
|
 |
| 2004年10月01日(金) ■ |
 |
| 本書を読んで、なんだかお酒が飲みたくなってくだされば本望です |
 |
このフレーズは、今読みはじめたばかりの 「百人一酒」(俵万智著・文藝春秋刊・235頁)の帯で見つけた。 その中の話で、10月1日は「日本酒の日」と知った。 かつて酒造の会計年度は10月1日からと定められていて、 蔵元の人たちが酒造元旦としてお祝いした日、と書かれている。 そこで今度は暦を調べると、10月1日は記念日のオンパレード。 「衣替え」は記念日じゃないんだけど・・一番ポピュラー。 国際音楽の日/国際高齢者デー/浄化槽の日/デザインの日/ 土地の日/都民の日/法の日/印章の日/コーヒーの日/ 日本酒の日/ネクタイの日/省エネルギーの日/と続く。 忘れちゃいけない、私のメル友の誕生日でもあった。 話は戻るが、この「百人一酒」。 タイトルに誘われて買ったけれど、内容も充実。 「酒と酒飲みを愛する方へ」のサブタイトルも気が利いている。 これって、メッセージを伝える書き手の基本かな、とメモした。 私の場合はなんだろう、と自問自答したが、みつからない。 そろそろテーマを決めて「○○を愛する方へ」と読者を限定し、 「このつたない日記を読んで、 なんだか○○○したくなってくだされば本望です」 と言えるなにかが欲しいと、真剣に思った。 実はまだ読書半ば。しかしもうお酒が飲みたくなってきた。 完全に、俵万智ワールドにハマってしまった感がする。 さすがプロ。本当に飲みたくさせるのだから・・。 さて、今日は日本酒でも飲みながら、テーマでも探そうっと。
|
| 2004年09月30日(木) ■ |
 |
| 英語では愛も恋もラブっていうんだ |
 |
角川文庫のWeb「発見。ちょっくらぶ」で見つけたフレーズ。 気になって、さっそく調べてみた。 「EXCEED 和英辞典」 愛 love ((for a person, of a thing)); 恋 love. 恋する fall in love ((with)); love. たしかに、両方「love」だった。(驚) では日本語は「大辞林 第二版」から。 【愛】 (1)対象をかけがえのないものと認め、 それに引き付けられる心の動き。また、その気持ちの表れ。 (ア)相手をいつくしむ心。相手のために良かれと願う心。 (イ)異性に対して抱く思慕の情。恋。 (ウ)何事にもまして、大切にしたいと思う気持ち。 【恋】 (1)異性に強く惹(ひ)かれ、会いたい、ひとりじめにしたい、 一緒になりたいと思う気持ち。「―に落ちる」
日本語の方が、ちょっと奥が深い気がする。 ところが、調べていてもっと気になったことができた。 けっして「私はあなたに愛しています」 「私はあなたを恋しています」って表現しない。 私はあなたを愛しています I love you. 私はあなたに恋しています I am in love with you. (訳が間違っていたらごめんなさい、自信がないので) この違いって、もしかしたら 「愛」という字は真心(真ん中に心)で「恋」という字は下心、 に通じるものがあるのかなぁ。
私だって、時にはこんなジャンルに興味を示します。(笑) 驚いた?
|
| 2004年09月29日(水) ■ |
 |
| 「デジタルマガジンメーカー」販売元:株式会社ライブドア |
 |
今、話題の「ライブドア」堀江社長の日記で見つけた 新しいソフト「デジタルマガジンメーカー(PRO-Gブランド)」は 今までの私の概念を壊してくれた。 発売日:2004年10月1日(金)なので、その前にご紹介。 http://pro-g.livedoor.com/digimaga/ まるで実際の本を読むように、 ページをめくって閲覧することができるので、とても魅力的である。 もしかしたら、物書きにとっては「ホームページビルダー」より 欲しい〜っと思うソフトかもしれない。 「Windows用一般店頭販売パッケージソフトウェア」というのが、 マック信者の私にとっては、気になるところであるが・・。 中古の「Windowsマシン」買おうかな・・と思ったほど。 もっともっとこのソフトが話題になった時、 あぁ、あの時、しもさんが紹介してたな・・と思い出して欲しい。 それくらいインパクトがあるので、記録に残そうと思った。 なにを言いたかったかというと、それくらい「ライブドア」は 今までの既成概念を壊してくれる予感がする。 けれども、今の野球界にとって、必要なのかどうかはわからない。 彼にかき回されたくない、と思う球団オーナーにとっては、 一番苦手なタイプであることは間違いないのだから。 ただ、被害ばかりクローズアップされる、この季節の台風だって、 海の中をかき回す大切な役目があることを知っていれば、 私たちの生活に役に立っていることがわかるはず。 私は、ライブドア派かな・・一応。
|
| 2004年09月28日(火) ■ |
 |
| 代打・逆転・サヨナラ・満塁・優勝決定ホームラン |
 |
「近鉄球団、55年の歴史に幕…」の見出しを見た時、 一番最初に浮かんだ言葉が、気になる一言。 2001年オリックス対近鉄(大阪ドーム) 9回裏3点リードで投手大久保、ランナー満塁、代打は北川。 このホームランで、近鉄はリーグ優勝をした。劇的だった。 球場でこのホームランを見た人は、本当にラッキーである。 もうこれ以上の単語は繋がらないだろうと思える一打だから。 野球ファンとして「近鉄といえば?」とインタビューされたら、 私は真っ先に、この一打をあげるだろう。 けれども、ジャイアンツファンとしては、また違う一言。 「巨人は(パ・リーグ最下位の)ロッテより弱い」という発言。 1989年の日本シリーズ、対戦相手チームは近鉄だった。 ジャイアンツ3連敗後飛び出した、近鉄投手陣の台詞であるが、 15年経った今でも、その悔しさはなぜか覚えている。 その一言を機に第5戦、それまでノーヒットだった原の満塁本塁打。 第7戦、駒田、原、中畑、クロマティに一発で圧勝し逆転優勝。 日本シリーズ初制覇を目指す近鉄の野望を打ち砕いた年である。 あの台詞がなければ、近鉄は日本一になったかもしれないのにと、 懐かしく、あの台詞を思い出していた。 記録より記憶に残る球団だったことは、誰もが認めるところ。 「お疲れ様でした」と声を掛けてあげたい、心からそう思う。 えっ、四国にもまた新しい動きが・・。イチローも・・。 う〜ん、今は、野球から目が離せない2004年秋である。
|
| 2004年09月27日(月) ■ |
 |
| 雨を喜び、風を楽しむ |
 |
「長嶋茂雄 人生哲学94の言葉」のサブタイトルで表現された 内容であり、随所に私のアンテナに引っかかった。 先日、読みはじめた「長嶋イズム」(マガジンハウ・253頁 スポーツキャスター深澤弘編著)の冒頭部分。 「長嶋が残した最初の言葉 中学卒業時の寄せ書き」を紹介し 宮沢賢治の「雨ニモマケズ。風ニモマケズ」をパロディとし 全て前向きに考える人間・長嶋茂雄の出発点としていた。 最初のフレーズだから印象に残ったのではなく、 全て読み切っても、この台詞が一番だったので取りあげた。 アメリカ・ベロビーチのキャンプで「ここは外車が多いね」 「アメリカの子供は英語がうまい」といった話ばかりが、 長嶋語録として紹介されるが、それは大間違い。 「セオリーは時代とともに変わる。新しいセオリーがあるべき」 とし、今までにない攻撃のパターンを作り上げたり、 「アブノーマルじゃないと力は出せない、 異常なまでの闘争心、異常なまでの練習、異常なまでの工夫、 常識と既成概念を打ち破ってこそ道が開ける」とも語っている。 「ストレスなんて感じるな、プレッシャーを感じろ」 ストレスはマイナスのエネルギー、プレッシャーはブラス。 そんな長嶋茂雄という人間の考え方、ますます好きになった。 「雨ニモマケズ。風ニモマケズ」より「雨を喜び、風を楽しむ」 ねっ、いいでしょ。
|
| 2004年09月26日(日) ■ |
 |
| 一切例外を認めないと言うことだ |
 |
久しぶりに、NHK大河ドラマ「新選組!」から。 いつもは月曜日以降に取り上げるケースが多いので、 私にとっても、読者にとっても日曜日は久しぶりであろう。(笑) 組織というものを動かしている以上、 規約、ルール、会則に似た仲間うちの決めごとがあるのは当然。 しかし、ほとんどは例外をつくり、抜け道が用意されている。 ルールは破る為にある、と主張する人達さえいる昨今、 真犯人もわかっている、誰もが死なせたくない想いがある中で、 隊則だからと、ある隊士が切腹させられる話だった。 土方歳三は呟く。「山南(敬助)を死なせたと言うことは、 一切例外を認めないと言うことだ」と。 ここで例外を認めてしまったら、山南の死は無駄になってしまう。 それだけ、辛い想いをして俺たちはルールを守ってきている。 どうしてそれをわかってもらえないんだ・・と悩む 彼の嘆きが聴こえてきそうであった。 どうして、まわりに嫌われる悪役に徹しているのか、 それは、秩序が乱れてからでは、取り返しがつかないことを 彼は本能的にわかっているのではないだろうか、と感じた。 今の世の中、あまりに例外が認められ過ぎている。 だから私は、例外を認めようとしない土方歳三の生き方が 眩しくて仕方がないのかもしれない。 「大切なのは、鉄の結束と人を思う心だ」と、前回の終了間際、 近藤勇は、次回に続くかのように呟いた。 それがどんな意味を持つのか、残念ながら私にはわからなかった。 「人を思う心」は「鉄の結束」を弱めることにはならないのか。 その答えが欲しくて今回見入ったが、やっぱりわからなかった。 消化不良の1話だった気がする。
PS.三谷さんへ。最後の飛脚シーンは必要ないと思います。(笑)
|
| 2004年09月25日(土) ■ |
 |
| 「癒される人」から「励まされる人」へ |
 |
ここ数年、自分の生き方として「癒せる人」を目指していた。 もちろん、今でもそんな人間になれました、とは言えないけれど 最近ちょっと方向転換しようかな、と思っている。 「ホッとする」「なんだか安心」などの台詞は「癒し系」。 もちろん、言われて嬉しいフレーズには違いないけれど、 人間が人間を癒すには限界があるし(不可能だと思う) そんな私自身、とても心が狭いことに気が付いたから。 一度「癒し系」と言われるとそのイメージを必死に守ろうとして 自分の生き方が狭くなってしまうことも、実感していた。 だから、そんな表現をされること自体が 苦痛になってきたのかもしれないな、と、振り返っている。 だからといって「攻撃的な人」へと変われるはずもなく、 なにか私らしい生き方を模索していたところ、 見つけた台詞が「励まされる人」であった。 「励ます人」ではなく「励まされる人」。 私から、落ち込んでいる人・頑張っている誰かを励ますのではなく、 私の凸凹の生き方が、誰かの励みになればいいな、という視点。 例えば、ゴルフを行く為に練習してぎっくり腰、 当日は、布団の中で「痛〜い」って唸っている生き方。 さらにその為に、楽しみにしていた週末の東京ドームへも行けない。 端から見ると呆れる生き方だけど、それでも楽しそうに生きている。 そう、誰かが「しもさんってどんな人?」と尋ねられた時、 「励まされる人」と言われるような人間になりたいと思い始めた。 これは、とても難しい生き方だということも、理解している。 だけど今後、何度も変えられる「自分の生き方」ではないから、 そろそろ「最終目標」となる「人間像」かな、とも思う。 本人は、けっこう真面目に生きているけれど、 なぜかどこか抜けていて、漫才のネタになるようなことばかり。 誰かの役に立ちたい、そんな想いが強くなってきているが、 なかなか思うようにいかないのも人間でして・・はい。
|
| 2004年09月24日(金) ■ |
 |
| 妻のパンツを穿かせてもらってます |
 |
近々ゴルフに行くので練習、と出かけた打ちっぱなしで ボールを打ち過ぎたのか、腰を痛めてしまった。 結局、絶好のゴルフ日和の当日、寝返りをうつのも辛く、 布団の中でおとなしくするしかなかった。 多くの方から「大丈夫?」のメールをいただいたもの PCの前に座るのさえ長時間は出来ず、気になる一言を 書いてメルマガで配信するのが精一杯だった。 だから、ほとんどは携帯のメールで経過報告をした。 「ぎっくり腰って大変なんだってね?」の問いに その痛さを表現するために、ひとりでは何も出来ないよ、 と言う意味で「妻にパンツを穿かせてもらってます」と 送ったつもりでいたら、またまた返信が届いた。 「妻に・・じゃないの?」と書かれていたので、 送ったメールを確認したら「妻の・・」になっていた。 一字で意味が違うので、再度大慌てで返信したのだが・・。 「夫婦、仲いいんだね」という文面を期待していたら 「そんな趣味があったのか」と先を越された。(笑) これからは落ち着いて、日本語は正しく使いたい。 あっ、思い出した。一字違いの傑作。 「つまづいたっていいじゃないか、人間だもの」(みつを) 「つまがいたっていいじゃないか、人間だもの」(作者不詳)
|
| 2004年09月23日(木) ■ |
 |
| 「過剰な演出は邪魔」に気付いて欲しい |
 |
ぎっくり腰で全然動けないから、お友達はずっとテレビ(笑)。 だから、ここ数日の雑感が、気になる一言。 先日の夜は「第一回ウォーターボーイズ選手権」を観た。 簡単にいえば、男子高校生のシンクロ大会。 意外と面白かったけれど、決勝戦を夜にした為か、 演技をじっくり見たかったのに、 ハデハデなネオン、スポットライトがプールの水面に反射し、 とても見にくくなり残念だった。 もう少し、シンプルに「見せる」ことだけに集中して欲しかった。 今日は横浜球場でデイゲームのテレビ中継。巨人VS横浜。 なんとそこには、ウルトラマンの着ぐるみを着た人達が20人。 番組の宣伝らしいのだが、やはり私には納得がいかない。 スタンドで、はしゃいでいるウルトラマンは見たくなかった。 ウルトラマンは、巨大な身体で地球を守るために、 悪の怪獣と戦ってくれるヒーローである。 「種田選手」のバッティングフォームを真似して、 来場者のウケを狙ってはいけないのでは・・と思った。 番組には必ず、プロデューサーがいるはずだから、 イメージを大切にして欲しいものである。 寝てばかりいたから、ちょっと厳しいかな。 本人は、いつもと違う視点でテレビ鑑賞が出来て満足だった。
|
| 2004年09月22日(水) ■ |
 |
| 感想です・・ |
 |
「気になる一言」をネットで書き続けていて嬉しいこと、 それは「感想です・・」のタイトルがついた メールが届くことである。 もちろん読者の反応。「叱咤」であれ「激励」であれ。 「勝負に負けた勝負パンツの行方は?」と問いかければ 「次回にチャレンジ」と答えが返ってくる。 よくお菓子についているシールタイプのくじも、 めくって外れてると、だいたいそう書いてあるでしょ? とのこと。職場の先輩のコメントらしい。 「3年間一緒に働いた学校の先生の奥さん」の表現、 あんまり私との関係を説明するとよけい長くなるかな・・ と形容詞を極力我慢して短くしたフレーズ、 「日本語って,難しいですね」と前置きのあと、 「3年間一緒に働いた」のが、普通には、 すぐ後の「学校の先生」に修飾節としてかかっていくのが 常識でしょう。けれどもこの書き方では 「3年間…」と「学校の…」の両方を、 あとの「奥さん」の修飾節だと読んでしまうことも 間違いではなくなってしまうのではないでしょうか。 ちょっと迷いました」と感想をいただいた。 とても、丁寧に読んでいただいている証拠、感謝である。 さらに「質問、17日のメルマガ配信忘れてませんか?」 こんなメールも届くことがある。 私の作業ミスをしっかり読者がフォローしてくれて、 これまた感謝感激のメールである。 良いにつけ、悪いにつけ、反応があるのはとても嬉しい。 こんな読者がいるから、毎日続けられる。これは事実。 「メルマガ」を始めようと思うのですが・・と相談された時、 自信を持って「続けるコツは素敵な読者を持つことですよ」と アドバイスしたけれど、当たっていると思う。 一時は「叱咤・叱咤・叱咤・激励」をお願いしたけれど、 最近では「叱咤・叱咤・激励」くらいがいいな。 いや「叱咤激励」半分半分が今の私には、ちょうど心地よい。
みなさん、これからも適度な感想、おまちしています。
|
|