月)
雨では、雪化粧できませんって。

朝起きたら、昨日の雨はあがっていて快晴。
通勤途中で見た富士山が真っ白だったから、
思わず県外の友達数人に、携帯で撮った写メールを送った。
(実は、まだこの機能が上手に使いこなせてない(汗))
もちろんタイトルは「富士山景」
本文は「昨日の雨で雪化粧しました」なのである。
私は、何も不自然を感じずメールを打ったら、
ある方から、返信が届いた。
「しもさんらしくもない、そりゃ、日本語として変でしょう?
雨では雪化粧はできませんって。」
ははは、その通りだぁ・・と思わず、笑ってしまった。
たぶん47年間、この台詞を使ってた気がする。
ふもとでは雨、そして富士山では雪。
だから雨が降った翌朝に、富士山の雪化粧を見たら、
「昨日の雨で雪化粧した」と使ってしまう。
確かに、日本語として変な表現だったな、と反省。
でも、これからなんて表現しようかなぁ、これまた困った。



2005年11月06日(日)
100パーセント完璧です

しとしと雨が降ったり止んだりの日曜日は、
どこへも出かけず、炬燵にミカン、
そしてテレビでスポーツ観戦が私には合っているようだ。
(競馬も、ある意味ではスポーツかな?)
いろいろな種目で、解説者がそれなりの解説をするけど、
そのコメントには、時々「???」となることがある。
その中の1つ。
女子ゴルフだったかなぁ・・トップの選手のショットを見て
男性の解説者がこう呟いた。
(さすがに、ゲストの岡本綾子さんではありませんでした)
単純に「完璧ですね」ならわかる。
「まったく問題がありません」でもいいかもしれない。
「100パーセント完璧です」はないだろうと思う。
完璧だから、100パーセントなんじゃないの?
80パーセントの完璧なんてないから・・
へそ曲がりの私は、ブツブツいいながらメモをした。
テレビを観ている人に、言葉を使って説明するのが解説者。
もう少し、語彙を勉強して欲しい・・が私の望み。
こんな台詞で、今日の日を思い出したくないけれども、
インパクトが強かったから、何年経っても思い出すな、きっと。
全日本大学駅伝の日大優勝について書きたかったのに・・(笑)