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しもさんの「気になる一言」
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2004年12月20日(月)
不思議なことに・・

この単語を、会話や文章の前に付けると、
よほどのことがない限り、大きな反発を受けない。
そんな話を、なにかの本で読んだ。
(情報源不足ですみません)
たしか、糸井重里さんだったと思うけれど・・。
本当に?と思い試してみたが、そのとおりだった。
「これやってみたんだけれど、不思議なことにさぁ」と
使うだけで、その後の言葉が生きてくるし、
また、興味を引くフレーズであることに気が付いた。
「私は今までこう思っていた。
しかし、不思議なことに・・」などと使えば、
どんなとんでもないことを書いても、驚かれない。
「不思議」という単語は、なにか「不思議な力」がある。
私は、今、その感覚を実感している。
それは、こう書いている時でさえも、不思議なことに、
私の手は、何も考えることなくキーボードを打っているから。
そんなバカな・・と言うなかれ。不思議だけれど・・。
あれ?自分でも書いていてわからなくなってきたから、
今日はおしまい。



2004年12月19日(日)
あなたの手って、温かったのね

TBSテレビ・日曜劇場の「夫婦。」が最終回だった。
田村正和さんと黒木瞳さん、絶妙のコンビが繰り出す
夫婦ドラマは、最後まで目が離せなかった。
その中で私が選んだのは、2人で離婚届を出しに行った市役所、
待ち合いロビーでの台詞。
2人で結婚指輪を外したあと、夫が妻の手を握ったシーン。
妻役の黒木さんが、ぼそっと呟いた。
「あなたの手って、温かかったのね。
・・・しばらく握っていなかったから・・・」
そう言えば私も・・と、ちょっぴりドキッとした。
私なんて「しばらく」どころじゃない・・と(笑)。
ただ妻に限らず、最近、人の手を握っていないことに気付いた。
変な意味ではなく、以前は、飲み会や会議の時でも
早退・解散する時に、必ず握手とかしたのに・・と反省。
手を握ることにより、相手の熱意や体調などが伝わってくるから。
それなのに、他人の目を気にしてか、
最近、握手すらしていない自分が情けなかった。
勘違いする女性はいないだろうから、セクハラにならない程度に、
また手を握ろうっと。(汗)
もちろん男には、こちらの熱意を伝えるためにも・・・。
触れあえる関係っていいな、人間だから。

(漢字は「暖かい」ではなく「温かい」、と私が勝手に解釈しました)



2004年12月18日(土)
磨いている? 磨けている?

賛助会員で参加させてもらっている「働く女性の会」。
今回の例会は「8020推進員研修会」。
そう、現役の歯医者さんによる講義と実技指導だった。
80歳で20本の歯を残そう・・が「8020運動」。
言葉として、また知識として知ってはいたけれど、
そのためには欠かせない「正しい歯磨きの仕方」は
ほとんど知らず、カルチャーショックを受けた。
6月4日生まれの私が、46年間、覚えて実行していた
歯ブラシの持ち方から磨き方までが、間違っていたから。
(まぁ、80歳まであと34年間あるからいいけど・・)
その中で妙に記憶に残ったフレーズが、気になる一言。
「歯をしっかり磨いている?」と聞かれれば
「もちろん」と胸を張って答えるけれど、
「歯をしっかり磨けている?」と聞かれたら、
「う〜ん」と考えてしまうのが、今の私の磨き方。
「磨いている」と「磨けている」は、大きく違う。
そういえばASKAの「始まりはいつも雨」という曲にも、
「愛してるかい?愛せてるかい?」というフレーズがあったっけ。
自己満足の愛し方、相手のことをしっかり意識した愛し方。
そんなことを感じながら、カラオケで唄ったのを思い出した。
話はずれたが、今日からは、教わった磨き方で
「しっかり磨けているか」チェックしたいと思う。
しばらくはストレスが溜まるかもしれないけれど・・(笑)



2004年12月17日(金)
便利だけれど使えない「G手帳」

今年から使い始めた、ジャイアンツ手帳。
もちろん発行は「読売巨人軍」。
シーズン中の対戦カードなども記されていて、
情報としては、満足いく内容だった。
本来の手帳機能としても、幅がやや広くて使いやすい。
1年間使った感想は、ひいき無しに「便利」だが、
交流試合などの日程調整に時間が掛かったためか、
困ったことに、来年分もまだ届かない。
問い合わせをしたら「年末には届くと思います」だった。
ということは、どんどん埋まっていく来年の予定を
書き込むことが出来ず、欄外にメモすることになる。
これでは、やはり手帳としては使えない。
巨人ファンとして、我慢に我慢を重ねたがやはり限界。
予定を書き込めないストレスが溜まってしまったため、
とうとう別の手帳を購入することにした。
やはり手帳だけは、グッズとしてより使いやすさ重視だから。
それにしても、もう少しだけ早く届く方法はないだろうか。
それとも、ファンとしては、
こんなこと感じること自体、いけないのかな。(笑)
清原さん、なんとかして・・お願い。



2004年12月16日(木)
比較対象物は「たばこ」から「フロッピィ」へ

昔は、写真で大きさを伝える手段として
「たばこ」は必需品だった。
しかし、禁煙する人が増えたからか、
たばこの大きさで比較されてもピンとこなくなった。
そんなことを考えていたら、メル友から
「フロッピィディスク」と比較した写真が届いた。
私が思わず「なるほど・・」と唸ってしまうほど、
この比較対象物は、その役割を果たしていた。
他の磁気媒体は、どんどん大きさが小さくなり、
比較してもなかなかわかりにくいけれど、
フロッピィなら誰もが知っているから。
以前から使われている「東京ドーム○杯分」にも
疑問の声が上がっているらしい。
それくらい大きいんだよ、と言いたいのだろうが、
今では「札幌」「名古屋」「大阪」「福岡」と
日本各地にドームがあるし、「東京ドーム」すら
見たことない人には想像できない表現方法だから。
小さいものは「フロッピィ」でもいいけれど、
大きいものは、何と比較すれば、いいのだろうか。
その大きさが、しっかり伝わるものがいい。
「東京ドーム」に変わる比較対象物、考えて欲しい。



2004年12月15日(水)
どうせ手術するからいいじゃん!!

お酒大好き人間の私にとって、
ドクターストップの年末年始はなかなか辛い。
(刺激物だからと言われてもねぇ・・(笑))
私にとっては、まったく刺激物じゃないから。
痔の手術も、クリスマス・イブに決まり、
「思い出に残る『イブ・オペ』になりそうだ」
なんてふざけていたら、
「じゃあ前日に飲みに行こうか?」と誘われた。
「だから、痔が痛むからダメなんだよ」と
真顔で説明したら、笑いながらこう言われ、
私も一瞬だけど、そうだな、と思ってしまったから
気になる一言。
彼なりの思いやりさえ感じられるし、
この発想って、出来そうでなかなかできない。
こうなったら意地でも飲まないぞ〜って考えながら、
逆に、酔っぱらい人間をじっくり観察しようっと。
誰が一番美味しそうにビールを飲み干すか・・
こりゃ「酔っぱライター」の出番だな。



2004年12月14日(火)
また、お会いできる日を楽しみに、しててね!!

いとこからのメールであった。
内容はプライベートなことだから触れないが、
最後のフレーズが面白くてメモをした。
通常ならば
「また、お会いできる日を楽しみにしています」。
これって、受動的というか、消極的。
いつか、逢えればいいなぁ・・程度の気持ち。
それが「しててね!!」となるだけで、
能動的、積極的に感じられるから不思議である。
「近くに来たら寄ってください」ではなく
「近くに行ったら寄ります」という感覚がする。
本人は、そんなこと意識せずに書いたかもしれない。
しかし、私のアンテナに引っかかるには
充分すぎるほどの言い回しだった。
私の気になる一言は、人生訓ばかりとは限らないな、と、
一人で呟きながら、彼女に「借用願」のメールをした。



2004年12月13日(月)
2004年、漢字一字は「欺」

(そろそろ発表される頃だから・・私の一字)
一年を通して新聞を賑わせた「オレオレ詐欺」や、
六本木ヒルズの回転ドア事件、白骨温泉の入浴剤事件、
オリンピックでのドーピング騒ぎ、
三菱の欠陥自動車問題、北朝鮮の拉致問題、
楽天の仙台新球団事件など(事件ではないけれど)、
今年はなにかと「欺かれた」印象が強い。
いたずらメール、迷惑メールなども、騙しの一種。
「だます、いつわる」の意味がある「欺く」は、
社会不安を一層あおった気がしてならない。
インターネットをはじめ、多くの情報が溢れ、
その情報に翻弄された1年でもあった。
台風や地震で「壊」という字も相応しいけれど、
私は「人間が人間を欺く、日本人が日本人を欺く」、
そういった精神的な「欺き」が気になった。
そういう自分も、腰やオシリの病があるのに、
「ダマシ・ダマシ」使い続けてきたからなぁ。(汗)
もっと明るい一字にしたかったけれど・・。
何年経っても思い出すには仕方がないかな、今年は。
さて、あなたが選んだ漢字一字はなんですか?



2004年12月12日(日)
明日の空模様です

NHK大河ドラマ「新選組!」が最終回とあって
ちょっぴり早目にチャンネルを変えた。
画面では、まだ「明日の天気」という文字が
右上に表示され、手話をしながら天気予報を
親切丁寧に伝えていたけれど、
私の耳と目で捉えた言葉が、なぜか食い違い気になった。
視覚は「明日の天気」、聴覚は「明日の空模様」。
今回は、聴覚に軍配が上がったようだ。
そのあとじっくり観た「新選組!」のメモより、
耳に残っていたのは、不思議でもあった。
「天気」というより「空模様」の方がいい。
私は、そう思う。
しかし「空模様」より、もっと教養のある言葉、
「庭模様」があることも知っている。
「空模様では雨」でも「庭にいる虫たちの動き」では
自宅の周りは、なんとか降らずにもちそう・・
というような天気情報、それが「庭模様」である。
長年の経験から蓄えられた「生活の知恵」は、
時として、最新鋭の機械より正確かもしれない。
「庭模様」まではいかなくても、
とりあえず、明日から「天気」と言わず「空模様」、
私の周りでは、流行らせたいな。



2004年12月11日(土)
感謝の気持ちを「生き方で返す」

TV朝日開局45周年記念番組
「にんげんだもの・相田みつを物語」を観た。
もちろん多くのメモで溢れたけれど、
選びに選んだら、やっぱりこの台詞が残った。
私は多く方のお世話でここまで生きてこれた。
しかし貧乏の私には、何も返すことが出来ない。
だから、私に出来ることは「精一杯生きること」のみ。
感謝の気持ちを、これからの生き方で表わすなんて
かっこいい・・と正直思った。
ところで、持病の「痔」の手術を、
出来るだけ早く(年末に)しようと決めたが、
そのひとつの理由として、どんな生き方をするにしろ
「健康でなければ、思いっきり生きられない」と
気付いたからである。
今年は、私の身体が悲鳴をあげているかのように、
ぎっくり腰や痔など、弱い部分を露呈した。
「生き方で返す」には、それなりの体力がいるから、
今一度、自分の生き方をする準備として決断した。
「とにかく行ってみるしかない、答えはその先にある」
その言葉に信じて、私は生きたいと思う。
自分が「悔いのない人生」を過ごすこと、
それが私を支えてくれた人達へのお礼、としたフレーズを
これからも大切にしていきたい。