初日 最新 目次 MAIL HOME


しもさんの「気になる一言」
しもさん
MAIL
HOME

My追加

2005年03月07日(月)
ホームレスっつっても、ホープレスじゃねぇだろう

直木賞候補作となった伊坂幸太郎著の
「グラスホッパー」(角川書店刊・322頁)を一気に読み終えた。
彼の作品を読むと、なぜか私のメモは多くなる気がする。
たしか「アヒルと鴨のコインロッカー」の時も、そうだった。
くだらない知識や疑問なんだけれど、私の心のアンテナに響く。
気になる一言に選んだ台詞も、多くの中のひとつにすぎない。
ホームレスだからって、希望がないわけじゃないんだ、と書かず、
わざわざ「ホープレス」なんて単語を使ってみる。
と思えば、定義しにくいホームレスについて、
「暮らしているんじゃなくてただ生きているだけだから」と
ホームレスの発した言葉として定義したりもする。
その、言葉の妙に私はすっかりファンになってしまった。
メモしたフレーズを全て紹介したくなるくらい楽しめた。
ただ日曜日に読み始めることはお勧めしない。
確実に寝不足になるから・・。
さて私も、負けじと彼のフレーズに付け足してみた。
「ホームレスは、ホープレスでもなければヘルプレスでもない」
(ホームレスは、希望がないわけではないし、無力なわけでもない)
ただ、homeless/hopeless/helpless って単語が似ていたから。

PS.
最後にメモしながら笑えたフレーズのおまけ。
「都合の悪いことっつうのは、全部温暖化のせいにすりゃいいんだ」



2005年03月06日(日)
家事って、創意工夫の固まりだなぁ

娘の引っ越しの準備で、妻と母が早朝から出かけた。
(私は、引っ越し当日に、力仕事が待っているらしい)
というわけで、朝から夜まで、私一人。
たまには、家のことでもやるか・・と始めたら、
なかなか面白くてハマってしまった。(笑)
掃除も、片づける程度だけれど、やればやるほど
部屋がきれいになっていく様子は案外面白かった。
たぶん、天気が良ければ、布団なんか干すんだけどなぁ。
特に料理は、何十年ぶりかで、3食とも自分で作った。
これでも学生時代は、お好み焼き屋や学食でアルバイトし、
けっこう手の込んだものを作ったものだ。
結局、冷蔵庫から余った材料を取り出し、
片っ端から混ぜて作ったチャーハンは、我ながら絶品。
う〜ん、腕は落ちてない。(汗)
まぁ、一日だからそんなこと言えるのよ・・という
主婦の皆様方のお言葉が聞こえてきそうだけれど、
やる気になったときの男は、何でもやれるもの・・
そう考えてもいいんじゃないかな。
といいつつ、また明日から、たぶん何もしない亭主に逆戻り。
こればかりは、なんとコメントをして良いのやら・・
でも家事って、考えていた以上に面白かった。これが感想。



2005年03月05日(土)
どこの辞書?、私はシャープだけど・・

今、欲しいものは?と、同年代の人たちと話していたら、
「iPodと電子辞書」という意見で一致した。
特に電子辞書は、日々、小さく便利になっているらしい。
いくつの辞書が入っていて・・という会話で盛り上がる。
以前は「どこの辞書使ってる?」の質問には
「広辞苑」や「大辞林」などの名称か
「三省堂」「小学館」「ジーニアス」「旺文社」など、
発行所の名称を答えるのが常で、
その語句・単語の多さで自慢しあったものだが、
今では、電子辞書のメーカーや値段で、辞書自慢をする。
「私はシャープ」「俺はカシオ」「SEIKOもいいな」など。
もちろん、私はすかさずメモをした。
同じような話を、以前何かの本で読んだのだが、
その時は「そんなばかな・・」とメモもしなかった。
そんな話は、大抵作り話で、あり得ないと思っていたから。
ところが身近で「電子辞書のメーカー比較」の話を聞くと、
まんざら、笑い話や作り話とは言えないな・・と思った。
どれだけ単語が収録されているかではなく、
どれだけその単語を使いこなせるか、がこれからのポイント。
例文の多い電子辞書が欲しいなぁ・・と私は思う。
ただ、偶然見つけた言葉の面白さや、
大体この辺・・といういい加減な検索の仕方ができない分、
私の電子辞書購入は、まだ先になりそうである。



2005年03月04日(金)
雨の日は、街が意外と騒がしい

とりあえず、まだ続いている通勤での英会話レッスン。
なんとワンレッスンが、30分だからちょうどいい。
職場までの30分徒歩が、とても有効に使われているから。
健康にもいいし、ガソリン代はかからないし、いい事ずくめ。
しかし、今日は朝から冷たい雨。(首都圏では雪らしい)
どうしようかなぁ・・とちょっと悩んだけれど、
ここまで続けたからな、と思い直して、歩き出した。
だか、何かがいつもと違うと感じたのは歩きはじめてすぐの事。
気が付いたら「いつもの音量では、英語が聞こえない」。
雨でいつもより静かかな、と思ったら、意外にも逆だった。
雨音というより、道路を走る車の音が騒々しいのかもしれない。
私は慌ててボリュームを上げたが、それでも聞き取りにくかった。
雨の日というのは、どうしても外に出たがらないからか、
街は晴れの日よりしっぽり濡れて静かなイメージがあった。
しかし現実は・・・。
最近、こんな小さな発見がとても嬉しく感じる。
だから、この日の発見を忘れないために、気になる一言とした。



2005年03月03日(木)
ブルルルン この感じがたまらない 魚のかかるこの感じ

突然、釣りの師匠から、メールが届いた。
今年もまた始まった渓流釣りのお誘いかと思いきや、
小学校5年生の息子が書いた詩が、地元の文園に掲載され、
その嬉しさを誰かに伝えたくて・・という気持ちが伝わった。
タイトルは「つり日記」。
そして、その冒頭のフレーズが気になる一言。
間に数行の言葉が並び、最後にまた繰り返して
「ブルルルン この感じがたまらない
魚のかかるこの感じ 魚のかかったこの感じ」で終わる。
即座に「お見事・・」とメールを返した。
状況を説明する長ったらしい文章はいらない。
「ブルルルン」の文字だけで、そのワクワク感が伝わってくる。
いや、ばらさないように・・という緊張感も感じられる。
まさしく、釣りの楽しさを5文字で表現できていると思う。
だからといって、子供の感覚に驚かされてばかりいてはいけない。
「少年のような心」と「おばさんのような雰囲気」で、
私にしか書けない表現がしたい、とあらためて思った。
そろそろ渓流釣りのシーズン。自然を五感で感じようっと。



2005年03月02日(水)
寝るのはバカだ。みんな寝すぎだ。

正確には「私は死んだ後、たっぷりと眠る」が続く。
本屋で見つけた、発明家・エジソンらしい発言である。
なかなか面白い言葉だな、とメモをした。
これくらい寝ないと身体に良くない、翌日に影響するから、
寝たくなくても少しは横にならなくては・・
と考えるようになったのは、つい最近である。
若い頃は、朝まで寝ないでいたことも、よくあった。
みんなでワイワイ飲んでいる時もあれば、
一冊の本に夢中になり気が付いたら朝、ということもある。
勿論、朝までパソコンに向かっている時も。
その頃、このフレーズと出逢っていたら、
私もそう思う・・と、胸を張って紹介していたに違いない。
しかし最近は、やっぱり健康が第一だと思うようになった。
疲れているときは「美味しいものを食べて早く寝る」、
いくらエジソンが言ったからって、私はやっぱり寝よ〜っと。
どうせ、私はバカですよ〜って、開き直っても・・。
今日の疲れを明日に残さない、をモットーとしているから。



2005年03月01日(火)
適材適木

森林の担当者が集まる会議で、この四字熟語をはじめて聴いた。
「適材適所」のパロディ、いや応用かな?程度の認識で
帰庁後、インターネットで検索したら、恥ずかしいことに
この四字熟語が、いくつもヒットした。
山の上の方は桧の木群、下側には杉の木群、
その下はしい・かしの広葉樹など、山にも木を植える場所がある。
杉の木は水が豊富に必要なので谷間に、桧は山の方にと植える、
このような植林のノウハウを「適材適木」というらしい。
これが、先代たちからの教え、知恵である。
ちゃんと植林すれば、山の資源が循環するようになり
近隣の川や動物などに、また人間にも恵みを与えるというシステム。
私はこの「適材適木」の言葉を知って、ハッとさせられた。
儲かるから、早く育つから・・を理由に、場所を無視した植林が
日本全国に蔓延し、災害に弱い国土を作ってしまった気がする。
最近、大雨の時によく耳にする土石流も(もしかしたら花粉症も)
昔の人が知恵として伝えてきた「適材適木」の考えを聞かずに、
欲だけで植林してきたことが原因になっているのでは、と思う。
50〜60年のサイクルが、長いのか短いのか、
もう一度、私たちはじっくり考える必要がありそうである。
次世代の子供たちに、住みやすい日本を残すためにも・・・。



2005年02月28日(月)
痛いのも生きている証拠

未だ震災で怪我をした人たちを診察している
医師の台詞だと記憶している。(メモ不足で情報源がわからず)
被災しただけで精神的にまいっている人たちに向けて、
女医の彼女は、子供たちに向けて、いや多くの被災者に向けて
言い放った台詞のような気がする。
「あなたたちは、生きているの。それだけでも幸せ。
なによ、これくらいの傷、我慢しなさい」と声を掛け、
「生きてなきゃ、痛いも痒いもわからないのよ」と慰めた。
私も、痛さには弱く、時々「いてぇ〜」って大騒ぎをする。
でも、このフレーズを知ってから、我慢することを覚えた。
「生きているだけで丸儲け」と、明石家さんまも言っている。
もちろん、外傷だけでなく、心の傷も痛むけれど、
やっぱり、痛いのも苦しいのも、生きている証拠なんだ、と
あらためて実感できる台詞となった。
勿論、寒いのも生きている証拠。(暑いのも生きている証拠)
我慢しよう、明日から3月。春はもうすぐだから。



2005年02月27日(日)
まさか、完璧に覚えているなんて・・

最近、あまり調子が良くないから・・を理由に、
ダラダラとメリハリのない週末を過ごしていたが、
そろそろ・・・身体を動かそうかな・・と思い立ち、
約6ケ月ぶりに、オリジナルダンスの練習へ顔を出した。
「ぎっくり腰は大丈夫?」「痔の手術したんだって?」と
半分冷やかされながらも、懐かしい顔を見て顔がほころんだ。
単なる運動不足の解消と、会場までの徒歩30分の間、
習いはじめた英語ヒアリング教材を聴きたくて、
わざわざ足を運んだようなものであるから、
後ろの方で、ストレッチでもしながら・・と思っていた私。
たぶん、忘れているだろうと考えていた振り付けであるが、
なんとほとんど覚えていたことには、我ながら驚いた。
身体って、不思議だなぁ〜、と独り言のように呟いた。
身体で覚える学習って、こういうものなのかな・・と感じながら、
2時間たっぷりと汗をかいた。
気になる一言は、久しぶりの私の雑感である。
昨年は、仕事も変わったし、体調不良でやや消極的だった生活。
しかし今年になって、また積極的な生活が戻ってきたようだ。
以前、周りの景色も目に入らないくらい夢中で走り続けた。
そしてちょっと疲れたので、空に浮かぶ雲や道ばたの野花に目を移し、
深呼吸を思いっきりしてみた。
そしたら、なんだかまた走りたくなった・・そんな心境である。
ただし、今度は全速力でなくてもいい。
季節の変化を、五感で感じながらのジョギングでいい。
久しぶりの汗に、今晩のビールが楽しみになった休日である。



2005年02月26日(土)
少子化の元凶は働く女じゃなくて、幸せな主婦の愚痴だね

第132回直木賞受賞作「対岸の彼女」(角田光代著)が読みたくなって
本屋を探しまわったが、まだ入荷しておらず、あきらめかけた。
しかし「オール讀物3月号」に「対岸の彼女(抄)」の文字を見つけ、
ハードカバーを待ちきれなく買ってしまった。
長編のため、作者の了解を得て、全15章のうち第8章までを中心に
抄録されたものであるから、一気に読み切れた。
気になる一言は、その中の台詞。
勝ち組のはずである主婦たち愚痴が、負け犬と言われた独身女性たちの
結婚願望を低下させるというその視点が面白かった。
「こうして結婚しない、子どもの産まない女が増えんのよ」と呟いて。
また「ひとりじゃやってく勇気がなかった。働いてく自信がなかった」
と結婚した理由を話す主婦と、
「結婚して母親になる勇気がない。仕事なんて楽だよ」という独身女。
これまた、なるほどなぁ・・とメモを続けた。
たぶんストーリーはこれからが本番、どんどん展開していくのだろう。
結末が楽しみにしている。

PS.
逆に直木賞候補で終わった、伊坂幸太郎さんの「グラスホッパー」は
選考者に評判が良くなかったようだ。
「アヒルと鴨のコインロッカー」の印象が強かったから、
今回も期待していたのに残念である。
「対岸の彼女」読破後、ゆっくり読もうと思う。