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| 2004年08月12日(木) ■ |
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| とにかく私は承服しかねる |
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NHK大河ドラマ「新撰組!」から、続けてもう一言。 謀反を企てようとした新撰組内の仲間を、 他の隊員の見せしめに切腹にさせようとする土方歳三に対し、 山南敬助が、はっきり反対するシーンで使われた台詞。 さらに「いまさら波風を立てていいことなど何もない」と 続けた。 『承服』とは、相手の言うことを承知してそれに従うこと。 しかし使われ方は「とても―しかねる」など否定的な場面。 「あなたの意見に承服します」という言い方は あまり聴いたことがない。 ただ「承知もしないし、従いもしない」のか 「承知はしたけれど、従わない」のかは、定かではないが・・。 「誰がなんと言っても、私は反対!!」とは違う、 ちょっと重みがある反対の態度となる。 さらに、短い反対理由をつければ完璧であろう。 自分の意見として、反対の意思表示をする時、 相手がどんな反応を示すのか、関心があるから、 是非、タイミングよく使ってみたい、と思う。 さて、使う機会はあるだろうか。
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| 2004年08月11日(水) ■ |
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| おまんのやりたいことはなんぜよ |
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週末はイベントだったのでビデオ録画ですが、 久しぶりのNHK大河ドラマ「新撰組!」から。 坂本龍馬が、新選組総長・山南敬助に聞くシーンの台詞。 「仲間内の争いに終始している。そんな自分がつくづく嫌になった」 と呟く山南にはズシリときた問いかけだったに違いない。 しかし、明快な答えが出来なかった彼。 場面は違うが、大島吉之助(=後の西郷隆盛)が 坂本龍馬に同じようなことを聞いた。 台詞は「おはんは何がしたいとな?」だったと思う。 彼は即座に「そうやにぁ、とりあえず・・ 今、将軍家の周りにいる奴はお役御免にする」と言い切った。 メモを整理していて、この対比に気が付いたけれど、 いつでも、今、自分が何をしたいか、はっきり言える人物に憧れる。 そう言えば、私も帰郷した娘に聞かれたことがある。 「書いたり、歌ったり、踊ったり、それなりに形になるけれど、 「パパは、一体何をやりたいの?」と。 まだまだ迷っている私を見透かされたようで、 「未だにわからないんだよ、だからいろいろ試しているんだ」と 答えるのがやっとだった。 それは、美術の道を進んでいる彼女なりの自信にも見えたから、 父親としてではなく、1人の人間としてちょっぴり羨ましかった。
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| 2004年08月10日(火) ■ |
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| 敷金・礼金・菅井きん |
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久しぶりに、ただ言葉のリズムで選んだ一言。 今春、娘のアパート探しの時、 「敷金・礼金」を計算したりしたのを思い出した。 単なるリズムだけれど、インパクトがあった。 (女優のスガイキンさん、ごめんなさい) たぶん、ラジオから流れてきたフレーズだったと思う。 以前にも書いたけれど、頭にこびりついた言葉は、 何かに書き出さないと、私の頭から離れない。 だから、無理を承知で「気になる一言」。 これを読んだ人も、既にタイトルだけで記憶され、 街角で、不動産屋さんの前を通るたびに、 ガラスに所狭しと貼られている住宅情報を眺め、 この台詞が口をついてしまうはずである。 私の気になる一言も、そうやって誕生してきた。 街角の宣伝広告の看板や、標語など・・。 メモしなくても、思い出せる台詞は、 今まで3000以上も書き続けてきた私でさえ数少ないから 今回のフレーズは、面白かった。 ちょっと、北野武(ビートたけし)さんが好きそうなリズム。 もうお笑い芸人が使っているかもしれないなぁ。
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| 2004年08月09日(月) ■ |
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| 日本を知ってもらいたかったから・・ |
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サッカーのワールドカップが日韓で開催されてから、 もうどれくらい経つだろうか・・。 今の中国の反日騒ぎをテレビや新聞で見る度に 川淵チェアマン(あれ?川渕だったかな・・(汗))の台詞を 思い出してしまう。 「ワールドカップを日本に誘致した目的は2つあります」 1つは、日本人に「世界の一流プレーを見せたかったから」。 これは、野球大好きの私でさえ熱狂したのだから、目的達成。 今回のアジアカップ連覇にも繋がったと言えるほど、 その功績は、大きかった。 しかし、もう1つの目的を知っている人は数少ない。 それが、気になる一言。 日本人の勤勉さ、人情味のある温かさ、和を大切にする心、 そんな日本独特の文化や国民性を、全世界に知って欲しかった。 世界の中の日本は、私たちが考えているほど、知られていない。 未だに、チョンマゲ、芸者、スキヤキ・・の国だと信じている 人々がいることを知り、なんとかこの国民性を伝えたかった。 そんなコメントを残していたことがある。 さて、今回の中国人の反日騒動は、 世界の人たちには、どう映ったのだろうか。 中国人は、どんな国民性なのか「知られてしまった」ことに、 彼らはどう対処していくのだろうか、とても興味がある。
PS. 貧富の差が出てきた国民をまとめるのには、 外に共通の敵を作る必要がある、それも反撃しない国が・・。 だから、日本が選ばれた。他の国は反撃するから。 テレビで聴いたこのコメントも、妙に納得してしまった。
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| 2004年08月08日(日) ■ |
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| 来年はもっと大きな花火もって来るから・・ |
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前日のイベントに続けて、2日目。 今日は、狩野川河川敷での花火大会だった。 スタッフの一員として、花火師へのお礼も兼ねて 打ち上げ会場に足を踏み入れることが出来た。 お陰で、花火を真下から眺めることになったのだが、 やはり花火はどこから見ても同じ形だった。 自分の頭の上から、火の粉が振りそそいでくる感覚は、 睡眠時間を削ってまで働いたスタッフに向けて、 「2日間、お疲れさん」の意味も含めたご褒美のようだった。 あまり見ることのできない角度に、興奮状態気味であるが、 一気に、疲れがとれた、と言っても過言ではない。 (明日はまた早起きをして、花火の燃えカス回収作業だけれど) 8月に入り、全国各地で花火大会が開催されているが、 花火業界も縄張りがなくなり、競争時代になったことも知った。 だから彼らから言われた、この一言が気になった。 「本当にありがとうございました」という私の感謝の言葉を 聞くやいなや「今年はどうだった?」と感想を尋ね、 来年に向けて「もっと喜ばしてやりたい」という意欲が感じられた。 その意欲を花火に託して、大きな大輪を咲かせて欲しい。 花火を真下から眺めた感想は「し・あ・わ・せ」の4文字。
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| 2004年08月07日(土) ■ |
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| 私に勝った人だけ残って下さい |
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夏の風物詩となっている、地元のイベント。 今日の一言は、ある出来事を記録に残したくて・・・。 場面は、炎天下の中で行われた「子供抽選会」。 地元企業が提供してくれた数々の商品。 ビニールプールあり、花火あり、自転車あり。 しかし、一番人気は「カブトムシ」だった。 一かご3〜4匹入った景品は、13組。 司会者の女性とジャンケンをし、 勝った人が13人になるまで続けて・・と言うルール。 私は4回もやれば決まるだろう、と思っていたが なんと10回以上ジャンケンをしても、なかなか減らない。 それもそのはず、負けたりアイコだった子供の手が、 グーからチョキへ、チョキからパーへと変わる。 明かに後出しの子もいる。それでは減らない訳だ。 この光景を、スタッフをはじめ親はどんな想いで 見ていたのだろうか。 10回以上もジャンケンに勝ち続けることは至難の業。 そんな中で、今回カブトムシをゲットした子供達は、 ほとんどズルをしたことになる。 ズルをしてまわりをキョロキョロする子供の顔を見て、 私は、とても胸が痛くなる想いをした。 カブトムシを手にした時の、無邪気な笑顔と裏腹に 欲しいものはどんなことをしても手に入れたシーン。 次回は、こんな企画はやめたいな、と心から思った。
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| 2004年08月06日(金) ■ |
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| 「夏バテ」って、秋の台詞だと思っていたよ |
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私の恥ずかしい話である。 「夏バテ」って、てっきり秋になった時、 夏の疲れがでて動けなくなるほど疲れること。 ずっとそう思い込んでいた。 しかし最近、ネットや週刊誌で「夏バテ」の文字を 見かけるので、気になって調べてみたら・・ 「夏ばて」とは 「夏の暑さのために体が弱ること。夏まけ。暑気あたり」 だった。 すなわち「夏ばて」とは、夏の真っ盛りに使う単語。 「夏バテ解消法」「夏バテ対策」などの使い方をし、 「だるい」「疲れやすい」「食欲がない」の症状が いわゆる夏バテであるらしい。 ただ、暑さのために体が弱ることだけではなく、 過度な冷房等により、いつも体が冷えていることも、 「夏バテ」になるのだろうか、なんてひねくれてみた。 恥ずかしいのは、いかにも「うんちく」のように、 「夏バテ」って、本当は秋の台詞なんだよ、と 説明したことがあること。 あ〜あ〜、知ったかぶりは良くないな、と反省したが、 「夏バテ解消」のために、ウナギを食べるより、 秋に「夏バテ」にならないために、夏にウナギを食べる方が 理解できるんだけれどなぁ、と呟いてみた。 次は「夏バテ」か「夏ばて」。さて、どっちだろう。(笑)
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| 2004年08月05日(木) ■ |
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| オトコとオンナの印象を分けるモノは「空気感」 |
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ある方のホームページで見つけて、思わずメモをした。 男は、明確に周囲と自分の間に境界線があり 女は、空気との境目が曖昧。 だから女は、側にいても気(苦?)にならない 存在感のソフトさがある、という考え方。 まさしく、なるほどなぁ・・であった。 「男らしさ」「女らしさ」を一言で定義するとしたら 確かに「空気感」かもしれないな、と納得した。 以前から、不思議だったことが少しわかった気がする。 外見は立派な体格なのに、女らしかったり、 本当に華奢な体格なのに、男らしかったりするのはなぜか。 外見だけでは判断できないなにか・・それが「空気感」。 逆に考えると、側にいて存在が気になる人は「男っぽい」、 気にならないような人は「女っぽい」ということ。 こうしてまたひとつ、言葉の定義が増えた。 「男らしさ」「女らしさ」「自分らしさ」を表現する時、 きっと使える・・そんな感じさえした。 さて私の空気感は?、そしてあなたの空気感は?
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| 2004年08月04日(水) ■ |
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| どうもお役所仕事はうまくいかないらしい(笑) |
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「異業種交流のすすめ」を演題として、 ある農業の研修会で、女性企業家がこう発言した。 体験型農業の話など、いろいろ参考になる話もあったが なぜか私の記憶に残ったのは、この一言。 参加者の中には、お役所で働く多くの人たちがいたはずである。 それなりのプライドも、僅かであるが持ち合わせているから、 話の種にするのであれば「私が一緒に仕事をしたお役所の人」とか なにか工夫をして欲しかった。 何でもかんでも、お役所仕事は役に立たない、 それに比べて私たち民間人の方が・・という論理で 講演の話が展開されることに、すごく苛立ちを覚えた。 今回だけでない。公務員の実態を知らずに、 「暇でいいねぇ〜」から「税金泥棒」という表現まで、 もう少し発言に配慮が欲しい、と思うのは私だけではないはず。 ただ言い返すことが意味のないことだと知っているから、 わざわざ、反論しないだけだと思う。 自分の仕事を良く知らない人に 「これだから女性企業家は駄目なんだよ」と言われたら 彼女はどう思うだろうか。 聴衆を知ってから話すことは大切だな、と再確認した講演だった。
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| 2004年08月03日(火) ■ |
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| 「私が納得」を積んでいきたい |
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高校の同級生が誕生日だったのを思い出し、 おめでとうメールを、パソコンから送信した。 「歳は取るものじゃなくて、重ねるもの」 今年の誕生日の祝いは、カードでもメールでも、 このメッセージが多いかもしれない。 私が、このフレーズを知ってからというもの、 いくつになっても、いや、歳を重ねれば重ねるほど、 誕生日が嬉しくなったから、是非、おすそわけしたい、 と考えているから・・。 ただ重ねるものについては、特に触れていない。 単なる時間かもしれない、経験かもしれない。 1年、どんなものを積み重ねるのかは、あなた次第。 「取る」というマイナス思考ではなく、 「重ねる」というプラス思考で生活しましょう、 そんなメッセージを込めているつもりである。 さて、今回は彼女の返信メールから、気になる一言。 「重なってくる時間が増えていくほど、 その時間の重みを感じています。誰かではない、 『私が納得』を積んでいきたい」と。 それは努力や頑張りという息苦しいものじゃなく、 心意気・・そんなものらしい。 「自分が納得したこと」を積み重ねていく。 周りの雑音は気にしない、善し悪しも自分で判断する。 それで失敗しても後悔しないよ、と伝わってきた。 素敵な生き方じゃないか、と思わず拍手。 頑張れ、46歳。まだまだ、これからこれから。
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