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| 2004年02月24日(火) ■ |
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| 「返事をする時は、たって言いましょうね」「たっ!」 |
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深夜番組(ごめん、タイトル忘れました)でのお笑いネタが 頭から離れなくなってしまった。 「この問題わかる人?、はい、○○ちゃ〜ん」と指すシーン。 (座ったまま)「は〜い・・・」と答えたけれど、 先生が冒頭の言葉で、注意して・・「わかった?」「はい!」 「では、もう一度。○○ちゃ〜ん」・・・「たっ!」 久しぶりに、お笑い番組でメモをしてしまった。 「マ〜マ〜、おしっ〜っこぉ〜」(漏らしてしまったらしい) 「なんでもっと早く言わないの」すばやく「ママ、おしっこ!!」 こんなネタが溢れていて、笑い転げてしまった。 最近「トリビアの泉」より、私のメモ帳は埋まるようだ。 単なる言葉の遊びだけれど、こんな話が受けることもある。 以前「ママ、お水」と言われたお母さんが 「飲むの?かぶるの?」と叱っていたシーンが思い出された。 言葉っておもしろいな・・とつくづく思う瞬間である。 こんな言葉ネタは、もう聞き飽きたと思うけれど、 なぜか、どんどん湧いてくる言葉遊び。 「これであなたはボケない」という本を読んでいた老人が 次の日、また「これであなたはボケない」の本を買ってきた。 こんなネタでもいいよね。 また、飲み会の時、このネタ使おうっと・・。
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| 2004年02月23日(月) ■ |
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| 傷口を見るのが怖いから、絆創膏を貼るんだよ |
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第130回芥川賞受賞作品「蹴りたい背中」(綿矢りさ著)も モノは試し、とばかり読んでみることにした。 ふたりの作品を続けて読んだためか、 「蛇にピアス」ほどのインパクトはなかった・・が本音である。 そんな中でも、私のアンテナに引っかかった台詞が、気になる一言。 傷を直すためでもなく、それ以上、傷が広がらないためでもない。 単純に、傷口を見るのが怖いから・・という視点は、 私にはとても新鮮に感じられた。 「ほら、もう夕焼けが始まっている」 こんな表現も随所に見られ、若い女の子の感覚かな、とメモをした。 仲間はずれにされるのが怖いから、すぐ群れをつくりたがる。 そんなクラスメイトを見て、 「どうして、そんなに薄まりたがるんだろう」と呟くシーンは 喫茶店や居酒屋に一人で行けない私には、グサリときた。 「一人で喋ってると、なにを喋っても独り言になってしまうんだね」 のフレーズなどは、クスッと笑いながらも、 最近、結婚しない若者たちが増えていることが気になった。 彼らは、独り言が多くなるんだなぁ、と思いながらも・・・。 2つの作品の選評を読んでも、その評価が分かれているが、 芥川賞にも、新しい流れが来てることを予感させていることは確か。 私の場合、物語の展開よりも、どれだけ素敵な台詞・フレーズを 文中に散りばめているか、に視点をおいて読んでいるかもしれない。 一人くらい、そんな読者がいてもいいだろう。
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| 2004年02月22日(日) ■ |
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| 人生の意味を考えてみたい |
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日曜日はNHK大河ドラマ「新選組!」から一言、と思っていた。 だから、近藤勇が呟いた「俺はこのままでいいのか」を 取り上げるつもりでいた。 私も「気になる一言」を始めたきっかけが、これだったから。 このまま生活していても、それなりの幸せは掴める。 だけど、本当にいいのだろうか?と不安になったものだ。 もちろん、度合いは違えど今でも時々考えることさえある。 しかし今回は「新選組!」のあとに放送されたNHKスペシャル。 「オウム獄中からの手紙」 死刑判決を受けた元幹部からの手紙の一節である。 オウム真理教と出逢い、入信した頃の気持ちをこう語っていた。 人生の意味を考えてみたい、このまま社会人になりたくない・・ 東大や京大などの大学院で研究してきた22歳、23歳の若者たちは いつも思っていたに違いない。 だから「私は絶対的な生きる目的を求めるようになりました」と 手紙で告白していたのだろう。 時代は違うが、人生を真剣に考え一所懸命生きようとする、 その気持ちが、新選組と同じことに驚いた。 近藤勇もオウム幹部も、自分の手で「世直し」をしようとした事実、 これをどうみたらいいのだろうか。 もちろん犯罪は悪い。誰からも肯定されることはない。 しかし、生きる目的も持たず、毎日をだらだら過ごす私たちに 彼らの行動を批判する権利があるのだろうか?と考えてしまった。 私だって今からでも「人生の意味を考えてみたい」と思っている。 紙一重である気がしてならない。
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| 2004年02月21日(土) ■ |
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| 随分、お若い方なんですねぇ |
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メル友さんから、お友達と西伊豆に旅行にいくので できればお逢いしたいですね、とのメールを戴いて、 実物を見てガッカリさせては悪いかな、と躊躇はしたものの、 せっかく伊豆へ来るのでしたら、時間さえ合えば 柿田川くらいご案内しますよ、と返信して、今回実現した。 彼女が私を見ての第一声を、気になる一言にしてみた。 どんなイメージを持ってこられたんだろうと思いながらも ちょっぴり嬉しかった。 「え〜、もう45なんですよ、これでも・・」の私の反応に 「43くらいには見えますよ」と笑って答えてくれて、 なんだか以前から知っているような感覚があった。 インターネットの世界とは不思議なもので、 日記などを読んでいるからだろうか、初対面なのに 人見知りもせず、老若男女、すぐに仲良くなれる世界である。 今まで、ネットの世界はネットの世界、と割り切ってきた。 しかし私の場合、名前も職業も知られているようなものだから 意固地にならず、逢える時は逢ってみようかな、と 思うことができるようになった一日であった。 これでも緊張したんですよ、実は。(お酒が入ってないんで・・)。 豆腐のアイスクリームじゃなくて、 ランチでもご一緒すれば良かったのかな。 人間関係がどんどん広がっていく楽しみを実感している。
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| 2004年02月20日(金) ■ |
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| また野球のシーズンが始まるなぁ〜 |
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久しぶりの独り言である。 実際には、まだ1か月以上先の話であるが、 最近の私の携帯メールは、チケット獲得情報で溢れる。 ジャイアンツVSヤンキース戦、取れた? メジャーの開幕戦、観てみたいよねぇ。 ジャイアンツ開幕戦、プレオーダーしてみたよ。 そういえば、GWの神宮、横浜スタジアム、ゲット・・等 飲み会でビールをたらふく飲んで酔っぱらっていても、 こんなメールにだけは目がいくことも。 誰とメールしてるんですか?と覗かれても、 ほとんど野球情報のメールばかりで色気はない。 原監督辞任で、一度はやめようと思ったジャイアンツファンも なぜかこのシーズンになると盛り上がってしまう。 3月にはいると、楽しみにしている渓流釣りも解禁だし、 仕事は年度末で忙しくなるのは明らか。 さらに、人事異動に伴った歓送迎会も含め、 私の週末はほとんど埋まるから、健康には気をつけたい。 私にとって、一番忙しく、一番楽しみな季節がやってくる。 さて、だんだん暖かくなってきたから、来月に備えて 体力づくりしなくちゃなぁ、と思う今日この頃。
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| 2004年02月19日(木) ■ |
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| 情報って、発信したもの勝ちだよねぇ |
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以前紹介した、わが町紹介ビデオ(DVD版)が、 (社)日本広報協会発刊の「広報」(2004.2号)に掲載された。 その記事を見た、わが町の広報スタッフが 実感として呟いた台詞が、気になる一言となった。 全国の自治体広報、やっていることはほとんど同じ。 その中で、いかに自分達の活動をアピールして 目立っていくことが大切か、に気付いたようだ。 いいことをしているんだから、そのうち認められるよ、 そんなことを言い訳としているよりも、 自信が持てるものが出来たら、恥ずかしいなどと思わず、 どんどん情報発信していく、この姿勢が大切である。 こんなに熱心に情報提供してくれるんだから・・と相手が お情けで取り上げてくれたとしても、成功なのである。 直球も投げられない私たち広報スタッフが、 忠告も聞かず、変化球ばかり投げていたら、知らないうちに 直球も投げられるようになっていた・・が私の感想かな。 それも癖のある直球だから、この業界でもちょっぴり通用し、 全国的に話題提供ができているのかもしれない。 広報として取り上げられたという事実は、 ピッチャーでは初めての1勝、バッターでは初ホームラン、 そんな嬉しさがこみ上げてくる。 とはいえ、大切なことはこれから、だとわかっているつもり。 2勝目、2本目を目指して努力していこう、と心に決めた。 発信する情報は、いくらでもあるのだから。
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| 2004年02月18日(水) ■ |
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| 涙がダクダク流れた |
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第130回芥川賞受賞作品「蛇にピアス」(金原ひとみ著)を 一気に読み終えた。 感想を書く前に、まずはお詫び。 2004年01月16日(金) の「気になる一言」で、 私は彼女達の経験の浅さを指摘し、インタビューに答える彼女達の ボキャブラリーの少なさに、表現力のなさを指摘した。 しかし読み終えた時、なんとも言えない満足感が私の中に残った。 読みながら感じたドキドキ感とともに。 今回、気になる一言に選んだ「表現力」は群を抜いていると思う。 「冷静なのに、涙腺が故障したかのように、涙がダクダク流れた」 このフレーズを読んだ時、そうなんだよ、その感覚なんだよ、と ひとりで呟き、頷いていた。 数は多くないが、時々私のアンテナに引っ掛かった台詞が、 作品後半になっても、キーとなって浮かび上がってくる。 まるで、映画のような起承転結とどんでん返し。 実体験とも思われる性描写など、読みごたえ充分であった。 ただし、わいせつな単語とされてきた(チン○、マン○)などが ○を使ったモザイクではなしに何度も単語として登場し、 同じ年代の娘を持つ父親としては、驚くばかりであった。 まだ、読んでいない人の為にあまり内容に触れないでおくつもり。 ■人の形を変えるのは、神に与えられた特権 ■人間に命を与えるなんて、神は絶対サディストだ ■釣った魚に餌をやらない 餌がなくなったら、魚は「死ぬか逃げるか」の二択しかない ■でも、やっぱり人は人間も物も所有したがる こんなフレーズが、私のメモ帳に残った。
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| 2004年02月17日(火) ■ |
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| 仕事怠り懲戒免職 |
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朝日新聞の夕刊で見つけた記事だけど、 公務員の固定概念を返る記事であると思いメモをした。 甲府市職員が、忙しいを理由に仕事をしなかったからだと言う。 今まで、飲酒運転で人身事故や公金の使い込みなど、 刑事事件で懲戒免職になった話は、いくらでも記憶にあるが、 職務怠慢が理由で懲戒免職、というのは画期的な処分だと思う。 以前、公務員は事なかれ主義と言われ、(今でも言われているが) その体質は「休まない・働かない・工夫しない」とか 「休まない・遅刻しない・働かない」などと言われてきたが、 今回の記事は、そんなイメージを払拭する事件だと感じた。 「出る杭は打たれる時代から、出ない杭は抜かれる時代へ」と 確実に移ってきていると実感しているからかもしれない。 失敗しないコツは「なにもしないこと」、 成功するコツは「あえて挑戦すること」と1997年に書いたのを ふと思い出した。 もちろん「まだまだ甘い」と言われれば、返す言葉がないが、 公務員を見れば「いいよねぇ、公務員は暇で〜」という会話、 そろそろやめにしてくれないかな。 仕事をしない公務員はクビになる時代が来たのだから。
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| 2004年02月16日(月) ■ |
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| 「□も八丁手も八丁」と「良薬□に苦し」 |
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飲んでいる時、 「□も八丁手も八丁」(口八丁手八丁)って、 褒め言葉なのに、あまりいい意味で使われてないなぁ、 という話をして、気になっていたので帰宅後 インターネットで調べてみたら、こんな問題を見つけた。 可笑しくて、笑いが止まらなくなってしまった。 ■ことわざ二択クイズ 次のことわざの□に入る体の部分はどちらでしょう。 問1. □も八丁手も八丁 (口・足) 問2. □にあせをにぎる (手・額) 問3. □のうえのこぶ (頭・目) 問4. 弱り□にたたり□ (目・耳) 問5. 良薬□に苦し (舌・口) はまってしまったのは、もちろん「問1」と「問5」 問題を作成した人は、なんとも思わなかったのだろうか? かすかに「□」より「口」の方が大きいけれど、 やっぱり、こんな質問はギャグとしかいいようがない。 私としては、充分話のネタになるけれど・・。 ただいま、受験シーズン真っ最中。 一所懸命、勉強している人には申し訳ない。 誰かに話さないと、いつまでも頭から離れないので・・。 もしかしたら、もっと面白い問題があるかもしれないなぁ。
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| 2004年02月15日(日) ■ |
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| また逢えてよかった |
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やっぱり日曜日は、NHK大河ドラマ「新選組!」から。 (月曜日になる時は、酔っぱらって寝てしまった時が多い) 三谷幸喜さんの脚本は、好き嫌いがハッキリしているが 私は、この番組、単純に好きである。 確かに時代考証がされてない、というご指摘もあるが、 時代に忠実なストーリーよりも、現代の私たちの生活に、 少しでもヒントとなるドラマを望んでいるからかもしれない。 恒例のように、メモ帳を傍において見始めるのだが、 今年の大河ドラマは、毎回、気になる一言が溢れている。 今回は、近藤勇が永倉新八にふたたび逢った時に言った台詞。 何気ないこの台詞も、私達の生活にはヒントとなるだろう。 一度きりなら、逢ったり、飲む機会はいくらでも出来る。 しかし(偶然とはいえ)再び逢った時に、こう言われるなんて なんて素敵なフレーズだろうと思う。 「一期一会」のつもりで、初めて逢った時も接するが、 いろいろな条件でいつまでも一緒にはいられないから、 再会を約束しながらも、それっきりのおつきあいも多い。 もちろん、それが悪いということではない。 しかし、偶然、街などで逢った時に「また逢えてよかった」 と思われるような存在でいたいな、と感じている。 私の場合「また飲みに行きたいな」「また話がしたいな」も 同じ意味なのかもしれない。 人を喜ばす魔法の言葉が、また増えた気がする。
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