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しもさんの「気になる一言」
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2004年11月10日(水)
「兄嫁」も『それから』では女偏の「嫂」

ちょっとしたきっかけから、読みはじめた
夏目漱石の作品集。今は「それから」を読んでいる。
その中に出てきた「あによめ」とルビが振ってある漢字。
もちろん、当用漢字ではない。しかし、気になる。
「気になる一言」ではなく「気になる漢字」となった。
もちろん国語辞典を引いたが「兄嫁」しか意味が書いてない。
私が知りたいのは、その文字自体の持ってる意味。
やっぱり「漢和辞典」が必要になった。
特に「女偏」は、いろいろな意味があるらしいから
これを機会に調べてみようかな、と思う。
部首に「女」はあるけれど「男」はない。これも興味深い。
「明暗」や「行人」などにも登場する漢字「嫂」。
ますます知りたくなってきた。
有名なのは「女偏に家」で「嫁」・「女偏に古い」で「姑」。
きっとこれ以外にも、思い当たる漢字があるに違いない。
よ〜し、決めた。「女偏」の言葉の意味。
本格的に調べてみようかな。男女共同参画の話題にしようっと。
(当用漢字ではないから、文字化けしていたらごめんなさい)



2004年11月09日(火)
「大胆」と書いて「シャイ」と読む

私は、この当て字のルビが大好きである。
「『失敗』と書いて『ケイケン』とルビを振る」は、
何度も紹介しているが、大好きなフレーズである。
さてこの台詞、なんと俳優・石田純一さんの言葉だった。
服装も、女性の口説き方も、私たちには出来ないような
大胆な行動であるが、彼はこう説明した。
彼の生き方から考えると、なるほどなぁ〜となる。
私もよく「俺って実はシャチなんだ。あっ、シャイの間違い」
は、よく使うフレーズだけれど・・。(笑)
川柳とは違うけれど、時々、こんな言葉遊びがしたくなる。
挨拶でも、エッセイでも、小説でも、こんな「おや?」があると
読んでいて楽しくなるから。
思い立ったが吉日。ネットで募集してみようかな、と思う。
意外な傑作が集まるかもしれないからな。
と言いつつ、さっそく投稿欄、作ってみた。
当て字の面白さだけでなく、
さらに詠み人を書くと、その面白さは倍加すると思うから。
是非、投稿を試みて欲しい。
川柳とは違った、言葉遊びが出来るはずである。

ホームページのトップ http://shimosan.fc2web.com/



2004年11月08日(月)
いつもは話さないことを話しちゃった

隣町の自治体職員と飲む機会を持った。
せっかく飲むのだから、お互い刺激しあいたい、
と考えていたら、予想以上の成果が得られた。
私と隣町の若い職員、隣町の管理職とわが町の若い職員、
この2グループで話は盛り上がった。
普段なら、知らず知らずに、自分の町の人間で集まり
いつもの仕事の話になりがちだけれど、今回は違った。
男女で分かれたり、半数ずつ混じったりしがちな飲み会が
なんだか、和やかな中にも、ちょっぴり緊張感があり、
若い職員にとっては、未体験ゾーンの飲み会だったようだ。
彼らにとって、隣町の管理職とまじで仕事の話や、
生き方について話すなんて、そうあることではない。
う〜ん、なかなかいい職員研修が出来た、と喜んでいたら、
隣町の管理職(と、言っても同級生なんだが・・)が
その場に居合わせたメンバーに向けて発した台詞が
今回の、気になる一言。
職場では話さないようなことも、アルコールの力か、
お相手をしたわが町の若い職員の魅力なのか、
上機嫌だったの様子が、印象深い。
真剣に話を聴いてくれる隣町職員に対して
私もついつい話しすぎたかも、と嬉しくなった。
若い職員に刺激を・・と目論んだ飲み会であったが、
刺激を受けたのは、私たち管理職だった。
心地良いアルコールの酔いが、朝まで残っていたが・・



2004年11月07日(日)
「と〜し〜ひさ〜」は「こんにちわ〜」と聴こえる

日米野球のチケットを手に入れて、久しぶりの東京ドーム。
来日を期待していた、松井・イチロー、両選手が、
これなくなり、ちょっと関心半減だけど・・。
日本側はライトスタンドだから、
いつもはレフト外野しか座らない人たちも、ライト外野席。
いろいろなチームの熱狂的な応援団が集まり、面白かった。
特に私の後ろは、あのタイガースファン。
最初から最後まで、ず〜っとしゃべりっぱなし、参った。
「まさかライトに座って、阿部の応援をするなんて・・」
からはじまって、阪神以外の選手は、みなボロクソ。
いいプレイをすると、日米の選手、誰にも構わず
「来年、阪神へ来〜い」と雄叫びをあげる。
まったくの子どもだけど、そのマニアックぶりが楽しかった。
その中の一つ、ジャイアンツ・仁志選手の応援は、
ジャイアンツファンは応援団の「せ〜えの」の掛声にあわせて、
名前の敏久を「と〜し〜ひさ〜」と叫んでいるのだが、
いつもは敵方、レフトスタンドにいる彼らには、
「こんにちわ〜」と聞こえるらしい。
私達の「としひさ」に合わせて、大声をあげていた。
こういったことは、相手先にしかわからないことかもしれない。
時には相反する人達とも、話してみるもんだな。
さて結果は3連敗。来週、もう一度チャレンジである。
次は、どんな応援が同じスタンドで披露されるやら・・。
またまた、楽しみである。



2004年11月06日(土)
酔っ払いを車で送る楽しみ、発見

仕事ととはいえ、飲みたいビールを我慢して、
ほろ酔い気分の人たちを目的地まで、自動車で送る役だった。
えっ、なんでそんなことまでするの・・と感じて、
たぶん、不愉快さが顔に出ていたかもしれない。(笑)
しかし、しかしである。
なぜか、その楽しさを実感してしまった。
車中では、アルコールの酔いが乗客を賑やかにするし、
何度も何度も、お詫びとお礼を言われる。
アルコール大好き人間が、客観的に酔っ払いを観察したから、
面白かったのかもしれない。
私もよく、代行運転やタクシーの運転手さんに、
機嫌良く話しかけるタイプであるが、今回は逆だった。
吐くくらい泥酔していると困るけれど、
ほろ酔い気分の人たちに対し、しらふで話し相手になることも、
まんざら悪い気分はしなかったのが、今回の発見。
久しぶりに、私の雑感となった、気になる一言である。
今まででは考えられなかった感情が、私を喜ばす。
きっとお酒が苦手な人では、こんな気持ちにならないんだろうな、
そんなことを感じながら、帰宅した。
疲れも手伝ってか、思いっきり飲んだビールは格別の味だった。
歳を重ねてから、楽しみ方が変わってきたのかな。



2004年11月05日(金)
まさか、蛍光灯の下で食事してないでしょうね

「全国お米まつりINしずおか」が、静岡で開催されており、
他市町村の農業委員さんらとバスに乗り合わせ足を運んだ。
私のお目当ては、テレビでもお馴染みの、服部幸應さんの講演。
演題は「おいしく食べる幸せ 食育のすすめ」。
医学博士でもある彼は、世界と日本を数字で比較して
日本の教育(主に躾)の荒廃ぶりを、食に絡めて話してくれた。
ご飯の食べ方から箸の持ち方まで、すべて教育のひとつ。
それが出来なくなったから日本は、だんだん社会が荒れてきた。
そんな話だったので、メモも増えた。
その中で「病院食を食べれば食べるほど、入院が長引く」という
例えがとても面白かった。
蛍光灯は、料理を美味しそうに見せないと言う。
さらに、大部屋だとベッドの下に尿瓶やオマル等も置いてある。
そんな中で食べる食事は、美味しいわけもなく、食欲もわかない。
ということは、体力もつかない。だから、なかなか退院できない。
簡単に言えば、こんな話の展開。これまた頷く話である。
「さて、自宅ではどうでしょう」と続けた台詞が、気になる一言。
しかし、日本家庭の93.1パーセントが蛍光灯の下で食べている。
そんな数字を紹介してくれて、ますます私たちを驚かせた。
一番美味しそうに見えるのは、ろうそくだという。
無理なら、白熱灯でいいらしい。(蛍光灯以外なら)
さて今日くらい試してみようかな、と思いつつ、
日米野球をテレビ観戦しながら、夕飯はビールとカレー。
仕方ない、明日からにしよ〜っと。



2004年11月04日(木)
心・技・体位

やばっ・・また、はまっちゃったフレーズ。
最近、しもネタばっかり・・と怒られそうだけれど、
誰かに伝えないと、いつまでも残ってしまうから・・。
スポーツ選手のインタビューだった。
「最近、充実していますね」と訊ねられて
「はい、心・技・体のバランスがいいですから」
と答えていたと思う。
「心・技・体」の教えでは、ただ単に精神力だけではダメ、
技術力だけでもダメ、もちろん体力だけでもダメ、
これらの三つの力がバランス良く整って
初めて目的を達成できるものだと教えている。
しかし私には「心・技・体位のバランスがいいですから」
と聴こえてしまったから、大変。
これは、メモしなくちゃ・・と携帯を取り出した。
使い方はこうしたい。
「最近、夫婦仲が良いみたいだね、羨ましい」
「はい、心・技・体位のバランスがいいですから」
性欲とテクニックと体位のバランスがいい、より
ちょっと笑える表現だと思うけれど、ダメかな?



2004年11月03日(水)
一番悪いのは(宮城県)知事だと思う

予想以上に「楽天ゴールデンイーグルス」への不満が凄い。
スポーツを扱う掲示板では、バッシングの嵐。
一夜にして、アンチ・ジャイアンツに匹敵する
アンチ・イーグルスファンが出来た感じさえする。
書き込みも「楽天」を「落点」と書いたり「転落」と書いたり、
「楽天市場」を「楽天一場」とする見だしが飛び交ったり。
さすがネットの世界。即座にいろいろな情報として提供される。
「地域密着と言いながら、記者会見は東京、2軍は岡山」
「ゴールデンイーグルは、ベガルタ仙台(サッカー)が商標登録済」
「プロ野球には興味がない。サッカーで良かった、と以前発言」
「子供達用の観戦招待券を宮城県に買い取ってもらう、と発言」
「ゴールデンってやっぱり『カネ』なんでしょ」
あげたらキリがないくらい。
そんな書き込みの中で、私が一番感じていたことに近かった発言を
気になる一言に取り上げた。
「楽天の本拠地話を最初の段階で断っておけば…」が理由。
結局、複数球団からお金を戴いていた一場投手となんら変わらない。
「優柔不断」な態度が、この混乱を招いたと思うからだ。
この騒ぎもいつかおさまるだろう、と考えていたら大ヤケドする。
人間って、一度嫌いになったら、なかなか好きになれないもの。
今後の発言は、慎重にする必要があろう。
そう言えば、ネットで調べた私の情報だけど・・。
全日本リトル野球協会(東北連盟・泉杜リーグ)に、
「泉杜ゴールデンイーグルス」というリトル野球チームがある。
創部は6年前の平成10年とまだ歴史の浅いチームであるが、
小野寺監督の「感謝の心、自然にありがとうといえる子供を育てる」
という指導方針の下、創部当初5人の選手からスタートし、
25名となった現在も「野球を通じて心の強い子供」の育成を
目指している。
彼らが胸を張ってプレーできる環境を、是非守って欲しい。
そんなことを考えながら、ネット検索をやめた。



2004年11月02日(火)
高野連に「志望届」を提出

高校野球の人着者、東北高校のダルビッシュ投手が
宮城県高野連に「プロ野球志望届」を提出し受理された。
今年からプロ入りを希望する高校生は
志望届を所属する高野連に提出するよう義務づけたから。
私の気になったのは、新聞の見出しだった。
「ダルビッシュはプロ希望」の大見出しの後であったが
職業柄「志望届」という音が耳障りだった。
確かに意味は違っていない。しかし、略す必要はない。
そう思うのは私だけだろうか。
短くし過ぎて意味が通じないのでは、本末転倒である。
私は、自治体の広報を、読んでテープに吹き込んで
視覚障害者の方々に「声のポランティア」として
プレゼントしている人達を知っている。
彼女たちならば即座に「なに、この見だしは!」と
怒ってくるに違いない、と思った言葉だからメモをした。
読まれるということを意識しないから、こういう事が起きる。
原稿を書く人と、見だしを付ける人は違うというが、
複数の人間で、慎重に読み直しをして欲しい。
新聞を読んで、不愉快な気分になったフレーズは久しぶり。
調べてみたら、ネットでも同じような見だしが・・。
さて明日の「新規参入球団・楽天」の見だしが楽しみである。
ライブドア派の私は、ちょっぴり野球嫌いになりそうだけれど。



2004年11月01日(月)
楽しい人や面白い人は心の中に絵画を持っている

ラジオから流れてきたメッセージである。
変わった表現だなぁ、と思ってメモをした。
いつもいろんな絵を書いているからたのしい発想が浮かぶ、
そんなことらしい。
確かに私の知ってる、楽しい人や面白い人は、
話しをしていて、どうもイメージでものごとを伝えようとする。
道案内も、何メートル行ったら左折、ではなく、
右手にJOMOのガソリンスタンドが見えたら左折、みたいな表現。
その間の風景もしっかり覚えていて、
左手に懐かしいキンチョーの看板があって・・とこと細かい。
きっと、一枚の絵画として脳裏に焼き付いているのだろう。
嘘だろう?と思うようなことまで覚えていると、
こちらもなんだか楽しくなってくるから不思議である。
その時の状況を五感を使って覚えているから、忘れることがない。
そしてまた、そのイメージ(絵画)を、いつでも取り出せるから
楽しい人や面白い人となり、人気者になってしまうだろう。
「心の中に絵画を持つ」人は、旅行に行っても写真すら撮らない。
いつまでも、画像として思い出を保存できるようだ。
へそ曲がりの私は「絵画」と一口にいっても、
日本画、洋画、水彩画、水墨画・・いろいろな絵画がある、
さて、どの絵画だろう?と考えてしまうのだが・・。
ささっと絵が描ける人は、やっぱり羨ましい。