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しもさんの「気になる一言」
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2005年03月30日(水)
少しずつの頑張りを僕に見せて下さい

パソコンに向かい「今日の気になる一言」を書きはじめたら、
NHK「課外授業・ようこそ先輩」に松井選手が出演していた。
そう言えば1月の始めに、番組録画をした記事を読んだから
私の記憶が正しければ、その時の番組であろう。
「夢を夢で終わらせないために」と板書し始まった授業は、
私のメモを、あっという間に溢れさせた。
大きな手にできた堅いマメを実際に見せて、また触らせて
「私も、ちょっとずつ頑張ってきた・・」とコメント。
とても説得力のあるフレーズであり、生きるヒントになった。
そのあと、子供たちに発した松井選手の台詞が今日の一言。
「一挙に」ではなく「少しずつ」頑張ることの大切さを
教えてもらった気がする。
「一度に」「力一杯」頑張らなくてもいいんだよ、
少しずつの頑張りこそが、上達の秘訣なんだよね、
そんなメッセージが隠されているようだった。
それでも大リーガーになった松井選手ならではの台詞である。
もしかしたら、授業を受けている子供たちにではなく、
すぐに結果を求めようとする大人の視聴者である、
私たちに向けた言葉かもしれないな、と思い直した。
「少しずつの頑張り」かぁ、それならできる気がするな。



2005年03月29日(火)
それは、私自身を決して忘れたくないから

横山秀夫さん原作の映画「半落ち」をビデオ録画で見た。
先日、テレビ放映していたのを録画しておいたのだが、
なかなか見る時間がなくて、延び延びになっていたのである。
しかし、なぜか残業で遅くなった今日、観ようという気になった。
この作品、寺尾聰さん主演の映画で話題になったが、
私は、原田美枝子さん演ずる妻が、ある新聞投稿を読み
日記を書きはじめるシーンが印象に残った。
原作とは違った台詞が、私のアンテナに引っかかったのである。
「今日から私は日記を書きます」に続き、綴られたフレーズで、
どうして書き始めたか・・を丁寧な字で書いてある。
メモしたのは、私も同じことを思っていたからだ。
この「気になる一言」も、毎日続けなくても誰も怒らないし、
たとえ途切れたとしても、誰も気にならないかもしれない。
さらにこのところ、仕事が多いのか、私の仕事が遅いのか、
嫌ってほど残業が続くのに、なぜか書かずにいられない。
どうして寝る時間を惜しんでまで・・と訊ねられたら、
たぶん、冒頭のフレーズを思い出すと思ったからである。
この1年間、今まで仕事をしてきた二十数年間の中でも、
1番忙しかった1年だったかもしれない。
だからこそ、こんな経験は次の人にはさせてはいけないと感ずる。
どんなに忙しくったって、自分の時間を作って書き続ける楽しみ。
これだけは守り続けようとする私は、たぶん誰よりも
自分自身を忘れたくないからなんだと思っている。



2005年03月28日(月)
改革は国民のためになること

あるテレビ番組で、小沢一郎代議士が語っていた。
小泉首相の「三位一体改革」について批判したものだが、
私は、地方自治体に働く私たちにも同じことが言えるな、
と、メモをした。
この言葉は、意味は違うが、とても奥が深い。
当たり前といえば当たり前のことなのだが、
ついつい「一部の国民のためになること」が多いからだ。
特に公共施設の使用料等は、
「安ければ安いほどよい」と思いがちだが、
ここには「利用する人にとって」という前置きがある。
「受益者負担」という言葉があるが、
これは、利益を受ける人が、相当分の負担を負うこと。
なんでもかんでも「無料」という発想から、一歩踏み出して、
必要最低限の費用は、利用者が負担するという視点である。
住民サービスと勘違いしやすい「無料」という単語。
「合併する前の小さな町・村では無料だったのに」と
自己主張することは簡単だけれど、その前に、
本当に無料でいいのか、これも税金なんだ、と考えて欲しい。



2005年03月27日(日)
趣味だからガツンとやるんです

ある人と話をしていて、趣味の話になった。
趣味だから、適当に、楽しくやれば・・という私に対して、
ダメ、ダメ、趣味だからこそ、一所懸命やらなくちゃね、
と言い返された。
何度なく、同じような会話をしたけれど、
一番印象に残っているフレーズが、気になる一言。
うん、うまい表現だ、いただき・・とメモをし、
私もこれからは、ガツンとやろう・・と心から思った。
中途半端だから、あなたの趣味は?と聴かれて、
もじもじしながら、ちいさな声で「・・・・」と答える。
それよりも、ガツンとやってる趣味をもってみる。
「どうして、そんなことに時間とお金をかけるの?」と
訊ねられた時、すかさずこの一言を口にする。
ちょっと変わっているけど、素敵な生き方だな・・
そんなことを感じた一言である。



2005年03月26日(土)
OBは救済措置なんですよ

これほど時間とお金をかけても、
上達しないスポーツはない、それがゴルフである。
普通、ある程度のレベルまでいくと、
身体がその動きを覚えるものなのだが、そうはいかない。
久しぶりに仲間と出かけたゴルフは、OBの連続。
紹介できるスコアではなかった。
ちょっと白杭を超えただけで、2打罰。
これって、まったく変なルールだよなぁ・・とぼやいたら
同行の一人がぼそっと一言。これはいただき、とメモをした。
2打罰というのは、ラッキーですよ。
崖下とか、林の中から打ったら二打では出てこないはず、
そんな意味の解説だった。
たしかに、説得力のある説明だと思う。
プレー時間を早めるためとか、
後ろの組の人に迷惑をかけないための措置だと思っていたから
マイナス思考になっていた。
なんだか、OBを打ってもイライラしなくなりそうだ。
天気はいいし、富士山はよく見えたし・・楽しかった。
あとは、スコアだけなんだよなぁ・・やっぱり。



2005年03月25日(金)
「歓送迎会」より「送別会」と「歓迎会」は別の方がいい

年度末の3月、異動シーズンでもある。
同じ建物の隣の課へ移ろうが、とりあえず「異動」となり
形式的ではあるが「歓送迎会」が企画され、宴席が増える。
ただ予算・懐具合が厳しいためか、4月に入ってから
「送別会」と「歓迎会」を一緒にやることが多い。
「歓送迎会」は、とても合理的だと思うのだが、
参加者同士の話が噛み合わず、盛り上がりに欠けるのも事実。
一度も会話をしたことのないメンバーで飲むのだから・・。
今年はなかなか日程が合わず「送別会」と「歓迎会」を
意識的に別にしたのだが、予想以上に盛り上がったので驚いた。
一年間、一緒に汗を流したメンバーだけで、
思い出を語りながらの「送別会」は、アルコールが進む。(笑)
辛かったこと、笑ったこと、ミスしたこと、喜んだこと・・など
今だから語れる一年間の思い出は、尽きることがない。
今まで何も考えず「歓送迎会」を企画してきたが、ちょっと反省。
「送別会」は形式的なものではなく、
このメンバーで飲める最後の打ち上げ・・そう理解したい。
そしてまた「歓迎会」は、新しいメンバーで夢を語る飲み会。
来年の「送別会」を楽しみにして飲みはじめるスタートである。



2005年03月24日(木)
「TPOに合わせた飲み会」と「TOPに合わせた飲み会」

メルマガ読者からの問い合わせだった。
昨日の「気になる一言」ですが・・・ではじまり、
「『TOPに合わせた飲み会』ってなっていましたけど、
主役のことをTOPって言っているのですか?・・」と。
はじめ何のことかわからず、もう一度読み直したら、
恥ずかしい・・確かに「TOP」になっていた。
昨晩書いたのは、たしか帰宅してからだから、午前様だったはず。
相当酔っぱらっていたと思う、あまり記憶がないから。
それでも、私は書いたんだぁ・・と翌朝、内容を再確認して家を出た。
ところが今日、残業を終えて帰宅し、メールを確認したら
「御一報」のタイトルで、先ほどの指摘であった。
「ごめ〜ん、間違えちゃった・」と誤りのメールを返信しながら、
あっ!これいただき・・と思って、再びメモをした。
「主役に合わせた飲み会」ってのも、現実にはあるし、
「上司に合わせた飲み会」ってのも、よくあることだ。
私が伝えたかったのは、単純に
【時(time)所(place) 場合(occasion)に応じた
服装などの使い分け】を意味するTPOだったけど、
こっちの方が面白いじゃん、となって、私のアンテナに引っかかった。
間違いを指摘されるのは、意外と嬉しいものである。
それだけ、丁寧に読んでいただいているのだから。(笑)
それにしても、最近、ミスが多いなぁ・・(汗)



2005年03月23日(水)
すいませ〜ん、馬鹿刺し、2人前ずつ

このシーズン、アルコールを飲む機会が多い。
送別会、歓迎会、歓送迎会、退職者の慰労会・・。
なんとか理由をつけて、宴席に足を運んでいる私。
場所も、騒がしい居酒屋から静かなショットバーまで
TOPに合わせた飲み会が、連夜のように続く。
活字大好きの私は、そんな時もなぜかメニューに目がいく。
今日見つけたメニューは、本来は別々に書かれていたのだが、
一緒に飲んだ先輩が、お店の人に向けて叫んだ。
思わず吹き出して、メモをした注文が、気になる一言。
正確には「馬刺し」「鹿刺し」を2人前ずつだったのだが、
本当に並んで表示してあったので、インパクトが強かった。
さて、これから新年度に向けて、まだまだ飲み会は続く。
いつでも、楽しい・面白いメニューを見つけたいと、
携帯メモ片手に出没している私であるが、
こればかりは、数をこなさないとみつからないので、
仕方なく(笑)飲み会を続けている、ふぅ〜。

読者も、面白いメニューを見つけたら、是非御一報下さい。



2005年03月22日(火)
どこまで飛んで行くんだぁ〜(松井のホームラン)

「こんなもの手に入りましたけれど・・」と
職場の後輩が手にしていたのは、なんとラジオの実況中継CD。
私が、大のジャイアンツ好きを知ってのことで・・嬉しかった。
内容は、松井秀喜プロ10周年を記念して製作された332本のHR。
今話題のニッポン放送の番組「ショウアップナイター」Presents.
約1時間、松井選手ホームランの瞬間の実況中継だけが収録されている。
アナウンサーによって、そのホームランの表現が違うのだが、
どれも、興奮している彼らの様子がうかがえた。
その中で、私が気に入ったフレーズを気になる一言。
「ライト一歩も動かず」「グングン伸びていく」・・いろいろある。
そのうちの何本かは、私も東京ドームなどで見ているけれど、
その打球の凄さを表現するに相応しいのはこれだな、と選んでみた。
何度聞いても飽きなのは、単に松井選手が好きだからだけではなさそうだ。
やはりホームランは、野球には欠かせない。
今年もライト外野席で、オレンジのタオルを振りながら、
「ビバ・ジャイアンツ」を大きな声で叫ぶことになるだろう。
さて、もうすぐ今シーズンが始まる。少しずつ体調を整えよ〜っと。

PS.
今年は、堀内効果(笑)で、チケットが取りやすいとか・・。
球場へ行ったことがない方、是非一度、御来場を。チャンスです。



2005年03月21日(月)
お盆は世界中、お彼岸は日本だけ

お彼岸の中日で、墓参りに行った人も多いと思う。
いつもこの時期に、なぜか思い出す知識がある。
(たしか、2000/03/25にも、紹介したけれど・・)
「インドにも、中国にもない彼岸(陽願)という習慣」。
仏教の「盂蘭盆(うらぼん)」と
仏教伝来前からあった「神事」が習合したものが、
現在の「お盆」の概念だという。
しかし「彼岸」とは仏教用語で「向こう岸」という意味。
いわゆる極楽浄土のことであり、西方十万億土の彼方にあるという。
太陽が真西に沈むこの日は極楽浄土の方角がはっきりわかるので
「お彼岸」というらしいのだが・・。
せっかくの祭日なのだから、これくらいの知識があると楽しい。
細かいこと、難しいことは、お近くのお坊さんに聞くとして・・。
言葉として覚えておきたかったので、気になる一言に再登場となった。
どうりで、来年の春分の日、秋分の日が、なかなか決まらないはずだ、
次年度のカレンダーづくりを悩ませる原因はここにあった。
さて「暑さ寒さも彼岸まで」。桜が一斉に花開くに違いない。
楽しみである。