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しもさんの「気になる一言」
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2004年07月13日(火)
書物こそ人類最大の発明さ

先日、映画「デイ・アフター・トゥモロー」を
久しぶりに映画館で鑑賞した。
スケールの大きな作品だから、劇場スクリーンで・・が動機。
内容的については、まだ見ていない人の為に詳しく触れないが、
暗闇で携帯にメモした台詞のひとつ、ふたつを御紹介。
中でも、本を燃やしながらの台詞を、気になる一言とした。
いろいろな意味にとれて、思わずニコッ、としてしまったから。
本には、いろいろな使い道があることが嬉しかった。
今流行りの電子ブックでは、考えられないことにも使えたし。
この映画、異常気象がもたらす大災害が売りの映画であるが、
ところどころに、今の時代を風刺しているシーンが詰まっている。
高度情報化社会、ありとあらゆる莫大な気象データが、
瞬時に1箇所に集まってくる。
しかし集まり過ぎて、そのデータ分析が間に合わないシーンは、
必要・必要でないデータの判断は、
やはり人間がすることを気付かせてくれたし、
これからの時代、情報処理教育の必要性を改めて教えてくれた。
危機管理能力とは、データ分析能力も含まれていると思う。
是非、学校教育に「生きる力」として取り入れて欲しい。



2004年07月12日(月)
やはり「富士山」のある風景

静岡県立美術館で「印象派への道、
イタリアの光景 1780-1850」を開催している。
「歴史画家にとって人体が大切なように、
風景画家にとって木は大切なモチーフ」とばかり、
木の描き方にも、いろいろあることを知った。
また、絵の中ではいろいろな表情をみせる「雲」の役割、
全体的には、オシャレな四角い窓を連想させる
「額縁」の役割が、とても気になった。
ゆったり静かに眺めていたが、なぜか物足りなさを感じていた。
それがなにかはわからないまま・・。
しかし、そんな雰囲気をぶち壊すように、
小学生や中学生が、校外学習だろうか、大騒ぎで入ってきた。
先生、注意しろよ、と怒鳴ろうとしたその時、
企画展「イタリアの光景」に続く常設展示会場で、
東山魁夷画家の「富士山」を見た子供達の足が止まり
さっきまで騒がしかったのが嘘のように静かになった。
日本人にとっての富士山、静岡県人にとっての富士山、
やはり、その存在だけで、子供達を黙らせる魅力がある。
凄いなぁ・・と肌で感じた、久しぶりの私の雑感である。
どこへ行っても景色の中に富士山を探してしまう私。
雲一つない青空に富士山より、
いろいろな形の雲に囲まれた、四季折々の富士山が好きだ。



2004年07月11日(日)
俺も一緒に探してやる

参議院選挙速報のため、放送時間が変更になっていたのを
もう少しで忘れるところだった、NHK大河ドラマ「新選組!」
今回は、久しぶりに私のメモで、ノートが埋まった。
その中から選んだのは、
新選組の最年少隊士・藤堂平助が同年代の沖田総司になりすまし
女性にモテている場面へ、近藤勇が現れ彼を諭す。
「平助は平助、総司は総司。
お前はお前にしかないものを探していけばいい」の台詞に続けて
「俺も一緒に探してやる」と言い切る。
あっ、カッコイイなぁ・・と思った。
なかなか自分らしさが見つからず、
いろいろな行動を起こしてしまう若者に対して、
人生の先輩として、こうアドバイスしたシーンは記憶に残った。
自分も早く、こんな台詞が言えるようになりたいな、と思う。
どんどん有名になり、期待されていくのを嫌がる彼に対して
「あなたが望んでいなくても、周りが望んでおられます、
それをお忘れなく」と言われるシーンも、メモをした。
もちろん、これは言われてみたい台詞。
今年のNHK大河ドラマ「新選組!」は、目が離せない。

PS.
それにしても今回、素敵な台詞が溢れていてよかった。(ホッ)
だって番組を見始めて一番最初にメモした台詞は、
「付き合っている時はいいが、女は別れたあとが面倒くさい」。
う〜ん、言葉としては面白いけれど、
どうやってまとめようか、迷っていたから。
女性の読者が減っちゃうものねぇ・・でも、読んでみたかった?



2004年07月10日(土)
もし時間があればゆっくり会いませんか

数日前、幼なじみから突然のメール。
私にとっては、
「週末、久しぶりに実家へ帰るから飲まないか?」と
同様の意味であった。
幼稚園からいつでも一緒だった彼が、中学の時、
静岡へ転校すると聞いて、一晩中泣いたことが思い出された。
もちろん、その後も連絡は取れていたけれど、
ふたりだけで、ゆっくり話しながら飲むのは、初めて。
45年目で実現した、あっという間の5時間は、
仕事のこと、家庭のこと、もちろん小学校時代のことなど。
「昔さぁ、3人の女の子の家、探しに行ったの覚えてる?」
「えっ〜、そんなことあったっけ」
「恋人めぐり、とか言ってさ・・・」
今や、NHKのチーフ・ディレクターとなった彼の記憶力は、
映像としてはっきり浮かんでくるらしかった。
そんなきっかけとなったメールを、気になる一言に選んだ。
ありふれたフレーズかもしれないけれど、
なかなか使うことが少ないフレーズでもあること。
そして、言われた方が嬉しくなる言葉である気がしたから。
私も誰かにこんなメールを出したいな、と思ったくらいに。
開店の午後6時から入り、閉店11時までの5時間。
店内のテレビに映し出されていた
「プロ野球のオールスター戦」より楽しい時間だった。
それにしても、お互いよく飲んだよなぁ。



2004年07月09日(金)
地産・地工・地消

巷では「地産地消」が「スローライフ」に代わって
新聞紙上をはじめ、多くの分野で賑わっている。
そんな中、私は人材や文化の分野でも「地産地消」を提言し、
地元に眠っている人材に関心を示し、
面白い人がいれば、どこへでも逢いにいってしまう。
しかし先日、ある研修会で、管理栄養士・古旗照美さんが
この単語を使っていたのでメモをした。
昨年の静岡国体では「地産・地工・地消」の観点から
スポーツ弁当を考案し、大好評を受けた。
「地元で加工する」
(それを「地工」と省略するかどうかは定かではないが・・)
「地産・地工・地消」の視点は、まちづくりには欠かせない。
地元で加工することにより、鮮度もそのまま。
価格に反映する運送費も安く済むし、
もちろん、地元の人間が働く場所が増えるメリットもある。
食品だけでなく、人材や文化の分野もやっぱり同じ。
人材を発掘する「地産」、未完成の彼らを育てる「地工」、
そして花開いた時、活躍する場所を提供する「地消」。
これからは、どんな分野でも、
「地産・地工・地消」を広めていこうと思う。
町が元気になるキーワードとなるに違いない。



2004年07月08日(木)
「1/fゆらぎ」とは、半分は予測可能、半分は予測不可能である

先日のテレビ番組「モーツァルトの奇跡」で、
安らぎを覚える彼の曲の秘密は「1/fゆらぎ」だと分析していた。
以前話題になった、この単語を私はうまく説明できずにいたので、
大変興味深くメモを取って、何度となく読み返してみた。
その中で、宇宙物理学者・佐治晴夫さんの説明が、気になる一言。
「規則正しい揺れ」または「不規則の揺れ」だけでは、
安らぎは得られない。
かえってイライラ・ストレスの原因となる。
ちょうどいい割合で入り交じった時、人間はα波がでるらしい。
鈍行列車の揺れが、それに該当するともテレビは説明していた。
とてもわかりやすい定義に、思わずニコリである。
「○○とは・・である」のフレーズは、とても大切であり、
私のメモパターンの一つとなっているのも事実。
辞書にも載ってないような言葉で、うまく定義できた時、
それは、自分の感性のアンテナに引っかかったこととなる。
あとは機会あるごとに、そのフレーズを使うこと。
すると知らない間に、自分の言葉の倉庫に格納される。
それが、ボキャブラリーを増やすコツであると思う。
例え話が上手い人間を、これからも目指したい。



2004年07月07日(水)
「延期」は「中止」じゃない、宣伝時間が増えた

お昼前かな、SBSのスタッフから電話。
「すみませ〜ん、今日大きな事件が入っちゃって・・・、
特集は21日に変更になりました、本当にごめんなさい」
番組編成上こんなことはよくあること、
と広報経験者の私は理解したし、とりあえず納得した。
ただ、多くの人に宣伝しちゃったからなぁ・・が本音。
ホームページの日記には、変更のおしらせを書いたけれど、
県内のメルマガ購読者には、連絡方法が見つからず、
焦りまくった一日だった。(本当にゴメンなさい・・)
しかし以前、わが町の紹介番組が、松井秀喜選手が所属している
ニューヨーク・ヤンキースのワールドシリーズで延期になった。
その時も、そして今回も、同じことを感じたから、気になる一言。
制作スタッフも、延期にしようとして延期にしたわけじゃない。
あと2週間、周知期間が延びたと考えれば、それでいい。
そう思うことにした。
テレビ放映延期は突然の話で、ネット関係の人にも
突然のお知らせが出来なかったけれど、申し訳なかったと思う。
マスコミの長所と短所が浮き彫りにされたが、
私の考え方は、プラス思考。
私の力ではどうにもならないこと、
「中止」にならなかっただけでも、良しとして考えたい。
もっと多くの人に、番組宣伝が出来る機会が増えたのだから。
でもやっぱり危機管理が足りなかった・・反省しています。

PS.楽しみにしていてくれた貴重な読者のみなさま。
  本当にすみませんでした。ごめんなさい。



2004年07月06日(火)
はっきり言っていい?

テレビ番組「史上最強の占いバトル」に出演している
占い界の重鎮、細木数子さんの決め台詞。
いつも会話で使っている言葉だけで、
ひとりの人間が思い浮かぶなんて凄いことだと思う。
毎年、年末になると「流行語大賞」が発表されるが、
またちょっと違う。
「ファイナルアンサー?」と言えば、みのもんたさん。
「はっきり言っていい?」と言えば、細木数子さん。
だから、この言葉が輝いてくる。
その人の代名詞となるフレーズ、は私の憧れるところ。
彼女の占いも関心はあるけれど、こんな時でさえ、
言葉が気になってしまう。
さて、私の代表する台詞はなんだろう・・と考えてみた。
口癖って、その人を代表する台詞になるに違いないのだから。
たぶん、私の場合・・・
「あっ、それ・・メモしてもいい?」だな、きっと。
最近では、メモしなくていいんですか?なんて言われるし、
メモする真似して「それ、いただきます」も私の口癖。
こればかりは、本人より周りの人の方が知っている。
さて、あなたを代表する台詞は?



2004年07月05日(月)
SBSです、すみませ〜ん、自宅までお邪魔しちゃって

2年ごと本を出版するたびに、取材を受けてきたので、
私としては、どんな2年間だったのかを考え、
それなりにコメントを考えていたら、
今回は、自費出版をしたということだけでなく、
仕事以外で「頑張っている人」として取り上げてくれた。
(仕事も頑張っているんだけれどね・・ははは)
その取材は、職場から始まり、
居酒屋で飲みながら、面白い会話をメモするシーン、
道端の看板をみて、何気なくメモするシーン、
そのたびに、イメージ映像とばかり現地撮影。
居酒屋で照明浴びての乾杯は、結構、緊張した。
そして今回は、映画やテレビを観てメモするシーン。
だから当然、自宅での撮影。
はじめて、テレビカメラが我が家に入った祈念すべき日。
思い出に残すには、この台詞かな、とメモをした。
前日から少しだけ部屋の片付けをし、妻は美容院(笑)。
いつも通りでいいんだから・・の私の台詞は、無力だった。
それでも、私についての妻のコメントは、意外だった。
へえ〜、こんなことを思っていたのか・・と。
(本音は言えるわけないでしょ・・とあとで呟きながら)
彼女にとっては、とても緊張していたはず。
だから、今日の夕食のビールは「乾杯!!」のあとに
「お疲れさま、今日はありがとう」の言葉と、
今朝早く農業者が届けてくれた、取れたての枝豆をを添えた。

PS.私にしては珍しくCMです。
  7月7日(水) SBS テレビ夕刊 放映。
  (静岡県内の方、七夕の日、笑ってやって下さい)



2004年07月04日(日)
新ハンドルネームか?「おじおばさん」

「まったく『おじおばさん』なんだから〜」
どうやら、周りが感じている私のイメージらしい。
「おじさんなんだけれど、おばさんみたい」(笑)が
共通した感覚のようだ。
以前は「男は、そんなに大げさに驚かないの!!」
「ヘビくらいで、きゃあきゃあ騒がないで」
「ほら、歌う時、マイク持つ手の小指がたってるよ」
「考えている時、いつも髪の毛いじっているよね」など
自分では気付いていない仕草を指摘されると、
「そんなことはないよ」と声を大きくして反論していたが、
最近では、それも私かな・・と妙に納得している。
今朝の静岡新聞に、自費出版の話題が写真入りで掲載された。
(たぶん、東部版だけだと思うけれど・・)
それを見てメールをくれたメル友の感想も、それに近かった。
数年前、公務員の枠からはみ出したくて、ハンドルネームを
「公務員パパ」から「しもさん」へ変えた。
そしてまた、ちょっとマンネリ化してきた「しもさん」から
新イメージ「おじおばさん」へ移ろうとしている。
大好きなジャイアンツも、
慣れ親しんだ球団歌「闘魂込めて」から変わる。
それを記念してという訳ではないが、私も変化を求めたい。
もちろん、まだまだ検討中だけれど、
その時々にあった新しいハンドルネームも悪くないな、と
考えているところ。
数年後、またイメージが変わったら、変えればいいのだから。
「おじおばさんの『今日の気になる一言』」(笑)
慣れないからかな、ちょっと変な感じ。