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| 2005年01月09日(日) ■ |
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| 着物には、流行がない |
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娘の成人式をやっと終えた。 社会教育担当から広報担当まで、約6年間、毎年仕事として、 行政の行事「成人式」に参加してきた。 ところで今回、保護者の立場となって全体を眺めながら、 初めて気付いたことがある。 それが、気になる一言。 ヘアー(髪型)は、その年により流行があるけれど、 着物(振袖)は、どの年も同じような気がした。 家によっては、親子何代かで着続ける振袖だったり、 仕立て直して、歳を重ねてからでも着られる柄だったり。 そういえば都会では、アンティークの着物が人気らしい。 もちろん、若い年代しか着られない柄もあるが、 基本的には、日本の民族衣装なのだろうか、 どの年代の女性でも、共通に楽しめるファッション、 という感覚がする。 だから、キレイに見える、見えないは、着こなし方の差。 その上達方法は、どうやら数をこなすしかないようだ。 機会あるごとに着ることで、その立ち居振る舞いを覚え、 頭からつま先まで、全体で着こなすのではないだろうか。 残念ながら20歳の女性たち、まだまだ着物に負けていた。 20年後、素敵な女性になるためにも、今日だけでなく 着物を着る機会を増やして欲しい、と願う。 そんなことを感じた、快晴・無風・ポカポカ陽気、 青空に富士山が輝いていた成人式だった。
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| 2005年01月08日(土) ■ |
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| おれの朋友になって! |
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なぜか、漫画「みのり伝説」(尾瀬あきら作・全7巻) を読み返している。 女性ライターの喜怒哀楽を表現していて、私のお気に入り。 その中の一コマ。 男性のデスクが、主人公・杉苗みのりに向かって叫ぶ。 「親友とか恋人とか愛人とかいわん!おれの朋友になって!」と。 「な、なんですか、それ・・・」と聞き返す彼女に 「いや、大した意味はない」と前置きをして 「朋友はお互いを呼び捨てとする!」 「飲みに誘われたら断ってはいけない!」 「勘定は誘ったほうが持つ!」と朋友の定義をするシーン。 この言葉の定義と、話してるリズム・テンポが耳に残った。 同性同士でも、なかなか難しいこの関係、 なのに「男と女の友情は成り立たない派」の私が、 異性相手に、こんな関係に憧れるのはどうしたことか。(笑) まぁ、とりあえず私も「老若男女問わず、朋友、募集中!!」
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| 2005年01月07日(金) ■ |
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| 旅館の夕食は、一食だけで3000キロカロリー |
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旅をする楽しみは、地元の料理、そう思っていた。 しかしある会議で、旅館の豪華料理を見直して欲しい、 という提案があった。 いつまで「高カロリー、高塩分」の料理を、 お客様に出しつづけるつもりなのか、そんな話だった。 その根拠が、気になる一言。 一日で取るカロリーを、一食で満たしてしまう旅館の夕食。 ヘルシー志向の女性には、大敵なメニューである。 だから、若い女性が旅館に泊まらなくなってきたのでは? という推測は、あながち外れていないかも・・とメモをした。 夕食から朝食まで、全て旅館の中で完結してしまう旅よりも、 旅先の街にある小さなレストランなどを訪ねる旅がしてみたい。 伊豆の観光客離れを、不況のせいにする時代は終わった。 「満足のいく料理」は「満腹になる料理」ではない。 一度、旅館の夕食のカロリー表示が見てみたい。 きっと、驚くんだろうなぁ・・。 でも、一食ぐらい・・と思う私もいる。(笑)
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| 2005年01月06日(木) ■ |
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| 勉強しろ、公立の高校生!! |
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昨年の手帳整理、浮かび上がったメモの中から、 進学塾の先生らしい発言を取りあげたい。 「ふざけんじゃねぇよ」が口癖の彼女は、 最近の高校生について語った。 いや、吠えたという方がピッタリかな(笑)。 「公立の高校生でさ、勉強しない奴って頭に来ない? だって、私達の税金なんだよ、よ〜く考えれば・・」 妙に説得力があった。 「勉強しないんだったら、私立に行けよ」って続く。 お金がないから・・を理由に公立高校へ進学して、 あまり躾が厳しくないから、どんどん生活が乱れていく。 そんな様子を見ていて、彼女が思うことらしい。 公立の生徒は、国民の税金で勉強しているってことを 少しは考えろって言う〜の・・、そんな台詞が 機関銃のように飛んでくる、姉御肌の塾長だった。 ここにも、今の子ども達の成長を心配している大人がいた、 そんなことを感じながら、ちょっぴり嬉しくなった。 我々公務員も、国民の税金で働いている。 「仕事しろ、公務員」と吠えられないよう頑張ろうっと。
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| 2005年01月05日(水) ■ |
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| きっと、地図なんかあるから迷うのよ |
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なんとなく読みはじめた 「パイロット・フィッシュ」(大崎善生著・角川文庫)。 主人公が上京し、簡単なアルバイト先の地図を片手に 探しまわるが、結局見つからず、途方に暮れていた。 そんな時、偶然入った喫茶店で知り合った女性が、 主人公に向かって呟いた台詞である。 何気なく読み飛ばしてしまえば、 どうってことのないフレーズなのだが、なぜか引っかかった。 マンネリを感じるコラムからの脱皮が、最近の悩み。 短くして、短歌・俳句、川柳や詩。もう少し長くして、小説。 いろいろな計画が、浮かんでは消え・・のストレス状態を なにか書くことで振り払おうとしているようでもある。 しかし、この台詞と出逢って、なんとなくホッとした。 今までのジャンルに捕われない形式でもいいのでは?と。 自分の書いたものは、何のジャンルに入るんだろう・・なんて どうでもいいことであり、書きたいことを書きたいように書く。 それを判断するのは、読者だから・・。 このジャンルの作品を書こう、なんて考えるのはや〜めた。 これも、私の文章スタイルだもの。 夏目漱石だって、エッセイとも小説とも言えない 「吾輩は猫である」を書いたのだから・・
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| 2005年01月04日(火) ■ |
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| まもなくお姉さんが出産予定です |
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2日間の箱根駅伝メモを整理していたら 必要のないプライベート情報満載の実況中継語録に気が付いた。 (まぁ、いつものことだけれど・・・) 「気になる一言」に選んだフレーズなんて、 どこが選手に関係あるんだぁ・・と首をかしげた。 「500円貯金をしています。もう既に9万円貯まりました」 そんなことは、どうでもいいよ、と呟きたくなった。 「ゴールデン・ルーキー」と「スーパー・ルーキー」の 使い分けもよくわからないし、 言葉に飢えていた私にとっては、ちょっと消化不良だったかな。 なんでも伝えよう・・という気持ちはわかる。 しかし、駅伝に関することならまだしも、親兄弟はもとより、 親戚の伯父叔母、甥っ子の話まではさすがに関心がない。 もっとインタビューして彼等の素顔を取材して欲しかった。 各大学の監督・コーチのメッセージでもいいのではないだろうか。 若い選手たちの教育の仕方や「ゆとり教育」についての持論など。 81回もの歴史がある駅伝の生放送だからこそ、あえて辛口。 実況中継の一言でも、影響力が強いことを意識して欲しい。
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| 2005年01月03日(月) ■ |
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| ポイントを決めて、自分の体力と相談しろ |
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箱根駅伝の往路1区、スーパー・ルーキーと言われた 中央大1年・上野選手に向けて、監督・コーチが掛けた 一言だった。 そのポイントに辿り着くまでに、彼は失速してしまった。 結果的には、チームの足を引っ張る形になったが、 走る前のアドバイスは、私のアンテナに引っかかった。 怪我・病気で過ごした1年を振り返り、 今年はどんな生活・仕事をしようか、と迷っていたら、 テレビからこの台詞が絶妙のタイミングで紹介されたから。 まずは1年の計画を立て、ポイントを決める。 それは、仕事であるかもしれない、家庭であるかもしれない、 はたまた、執筆活動かもしれない。 しかし「チャンス」と感じても、すぐには飛び出さない。 その時々の自分の体力を見極めながら、レースを作る。 期待されているから・・の理由だけで、頑張り過ぎない。 これが、襷を繋げる最善の方法であることを、 彼は、自らの体験で、テレビを観ている私に教えてくれた。 明日からの仕事を前に、今年1年のポイントを決めよう。 そして、自分の体力を客観的に判断できるようにしたい。 今年の箱根は、大きなアドバイスを残してくれた。
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| 2005年01月02日(日) ■ |
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| こりゃぁ、春から演技がいいや |
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昨年5月26日に、エキストラで参加したNHKドラマ。 「恋する一葉」と題する作品がなんと新春の今日、 10時半から放映された。 昨年末から、ちょっぴり弱気になっていた私にとっては とても大きな「お年玉」となった気がする。 予想以上の登場に、自分自身が励まされたのかもしれない。 観てくれた方からの「よっ!名演技」のメールに答えて 「春から縁起がいいや」と打ったつもりが、 今日もまた変換ミス。(笑) いやいや、2日続けてのメールネタだけど、これまた楽し。 昨年の行動が今年になって花が開いたなぁ、 そんなことを感じながら「箱根駅伝」に切り替えた。 箱根駅伝は、いつものようにメモをたくさん取ったから、 明日以降の「気になる一言」に登場することだろう。 但し元旦早々、私の顔も知らないメル友にも、 テレビに出るよ〜とメールしてしまったのは、反省材料かな。 「注意力散漫」の文字が散らついたが、ここはお正月、 どうかお許しを・・。 さ〜て、NHKデビューで気分も一新。 そろそろ走りたくなってきたよ。背伸びしようっと・・。
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| 2005年01月01日(土) ■ |
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| 「良いお年」が「酔いお屠蘇(おとそ)」 |
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「良いお年」と入力したつもりだったのに、新年早々、 漢字変換のハプニング。 昨年から続いているドクターストップのアルコールも、 20日を過ぎると、味を忘れてきたなぁ・・とふざけたばかり。 だからと言う訳でもないが、この変換ボケには正直、苦笑い。 愛機・マック君にもその思いが通じてしまった・・と落ちを付けた。 「今年は静かな1年、ちょっぴり品のある文章」を目指したのに、 初日から、こんな言葉が選ばれてしまったのだから・・。 しかし逆に考えれば、 今年も、こんな言葉の面白さに触れていくんだろうなぁ・・と なぜか楽しくなったのも事実である。 「もうすっかり元気だよ」と言葉で発しても、実際にはまだ痛い。 だから、2005年(平成17年)初日の言葉だけは、慎重に選ぼうと 昨年の「いく年・くる年」からメモを取りはじめ、 京都・清水寺の鐘の音(もちろんテレビ画面)で新年を迎え、 「心穏やかに丁寧に生きる」と決めたばかりの入力ミスだけど、 これも、私らしいな・・と受け入れていこうと思う。 47歳の1年をどう過ごすか・・これが来年の年男につながるはず。 元旦に、翌年のことを考えたのは初めてかも知れないが、 それだけ、私にとって、大切な1年になる気がしてならない。
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| 2004年12月31日(金) ■ |
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| 2004年大晦日は、登山電車踏切100m手前 |
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予想どおり、今年は「気になる一言」にとって とても苦しんだ1年であったと思う。 「20年・10巻発刊」の夢で書き出した「気になる一言」は 今までに何度となく「箱根駅伝」に例えてきた。 (10巻を10区に置き換えて・・) 8年・4巻までは、確実なペースで走り続けてきたつもり。 そして今は、箱根の難所、5区(小田原〜芦ノ湖)を走っている。 2年に1度の発刊だから、今年の大晦日は箱根の登り中間点、 ちょうど、登山電車踏切100m手前のようだ。 来年の12月31日に、芦ノ湖の往路ゴールに辿り着く区間。 順調に繋いできた4区までとは違い、5区の前半(2004年)は、 身体のどこかに異変を感じながらの走りだった気もする。 それでも、多くの方の声援に支えながら、走ってこれた。 もちろん、これからも走り続けていく。 中間点を過ぎて、新年早々、多くの応援団が待つ「箱根小涌園」や 「恵明学園」なども見えてくる。 「国道1号線・最高点874m」(たぶん暑い夏)を過ぎ 「曽我兄弟の墓」(秋のイベントラッシュ)を過ぎれば、 それからは下り坂になるはずだ。もうひと踏ん張り。 「箱根神社の看板」はあと2キロ。暦では12月に入るかな。 「恩賜公園入口」が見えたら「クリスマス・イブ」 そして芦ノ湖ゴール(20.9キロ)を迎えることになる。 新年1月2日の「箱根駅伝」5区をイメージしながら、 来年こそ私らしい走りをして、往路ゴールのテープを切ろう、 そう心に決めた2004年大晦日である。
PS. 今年も一年間、読み続けていただき、ありがとうございました。 来年は、ちょっと変わった私をお見せできると思います。 飲み過ぎ食べ過ぎに注意して、良いお年をお迎え下さいませ。
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