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しもさんの「気になる一言」
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2005年02月08日(火)
女性は平均約10キロ増えるんです

ニュージーランドについて驚いたことは、
体格のいい女性が多いということ。
それも、縦に横に・・全体的に・・。(笑)
私が痩せて見えるくらいだから、想像できるだろうか。
こんなに外国人って大きかった?と首を傾げていたら
現地ガイドの女性がマイクを通してこう呟いた。
こちらに住みはじめると、日本人のだれもが体験することらしい。
とにかく、甘いものが大好きな国民性を実感する。
これからの数日間の旅行先で、ビュッフェ形式の食事をする度に
その謎は解けてきた。
もちろん、食べ物が美味しい、が生活の基本にあるけれど
アイスクリームのデサートはじめとした乳製品をはもちろん、
食後のコーヒーにも、ミルクをたっぷりドボドボ入れる。
いやいや、前菜のサラダのドレッシングから、メイン料理のタレまで、
なんとなく甘さを舌に感じるのも頷ける。
旅行中、何度も口にしたキィウィ・ワインもちょっと甘め。
逆に、自然を生活全体に感じることができるお国柄。
不規則な生活をし、ストレスをいっぱい溜めた男性は、
この国に住むとストレスがなくなり痩せるらしい。
ニュージーランドの印象は、とても健康的な国である。



2005年02月07日(月)
たぶん、温度差に身体がびっくりしますよ

真冬の日本から、真夏のニュージーランドへ。
うまい表現はないものかと考えていたところ、
今回の添乗員が、成田へ向かうバスの中でこう説明した。
こちら日本は気温5〜6度、向こうは25〜26度。
少なくとも20度の温度差を、どう五感で感じるかは、
私の今回のテーマでもある。
トンネルを抜けると、そこは雪国だった・・を真似すれば、
10000キロの海を越えると、そこは真夏だった、となる。
私の知らない南半球の生活とは、どういう世界なのか?
夜9時過ぎまで明るいというのは、どんな感じなのか?
全て、自分の身体が体験したことを、メモしてこようと思った。
成田空港までは、ダウンジャケットに身を包みながら、
これはニュージーランドでは必要ない・・とばかり、
バスに冬の衣類を残し、空港入り口まで、全速力で走った。
確かに寒かった。ここで、風邪をひくわけにはいかない。
温度差だけでなく、いろいろなものに驚き、
今までの知識・経験では予想できない世界を体験したい。
日付け変わって、2/8の午前3時頃。
窓際のシートだった私の目の前に現れた光景。
それは月と星と太陽が、飛行機の羽の上に顔を揃えたシーン、
私は「宇宙から、自然のプレゼント」をいただいた気になった。
これから、思いっきり「自然」を感じていこう・・
そう誓った、ニュージーランド、初日であった。



2005年02月06日(日)
話よりも変な先生に興味をもったようですよ

先日の中学校での授業、やはり子供たちの反応が気になる。
数日後、彼らからお礼の手紙をいただいたけれど、
もっと客観的な、第三者的な感想も欲しかった。
そんな時、当日取材していた広報担当からメールが届いた。
写真を撮りながら「どう?面白い?」って聴いたらしい。
それが私を喜ばしてくれたフレーズだったから、気になる一言。
「う〜ん、よかった、そう言ってもらって」とメールを返した。
いい話って、その時は感激するけど、すぐ忘れてしまう。
けれど、変な人っていつまでも覚えているでしょ。(笑)
本当にそんな感想を持ってくれたら、とても嬉しいな、と思う。
変わっている・・って評価は、周りにいない・・って評価でしょ。
だから、私は「おばさん」と呼ばれることも苦にならない。
変わっている人って、最初は近寄りがたいけれど、
一度仲良くなると、とても楽なんだよねぇ、気を使わなくて。
お互い変わっているって自覚しているからかな。
この感覚は、なかなか普通の人にはわからないかも・・。(笑)
彼らに「夢」を語ってしまった私たち。
大切なことは、これからの私たちの行動かもしれない。
もっともっと変わった人になろうっと・・。



2005年02月05日(土)
本邦初公開「爆笑、痔の手術体験レポート」

今月7日から12日まで6日間、南半球「ニュージーランド」へ
行くことになっている。
正反対の季節・夏を満喫、といきたいところだけど、
まだまだお尻の調子が気にかかる。(笑)
だから尋ねられると「痔の湯治に・・」と説明しているのだが。
当然いつもの「気になる一言」のメルマガは帰国後となるが、
その間に、メルマガ購読の解除されたら、帰ってきて辛いから、
昨年末からのお約束「痔の手術体験」をドキュメンタリー調で
6回に分けてお届けする。
ただし、記憶が鮮明で、書き出したら止まらなくなってしまい、
手術前日〜当日の手術終了までしか書けなかった。
推敲もせず、勢いだけで打ち込んだ、書き下ろしの状態なので、
表現に不快な点があっても、お許し願いたい。
しもさん初の長編作品が読めるのは、メルマガだけ。(汗)
うん「本邦初公開」って単語、けっこうインパクトあるな。
未登録の方、お早めにホームページトップから、購読登録を、
そして、読者は「叱咤・叱咤・叱咤・激励」の感想をお願い。



2005年02月04日(金)
駄目で元元(ダメでもともと)

女優・冨士眞奈美さんが、わが町の地元中学校にやって来た。
もちろん「卒業生に学ぶ」特別講演会である。
NHKの「ようこそ先輩」を想像させるが、
演題は「夢の実現に向けて」と、やや趣が違ったし、
全校生徒を2月の寒い体育館に集めて話す講演会では、
彼女の魅力を引き立ててはいないのでは?と感じてしまった。
こんな若い人達の前で話すのは、本当に初めてなのよ、と
話しはじめた彼女も、やや緊張ぎみであったようだ。
しかし「だめでもともともが、私の生き方なのよ」と話した時、
生徒たちの顔が変わった気がしたから、気になる一言。
彼らの心のアンテナに響いたのだろうか、
なぜか、会場の雰囲気が変わったのを、私は感じた。
大女優の話だから全校生徒に聴かせたい、の気持ちもわかるが、
ここは彼女の生き方「駄目で元元」の精神を貫いて、
先日の私達と同じ「夢を実現した大人」の先輩の1人として、
教壇に立っていただいた方が、インパクトがあったと思うのだが。
「女優も職業の一つ」という視点ではダメなのだろうか・・。
「富士山を見て育ったことが私の宝もの」というフレーズ、
私はすぐにメモしたが、彼らにはどう響いたのか、とても気になる。
ただ「いい話を聞いた」だけでは、終わって欲しくないから・・。



2005年02月03日(木)
鬼さん、寒いから中へお入り

来週1週間不在にするから・・と残業していたら、
「豆まきするから早く帰って来てよ」と自宅からメール。
嘘だろ〜う、ひとり娘は東京なのに・・と思いながら、
20年振りに子ども不在の妻・母・私という大人3人だけの
豆まきは、ちょっと恥ずかしかった。
近所は子どもがいても「オニは外、福は内」の声が聞こえない。
ただ毎年続けてきて、今年からやめることに躊躇した、が本音。
とてもちっちゃな声で、1〜2粒くらいずつ・・(笑)。
そんなに抵抗があるならやめればいいのに・・と思ったが、
今朝読んだ、読売新聞のコラム「編集手帳」を思い出したら、
健康でいられること、寒さをしのげる家に住んでいることに
感謝の意味を込めて、豆まきを続けた。
新潟県中越地方は、地震に続き19年ぶりの大雪、
「福は内」は格別のものがあろう・・とまとめてあったからだ。
春遠からじとはいうものの、「寒いから中へお入り」と
鬼に声をかけてやりたいような、凍える夜が続く、と締めたコラム。
鬼にも優しくしてあげたくなる気持ち、わからなくもない。
もうこれ以上、誰かの辛そうな顔をみたくない、
作者の幸せを願う、ほっとするフレーズだった気がする。



2005年02月02日(水)
なんで静岡で東京タワーですか???

静岡出張の帰り、映画を観て帰ることにした。
なんと水曜日は、メンズデー1000円のおまけ付き。
作品は、大好きな「黒木瞳さん」と「寺島しのぶさん」が
出演している「tokyo tower」(東京タワー)。
作品も終盤に差しかかった頃、私の携帯にメールが届いた。
単なる近況報告だったので、私も何も考えず近況報告。
「今、静岡で東京タワーみています」
そのメールを受け取った相手からのメールが、気になる一言。
そうだよなぁ、言葉はちゃんと伝えなくちゃ・・と反省。
「映画だよ、今、エンディングロールが流れてます」と
返信したが、このフレーズのインパクトが強くてメモをした。
(たぶん、あちらでも大笑いしてるんだろうなぁ・・)
作品は、江國香織さんの原作も随分以前に読んだ。
文字ではわかりにくかった、理想と現実の対比が、面白かった。
「恋は、するものではなく落ちるもの」の台詞もいいけれど、
「落ちればいいってもんじゃない」と叫んだ夫役、
岸谷五朗さんの台詞の方が、印象に残ってしまった。(笑)
監督の意図に反した台詞に反応してしまった気がする。



2005年02月01日(火)
うぁ〜、板書って、むずかし〜い

地元の中学生に「夢」を語ってきた。
というよりも、小さい頃から、読書感想文などは、
後ろのあらすじを読んで適当に書いていた作文嫌いの私が、
「どうして本を出版するほど活字が好きになったか」を話し、
彼らに、自分の感情を文字にする楽しさを伝えたかった。
まぁ、うまく伝わったかどうかはわからないけれど、
「五感を使って書くテクニック」は、覚えてくれただろうか?
約70分の授業の感想を、一言で書くと冒頭の台詞。
黒板に対して身体を斜めにすると、字はどんどん曲がってしまう。
速く書こうとすると、板書した字も慌てた字になり、
自分でも読めないくらい、下手な字になってしまう。
もちろん、大きな音をたてて書くチョークの粉で
紺のブレザーは白くなるし、反省点いっぱいの70分だった。
でもいいや、これも「失敗」ではなく「経験」だから、
今度はもっと上手い字を書いてみせる、と心に誓った。
次回チャンスがあったら、その時は、絶対きれいに板書したい。
彼らに話した「夢に日付を入れなさい、目標になるから」は、
私が私に宛てたメッセージとなった。



2005年01月31日(月)
トンボは後ろへ飛ばない

歴史の本を見ていたら、武将の兜にトンボの飾りがついている。
あれ?どこかで見たぞ、この飾り、と記憶を辿ってみた。
知らない人たちから見れば、強い武将の兜にトンボの飾りは、
どうもイメージが合わない、弱そう・・そんな気になるのだが、
昨年、長野県へ訪れたときに、松代真田邸で知った知識が蘇った。
六文銭の家紋で有名な真田家の宝物館で、
ボランティアガイドをしていた高齢者から聞いた話だったと思う。
「トンボは、ご承知のとおり後ろへは飛びません。
前に前に向かって飛ぶので、勇敢な武士には好まれました」と。
その説明が流暢だったので、印象に残っている。
「トンボ」と言えば、ジャイアンツの清原選手のテーマ曲。
この意味を知らないまま、何年も前からオレンジのタオルを握り、
この歌を口ずさみ、応援し続けている私。
「後ろは振り返らない、前進のみ」の意味を知り、今年もまた
「四番、ファースト清原、背番号5」のアナウンスを楽しみに
東京ドームへ向かうことになるだろう。
メールの着信音も「四番、ファースト清原、背番号5」という
女性アナウンスの声にセットした。
明日からキャンプイン、もうすぐ、春がやってくる。



2005年01月30日(日)
シャッター音、フラッシュで、エキストラ参加も楽しい

「ごめ〜ん、明日ロケだから(台詞ないけど)」という一言で、
土曜日だというのに、友人の宴席・カラオケの誘いを断り、
警官、刑事役の衣装を考えていたのは、昨晩のこと。
たしか「服装:白のシャツ、スーツ(地味目)、コート」
そんな連絡が入っていたのを思い出し、そこそこ準備したのに、
現場へ着いた途端「はい、あなたは鑑識の役」と衣装を渡された。
全て脱いで、ドラマの殺人現場には付きものの鑑識役に変身。
あの・・衣装選びの時間をかえしてくれ〜・・とほほ。
しかし、はじめてのコスプレ、癖になりそ〜う。(笑)
背中に「静岡県警」と書かれた文字が、くすぐったかった。
撮影は、清水町の狩野川河川敷だったが、
1月末とは思えない温かい日差しの中で、順調に進んだようだ。
突然「鑑識役の方、このカメラもって・・」と渡され、
死体に向けて、シャッターを押し続けるのが、私の役目。
帽子のつばを後ろにし、記録写真を撮る鑑識係。
こんなところで広報で培った、撮影技術が役にたつなんて、
人生って、面白いもんだな・・と一人、苦笑いをした。
たぶん出来上がりシーン、私の顔などは映らないけれど、
カメラのシャッター音やフラッシュは、必要だから
当然、現場シーンの中に、効果音として参加することになる。
放映日に、私しかわからないカットで、自己満足に浸る。
それが、エキストラの醍醐味である、と私は思う。