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しもさんの「気になる一言」
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2004年12月10日(金)
お大痔に

昨日の「気になる一言」は
今まで書いたコラムの中で一番反応が凄かった。(笑)
内容と言うことではなく「痔」に関する話題が・・。
「実は私も・・」「俺も昔ねぇ・・」の台詞が
私の携帯とPCに勢いよく溜まっていった。
「大地主になったね」「役場の歯胃痔(ハイジ)様へ」
「お痔ぃさんのときは年寄りになった気分で
気持ちもゆっくりして病院に寝てること」
「女性の生理用品が体験できるとありがたく思うこと」
「ドーナツ座布団。それもムートン。座るに楽ですよ」
こんなメールが、落ち込んでいた私を喜ばせてくれた。
昼休みには、自分の手術体験談を聞かせてくれる人、
「私の中古だけれど使ってください」とドーナツ座布団を
わざわざ持ってきてくれる人もいて、
その反響の大きさに驚いている。
そんな中から、携帯に届いたメールの最後に
さらっと書かれていた台詞が、今日の一言。
なかなかのセンスを感じさせてくれたフレーズだった。
こんな単語が、さらっと使えるようになりたいな。
それにしても、ドーナツ座布団は気持ちがいい。
もう手放せません、癖になりそう・・。



2004年12月09日(木)
これは手術が必要ですね

昨日、飲み過ぎたのか・・朝からオシリが痛かった。
若い頃からの持病「痔」が騒ぎはじめたようだ。
またいつもの・・くらいの感じで、放っといたが
なぜかいつもと違って、痛みが取れない。
なんとか仕事をこなしたが、残り1時間で我慢の限界。
生まれてはじめての肛門科へ向かった。
恥ずかしいなんて言ってられない。
看護婦の指示で、さっそくパンツを下げて待ち、
先生の触診を受けた。予想外に痛かったぁ〜。
その後の症状説明が、気になる一言。
「えっ?」と聞き直したけれど、同じ答え。
「10日〜2週間、休める日を探しておいてください」
この台詞も、私にとっては驚いた。
1〜2日程度だと思ったから・・
もちろん刺激物・アルコールは控えなければならない。
忘年会も予約でいっぱいなのに・・。
(ホントは、控えるのではなく厳禁らしい (ΘoΘ;)
まぁそんなわけで、突然のドクターストップ。
飲まずにおしゃべりだけで、テンションあげようっと。
宴席の雰囲気は好きだから、変わりなく付き合うつもり。
運転手役、引き受けるから・・。



2004年12月08日(水)
カードのサインは、ひらがなで

最近、カードを使うことが増えた。
ジャラジャラ小銭を持つのも面倒くさいし、
かといって、お札をマネークリープに挟むほど
小遣いはないし・・
また新しいカードが届いた。
裏には当然自筆のサインを・・と思っていたら
サインはひらがながいいよ、と教えてもらった。
理由は簡単。
漢字は、中国人が簡単に真似できるから。
ひらがな(カタカナ)は、日本独自の文字だから、
同じ漢字文化の中国人でも、書きにくいらしい。
ゴールドカードを持って、海外に行くこともある。
そんな時、他国の人が真似できない文字をサインする。
それは、日本人としての誇りが感じられる瞬間。
私は、迷わず「ひらがな」でサインした。



2004年12月07日(火)
「放任主義」とは、近くで見守るということ

たしか・・テレビドラマ「さよなら小津先生」で
メモした台詞だったと思う。
子供がなにか問題を起こしても
「うちは放任主義でして・・」の一点張りの親に対して、
名前は忘れたけれど、ある先生役の人が言った。
なるほど・・と思って、メモしたのは言うまでもない。
子供の人生だから、やりたいようにやらせてあげる。
人に迷惑がかからなければ、何をしても怒らない。
そんな親が「放任主義」という単語を多用するけれど、
本当は「子供の躾が出来ない親」「親の役割をしていない親」
と言えるのではないだろうか。
放任主義と言いつつ、何かあればすぐ行動できる距離で
我が子の成長を見守る姿勢、それが真の「放任主義」である。
さて仕事でも、同じことが言えるかもしれない。
手伝うことは簡単だけれど、それでは部下は成長しない。
あえて「放任主義」を貫き、近くで見守ること。
それが、私たち中間管理職の役割ではないかと思う。
「うまくいかない」という経験を、どうさせるか。
それが今、一番悩んでいるところでもある。
まぁ、なんとかなるよ、というのが
私の失敗から学んだ知恵であることには違いないのだから。



2004年12月06日(月)
ああ、日本人に生まれて本当によかった

美味しい日本酒を飲むと、こう思う。
ワインやビールより、最近ハマっている。
先日飲んだ「無風」(なぜか「むかで」と読む)。
この時期しか飲めない純米吟醸 瓶囲熟成原酒。
百足のラベルが、なぜか気になったが、
その裏に貼ってある説明に書かれていた台詞の一節。
「人生、風が無き如くおだやかに生きたいものだ。
好きな仕事にはげみ、一日のしめは、うまい日本酒。
ああ、日本人に生まれて本当によかった。
でも、時には、のんびりばかりではだめな事もある。
この時ばかりは、勇猛果敢、百本の足もて立ち向かう。
見事、難敵をやっつけようぞ。
そして、また日常にもどる。
仕事をし、うまい日本酒を飲む。
ああ、日本人に生まれて本当によかった。」
(米は、特A地区・山田錦のみ使用)
こんなラベルを読みながら飲む、極上の日本酒。
そして、ほろ酔い気分のあと、白いご飯。
お米主食の国に生まれた幸せを噛みしめている
農業担当の私がいる。



2004年12月05日(日)
風の被害は「軒並み」と「根刮ぎ」

予定されていた地域防災訓練が中止になって
「では、朝風呂でも・・」と思っていたら、非常召集。
昨夜からの嵐のような風で、我が町内も被害を受けた。
その被害状況把握に、呼び出された。
今年直撃を受けた台風より、凄い被害だったかもしれない。
その様子を記録に残したくて、気になる一言。
ある地域では、瓦が「のきなみ」に剥がれ、
46年前の「狩野川台風」でも倒れなかったという大木が
無惨にも「ねこそぎ」倒れた。
「軒並み」は、続いて並んでいる家々。どれもこれも。
「根刮ぎ」は、根をも残さずそっくり抜き取ること。
転じて、余すところなく全部取り除くこと、の意がある。
その言葉の使い方を、今回の被害調査で実感した。
こういう状況を「軒並み」といい「根刮ぎ」というのか・・
そんな感じである。
特に「根刮ぎ持っていかれた」という表現は、
言葉として知っていたが、本当に目の前で現実化した光景、
「根刮ぎ」倒れた大木を、私は夢中でシャッターを押した。
たぶん何年たっても、この2つのキーワードだけで
今日の日の被害を忘れることはないだろう。
全国的な暴風、皆さんの地域ではいかがでしたか?



2004年12月04日(土)
「シズラーの法則」を忘れていた物産展

第5回静岡県市町村対抗駅伝が開催された。
今年の私の仕事は、広報のカメラマンではなく
ゴール地点での特産品販売。
わが町も、なんとか用意した品物は売り切ったが、
定価どおりのすっきり完売とはいかなかった。
この原因は?と他市町村のブースと比べながら、
以前、読んだ本を思い出した。
ステーキを売りたければ「ジュー」となる鉄板の音、
「シズル」を聞かせなさい、という法則。
人間の五感に訴えかける売り方が、足りなかったかも。
加工品を、きれいにディスプレイしただけではダメ、
味覚に訴える試食はもとより、匂いや音、触り心地など、
あらゆる感覚を刺激する売り方がいいのだろう。
目の前で、温かそうな湯気を感じる大きな鍋料理は、
寒さを感じる観客には、たまらなく食欲がでるようだ。
目の前で、美味しそうに食べる人達の光景も、
人間の食欲を刺激するかもしれない。
「町内で売れるものが、県内で売れるとは限らない」
ということも思い知った。
もっとターゲットを絞り、五感に訴えられれば、
面白いように売れるのかもしれないなと思った。
勿論、売り子である私達の笑顔が、
一番大切だということは大前提であるけれど・・。



2004年12月03日(金)
「君にはできない!」と世間がいうことをやる

人生における大きな喜びは・・の問いに、
経済学者・バジョットという人が答えたと、ある本で読んだ。
しかし、この台詞だけが一人歩きして、
無茶をして周りに迷惑をかける、
そんなシーンを、テレビなどでよく見かける。
本当に、そのことをやり遂げるためには、
綿密な計画を必要とするということを忘れている。
大きな夢を持つことは悪いことではないが、
やればなんとかなるさ的な、行き当たりばったりの行動も
マスコミが面白がって取り上げるから、
本人もその気になってしまうのかもしれない。
今までに何度となく、そんな光景が繰り返された。
そのたびに、地元消防団などが出動し救出される。
「人には迷惑をかけずに」の言葉を忘れないこと。
逆に本当の意味で、人には迷惑をかけず
「君にはできない!」と世間がいうことをやった人は、
何も言わなくても、輝いている。
きっと、他人の知らないところで、
それなりの努力をしているはずだから。
「無礼講だ」と言っているからと、
本当に「無礼講」な人を時々見かけるが、
言葉の裏に隠されている意味を少しは考える力が欲しい。
忘年会のシーズンだからこそ、肝に銘じたい。



2004年12月02日(木)
「ヘベレケ」と「ヘロヘロ」

記憶がなくなるほど飲んだ朝、必ず妻に言われる台詞。
「昨日は、ヘベレケだったねぇ」とか
「昨晩は、ヘロヘロ状態だったよ」と。
もちろん、その夜は風呂にも入らず爆睡なのだが、
静かに床に入らず、騒いでいるんだろうな、と予想される。
その違いを彼女に聞いてみると、
「だいぶ酔っていて、ろれつが回らないような状態」を
「ヘベレケ」と称し、
それ以上の、腰もフニャフニャ状態の泥酔を「ヘロヘロ」と
使い分けているようだ。
まぁどちらにしても、酔いすぎてることに変わりはない。
次の日の朝まで、酔いが残るなんて・・と思いながらも、
また今夜も、美味しいアルコールに誘われて・・と
午後5時ごろになると思うんだよなぁ。
最近、1人でも飲みにいけるようになったから怖い(笑)



2004年12月01日(水)
「酔っぱライター」

「公庫月報」(農林漁業金融公庫刊)で見つけた
ライター・江口まゆみさんの肩書きである。
思わず「うっうまい。ほっ、欲しい」と叫んでしまった。
酒を求めて世界を旅し、ルポやエッセイを書いている彼女。
プロフィールを見ると「酒紀行家」とある。なるほど。
「酒は、酒ができた土地で地のものを食べながら、
地元の人と飲むのが一番うまい」と纏めている。
それにしても「酔っぱライター」とは、うまい表現だ。
久しぶりに、プライベート名刺に書きたくなる肩書きに、
私の心は躍っている。
早く、新しい名刺が作りたくなった。
彼女はお酒の話を書く「酔っぱライター」だけれど、
私はお酒を飲みながら書く「酔っぱライター」。
ほろ酔い気分で文字を打つと、かな入力の私でも
なかなか早く打てるから不思議である。(笑)
嬉しくて、楽しくて飲み過ぎてしまうお酒、
悔しくて、悲しくて飲み過ぎてしまうお酒。
どうせなら、前者でありたいと思いながらも、
今日は、なぜか後者。
頭にきたぁ〜、と一人で呟きながら、焼酎のお湯割り。
これ以上飲むと、何を書き出すかわからない
お疲れぎみの「酔っぱライター」。
飲み過ぎないうちに、早く寝よ〜っと。