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しもさんの「気になる一言」
しもさん
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2004年04月14日(水)
勝てると思わなかった

昨晩の巨人・中日戦、勝利監督インタビューである。
「気になる一言」というより「悲しい一言」かもしれない。
テレビ中継が終わって、慌ててラジオに切り替え、
なんと午後11時16分まで、ジャイアンツの勝利を願って
応援していた私にとっては、とても残念な台詞だった。
なんと5時間16分という死闘を制したというのに、
選手を讃えようともしない、応援団にお礼も言わない、
そんなコメントに、なんとも言えない感情が残った。
ジャイアンツには勝って欲しい、
しかし、堀内監督には勝たせたくない。
この矛盾は、私の中で今もくすぶり続けている。
原監督の辞任記者会見の同席から始まり、
その思いは試合をするたびに、強くなってきている。
冒頭の台詞を選手たちは、どう受け止めたのだろうか。
一晩寝て考えても、納得のいかない台詞であった。
だからこそ、書き残しておきたい、と思ったのである。
悲しい・・、本当に悲しい・・、堀内監督の台詞。
いつでも、選手・ファンを大切にしてくれた原監督や
負けだけれど、きっちり仕事をした中日の川相選手が
私の中では輝いて見える。
こんなことで、感情的になっていてはいけない。
そんなことはわかっている。
だけど、やっぱり悲しい一言だった気がする・・。



2004年04月13日(火)
女高生スカートに手鏡・高校生のスカートに手鏡

昨日、食堂で昼食を取っていた時、テレビで流れていたニュース。
まだ、こんなことする奴いるんだぁ・・と思いながらも、
そのテロップに違和感を覚え、変な奴と言われることを覚悟で
インターネットで調べてみた。
気になる一言は、読売・朝日新聞のホームページサイトから引用。
インパクトのある言葉は、短いほどいいのかもしれないが、
これでは意味が通じない。
同じくらいの文字数で、どれだけ正確に伝えられるか、
そんなことに視点を置いて、検索してみた結果を比較して欲しい。

<のぞき>早大大学院の植草一秀教授を現行犯逮捕(Yahoo!JAPAN)
女高生スカートに手鏡、TV活躍の植草一秀容疑者逮捕(読売)
植草一秀早大大学院教授を逮捕 高校生のスカートに手鏡(朝日)
のぞき:早大大学院の植草一秀教授を現行犯逮捕(毎日)
早大の植草一秀教授を逮捕 手鏡でスカートの中のぞく(産経)
早大の植草教授を都迷惑防止条例違反で逮捕・警視庁(日経)
早大植草教授を逮捕 女高生のスカートのぞく(東京)

いかがだろうか? 各サイトでこんなに違うのである。
この比較が私の楽しみになっているが、文字だけでなく写真でも
同じことが言えるので、是非、比べて欲しい。
比較することにより、気付くことがたくさんあるのだから。
それにしてもこの事件。男ってつくづく馬鹿だなぁ、が私の感想。
こんなことがニュースになる日本は幸せだぁ、と呟いた人もいた。
女性にはたぶん一生理解できない行動だろう。
だから男と女は違う動物なんだ、とあらためて思った事件でもある。



2004年04月12日(月)
スーパーの買い物、袋詰めサービス

最近、日曜日の午後、妻とスーパーへ買い物に行くことがある。
その中で、あれっ?、と気が付いたサービスが、袋詰めサービス。
他店のスーパーで見られるレジのあとの袋詰めをする台がない。
なんと、レジにもうひとり付いて、買い物した商品を手際よく
詰めてくれているのだ。
生もの、割れやすいものなど・・分類しながら。
もちろん、人件費を考えれば、得策ではないかもしれないが、
このサービスが気に入って訪れるお客もいるような気がする。
他店との差別化だけでなく、売り場面積の拡大にも繋がるから
私はお気に入りである。
以前、効率が悪いから・・と始めたであろうセルフでの袋詰め。
今は、お客への丁寧なサービスとして評価されている。
もちろん、手際がいい。
ここでアルバイトした若い人たちは、
このノウハウを自分の買い物にも活かせるから、一挙両得だろう。
私も、玉子の上に重いものを重ねて怒られることがなくなった。
何でも上にあるものから順に・・と思い込んでいた私にとって、
大きな進歩である。なぜか、こんなことが嬉しいこの頃である。



2004年04月11日(日)
相性って、呼吸のリズムかもしれない

カウンセラー辻村幸二さんの講演を聴いて、
ふと思ったことを、気になる一言にしてみた。
今まで、やれ血液型だ、やれ星座だ、価値観の違いだ、と
うまくいかない人間関係の理由を探していたけれど、
もしかしたら、呼吸のリズムかな?と感じることが出来た。
違う呼吸のリズムの人と話すと、どうも落ち着かない。
だから、もし結婚の相手を見つける条件を尋ねられたら、
私は「呼吸のリズム」とアドバイスしたいと思う。
それは生活、いや生きるためのリズムだから、
もの凄く早いリズムで生きている人と、
のんびりのリズムで生きている人とは、同じ生活ができない。
気になって、気になって仕方なくなるからである。
簡単に言えば「性格の一致」ではなく「呼吸リズムの一致」。
「価値観が一緒の人がいい」より大切な条件だと言い切りたい。
仕事でも、同じことが言える。
相手の行動を批判する前に、是非、相手との呼吸のリズムを、
確認して欲しい。
せっかちに行動する人と、のんびり考える人とは、
自ずから呼吸のリズムが違うからイライラする、という訳だ。
それが理解できれば、いろいろなタイプの人との
コミュニケーションが上手く取れるはずである。
病院でのお医者さんと患者さんの関係を例にとればわかり易い。
自分のペースで診断し、自分のリズムで治療するお医者さんよりも、
患者さんのリズムに合わせてくれるお医者さんの方が安心できる。
同じ会場で、同じ話を聴いていた歯医者さんが嬉しそうに呟いた。
「あ〜、早く患者さんに逢いたい」と。
とても大切な、そしてとても素敵な気付きであったと思う。



2004年04月10日(土)
寝るより楽はなかりけり、浮き世の馬鹿が起きて働く

春眠暁を覚えず・・は手垢のついたフレーズだけれど、
本当は明け方よりも、昼間の暖かい日差しに包まれて
縁側での「転寝(うたたね)」の方が、私は好きである。
そういえば、最近「趣味は?」と尋ねると、
「寝ること」です、と堂々と言う人たちがいる。
はじめは「短い人生、やりたいことがいっぱいあるのに」と
思っていたが、近頃では、なんとなく理解できるから不思議。
暇さえあれば寝る。お金もかからないし、疲れが取れる。
だから、気になる一言に、反応してしまったのかもしれない。
(ただし誰の台詞なのか、メモをし忘れたのでご承知おきを)
今の私にとって、週末はぽっかり空いた時間。
暇になったらやろう、と以前から考えていたことは
たくさんあったはずなのに、なぜか時間が出来たら
いつでも時間があるから、と行動しない自分に驚いている。
今日も朝早く一件用事を済ませ、あとは夕方まで暇なのに
部屋の片づけもせず、寝て過ごしてしまったが、意外と満足。
起きたあと、鼻が乾いていたから、
きっと大きないびきをかいたんだろうな、と横で寝ていた
愛犬の顔を眺めた時、たまらない幸せを感じてしまった。
寝ることに飢えているのか、起きたばかりなのに
また眠たくなってしまった私がいる。
また寝るの?と聞かれたら、気になる一言を言い返そうと思う。



2004年04月09日(金)
こっちが男だよ

先日、熟女と表現したら怒られそうな女性陣と
春の暖かさを感じながら、万葉集の歌碑を訪ね歩いた。
その中の1つに、逢引の歌があり、
二つのモニュメントに、その句は刻まれていた。
ほとんど大きさに差がない、形も左右対称に近い。
それなのに、彼女達は、ほんのちょっと大きめの方を指差し、
「こちらが男で、こちらが女だね」と言い切った。
私は耳を疑ったのは無理もない。
彼女達こそ、男女共同参画社会実現に向けて、
日々活動している女性団体だったからである。
「本当に、誰も小さいほうが男、という人はいませんか?」と
訪ねる私に「う〜ん・・・」と唸りながらも、最後まで
逆の発想をする女性がいなかった。
だからといって、私は憤りを感じるわけでもない。
むしろ、そんな彼女達に親近感を覚えた、と言ったほうが正しい。
男女の違いを認めて、支えあっているように見える
二つのモニュメントは、逢引の歌がとても似合っていた。



2004年04月08日(木)
そこを操縦するのが、女の腕さ。

加賀まりこさん主演の映画「月曜日のユカ」をDVDで観た。
何十年も前の映画なのに、今の彼女の姿と重なった。
それほど、現在の彼女も魅力的でキュートなのである。
ストーリー全体に、その雰囲気をいっぱいふりまいていた。
その中から、母親が娘役の彼女に、愛について語るシーン。
ちょっと長いけれど、紹介したい。
「愛するってことは、尽くすことだよ。
尽くすってことは、男を喜ばせることさ。
男を喜ばせるってことは、女の最大の生きがいなんだよ。
だけど・・男ってのは見栄っ張りだからね。
そこを操縦するのが、女の腕さ」である。
(何度も何度も巻き戻して確認したから、合っていると思うが)
今の時代、こんな話しをすると、男女共同参画推進派の女性陣に
お叱りのメールを戴くかもしれないけれど、
とてもわかりやすいフレーズだなぁと感じたので、気になる一言。
この感覚で男性と接していると、たぶんなるほどな、と思うはず。
掌の上で男性を遊ばせている、と考えられる懐の深い女性は、
いつの時代にも、とても魅力的である。
男の見栄っ張りを理解した上で、可愛く振舞える女性。
最近、お目にかかったことがない。



2004年04月07日(水)
いま、とっても米が気になる

3月31日までは、アメリカのこと。
4月1日からは、コメのこと。
それくらい、公務員の人事異動は違った分野を担当する。
「中核」といえば「中核市」、これは企画サイドの用語。
「中核農業者」と答えてこそ、農政担当の用語。
「食と農の情報誌」の見出しが、気になる一言。
「土のいろが似合う自然児野菜」
「フルーツはからだにおいしい」
こんなフレーズが溢れている農政が、好きになってきた。
と、いうより今まで関心がなかったから気がつかなかっただけ。
まだまだ専門用語が慣れず、悪戦苦闘しているけれど、
きっと1年後には、土で汚れた作業服に身を包み、
偉そうに「農業の未来」なんて語っている自分が想像できて
おかしかった。
季節を感じながら仕事が進むことが、なぜか嬉しい。
「レンゲ畑の写真を報告する」なんて、ウキウキするね。
春爛漫、週末には近隣の青空市にでも顔を出してみようかな。



2004年04月06日(火)
はず。から、すべてははじまるはず。

「はずれることの方が圧倒的に多いのですが、
コニカミノルタの誕生で・・」と始まるキャッチコピー。
そして、締めくくりを「気になる一言」にしてみた。
言葉として、リズムがあり、ウィットに富んでいて
私としては、とても気に入ったフレーズだから。
そういえば、最近、言葉のリズムが気になっている。
目で覚える言葉と、耳で覚える言葉。
ちょっとした感覚なんだけれど、違う気がしている。
知人のホームページで見つけた「阿蘇国際マラソン」。
(実際には、こんな国際マラソンはないけれど・・)
目で覚えた「阿蘇国際マラソン」
そして、耳で覚えた「アソコクサイマラソン」 (笑)。
耳から覚えたフレーズは、インパクトがある。
そして応用がきくのも、耳で覚えた言葉。
「青梅国際マラソン」や中東の「オマーン国際マラソン」。
やばい・・私のイメージが崩れてしまうと思いつつ、
飲んだ時は、必ず使うだろうなと思うこんな下ネタは、
ほとんどか、耳で覚えた言葉である。
耳で覚えたフレーズは、なかなか忘れられない。



2004年04月05日(月)
あとは、近藤さんが治めてくれる

日曜日に録画したNHK大河ドラマ「新選組!」のビテオを、
今日もまた歓送迎会で酔っぱらったまま見入ってしまった。
殴り書きのようなメモの中から、
リーダーとは部下が作り上げていくものなのかな、と
ちょっとヒントみたいなものを戴いた。
部下たちではなかなか解決できない問題を、
最後はリーダーに解決してもらい、その実力を見せつける。
これは、リーダーが凄い実力の持ち主のように見えるが、
実は、部下が仕掛けたリーダー育成論なのかもしれない、と
思えるシーンだった。
浪人のひとり「芹沢鴨」に対して、
土方歳三は、最初から近藤勇で解決できると感じながら,
わざわざ、部下に解決させようとして、失敗させる。
そこで困ってしまった部下たちに対して、
自分達のリーダーの実力を見せつけたのではないだろうか?
「名監督は、名選手がつくる」という台詞を突然思い出した。
尊敬できるリーダーの出現を望むより,
その人物を部下たちが作ることの方が大切かもしれない。
問題解決を任された近藤勇、元気よく「任せて」と
言い切ったシーンへとつながって言った。
任された時の彼の笑顔が、とても印象的だった。