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しもさんの「気になる一言」
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2004年08月02日(月)
歳を取るといいですよ、歳のせいに出来るから

ははは、の一言であった。
オリジナルダンスの練習日、
休憩時間中に水分補給しながらの会話である。
「自分のやりたいことを見つけたら、一直線」
その時、周りがいろいろ言うことはわかっている。
そんな時「最近、耳が遠くて・・」と聞こえないふり。
ダンスの動きも、思ったように身体が動かない。
そんな時「すいません、歳なもので・・」と頭を下げる。
自分が割り切ってしまえば「高齢者」という存在は
とても便利なものらしい。
「失敗」しても、この一言で全て片付く。(笑)
私も46歳を過ぎ、もう「歳のせい」に出来る年齢になった。
若い人たちを引っ張って活動していくのもいいが、
少しずつ若い人たちに、リーダー役を渡していくには、
とても便利な言葉でもあるような気がする。
「いやいや、もう歳ですから・・」
逃げ、というマイナス思考てはなく、プラス思考として
この台詞をうまく使えればいいなぁ、と思う。
「引退」ではなく「隠居」、そんな視点で使いたい。
現役の時には気が付かなかったことが、きっと見えてくる。
そして、その気付きを次のリーダーへ伝えていけばいい。
全て、歳のせいにして・・
まぁ、私がリーダーかどうかも、疑問ではあるけれど。



2004年08月01日(日)
人間だからできること。献血。

当然「献血」を勧めるポスターに書かれていた。
当たり前と言えば、当たり前のフレーズだけれど、
この「人間だからできること」って言葉に惹かれた。
「人間だからしてしまうこと」
「人間だからできないこと」・・「人間だから・・」
そんな言葉遊びをしていたら、人間に生まれたことが
とても凄いことだと感じている自分がいた。
「人間にしかできないこと」と「人間だからできること」、
これも言葉遊びになってしまうのかもしれないけれど、
ちょっとニュアンス的には違う。
「道具をつかったり、技術的なこと」は「〜しかできないこと」。
しかし、人間の持つ思いやり等から発生した行為、
お互い助け合う行動等は「〜だからできること」。
もう一度、眺めてみよう。
「人間しかできないこと。献血」
「人間だからできること。献血」
さてどちらの方が、献血しよう、という気になりますか?
私は、やっぱり「人間だからできること」を大切にしたい。



2004年07月31日(土)
17から18になる時の方が、もっと危機感みたいなのとか

娘の20歳の誕生日にパソコンから携帯にメールをした。
「もう子供じゃないんだ」のタイトルに
「めでたいどすなぁ」の画像。
そして本文。
「20歳の誕生日って、どんな感じ?
やっと堂々とお酒が飲める年齢。(笑)
飲み過ぎに注意しましょう。from父」
自分の20歳の頃が思い出せなくて、尋ねてみたかったから。
返信タイトルは「エロサイトかと思ったよ」(笑)
しかし、しっかり今の心境を答えてくれた。
「特に変わらず・・
何かもっと心境の変化とかあると思ったけど、
17から18になる時の方が、もっと危機感みたいなのとか、
いろいろあったような・・まぁ、あ〜ハタチか〜・・
という感じです。ドーモ。」
この感覚って、女性特有なのかな?。
多くの女性が、20歳の時より高校卒業の頃を意識している。
男の場合、あんまり年齢を意識することがないから、
なんだか「へぇ〜」って感覚でメモをした。
髪型もお化粧も、服装も自由になる高校卒業の頃って、
女性にとって、とても大きな意味があるのかもしれない。
男の場合、何歳というより、体力と気力のズレを感じる時に、
はじめて年齢を意識することが多い。
「おかしいなぁ、気持ちはいっているのに体力が・・」と。
それにしても、父親からのメールを
「エロサイト」と勘違いするなんて、ケシカラン。(笑)



2004年07月30日(金)
中年の礼儀知らずが一番始末が悪い

8月1日付けで異動になる知人の送別会が行われ、
私も仕事を急いで片付けて、会場へ向かうことになった。
ジャイアンツ(主に松井選手)好きの店主のお陰で、
店内に設置されているテレビは、もちろんプロ野球。
店主をはじめ、お客の何人かは、飲みながらも
試合経過が気になって、画面に目をやることもしばしば。
嬉しいことに、タイガースを相手に大量点のリード。
そんな雰囲気を知ってか知らずか、突然、
2人で飲んでいた中年の1人が立ち上がり、
チャンネルを「サッカーの国際試合」に、
そしてなんと、ボリュームまでを大きく変えた。
自分の家で飲んでいる訳ではないのだから、普通なら
店主に「チャンネル変えてもいいですか?」の一言は
言うべきだろうと、と瞬時に思った。
たぶん、周りのお客も同じことを感じたはずである。
それを、あたかも当然のような顔をして飲んでいるので
久しぶりにキレた。
「俺、ちょっと言ってくるよ」と席を立ち上がろうとしたら
店主から、目の合図があった。
そうだよな、客商売だからこんなところで騒ぐのはやめよう、
と思い留まり、事なきをえた。
10代・20代の若い人なら、知らなかった・・で済むけれど、
30歳を過ぎたら、常識的なことは誰も注意してくれない。
周りの雰囲気を読めなくなっている、30代、40代。
どんどん周りから相手にされず、孤立していく年代でもある。
やっぱり最低限の常識や礼儀、覚えておきたい。



2004年07月29日(木)
おといれ、オネガイしま〜す

今、8月の町内イベントでの被露に向けて、
オリジナルダンスの練習に参加している。
タイトルは「愛って素晴らしいもの」。(笑)
(やば、ここは笑うところではなかった(汗))
汗っかきの私は、1回の練習で
Tシャツが3枚はビショビショになるほど動く。
はじめは、カウントに合わせて振り付けの練習、
そのあと、音楽に合わせて何度も何度も繰り返す。
「音に会わせて踊ってみましょう、音楽流して下さい」
そんな意味があったのだろうか、冒頭の台詞。
しかし、そんな事はまったく知らないから
「えっ、またトイレ休憩?」と思ってしまった私。
意味の違いに気が付いて、踊り始めたものの
それから何度となく使われる「おといれ」の単語に反応し
結局最後まで、笑いをこらえる事に必死だった。
言葉ってやっぱり面白いなぁ、と思えるシーンであった。
こういう言葉、2人以上ではまってしまうと、
顔を合わすたびに、挨拶のように使われるようになる。
こうやって、流行語は出来ていくんだな、と思った。
「音入れ」「おトイレ」、意味もなく楽しい言葉遊び。
ポスターには欠かせない、キャッチコピーだから、
メモしよう〜っと。



2004年07月28日(水)
金曜日に、ゴミ出してから帰るよ

29日(木)は、娘の二十歳の誕生日である。
無事試験も終わったことだし、帰ってきたら久しぶりに
家族で食事でも行こうか、と計画していたところ
娘からの電話である。
それが、今日の「気になる一言」。
「成人」になったというとても貴重な日であるし、
生まれた頃を思い出しながら、
家族みんなで「乾杯」をするつもりでいた。
しかし彼女にとっては、しばらく自分の部屋を空けるから
しっかりゴミを出してから、帰ってきたかったのだろう。
「ゴミはコンビニかどこかへ捨ててくれば・・」
と思ったのは親の方。(いけない、いけない)
一人暮らしをするまでは、そんなことはお構いなし。
ゴミを出す時間に起きたこともなかったのに・・
と呟きながらも、たった数ヶ月、親元から離れるということは
こんなに人間を成長させるものなのか、と驚いた。
彼女にとっては、二十歳の誕生日はあまり意味を持たない。
それよりも、社会人として、自覚を持って生活する。
その方が、いまの彼女にとっては大切なこと。
まぁ、週末まで誕生パーティはお預けにしよう。



2004年07月27日(火)
サマージャンボ3億円 アテテネ

新聞に掲載されていた、サマージャンボ宝くじのCM.
サブタイトル「この夏、最大のドラマをあなたに」の文字が、
パルテノン神殿(ギリシャ共和国)にかかっている。
タイミングの良さに、思わず「うまい」と唸ってしまった。
このちょっと、うふふ感覚のコピーがたまらなくいい。
(テレビCMは、スイカ・バージョンが流れている)
最近の私の創作意欲は、映像よりポスターへと変わってきた。
(と、いうより戻りつつある、の方が的確な表現かも・・)
先日のCMロケを通じて動画は、
予想以上に制作工程がかかることを知ったし、
一人ではなかなか難しい作業だということも理解した。
確かに、多くの人が関わり出来上がった時の喜びも大きい。
しかし、私は私の生き方として、1人でコツコツ・・が
合っているのかもしれないな・・と思いはじめている。
もちろん、知らないことは詳しい人に何度も聴くし、
技術的に助けてもらうことも多いかもしれないが、
キャッチコピーを考え、イラストや写真を選びながら
一枚の紙の上にデザインしていく作業の魅力に惹かれている。
いっそのこと、基本的なことから勉強してみようかな、
そんなことまで考えはじめた。
少しずつ勉強しているカラーの知識も役に立ちそうだから。
だんだん、やりたいことが見えてきた感じがする。



2004年07月26日(月)
「カローラ」をだしにして「セルシオ」を売るトヨタ

製造業の考え方について、ある方の講演を聴いたメモが出てきた。
(すみません、情報源は記録ミスでわかりません)
言い換えれば、
最高級車「セルシオ」を売るためには
大衆車「カローラ」を大切に育てたトヨタ、なのである。
どこかのリコール続出自動車メーカーとは、その点が違う。
さて、この考え方は製造業だけではないのでは?と考えてみた。
食品部門でも同じことが言える。
洋食では「カレーやハンバーグ」の味を大切にし、
中華では「ごく普通のラーメンやチャーハン」などに磨きをかける。
一番、基本の味のレベルを大事にすることにより、
その他の高価なメニューが売れていく。
そんな原理がどこにでもある気がして、気になる一言にとりあげた。
さてさてこの考え方、人間に置き換えたらどうだろう?
自分の得意分野を伸ばし、誰もしないようなことにチャレンジする。
それはそれで個性として評価されるのであろうが、
その前に、人としての「立ち居振る舞い」が重要と感じている。
特に「言葉づかい」や「挨拶」などごく普通のことが出来なくては、
どんなに素晴らしい個性でも、なかなか周りの人には評価されない。
「故障が少ない」など、自動車メーカーとしての基本を
今でも一番大切にしているトヨタだから、カローラが売れ、
その実績、信頼性から、セルシオが売ろうとしているのであろう。
もう一度、この考え方を頭に叩き込んで、生き方を見つめ直したい。



2004年07月25日(日)
昼は沼津で高校野球、夜は熱海の花火大会

予定していた用事を朝早くに済ませたら、
ぽっかり時間があいてしまった。
こんなこともたまにあるから、休日は面白い。
暑いのでクーラー効かせて、自宅で昼寝も考えたが、
やっぱり、もったいないなぁ、と考え直して計画。
そこで考えたのは「青春18キップ」を買って、
鈍行で行けるところまで行ってみる・・だったが、
午前10時くらいからでは中途半端、と諦めた。
結局、地元沼津の県営野球場へ、日焼け止めを塗りたくって
高校野球(静岡県予選)観戦に行った。
母校でもないのに、なぜか興奮し、涙が出てきた。
水を被りながら、チーム勝利に向けて声を涸らす応援団、
砂ぼこりをあげ一塁へヘッド・スライディングする球児、
そんな高校生たちの一所懸命なプレーに、
応援するつもりで行ったが、なぜか励まされて帰宅した。
夜は同級生の誘いを受けて、これまた地元熱海の花火大会。
秘密の場所で見上げながら、夏の夜空を焦す光を浴びてきた。
午後9時までの花火を楽しみ、9時40分には自宅にいた。
今回は、日記風の「気になる一言」であるが、
生活圏が広がり、静岡県東部でこんな楽しみ方が出来る、
そんなことを残したかったから、私の記録としてメモをした。
伊豆・富士・箱根へ30分から1時間。
御殿場のアウトレットから、下田のキンメの煮付けまで。
この地域の遊び方を、時々紹介したいと思う。



2004年07月24日(土)
今の時代、ほとんど単位は「台」

ラジオから流れてきた雑学だった。
数え方は、某テレビ番組でもコーナーがあるくらい
日本語の難しい部分でもあり、楽しい部分である。
しかし最近、私達が生活で使っているモノの大半は、
「台」という単位で済んでしまうということだ。
自動車も携帯電話も、テレビもラジオも・・全て「台」。
今一度、自分の周りにあるモノを確かめて欲しい。
どれくらいの製品が「台」という単位で片付くのか。
これって、ちょっと寂しい気がするのは私だけだろうか。
せっかく、単位と言うものがあるのだから、
「台」意外の単位で数えられるものを探して、
大切にしていきたい、と思えたら素晴らしいと思う。
「台」で数えられるものは、あると便利だけれど、
なければないでも暮らしは出来るものが多いことにも気付く。
クーラーや扇風機がなくても、団扇や扇子で暑さはしのげる。
プリンターがなければ、手書きの文字を書けばいい。
「台」が単位の製品ばかりで、人間が「台無し」にならぬよう、
注意して生活したいものである。