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しもさんの「気になる一言」
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2005年01月19日(水)
料理は五感で作るものだからね

朝から夜まで、農業・観光関連の広域イベントに参加した。
ただし、何をすると言う訳でもないのになぜか疲れて帰宅。
今日は「これだ」という言葉に出逢わなかったなぁ、と
一日を振り返り、コタツに入りながら、テレビを観ていたら
料理の鉄人・陳健一さんが「えびのチリソース」を作っていた。
私の知っている彼は無口、味で勝負というタイプ。
しかし、今回はお馴染みの中華鍋ではなく、
どこの家庭にもあるフライパンを使い、
お喋りしながら楽しそうに作っているので驚いた。
若い頃の修行時代、師からはレシピで教わったことがない。
全て、ジューという音とか、サクッといった感触、
美味しい時の匂いなどを何度も経験して覚えたらしい。
「小さじ〜杯」ではなく全て「これくらい」という感覚、
それを称しての発言が、気になる一言だった。
最近、私の周りで「五感」という単語が飛び回っているから
とても不思議な気持ちでメモをした。
「料理は足し算だから」というアドバイスも、
薄味から濃味へ、自分の味覚で覚えなさい、の意味だろうか。
一気に濃い味にしない、そんな料理の基本中の基本を
とても簡単な台詞で説明してくれた。
時には料理をしてみようかな、そんな気になる一言だった。



2005年01月18日(火)
中村教授とイチロー選手の声が似ている

なんだろう・・全く根拠がないが、
パソコンを操作しながら聞いたの耳覚で、ふとそう思った。
青色発光ダイオード(LED)発明の中村教授、
アメリカ、メジャーリーグで記録を塗り替えたイチロー、
どちらも、天才肌、アメリカで結果を出している人なのに、
日本人の私には、インタビューの受け答えが気に触る。
声のトーンが似ているのだろうか。
あの独特の、日本を小馬鹿にしたような口調や、
やや冷静さを保ちながらも感じる、みなぎる自信。
話すテンポも、どことなく似ている。
どちらも、自分1人の努力で成し遂げたような態度が
私のアンテナには、どうも引っかかる。
2人とも、抜群の成績、歴史に名を残す快挙なのだが、
チームワーク、和を大切とする日本では、受け入れにくい。
2人のことを何も知らないくせに・・という批判もあろうが、
私の感じたことをメモしただけだから、御勘弁願いたい。
将来の私のライフワークとしたい「人間ウォッチング」、
今回は聴覚だけれど、また違った五感で人物紹介が出来れば・・
と試行錯誤中。また、楽しみが一つできた。



2005年01月17日(月)
書きたい・・と心から思った「1.17阪神大震災」

あの震災から10年目の「1月17日」を迎えた今日、
当時、私は何を感じていたのだろうか、振り返ってみた。
それは今でも忘れない出来事だった。
私の心の中で、くすぶっていた何かが弾けたのを覚えている。
調べてみると、すぐわかった。
1995年01月19日(木) 朝日新聞・朝刊(声)に
「被災地援助に全力あげよう」(36歳)、
1995年01月20日(金) 静岡新聞・朝刊(読者のことば)に
「自然の脅威を目の当たりに」(36歳)
と題して2日続けて、投稿欄に掲載されている。
http://www.enpitu.ne.jp/usr3/bin/month?id=39016&pg=199501
震災後、なにか書かずにはいられなかったのだろうか、
私の投稿歴の中でも、2日続けて掲載・・というのは珍しい。
心からの叫びを文字にして、勢いだけで投函したようだ。
「朝日新聞」に取り上げられたことは自分でも驚いたし、
その後の投稿に拍車がかかったことは言うまでもない。
言い換えれば、この阪神大震災が人生の転機になった、
と言っても過言ではないであろう。
今でも覚えている、あの時の「書きたい」という想いが、
今もこうして、書き続けさせているのだとしたら、
私にとって、忘れることの出来ない1日に違いない。
あらためて、被災者に黙祷を捧げたい。合掌。



2005年01月16日(日)
ハワイに俳句は向いていない

女優・冨士眞奈美さん著「身ひとつの今が倖せ」の一節。
「ハワイ三人みだれ咲き」と題したエッセイ。
親友の岸田今日子さん、吉行和子さんとの3人旅であるが、
いろいろな経験をしながら、面白おかしく綴っている。
やっぱり、気のあった仲間と行く旅っていいなぁ・・と
締めくくるのかと思いきや、俳人らしいまとめ方。
正確には
「しかし、ほんとのところハワイに俳句は向いていない。」
本当に、いつも俳句のことが頭にあるんだなぁ・・と
感心させられた。
四季のない常夏の島・ハワイは、いつも持ち歩いている歳時記が
役に立たない場所なのだろうな、と読みながら笑ってしまった。
逆に、南極なども俳句には向いていないんだろうなぁ。
それにひきかえ、2月中旬に仕事で随行することとなった
南半球の「ニュージーランド」は、四季があったなぁ・・と
楽しみが一つ増えることとなった。
復命書の最後は「ニュージーランドは俳句に向いている」かな。
さて2月の季語は、なんだろう・・・(笑)



2005年01月15日(土)
なぜか今回だけ「ハッピィマンデー」に感謝

以前なら1月15日が成人式。
実は私も、この場で何度も、国民の祝日について書いた。
長く続いてきた文化と伝統、それにまつわる思い出等を無視する
ハッピィマンデーに大反対の1人だった。
まぁ、今でも反対であるが・・今年20歳の娘を持つ親としては、
先週、快晴に恵まれた「成人式」を体験したので、言葉が弱い。
従来の1月15日だったら、雨や雪の中での振袖姿という
想像も付かない一日になっていただろう。
今回だけは「ハッピィマンデー」様様であった。
(毎年、雪の中で成人式を迎える地域の人たち、ごめんなさい)
大変不謹慎な発言かもしれないが、これが父親の本音。
一生に1度の成人式、嫌な思い出は作って欲しくない、
お世辞だろうがなんだろうが、(笑)
一日中多くの人に「キレイだね」と言われ、気分よく過ごす、
この思い出を大切にして欲しい、と願うばかりである。
昨年の今頃は、大学一浪の娘と「センター試験日」の空模様と
インフルエンザにかからないよ〜に、と祈っていたっけ。
なぜ、こんな悪条件の時期に、頑張ってきた1年の成果を試す
大学試験があるのだろう・・と今でも思う。
どこかのCMではないが「頑張れ、受験生!!」と呟きながら、
美味しいお酒「十四代」を口にすることとした。



2005年01月14日(金)
「へぇ〜」(ボタンを叩く動作)の手話がある

飲み会で聞いた話だから、裏をとってから・・と思った。
確かに面白いけれど、ホント?という疑問もあったから。
ネットや最新の本を読んでみたら、本当に出来たようだ。
これこそ「90へぇ」くらいの驚きである。
ボタンを叩く動作が、「へぇ〜」という意味の手話だとしたら、
これからも、いろいろな手話が増えてくるだろう。
国民の大半がその動作で、意味が推測出来なければ意味がない。
知らない人にとっては、バスケットのドリブルにも見えるし、
リズムを取っているようにも見えるから。
そう考えたら、手話の面白さがわかってきた。
もちろん、万国共通の手話ではないが、その国独自の動作として
いろいろな形の手話が存在することになる。
一度、最新の手話の本を本屋で眺めてみると良い。
「えっ?、そんな言葉まで手話にあるの?」と驚くはずである。



2005年01月13日(木)
「エッチメール、いたずらメール」が、うざったい

ここ数日、パソコンや携帯が、変なメールを受信している。
凶悪犯の逮捕のきっかけにもなる、メールの威力だからこそ、
警察は本腰になって、その根絶に力を注いで欲しい。
これだけの最新の技術で、
発信元がわからないなんて不思議としか言いようがない。
久しぶりに、私の愚痴が「気になる一言」となった。
私たちのアドレスがどこかに漏れていることは確かだし、
重要な連絡メールも、迷惑メールと勘違いして削除なんてことが
実際に起こっている。
さらに、メールを受信するたびに、確認する癖がついている
サラリーマンは、そのたびに仕事が中断することとなる。
その無駄なエネルギーを換算したら、莫大な量になるだろう。
昔、流行った、井上陽水さんの「傘がない」ではないが、
世界情勢、社会情勢も大切なことはわかる、
けれど問題は、今、自分の目の前に降っている雨をどうしよう、
という感覚に近いものがある。
あまりの多さに耐え切れず、わざわざアドレスを変えたり、
その連絡をしたりと、大切な時間がどんどん失われていく。
本当に最新技術でも、発信者を確定出来ないものなのか、
是非、通信会社に説明を求めたい。
私は意地でも、アドレスを変えないぞ・・・。



2005年01月12日(水)
痔・エンド

「アルコール解禁」の報を受けて、職場の同僚からメール。
「酒解禁?祝!」とだけ書かれたメールのタイトルは、
「お大痔に」から始まり「腰痔ひびき」に繋がる一連の話題を、
締めくくるに相応しい単語であった。
完璧とまではいかないが、体調は、ほとんど回復。
正直、快気祝いに、ぱぁ〜っと行くかぁ・・という気分、
そんな私の気持ちが、うまく表現されている。
おもわず、ニンマリの当て字に、すかさずメモをした。
娘が成人式を迎えたとき、もう子供じゃないんだ・・という
意味もこめて「児・エンド」を使おうと取っておいたのに、
今の気分は「痔・エンド」の方が、私にはお気に入り。
だって娘は、いつまでたっても子供だし、この関係には
「エンド」なんてないからなぁ、とつくづく感じたから。
自殺する人は「自・エンド」、タイムアップは「時・エンド」
そして、ラストサムライは「侍・エンド」。
やばい、方向性がずれてきたので、本日、ここまで。
「字・エンド」



2005年01月11日(火)
身ひとつの今が倖せ

女優・冨士眞奈美さんから、本が届いた。
広報担当の時、東京の自宅を訪問したのがきっかけであるが、
まさか、覚えていてくださるとは・・・と大喜びである。
気になる一言は、もちろん今回の本のタイトル。
(光文社『知恵の森文庫』・冨士眞奈美著・229頁)
(『幸せ』と『倖せ』の違いは、ちょっと気になったけれど)
サブタイトルは、俳句のある人生。
人生を楽しむ達人である彼女らしいエッセイ集である。
帯には「喜びも哀しみも優しく包んでくれる17文字」、
本文には、要所要所に、俳句が散りばめられてあり、
読み始めたばかりだけれど、す〜っと身体に入り込んでくる。
私の場合は、エッセイに川柳だな・・と笑いながらも、
まじめに考えてみたいとも思う。
爆笑、ドキュメンタリータッチの体験記・エッセイに、
ワンポイント(隠し味)として、川柳を添える。
私なりの文芸パターンを作り上げられるかも・・と、
本気に思うようになってきた。
発行日の平成17年1月15日は、彼女の誕生日のはず。
よし、さっそく読んだ感想を、自宅へ送ってみようっと。



2005年01月10日(月)
ビールづくりは農業だ

手術のために、ドクター・ストップだったアルコール。
先生のアドバイスも参考にしながら、
娘の成人式を、自分なりの解禁日と決めていた。
そして、昨日、めでたく解禁となった。
そこで、パッと頭に浮かんだフレーズは、
新庄選手の出ていたサッポロビールのCMであった。
箱根駅伝中継の間でも、何度も流れたCMである。
美味しそうに飲むビールシーン、最初は喉がなったし、
少しくらいいいかな?という誘惑にも負けそうになった。
しかし年末年始、一番アルコールを飲む機会の多い期間を
禁酒した経験は、また私の中で自信となった。
やればできるじゃん、と私は心の中で呟いた。
昨年から、農政担当になったからかもしれないが、
これからは、勢いに任せた一気飲みは控え、
その原料となるホップや麦、お酒なら米を意識して
じっくり味わいたい。
この気持ち、いつまでも忘れないためにメモをした。
それにしても1ケ月は長かったんだなぁ、
350mlの缶ビールで、あっと言う間にほろ酔い気分。
本当は、お酒、弱いのかも・・。