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しもさんの「気になる一言」
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2005年05月09日(月)
うるせぇ〜よ、と思えたら強いよねぇ

先日テレビを観ていたら、小泉今日子さんが出演ていた。
(番組名はメモし忘れました、ごめん)
たしか、BOOMの宮沢和史さんとの対談だった。
話の内容からして、二人は同い年のようだ。
番組の中で、歌手であり女優である彼女が、
「プレッシャーに負けない方法」を語ってくれたのでメモした。
ちょっと意外なフレーズであるが、
その開き直りが妙に可愛くて、私はニコニコしながら頷いていた。
単なる強気ではなく、周りからの雑音に対して
こんな気持ちになれたら、プレッシャーは感じないよね、
そんな会話だったと思う。
最近、そんな気持ちで仕事をすることがなかったから、
ちょっぴり参考になった。
面白いことに、二人は「ナウシカになりたい」で意気投合。
「風の谷のナウシカ」、もう一度、ゆっくり観てみようかな。
二人の生き方、そして活躍のヒントになるかもしれないから。



2005年05月08日(日)
真珠は、涙に似ているから葬式でもOK

以前、テレビで知った知識である。
たしか「今さら人には聞けませんが・・」のフレーズが
耳に残るテレビ番組の問題だったと記憶している。
この週末、お通夜、告別式と2日間参列して、思い出したので・・。
葬儀に参列する女性のファッションから、
真珠のネックレスなどは身に付けることが常識だと思っていた。
それが、普通、お葬式には宝石類は身に付けない事が常識と知り、
それだけでも、メモの対象だったのに、
さらに、真珠だけは身に付けてもいい、というその理由が
「涙に似ているから」というものだったから
ますます、私の「気になる一言候補」に値する情報になった。
真珠を涙に例えるなんて、なかなか思い付かない発想である。
辛く重い雰囲気に包まれている葬儀の中で、
女性の首に飾られる真珠だけが、悲しさとともに輝くことになる。
マナーは、それなりに理由があるんだなぁ、と感心した。
最近、常識問題のクイズ番組が多いのは、
それだけ常識を知らない人たちが溢れているということなのか。
ちょっと勉強しなくちゃなぁ。



2005年05月07日(土)
「おかしいなぁ」は、可笑しいなぁ(笑)

術後5日目の検査で、お世話になった病院をまた訪れた。
診察室へ入った途端、執刀していただいた先生から
「お疲れ様でした。あれからちょっと痛かったでしょ?」
と声をかけてもらったのであるが、
私は「それが、全然痛くないんですが・・」と返してしまった。
そんな私の予想外の返答に「おかしいなぁ」と笑いながら
そんなはずは・・というような顔を見せた。
もちろん、まだ抜糸もしてないので違和感はあるが、
痛み止めを飲むような痛みもないし、翌日から普通でした、
が私の素直な感覚なのである。
あれだけ大きな胆石を取り出し、何針か縫った傷があるのだから、
私の経験では、痛いはずなんですが・・が先生の言い分のようだ。
一番面白かったのは、会話が逆になっている気がしたから。
先生「もう痛みはないでしょ、手術も成功したし・・」
私 「いゃ〜、それがまだなかなか痛みが取れないんですよ」
先生「おかしいなぁ、痛みは取れるはずなんだけど」ならわかる。
だからこそ、今回の「おかしいなぁ」は、やっぱり可笑しい。
普通なら先生のこの一言に、不安になるのが患者の役目だろうが、
なんだか嬉しくなってしまった私は、患者失格なのかもしれない。
(やっぱり痛みに鈍感なんだろうか・・)



2005年05月06日(金)
えっ〜、タマタマ取っちゃったの?

手術で取った胆石が、あまりに大きかったので、
職場に持参して、みんなに見せたくなった。(笑)
「実はこんな大きなものが、身体の中に入っていたんです、
人間って凄いもんでしょ」と言いたかったのである。
ほとんどの人が、うずらの卵ほどの大きさに驚き、
「その辺の道端で拾ってきた石じゃないの?」
「何か生まれてきそうな卵みたい」など反応はいろいろ。
中でも一番面白かった反応が、今回の気になる一言。
そうか、そんな表現があるのか・・という発想の豊かさと
そう答えたのが女性だったのがとても愉快で、メモをした。
まさに、その大きさに近いのであるが、
「3つあったので、1つ取りました・・」とか
「おばさんに、またまた一歩近づきました、よろしくね」など
タイミング良くジョークで返せなかった自分がちょっと悔しい。
「どうしてその大きさを知っているの?」と言い返したら、
セクハラになるのかなぁ(汗)。
久しぶりのシモネタ、元気になってきた証拠かな。
あぶない、あぶない、
これ以上元気になったら何を言い出すか分からない・・。



2005年05月05日(木)
「ルールは守らない人がいる」を、想定内として危機管理を

久しぶりに私の雑感ですが・・。
JR西日本の危機管理が・・そんなニュースを何度も見ながら、
私は明日からのプロ野球セ・パ交流試合のうち
「楽天」の本拠地「フルキャストスタジアム宮城」に危機感を覚える。
公式サイトで確認すると「球場ルール」と「応援ルール」があり、
なんと「3塁が楽天側となります。ご注意ください」のメッセージ、
この球場だけのルール、周知されているのだろうか、心配である。
また「全ての席種に『子供料金』を設けております。
大人:高校生以上、子供:4歳以上〜中学生まで」のルールも、
誰が判断するのだろう、さらに3歳以下判断は? やっぱり疑問。
さらに、よくわからない「応援ルール」にも不安材料が。
(1)鳴り物については、原則禁止。
(2)応援旗については大きさの制限を設ける。
(ビジターチームの応援団にもこのルールは強制するのだろうか?)
(3)敷物については、過度な座席確保のための使用は禁止する。
(一般モラルの範囲内)
とあるが、これを守ってもらうのが一番難しいと思う。
昨年、静岡球場で経験したから、気になっているルールである。
「ルールを守らない人がいる」からトラブルが起きる。
この時の職員の対応が評価される時代となっていることをお忘れなく。
私の老婆心であればいいけれど・・。

PS.
と、いいつつ「楽天」勝って「ジャイアンツ」負けちゃったぁ、ふぅ。



2005年05月04日(水)
象、馬、きりん、鹿には胆嚢が生まれつき有りません

今さら調べたって・・と思いながらも、
一日中寝ているのも疲れるので、時々起きてはインターネット検索で
いろいろ調べてみた。
こんなに、インターネットで遊んでいる割には、手術前に
「胆石」で検索したことがなかったのは、お笑いであるのだが・・。
自分の身体から出てきたのが「コレストロール系胆石」だったこと、
男性よりも女性、特に中年以降のやや太り気味の人に多いこと、
日本人などアジア人は白人よりも胆石ができにくいが、
それでも日本人成人の5〜10%には胆石があることがわかった。
しかし、それでは話としてつまらない。酒の肴にはならないからだ・・。
やはり面白かったのは、 米国の大規模女性疫学研究から判明 した
「ナッツ好きの女性には胆石が少ない!」という情報と
「不思議なことに」を前置きして
「動物でも象、馬、きりん、鹿には胆嚢が生まれつき有りません」と
書かれた情報だった。
「胆石が気になる人は、
毎日の食事にナッツ類を取り入れてみてはいかがだろう」という文に
大好きなナッツが、堂々と食べられる・・と一人で喜び、
「内臓のひとつを取って大丈夫?」という不安も、
なくても平気な動物がいる、という事実だけで嬉しくなった。
以前なら「家庭の医学」と書かれた分厚い本で調べたのになぁ、と
一人で苦笑いをしながら、もしかしたら、ジャイアンツの清原選手は
胆石で緊急入院じゃないのかな、と症状を見ながら思った私である。



2005年05月03日(火)
本当にこんなものが入っていたのだろうか?

術後からの驚異的な回復?により、翌日退院の許しが出た。
(また、週末に術後の検診をすることを前提にだけれど)
翌日の帰宅に、自宅で待っていた母は、驚きの声で迎えてくれた。
さらに、お土産にいただいた(笑)、胆石を見せると
信じられない様子で、しげしげと眺めていた。
たぶん胆のうとほぼ同じくらいの大きさの石が、
透明のガラスびんに入っていたからである。
人間の身体って不思議だなぁ・・私は胆石をあらためて観察した。
さすがに疲れが出たのか、自宅に戻ってそのまま寝たが、
何時間おきに目が覚めては、その「胆石」を見て、呟いた台詞。
このフレーズを、気になる一言とした。
日が経つにつれて、色が少しずつ変わってきたけれど、
間違いなく私の身体の中に入っていた石を見ることにより、
自分の身体を大切にしよう・・と心から思った。
そして、これからの日々を大切に生きよう、とも。
(全身麻酔・・今だから告白するけれど、やっぱり恐かったね)



2005年05月02日(月)
痛さに、鈍感なんじゃないの?

胆のう摘出手術を終え、全身麻酔が覚めた時、
目の前には、お土産にどうぞ、とばかり透明のビンに
アーモンドチョコレートより、ひとまわり大きな胆石と、
30粒以上の小石が入ったプラスチックケースがあった。
あまりの大きさに執刀医と助手の先生らは
「本当に、今まで痛くなかったですか?」と驚いてみせた。
また大きな胆石だったため、予定以上に切ったことを説明してくれ、
たぶん痛むと思いますが、我慢して下さい・・と言って病室を出た。
ところが我慢できないほどの痛さはなく、
術後、しばらくしたら点滴をガラガラ押しながら、小便に行く始末。
これには、看護婦らまで驚いていた。
この驚異的な回復?を自慢げに付き添いの家族に話したら、
心配しながら、そして笑いながら、この台詞が返ってきた。
「先生らの『痛くないのが不思議です』、その台詞が嬉しくて
やせ我慢してるんじゃないの?」という私の性格を知っての発言か(笑)。
一番痛かったのは、チンチンに入れてあった管を抜いて、
初めて、小便をした時だった。
「痛さに強い」「痛さに鈍感」さてさて、本当はどっちなんだろうか?



2005年05月01日(日)
「胆のう」摘出手術を「堪能」してきます(汗)

手術前日に、絶対に書こうと思っていたフレーズである。
昨年末のクリスマス・イブ「痔」の手術から、約4ケ月。
現在の生活は、予想以上に快適である。
(こんなに簡単ならもっと早く手術しておけばよかった・・)
46年間、手術というものに嫌悪感を示し、
自分の身体にメスを入れることなど考えもしなかったのに、
一度、その箍(たが)を外したら、
46年間溜めてきた身体の中の毒素を全て取りたくなってきた。
(まわりは「オペ・フェチですね」と笑うが・・・)
昨年末の入院中、ベッドの上でいろいろ考えていたら、
なぜかやりたいことがいっぱい見えてきた。
だからこそ、体力のあるうちに、身体の再点検をして、
直すところは直す、取るところは取ることに決めた。
不健康を理由に、自分のやりたいことができないなんて嫌だから。
これ以上元気になってどうするんだ?と言うなかれ、
「再生・しもさん」お楽しみに。

おまけに、インターネットで意味調べ。
【胆のう】(胆嚢)
肝臓の下側にある袋状の器官。胆汁を一時蓄え濃縮する。
十二指腸内に食物が入ると収縮して胆汁を排出する。
【堪能】〔「足んぬ」の転。「堪能」は当て字〕
(1)十分満足すること。
(2)気分を晴らすこと。納得させること。
(なるほどなぁ「気分を晴らす」なんて、今の気分にあっている)

ついで見つけた四字熟語
【胆大心小】たんだい-しんしょう 
〔旧唐書(孫思伝)「胆欲レ大、心欲レ小」〕
(1)大胆で事に動ぜず、しかも細心であるべきこと。
(2)文章を作るときには、大胆かつ細心であるべきこと。
(う〜ん、 私の望んでいる生き方だぁ・・)

んなわけで・・今日から数日「気になる一言」はお休みです。



2005年04月30日(土)
「技術」はあまり変わらないから「体力」をつけた

プロ野球生活20年目の清原選手が通算500号のホームランを決めた夜、
優勝したかのように、放送各局が大騒ぎだった。
最下位チームの4番バッターをここまで、取材するのは、
それだけ清原選手以外の話題に乏しいというわけか・・(笑)
今まで、何度も何度も、彼に対する誹謗中傷の記事を読んだ。
だからこそ、ボロクソに書いていたマスコミの変わり身の早さに
私はちょっぴり閉口している。
さて話は変わって、今回のお祝いインタビューの中から。
昨年に比べて、今年は調子がいい。
その理由について、清原選手本人が語ったフレーズである。
(私は、聞き間違えたのかと思って、何度も確認をしたけれど・・)
人間40歳に近づくと、誰よりも自分が一番体力の衰えを感じるはず。
だから、パワーではなくテクニックに磨きを掛けるのが常識である。
若い人に負けない為には、長年の経験で掴んだ技術がものを言う。
スポーツ選手なら、誰もが考えることではないだろうか。
しかし、彼が選択したトレーニングは、逆だった。
もうこれ以上頑張っても、バッティング技術はそんなに向上しない。
もう一歩、上に行くためには、やっぱり体力だ・・と感じたようだ。
だから、私のアンテナに引っかかってメモをしたのだけれど。
もしかしたら、我々の仕事でも同じことが言えるのかもしれない。
長年の経験で覚えた、美辞麗句・難しい法律用語を駆使して、
クレーム処理をするより、フットワークの軽さで行動することこそ、
大切なことではないだろうか。
そんなことを考えさせられた、清原選手の台詞であった。