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しもさんの「気になる一言」
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2004年09月21日(火)
難しい話をまとめるのは面白いのぉ〜

突然のぎっくり腰で、1日中ビデオを観て過ごした。
そんなわけで、久しぶりにNHK大河ドラマ「新選組!」から。
幕末、時代が動く契機となった歴史的な出来事、
「薩長同盟締結!」の場面では、どんな台詞が・・と
メモを片手に、テレビの前に陣取った。正式には横になっていた。
もちろん、薩摩藩と長州藩の間に入り、
敵対していた西郷隆盛と桂小五郎の手を結ばせたのは
土佐藩の坂本竜馬。
歴史を動かすことになる一仕事終えた時、彼は背伸びして
空に向かって叫んだ。
「これで一件落着」と前置きをしてから、気になる一言。
番組の中では、とても簡単に表現されていた締結までの苦労。
並大抵ではないことは誰でも理解できる。
だからこそ、やり遂げた時の達成感を、彼はこう表現したのだろう。
巷では、全国の市町村合併が話題となっているが、
どこも歴史的背景をもとに、簡単に合併にはいたらない。
ただ、難しい交渉をいかにも大変だった、と表現するより、
「面白い」と表現できる器の大きさ、羨ましいと思った。
そんな人間がいないと、なかなかまとまらないのかな、合併って。
(それにしても、腰、痛ぇ〜)



2004年09月20日(月)
エラーするのが選手、それを許すのがファン

プロ野球界初のスト、土・日のマスコミはこぞって
この話題を取り上げていた。
そんな中で、選手とファンの関係をうまく表現していたのは
産經新聞だったかな。私の考えに似ていたのでメモをした。
このストは、もしかしたら選手にとって「エラー」かもしれない。
しかし、そんなエラーもファンは「ドンマイ」と許してあげたい。
いつも、一所懸命のプレーを見せてもらっているのだから。
「ファンあっての選手ということを忘れないで欲しい」
そんな手垢のついたフレーズを、新聞・雑誌・テレビで見つけると
そういうあなたは、何回、球場まで足を運び、
彼らのブレーを声援しましたか?と問いかけたくなる。
球団経営が苦しい、に端を発した合併問題だけれど、
前述のコメントをする人達にかぎって、一度も行ってない・・
なんて、よくある話である。
そんな人達が年に数回、球場に足を運ぶだけでも利益は上がるのに、
と私は思う。
「楽天」でも「ライブドア」でも、新規参入は良いけれど、
出来れば、企業の利益優先ではなく、
オーナーが、野球大好きであって欲しい、と願うばかりである。
その気持ちが、私たち野球ファンに伝わるのだから・・。
それにしても・・・今日の試合すら満員になっていない。(汗)



2004年09月19日(日)
せっかくの(スポット)ライトがあるのにもったいないですよ

元宝塚歌劇団・月組トップスターの古城都さんと、
飛翔ひかるさんが、隣町のコミュニティセンターで
「宝塚のエッセンスをあなたに・・」と題して、
特別講座を開催するというので、好奇心旺盛の私は、
観客は女性ばかりかなと思ったけれど、足を運んでみた。
その中で観客を舞台に上げて一緒に踊るという
楽しいプログラムがあったのだが、なかなか参加者がいない。
時間がもったいない、とばかり観客を舞台に上げるための台詞が、
なかなか面白かったので、暗闇の中、手探りでメモをした。
「前に出ないと人生損するよ。これは変われるチャンスだから」
「1回だけ殻を破れば、もう楽になるのに・・」
子供たちには「おにいさんは怖くないよ、出ておいで」と、
すっかり男役になりきっていることで笑いを取ってくれた。
そして、宝塚のトップスターだった頃を思い出してか、
彼女らしい視点だなと感じたフレーズが、今回の気になる一言。
「スポットライトを浴びると元気になる」
以前、誰かに聴いた台詞を思い出した。
彼女たちは「楽しい人生を送る為のアドバイス」を
参加した私たち全員に、老若男女平等に与え続けてくれた。
さて、そのアドバイスを実行してみるのは私たち。
スポットライトの当たる場所を選んで出ていこう、
ぼたもちの落ちそうな棚の下を陣取ってみよう、と心に決めた。
それにしても、間近に見た彼女たちの付けマツゲ凄かったぁ、
マイク片手に真横に来た時、私は絶句だった(驚)。



2004年09月18日(土)
妻と同じ「洗濯の仕方、洗濯の干し方、洗濯のたたみ方」

以前、3年間一緒に働いた学校の先生の奥さんが病に倒れ、
1年数カ月の闘病生活を経て42歳で他界した。
通夜、告別式と足を運び、いろいろな光景を目にし、
私なりに考えさせられた2日間であった気がする。
特に、芯の強い先生と思っていた彼から出た言葉と涙が
私の胸を強く打った。
あまりにも若すぎる奥さんの死に、覚悟は出来ていたが
まだ心の整理が出来ていない様子の彼は、声を詰まらせた。
奥さんは、いつしか2人の幼い娘さんに対して、
これからの生活に欠かすことが出来ない事を、
自分の病の辛さに耐えながらも教えていたようだ。
また子供たちも、それを一所懸命覚えて、
いまでは、すっかり奥さんと同じように出来るようになった。
それを代表するような行為が「洗濯」であったのだろう。
この気になる一言に選んだフレーズを彼が話している時、
私も我慢しきれず、涙が止まらなくなってしまった。
今は全自動だから、洗うだけなら私でも出来る。
しかし、ほとんどしたことのない干し方、たたみ方は、
40半ばを過ぎても、いまだまともに出来ない。
だからこそ、彼はそんな妻を讃えて「母は強い」と表現した。
自分のことだけでなく、残すことになる子供たちに
出来る限り「生きる力」を教えたことを、目の当たりにし、
参列者へのお礼というより、亡き奥さんへの感謝の気持ち、
そう思える、温かい挨拶であった。
今回のお通夜、告別式について、書こうかどうか真剣に迷った。
しかし、これ以上の台詞が見つからなかったから、
私の心の記録として選ばせていただいた。
彼の奥様の冥福と、残された遺族の幸せを祈りながら、合掌。



2004年09月17日(金)
「キャリア」とは、1本の道筋のこと

ラジオから流れてきたのは、
ハローワーク(職業安定所)の方のメッセージだった。
内容からしても、当然職業選びのアドバイスだったが、
私には「生き方のアドバイス」に聴こえたので、
思わずメモをした。
いろいろなことに興味を示し、多くの人と出逢うのもいい。
素晴らしい映画や書籍で、感動するのもいい。
生き方には、どれが正解と言うものはない、
だから、一度きりの人生、やりたいことをしましょう、と
私は、何度もこの場を借りて、提案してきた。
しかし、それは何かのキーワードで繋がっていると、
もっと豊かな人生が送れるよ、と助言してもらったような・・。
他人から見ると不可解な行動も、自分の中で
「これは○○のためにしている」といい切ることが出来れば、
それは1本の道筋。すなわち「キャリア」となって自信が付く。
どんなキャリアなのかは、人それぞれ違うけれど、
そろそろ私も「広く・浅く」より「狭く・深く」生きたい。
「この分野ならあの人だよね」と言われればしめたもの。
生活の全てが、キャリアとなっているに違いないのだから。
年間、何十試合も、東京ドーム・ライトスタンドへ通う私達。
さて、なんのキャリアになっているのやら。



2004年09月16日(木)
勝負に負けた勝負パンツ

う〜ん、音とリズムに負けてメモしてしまった。
ラジオから流れてきたギャグだったけれど可笑しかった。
私は「勝負パンツ」がどういうものか、
言葉としては理解しているけれど、実際見たことがない。
まぁ、当たり前といえば当たり前だけれど・・。
「勝負」というからには、勝ち負けがあるはず。
いつもいつも、勝つという保証はないのだから。
さて「勝負パンツ」を穿いて、勝負に出たとする。
しかし、運悪くその勝負に「負けた」とき、
「勝負パンツ」の行方は?が私の気になるところである。
負けても勝っても、そのパンツは洗って使うのだろうか。
それとも、負けたら潔く捨ててしまうのか・・。
そんなこと、どうでもいいことなんだろうけれど、
言葉としてメモしたから、是非、知りたいと思った。
どなたか、勝負して負けた「勝負パンツ」をお持ちの方、
是非、その後を教えてください。悪用しませんから。



2004年09月15日(水)
おんなじ名前ってやだねぇ〜

遅い夕食を取りながら会話した、お袋の一言。
勿論、栃木県小山市の2児誘拐「下山容疑者」のこと。
昨日から朝から晩まで、この苗字を何度聴いたことか。
全然関係もないのに、同姓というだけで気分が悪かった。
新聞でも、テレビでも、ラジオでも、
そしてインターネットでも「下山容疑者」で溢れた1日。
耳を、目を塞ぎたきなった1日でもあった。
前日の「宅間死刑囚・死刑執行」も同様、
全国の「宅間」さんは、嫌な思いだったろうな、と思う。
逆にオリンピックで活躍した「谷」「北島」「野口」などの
苗字を持つ人は、ウキウキする気分を味わったに違いない。
「谷、頑張れ」「北島、凄い」「野口、よくやった」
そんな声援や歓喜の声を周りで受けたのだから。
氏名って不思議なものだなぁ、とつくづく思う。
インターネットで自分の名前を検索して、
自分のまったく知らない同姓同名者でも活躍していると、
なぜか嬉しくなるのと、同じなのかもしれない。
早く事件が解決して「下山容疑者」の文字が消えればいい、
そんなことを感じてしまった私である。
本音は「自称・会社員」「自称・土木作業員」の表現が
よっぽど気になったのだけれど・・。



2004年09月14日(火)
ネットワークは「ネット」と「ワーク」の造語?

久しぶりの雑感が、気になる一言。
最近でも、異業種交流の掛け声のもと、
人的ネットワーク構築が盛んに行われているけれど、
まだまだ、名刺交換をするだけに留まり、
一緒になにか行動するプランが足りない、と思っていた。
多くの方と情報交換をし、ネットの関係を結んでも、
一緒に汗を流す、同じ釜の飯を食う、といった
「ワーク」という作業が加わらない限り、本当の意味の
「ネットワーク」は結べないのだと、私は思う。
それはビジネスの世界だけではなく、
職場、学校、地域、家庭でも、同じことが言えそうだ。
「会話だけでなく、一緒に行動する」
これが、ネットワークの基本、と理解しておけば良い。
この人とは「ネット」を結ぶのか、
それとも「ネットワーク」を結ぶのか、自分で判断する。
これって人間関係に迷う人の「判断材料」かもしれない。
ただ「ネットワーク」は、待っていても絶対に繋がらない。
自分から飛び出して「この人」と思った人と一緒に行動する。
その共通体験から「ネットワーク」が繋がる。
さてあなたの人間関係を調べてみてはいかが?
「ネット」なのか「ネットワーク」なのか。



2004年09月13日(月)
本当の自分は一人では見つけられない

情報源は、テレビドラマ「東京湾景」。それも最終回。
初めて見たというより、それまで違う番組を見ていて、
CMだったので、チャンネルを変えていたら、
たまたま、仲間さんのラブシーンに遭遇。
その時の相手の彼の台詞。思わずメモをしてしまった。
申し訳ないが、番組のストーリー、展開もわからずのまま。
また、すぐ元のチャンネルへ戻ってしまったので・・(笑)。
ただ、言葉としてとても印象に残ったので、ご紹介。
自分のこと、知っているようで一番知らないのは自分。
占いや性格診断などが、もてはやされるのもわかる気がする。
みんな自分のことを知りたがっているのだから。
以前から「気付き」の大切さ、必要性を何度か書いてきたが、
本当の自分探しが、生きているってことだとしたら、
この言葉の意味は、とても大きいと思う。
だから恋をして愛を知り、相手を通して、
本当の自分と言うものを知るために、結婚をするのかもしれない。
同性同士の友情も、たぶん同じ感覚だと思う。
「気付く」ということ、一人では出来ない行為だから・・。
私の目標は「地球サイズの自己発見」。
縁あって私と知り合ってしまった人達。(宴あってでもいいけれど)
本当の私探しに、これからも是非御協力を・・。



2004年09月12日(日)
帰りたがる幼児、その場を動かない大人

夕方からは昨日に引き続き、東京ドーム野球観戦。
それまでの間、どこに行こうか迷っていたが、
先日、せっかく東京へ行くのなら「人体の不思議展」
(東京国際フォーラム)を観てきたらどう?」と
勧められた台詞を思い出し、有楽町まで足を伸ばした。
ところが入場したはいいが、なかなか前に進まない。
原因は、今までの博物館や美術館とは違い、
ショッキングな展示物が所狭しと並び、
誰一人次へと進もうとしないことにあった。
本物の人間をなんとか加工したとかで、
そのリアルさは、小心者の私にはかなりショックである。
幼児は怖いと泣き叫び、大人は立ちすくんで動かない。
一番元気なのは、好奇心旺盛な子供たちだったかもしれない。
知ってそうでいて、実は何も知らない人体。
実際の脳と同じ重さのものを持った時、
初めて脳の重さを感じることができた気がする。
男と女では脳の重さが違う、とも説明板には書いてあった。
ほら、こんなところでも、男女は同じではないでしょ、と
一人で苦笑いをしてしまったけれど・・。
妊娠3か月の胎児、あまりの大きさに驚いたのもこの展示。
来年1月16日まで会期中は無休とのこと。
是非一度、上京したら訪れて欲しい場所である。
疲れたら「相田みつを美術館」で心を癒せるから、ご心配なく。