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しもさんの「気になる一言」
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2005年06月18日(土)
「たいほく支局」と「たいぺい支局」

以前「プサン沖で衝突 日本人55人けが」の見出しが
私の視界に飛び込んできたことがあった。
えっ〜、電車に、バスに・・・今度は船。
それも、55人もけがしたの?とテレビを見ながら大騒ぎしたら、
「日本人ら5人けが」の間違いだった。(汗)
NHKのニュース番組だったから、焦りながらメモをしたが、
「〜ら」と「数字」を続けて書くと、
字体(フォント)によっては紛らわしいことに気付いた。
さらにまさかと思うけれど・・台湾の「台北支局」を
キャスターが「たいほく支局」と何度も発音していた。
「たいぺい支局」じゃないのかなぁ・・と思いながらも、
天下のNHKがそんな単純な間違いするわけないでしょ・・と
妻に説得された。
そうだよなぁ〜、と思いながらも、どうも納得がいかない。
そこで調べてみたら、NHKは台湾の地名を
ちゃんと日本語読みしているようだ。
だから「台北(たいほく)支局」でいいらしい。
台湾と友好提携している我が町にとって大切な情報であった。
気をつけようっと・・。



2005年06月17日(金)
サプラ伊豆

先週、首都圏の電車の中で見つけた、伊豆の広告である。
(すみません、どこの旅行会社かはメモし忘れたました)
言葉としての音が面白かったし、
単語としても「サプライズ」(surprise・驚く)が耳に残った。
ありふれた英語との語呂合わせとはいえないな、とメモをした。
もしかしたら、伊豆に必要なものは「驚き」なのかもしれない。
それもテーマパークとは違った、伊豆ならではの驚き。
「へぇ〜」「ほぉ〜」っという呟きが、聞こえる地域になって欲しい。
全国どこにでもあるような観光地ではなく、
伊豆でしか味わえない体験や驚きが、伊豆へと人を集めるだろう。
今や観光は、国内だけではなく世界が競争相手となっている。
その「驚き」こそが、これからの観光のキーワードとなるだろう。
「サプラ伊豆」、ますます気に入ってきた。
さて外国人には「Izu is surprise!」で通じるだろうか?(笑)



2005年06月16日(木)
なにかの土台になりたい

通勤中のラジオから流れてきた、フレーズである。
これって、わかる気がするなぁ・・とメモをした。
「土台」って、ものごとの基礎、根本という意味がある。
「どたい無理」という「もともと」という意味もあるけれど。
歴史に残るような、大きなことでなくてもいい。
10年以上経っても、自分が若かった頃に考えた仕事の仕方が
今でも、残っていると感じられた時、凄い喜びを覚える。
「あれ?、これ私の字だ、きったねぇ〜字」と照れながらも、
3年廃棄、5年廃棄、さらに10年廃棄の文書ではなく、
永久保存の文書箱に、自分の手書きの文字を見つけた時は、
事務系の職員でしか味わえない感慨に耽る時である。
また文書ではなくても、基本的な考え方、仕事の進め方が
何年も何年も、引き継がれていると感じた時も、同じである。
「あっ、それって、私が考えたこと。私が始めたこと」
そんな呟きにも似た想いが、とても心地よい。
人生、長く生きてくると「栄光」よりも「土台」という言葉に
心が震えてしまう。
今や、日本人大活躍のメジャーリーグであるが、
その土台は日米通算200勝を挙げた「野茂英雄」に違いない。
私はメジャーリーグで彼を一番評価している。
彼の快挙に、今夜は乾杯。



2005年06月15日(水)
父親って、素晴らしい。

超忙しいのに、突然、本が読みたくなって、本屋に足を運んだ。
まだ読もうと思っている本が、行列を作って私を待っているのに、
この本を買う為に、本屋に行ったみたいな感覚が残っている。
パパ・BOOK (A-Works発行・249頁・1400円)の帯に、
堂々と書いてあったメッセージである。
子供たちからパパへ・パパたちの本音アンケート・ママからパパへ
こんな3部構成であるが、47歳を迎えたばかりの私は、
途中で涙が止まらなくなってしまって、困り果ててしまった。
「父親」になってよかった、「パパ」になってよかった、
と心から思えるメッセージが溢れている本である。
ハードケースで包まれたその本は「父子愛」の固まりである。
そう言えば、映画「アルマゲドン」も、アメリカのTVドラマ「24」も、
結局は「父親と娘」という家族愛がテーマになっている気がする。
(私が、勝手にそう思っているだけなのだが・・)
レスリングの浜口親子も、ゴルフの横峯親子も、父と娘の関係。
今、父と娘の関係が面白いようだ。
たしかに母と息子の関係では説明できない何かがある。
それを探す為にも、娘と飲みにいかなくちゃ・・(笑)



2005年06月14日(火)
「単身赴任仲間になれたよ」「おめでとう」

ジャイアンツ狂の親友が、仙台へ転勤になった。
ほとんどの人は「今度は楽天ですね」とまず一言ご挨拶。
「いやいや、どこへ行ってもジャイアンツですよ」と彼。
そんな会話を何度となくしているようだ。
奥さんに「これから大変だね」と声を掛けたら、
なんと奥さん同士ではこんな会話をしたというから笑えた。
さっそく、気になる一言に登場することとなった。
以前流行した言葉に「亭主元気で留守がいい」があるが、
それが現実として、身近な会話として聞くことになったから、
思わず、メモをしてしまったのは言うまでもない。
やはり世の奥様方にとっては、亭主の単身赴任は魅力らしい。
ご飯の支度もあまり考えなくてもいいし・・なんてのが
理由らしいけれど(笑)
でもさ、お友達の「おめでとう」はないんじゃない?とぼやくと
傍にいた私の妻が「わかる気がする・・」と囁いた。
そんなことで動揺している私は、
単身赴任なんて出来ないな、きっと。



2005年06月13日(月)
ティーバックを小さくする

最近、週末にゴルフの打ちっぱなしに行くことが多くなった。
以前は、お金と時間を掛けてもなかなかスコアーが伸びず、
一時は止めようかと思ったくらい。
手術後しばらくは、激しいスポーツを控えるように言われ、
じゃあゴルフくらい・・と思っていたら、周りの人間に
「下山さんにとっては、ゴルフは激しいスポーツでしょ、
谷に落ちたり、山に登ったり・・真っ直ぐ行かないんだから」と
冗談とも思えない指摘を受けた。
さて、そんな私も術後経過が良く、運動不足解消を目的に
定期的に、練習場へ足を運ぶことが増えた。
そこで気付いたことは「テイクバックを小さくする」。
大きく振りかぶらなくても、ボールは真っ直ぐ遠くへ飛ぶ。
そんな単純なことでも「開眼した」と大騒ぎをする私であるが、
その開眼を説明するときに、なぜか真面目に言い間違えた台詞。
自慢気に「だからね、ティーバックを小さくすればいいんだよ」。
キョトンとしながら「もっ、もしかしたら、テイクバックのこと?
まったくエロ親父なんだから・・」と周囲の反応。
久しぶりに、顔から火が出るくらい恥ずかしかった。



2005年06月12日(日)
笑いがとまりませんね

久しぶりの東京ドーム、昨日は大敗、今日は大勝。
今日の試合を、一言で表現するとどんな言葉がピッタリするだろうと
帰りの新幹線の中でずっと考えてていた。
「梅雨を吹き飛ばすような快勝」
「いままでの鬱憤をはらすかのような勝ち試合」
「議会一般質問前日の大騒ぎ試合」(汗)
どれも、私のイメージに合わなかった。
そんなことよりもっと単純で、すぐ思い出せるフレーズ欲しかった。
それは、中学生くらいの息子さんと観戦に来ていた
ショートカットの女性が満面の笑顔で私に話しかけてくれた台詞だった。
最初は立ち上がっての応援に戸惑っていたが、
周りの雰囲気に圧倒されたのか、途中から私たちの仲間入りをした。
点を入れた時に回すオレンジのタオルも、恥ずかしそうに振ってくれた。
選手ごとに歌う応援歌にも、小さな口で反応していたみたいである。
そんな彼女が、突然私に声をかけてくれたから驚いた。
私も「いい日にドームに来ましたね」と一言返したけど、
「笑いがとまりませんね」は、なぜか心に残った。
よく考えると、笑いがとまらない経験って、なかなか出来るものじゃない。
お笑いの漫才を見て笑うのとは訳が違う。
そう考えると、貴重な体験を東京ドームライトスタンドで味わった気がする。
私のドーム観戦記憶の中でも、ベスト1に近い試合だった。
久しぶりに、ユニフォームを着たまま新幹線に乗れたから。(笑)
あなたにはありますか、笑いが止まらない経験が。



2005年06月11日(土)
本があると安心するでしょ? 

週末、胆のう摘出術後の最終検査で、神奈川の地を訪れた。
ついでと言うわけでもないが、
久しぶりに娘のアパートを訪れてみて、本だらけの部屋に呆れた。
あ〜、私の血を引いている・・って嬉しくなったが、
本に囲まれて自分の生活スペースがなくなっても、
どうしても捨てられないのか、わからなかった。
そこで、片づけが終わりに近づいた時に、
今までの疑問を娘にぶつけてみた。
「ねぇ、どうして、そんなに本ばかり買うの?」と。
悩むと思った私の予想に反して、彼女の答えは明快だった。
逆に、聞き返された私が戸惑ったくらいである。
その私への問いかけが、気になる一言。
そうなんだよ、うまく理由は説明できないけれど、
本が近くに積んであると、ホッとするんだよなぁ。
わかる、わかる、その感覚・・とメモをした。
これじゃ、なかなか彼氏ができないわけだ、と
一応、年頃の娘を持つ親としては心配しているのだが、
知らないのは父親だけじゃないの?って、みんなに言われる。
実は、ちょっぴり気になることとなっている。



2005年06月10日(金)
疲れているんだから休ませてあげればいいのに

サッカーがW杯出場を決めて以来、テレビをはじめ
マスコミ各社は、ジーコ監督、選手たちを追い続けている。
疲れているにもかかわらず、にこやかに対応している選手、
そんな彼らを見ていて、私が感じていたことがあった。
しかし、サッカーより野球、と叫んでいる私が言うと
またぁ・・と言われそうなので控えていたら、
今朝、ラジオで同じことをコメントしていたのでメモをした。
視聴率が取れるから・・そんな理由ではないだろうが、
あまりに過激な取材に、ちょっと可哀想になった。
殺人的なスケジュールで日本に帰国したようだ。
疲れをとるはずの移動バスの中まで、取材されたらしい。
本当に彼らのファンなら、テレビ画面に映し出される
彼らの疲れた表情に、何かを感じるはずだと思う。
本人たちは、決して「休ませて欲しい」とは言わないだろう。
それを察知し、さりげなく休ませてあげられる
日本人が増えて欲しい、と思うのは私だけだろうか。



2005年06月09日(木)
明日はどうする?

やっと見終えたDVD「24」(TWENTY FOUR)の中から。
2005年05月27日(金)「結果は欲しがるが、手は汚さない」で
取り上げた、CTUのチーフ、メイソンが仕事中に被爆する。
致死にいたるプルトニウムを浴び、寿命は早ければわずか1日。
その事実を知ってから、彼の生き方がガラッと変わる場面である。
そう、さっきまでの彼とは別人のように。
この展開は、黒澤明監督の映画「生きる」に似ていると思う。
自分の死を意識したときから、一所懸命生きようとする姿は、
日米でも同じ感覚のようだった。まして、何年経っても・・。
「明日はどうする?」と訊ねられたミシェルは、
意味がわからず「WHAT?」と聞き返すが、
「無事だったらさ・・考えたか?」そんな会話が続く。
そして、会話の最後に遺言のように
「幸せをまつのはよせ。自分でつかみにいけ。
それ以外のことはどうでもいい」とボソッと呟くシーンは、
ちょっとグラッときてしまった。
彼の人生の結末は、観てのお楽しみ、ということで・・。
命の尊さを教えてくれた、メイソン。
あれ?、漢字変換すると「命尊」・・まさかね(驚)