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しもさんの「気になる一言」
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2005年05月19日(木)
私は誉められて伸びるタイプなんです

「自分で言うのもなんですけど・・」と前置きをして。(笑)
職場の同僚が、初対面の人にサラッと言ったので大笑いだった。
それもしらふで、飲んでいる人にビールを注ぎながら。
当然、私もいつか使おう・・とメモをした。
以前「私は、叩かれて伸びるタイプなんです、叱って下さい」を
使おうと思ってメモしておいたけれど、使う機会がなかった。
正直、タイミングが難しかった気がする。
しかし今回の台詞は、いつでも使えそうだと思う。
自己紹介でもいい、どんどん使いたい。
そのうち、私が言う前に
「わかってるよ、誉められて伸びるタイプなんだろ?」って
言われるようになるまで・・。
「自分で言うのもなんですけど・・」のフレーズも、
いろいろ使えるなぁ、とまたまたメモしたのは言うまでもない。
異動のシーズン前、人事担当者に
「私は、暇な課で力を発揮するタイプなんです」
というのも、応用編らしい。なるほど・・とまた大笑いだった。



2005年05月18日(水)
生も死も運命と心得ております。

何気なく本棚にあった「文藝春秋 2005.1号」を手にしたら
特集は「各界著名人58名が望む理想の死に方」だった。
最近、事故等で「死者〜名」の見出しを見ることが多いからか、
私の視界に飛び込んできた「死」の漢字に引っかかったのだろう。
瀬戸内寂聴さんからダライ・ラマ14世まで、本当に多くの方の
「死」に対する考え方が読めて、とても勉強になった。
ピアニスト、フジ子・ヘミングさんは「灰は鳥のさえずる森に」
元プロ野球選手、江夏豊さんは「甲子園の土に還りたい」・・
その中で複数の人が「野垂れ死」を望んでいたのには、驚いた。
自分の死に方を自分で選ぶことができるのなら・・の問いに
「三笠宮殿下」のタイトルは「無題」、
そしてたった一行で、こう書き記したのが印象に残りメモをした。
事故や天災で若くして多くの方が亡くなる現代において、
残された家族の悲痛な叫びを画面を通して見るたびに涙が溢れるが、
どうしたら、亡くなった方への想いを振り払えるかと言えば、
最後は「運命だった」と考えるしか割り切りようがない気がする。
私は今回の胆のう摘出手術をする前に、
全身麻酔をして目覚めなかったらどうしようという不安があった。
大事な家族を残して死ねない・・という想いが強かった。
しかし今考えると「三笠宮殿下」の一言で、一掃された気がする。
こうしてPCに向かい「気になる一言」を書いているということは、
神様がまだ生かしてくれた・・ということと解釈した。
「死」について考えることは、どうやって「生きる」かに繋がる。
だからこそ、毎日を悔いなく過ごさなければ・・と心から思う。



2005年05月17日(火)
「治癒力」より「再生力」

先週末、講演で「耕さない田んぼ(不耕起)の自然再生力」の話を聞いた。
稲刈りの後も、水を張りそのままにしておく。田植えの前にも耕さない。
放っておくことにより、強い稲が育ち、絶滅危惧種だった生物も増える。
いいことずくめのこの農法がなかなか広がらないのは、
農家の人たちが、雑草を取る作業を嫌うかららしい。
ちょっと前までは手作業でしていた除草作業が、農薬のおかげで減った。
わざわざ、今さら苦労する必要はない、そんな感覚なのだろう。
「本当の絶滅危惧種は農家」というフレーズは、けっこう笑えた。
稲刈り後のワラの価値に目を付け、さらに「自然再生力」を利用して、
田んぼを肥沃な土にしようとする試みは、基本的には理解できるけど、
この活動している人が、農家でなかったのが残念、説得力に欠けた。
私のアンテナに引っかかったフレーズは「放っておくこと」。
言い換えると、ひとつひとつの命の働きを活かすこととなる。
そういえば、今回私は術後、薬を何も飲まなかった。
主治医が処方してくれなかった、と言えばいいのか。(笑)
薬に頼らず、私という人間の持つ「再生力」だけで、回復してきた。
おかげで副作用もなく、とても早い期間で、普段の生活に戻れたと思う。
取ってなくなった胆のうの分を、他の臓器でカバーしあい、
私と言う人間が、確実に「再生」されていることを実感できる。
そんな体験を雑感にすると、気になる一言となった。
やっぱり「治癒力」より「再生力」の方が言葉の響きとして力強いな。



2005年05月16日(月)
本日、変態。(リニューアル)

読売新聞のホームページが、今日から全面刷新。
その宣伝、キャッチコピーが、気になる一言。
「変態」に「リニューアル」とルビがふってある。
なんだか、私にはしっくりこない表現なので意味を調べた。
「変態」は
(1)形や状態が変わること。また、その変わった形や状態。
(2)「変態性欲」の略。また、その傾向のある人。
「renewal」は、
更新(した物); 再開; 回復。
どこにも「変態」=「リニューアル」の図式が見つからない。
このフレーズだけで、作者の意図が伝わるのだろうか・・。
世界の中の日本、ちょっとおかしくないかな、という意味で
「日本、変態」だったら、頷けるけれど。(笑)
そもそも「変態」という漢字の2文字、インパクトが強い。
どんな当て字ルビをふっても、負けてしまうほど、
「変態性欲」のイメージが出来上がってしまっている気がする。
久しぶりの英語ネタ、誰かその真意を教えて。
「変態」=「リニューアル」で私が納得できるような説明を。



2005年05月15日(日)
周りには優しくて、私には厳しい人がいいな

広報担当時代の飲み会で知り合った、お二人の結婚式だった。
あの飲み会がきっかけ?・・と今でも半信半疑なのだが。(笑)
私は、術後、2週間もたたないのに(抜糸からは、なんと1日)
披露の宴席では、独身女性に話を聞きながら、けっこう飲んだ。
セクハラ・・と言われようが、何と言われようが、
お決まり・定番のように「どんな男性がタイプなの?」と訊ねる。
まぁ、ほとんどの女性陣「優しい人」をお望みであるようだ。
私もこれまた決まったように「自分にだけ優しい人でしょ?」と返す。
「ほかの女性にも優しくていいの?」が、本当の問いかけだけど。
「そうか・・そんだよなぁ」と考えてしまう女性も多い。
そんな中、変わった答えが返ってきた女性がいたので、メモをした。
「なんでも私の言うことを聴いてくれるのは優しさじゃない」と言い、
「しっかり叱ってくれる男性が好き」と言い切った。
これには、こちらが「へぇ〜」と驚いたけれど、
「こんなところを直したらどう?」と指摘してくれたり、
「それは、どんなことがあっても駄目」とばかり止めてくれる、
そんな男性を求める女性がいたことを喜んだ。
男の真の優しさってなんだろう?・・
自問自答する機会が得られたことに感謝したいと思う。

PS.
既婚者である私の、好きな女性のタイプは勿論「口の堅い人」(汗)。



2005年05月14日(土)
ビールだったら「かぁ〜っ!うまいっ!」でいいのに

私がエキストラにはまった原因は、地元のフィルム・コミッション。
女性だけで運営しているNPO法人、その名は「フィルム微助人」。
そこから届くメルマガは、けっこう私のお気に入りである。
今回選んだのは、発行者が呟く「まえがき」みたいなもの。
私と違って、ちゃんと季節感溢れる一言が添えられているのはさすが。
GWに山梨のワイナリーへ、テイスティングツアーに参加した話だったが、
彼女の疑問は、よい気分で酔っ払ったけれど、
「ワインを飲んだら感想を言うのは、どうしてなんでしょう」とある。
その疑問に呼応するように、続いたフレーズが、気になる一言。
確かにそうだよなぁ、ビール以外は、ほとんど口を付けると
最初に一言、甘口だね、辛口だな・・からはじまり、
どこで取れたワイン・日本酒、焼酎なのか・・まで、
お酒に関する能書きを垂れるケースが多いことに気付き、苦笑いをした。
ビールの旨さが伝わってくるフレーズだな、とメモをしたけれど、
やっぱり、女性でもこういう感じなのかな?、と興味深かった。
そろそろビールがおいしい季節がやってくる、
胆のうも取ったし、胆石を気にせず飲めるな・・と独り言。
今日抜糸がすんだから、一気飲みして、このフレーズ使おうっと。(笑)



2005年05月13日(金)
女装すると癒し系のエネルギーが増える

ある研究者のホームページで見つけたフレーズだった。
「女装すると副交感神経のエネルギーが上がる。
ということは、癒し系のエネルギーが上がっていること。
しかも肌を露出したりするエッチな格好のほうが・・」
思わず笑いながらも、いただき、とメモをした。
こればかりは、女性にはわかりにくい感覚だと思う。
特にスカートは、ヒラヒラとして不安定で、
風がふけば舞い上がり、座れば見えそうになり・・と
ドキドキ感が加速、凶暴性は失速するということらしい。
私は、今までにも何度か女装の機会があったから、
最近ではあまり気にならないけれど、
初めて女装した男たちは必ず、脚を閉じて座るらしい。
(たぶん落ち着かないのであるが・・)
凶暴性のエネルギーが、癒し系のエネルギーへと変わる。
もしそうであれば、一度試してみる価値がありそうだ。
すぐ考えたのは、今回事件となった少女監禁なども含め
女性に暴力を振るう男性の治療の一つとして、
無理やり女装させたらどうだろう・・というアイデア。
外国では、凶悪犯の更正に女性ホルモンの投与があるという。
男としての荒々しさを取り除けると言うのだが・・。
そこまでしなくても、手軽な方法で試してみるといい。
男性が女装する。これほどのカルチャーショックはない。
今まで背負ってきた何かが音を立てて崩れる体験だろう。
D.Vに悩む女性たちのヒントにはならないだろうか。
面白い発想だと思うのだが・・



2005年05月12日(木)
民間では当たり前

都道府県としてあまり目立たない鳥取県(失礼)が、凄いことをはじめた。
「2年連続勤務成績最低職員に退職を促した」のである。
自治体が勤務成績不良を理由に職員に退職を求めるのは異例だから。
この決断も凄いが、それに反発すると思われた県職員労組はもっと凄い。
「雇う側として県が(勤務態度などの)改善指導をするのは当然。
本人が退職を選んだ以上組合はコメントする立場にない」としたのである。
この大きな決断は、民間人にとっては当然・・と怒られそうだが、
バブルの頃、安い給料でも我慢したのは、安定志向「親方日の丸」だから、
という職員だって多いはず。
それが今度は、働かない公務員が給料を得られる時代ではなく
リストラの対象になり「肩たたき」をされるかもしれない、となると、
この動きは全国に広がりそうだ。
ただし「勤務成績が低い職員」って、誰がどんな基準で決めるのだろう。
仕事によって、必要となる能力も違うと思うのだが・・。
数字になりにくい仕事を無理矢理、数字に置き換えると、判断を誤る。
その点だけは注意して見守っていきたい。
最近、研修でよく耳にする「民間では当たり前」というフレーズに対して
「でも民間じゃないじゃん」と思う私は、へそ曲がりだろうか?



2005年05月11日(水)
女たちの心が弾むような男に変身しなさい

残業して帰ってきたら、テレビで「夜王」を放映していた。
食事をしながら観ていたので、ストーリーは曖昧。
漫画のドラマ化だったことは、番組最後に知った知識である。
以前夢中で観ていたのテレビ番組「お水の花道」のホスト版かな、
また主役の松岡昌宏さん(的場遼介役)が、
かたせ梨乃さん(一人の華麗な美女・加納麗美役)に連れられ
銀座で高級な洋服を買ってもらい、いい男に変身していくシーンは、
映画「プリティ・ウーマン」の男性版かな?と、
くだらないことを考えながら眺めていた。
しかし今回選んだ一言は、そのシーンで、彼女が呟いた台詞である。
ほかにも「ホストで一番大切なことは、お客の女性に
『ありがとう』そう言われること・・」なんて台詞もメモしたが、
なぜか私にはピンとこなかった。
それよりもホストに限らず、男性たるもの、
女性たちの心が弾むような存在になるよう、努力した方が楽しそう。
ただし私の場合、外見はほとんど無理だから、
「女たちの心が弾むような言葉を返信しなさい」と解釈しよう。
うん、それならできるような気がする。(笑)



2005年05月10日(火)
企画書、領収書、辞令・・・大切なものは全て1枚

ある研修で、私の心に引っ掛かったフレーズを聞いてメモをした。
伝えたいことを1枚の紙にするには訳がある、ということだ。
それを例えて説明してくれたのが、気になる一言。
とにかく、短くする。
あとは、分厚い資料でもなんでも構わない。
これだけは読んで欲しい、これだけは伝えたい、と思ったら、
相手の時間を使うのだから、短くして下さい。
そんなメッセージが隠されていたような気がする。
そういえば最近、日記が長くなってきたな、と思っていたところ。
書いてる環境、背景も分からない、素人の日記なんだから、
読んで欲しかったら、短くしなさい・・そう注意された気がする。
短くするとインパクトがあることは、このコラムでも何度も書いた。
その例えとして「企画書、領収書、辞令」は絶妙である。
このフレーズ、また「書き方教室」の講師の時、使おうっと。