
|
 |
| 2004年02月04日(水) ■ |
 |
| いえ、この本を書く人ってどんな人かと思って |
 |
午後8時45分からの飲み会であった。 8時半まで会議だったから・・が、中途半端な集合時間の原因。 しかし、その理由は「すこしでも長く話したかったから」。 そんな幹事の気持ちが伝わってきた集合時間であり、嬉しくなった。 そのなかで、わざわざ焼津市から参加してくれた人がいる。 「どうせ、会議のついでじゃないの?」とふざけたら、 「いえ、この本を書く人ってどんな人かと思って・・」と 真面目な顔して言われて、面食らった。 彼の手には、私のつたない冊子が・・だから、気になる一言。 素人の書き手を、とびっきり嬉しくさせる魔法の言葉だと思う。 以前「読み手がいれば書き手は続けられる」というフレーズを この一言にも残したが、それは「楽しみにしています」という 全国から寄せられたメールでの話。 それが本当に「逢ってみたい」という人が現れたとするなら、 こんなに嬉しい台詞はない。 「やばい、最終に間に合わなくなる・・」と沼津駅まで走ったこと。 これだけで、どんなに楽しかったか、思い出せる飲み会だった。
|
| 2004年02月03日(火) ■ |
 |
| 間違えそうな合図を決めていたことがミスを生んだ |
 |
「原辰徳流『活私』管理術」を一気に読み終えた。 (夕刊フジ編集委員・江尻良文著、東邦出版刊、198頁) 監督就任1年目の時、彼が貫き通したのは、 チーム(組織)のために、自分を犠牲にしてでも 「和」を大切にしていく「滅私奉公」の考え方ではなく、 個人の力を十二分に発揮できる環境づくりを目指し、 『滅私』に対して『活私』という言葉に代表される 選手の管理術である。 その結果が、誰もが驚いた監督1年目の優勝であった。 著書は、試合でのエピソード満載でとても楽しい本だった。 その中で、清水選手が浅い外野フライでタッチアップし、 本塁で憤死したプレイのシーンを紹介していた。 三塁の鈴木コーチは「ノー、ノー、ノー」と大声で叫ぶ。 三塁ランナーには「ゴー、ゴー、ゴー」と聞こえた。 だから、迷いながらも本塁突入。そして最悪の結果。 試合後、鈴木コーチは原監督に素直に謝ったという。 「私の英語の発音が悪くて、迷惑をかけました」と。 その時の監督の考え方を、気になる一言とした。 「問題は発音とか、ランナーの判断とかじゃないんだ、 間違えそうな合図を決めていたことがミスを生んだ」と、 冷静に判断し、その後、合図を変えた話であった。 コーチも選手も、自分が決めた合図で一所懸命プレイした。 だから、アウトになった原因は私の指示の仕方が悪いから、 と言い切れる懐の広さを感じ、羨ましく思った。 本当の失敗の原因は何なのか?、そんな視点を持ち続けたい。 同年齢の原監督から学んだ管理学。覚えておこうと思う。
|
| 2004年02月02日(月) ■ |
 |
| 青空市、伊豆ピカ市、日本市、歴市、にゅうよーく市 |
 |
近隣市町で合併に際して「新市名称」を募集した。 応募総数2922件、応募者数2003人、そして493種類の名称。 その応募作品が一覧表になっていたので、眺めていた。 その中から、本気?と感じる作品を選び、気になる一言。 該当自治体には怒らてしまうけれど、けっこう笑えた。 今、全国で市町村合併が進み、新市名称を募集している。 しかし、その「新市名称」が決まらず、 決まりかかっていた合併すら取り止めた地域さえあるのに、 このいい加減さは、どうしたものだろう。 特に「市」を「し」と読ませず「いち」と読ませるなんて 笑いのセンスは抜群だと思うのだが、 さすがに「都市名」となると、 絶対採用されないことを知ってて、応募したに違いない。 確かに「歴史のまち」「温泉のまち」だけど、 「歴市」「にゅうよーく市」もこれまた、没に違いない。 ただし、この493種類のネーミングは、まちの財産として、 新しい都市になった時の事業名に使えるだろう。 是非、採用した新市名称以外も、大切にして欲しいと願う。 応募してくれた方々が地域のイメージを音にしたのだから。
|
| 2004年02月01日(日) ■ |
 |
| だってCMになると、音が大きくなるんだもの |
 |
いろいろな場所で、何度も同じ光景を目にした。 そう、テレビのCMになると、音量を下げる動作である。 私は鈍感なのか、あまり気にならないが、 予想以上に感じている人が多かったのには驚いた。 どうしたの?と尋ねると、必ず返ってくる台詞が気になる一言。 私が返す答えは「そうなるはずだよ、大きくしているんだもの」 実際、CM制作者に聴いたから間違いないだろう。 「わざわざ音を増幅させているからね、どこか一社がすると 他社も負けじと増幅させる、だからどんどん大きくなるんだよ。 1本だけ小さいCM音だと、かえっておかしいんだ。 だから番組と同じ音ではなく、大きくなるようにしてあるんだ」 そんな話だったと思う。 他の車が100キロで走行している道路を、 制限速度だからと、60キロで運転していると危ない。 だから、ルール違反だと知っていても100キロで走行してしまう。 そんな例えがあっているのかわからないけれど、 そういう仕組みで、CMは製作されていることを知っておくと イライラしないで済むかもしれない。 60へぇ〜くらいの雑学になったかな?
|
| 2004年01月31日(土) ■ |
 |
| 練習が必要な人ほど、練習をしない |
 |
プロゴルファー、ベン・ホーガンの台詞。 世界中のゴルファーのバイブルとさえ評されるほどの 説得力を持つ「モダン・ゴルフ」の著者である彼の台詞は、 私にとって、大きな戒めとなった。 職場の現役とOBが一同に会するゴルフコンペに誘われ、 久しぶりに、晴天、無風、ポカポカ陽気のプレーである。 やはり成績上位の顔ぶれは常日頃、練習をしている人たち。 私のように練習をしない人間は、100前後でウロウロ。 それなりのショットで、それなりの成績であった。 ゴルフの名言(迷言)は、いくつかある。 「同じ職場で18年付き合うより、18ホール回ればわかる」 「1時間だけ幸せになりたかったら、酒を飲みなさい。 3日だけ幸せになりたかったら、結婚しなさい。 もし、永遠に幸せになりたかったら、ゴルフに溺れなさい」 「この世には、下手な奴でも楽しめるものが2つある。 ゴルフとセックスだ」・・。 止まっているボールを打つのだから、 誰のせいにもできないゴルフ、というスポーツ。 たしかに90台で回っていた時は、練習に良く行ったもの。 春に向けて、少しずつ身体を動かそうかな・・
|
| 2004年01月30日(金) ■ |
 |
| 身体が震えて、ピンボケになっちゃった |
 |
第2回目を迎えた、しずおかふるさとCM大賞の審査・表彰。 わが町は特別賞の「映像賞」を受賞した。 司会者のガダルカナル・タカさんが 「特別賞の映像賞は、この作品です」と言うと場内は真っ暗。 そして、4.3.2.1・・の画面展開の後 わが町の作品がステージ一杯のスクリーンに映し出された。 暗い間に、テレビカメラがわが町関係者の受賞の瞬間を狙う。 真横に、テレビカメラが待機。 その時から、私の身体が震えて止まらなくなってしまった。 人前で話したりするのも慣れて、ドキドキすることはないと 自分でも考えていたのに・・と不思議だった。 今回は、女性2人がステージにあがり、私は写真隊だから、 もっと気が楽であったはずなのに・・。 デジカメで撮った画像は、ほとんどピンボケ。 原因ははっきりしている、身体の震えからくる「手ぶれ」。 たぶん、嬉しさのあまり自分の身体がコントロール不能に なったのだと思う。 止めようと思えば思うほど、震えは止まらなかった。 昨年、審査基準がはっきりしない・・と怒ったこの企画、 いざ、自分達が受賞となるとやはり嬉しい。 おかしなものですね、人間って・・
|
| 2004年01月29日(木) ■ |
 |
| エキストラは、人の気配役 |
 |
朝7時から夕方5時まで、約10時間。 はじめてのエキストラ体験は、学ぶべきものが多かった。 冬の屋外撮影は、予想以上に冷えるということ。 ストーブより、太陽の日差しの方が温かいこと。 寒すぎると、ホッカイロも効かないということ。 そして、プロは「寒い」という台詞を口にしないことなど。 撮影風景を観ていて感じたことは、 エキストラは俳優扱いじゃないな、であった。 たぶん出来上がったシーンは、首から下であったり、 バックの映像はぼやけて、顔など写りそうもない。 映ったとしても、肘の一部だったり、足の一部だけだったり。 もちろん素人だし、当然といえば当然だけれど、 じゃあ必要ないか、と聞かれれば、答えはノーなのである。 私が体験から見つけた「エキストラ」の定義を、 気になる一言にしてみた。 映るのは、俳優さんのアップ。だけど、隣に他の人もいる。 そんな気配を演出するのが、エキストラの役目なのかな?と 思ってみたりしている。 群衆のシーンでも同じだろう。一人ひとりは目立たないけれど、 そこに大勢で応援している雰囲気、気配が表現できればいい。 画面には映らないけれど、誰かがいるだけで緊張感が出る。 そんな役が「エキストラ」の醍醐味なのかもしれない。 参加することに意義がある「エキストラ」、 テレビドラマの見方が、ちょっと変わった一日であった。
|
| 2004年01月28日(水) ■ |
 |
| ごめ〜ん、明日、ロケだから・・ |
 |
いつものように、楽しい仲間で美味しいお酒を飲んだ後、 「さて、次、どうする?」となるわけだけれど、 私は、フジテレビ「冬空に月は輝く」の撮影エキストラで 朝7時には、三島大社弓道場に集合だったので、 カッコ付けて、この台詞を言ったつもりだけれど、 なぜか笑いを含んだウケになってしまった。 言った自分でも、面白かったから、気になる一言。 これって、なかなか面白いフレーズであることに気が付いた。 残業が遅くまでかかりそうな時、この台詞。 ちょっと遅くなりそうな会議の時、この台詞。 そして、もちろん飲み会で二次会に行きたいけれど、 どうしても遅くなりたくない時、この台詞。 体調が悪いんだ、明日、朝早いんだ、門限があるの・・ そんな台詞より、この一言の方がウィットに富んで面白い。 実際、エキストラに登録してあって、明日は先生の役で登場。 スーツ着用しか言われてないけれど、本当にいいのかな?と 思いながらも、私としては初体験のエキストラだから、 素直に発した言葉だったから、これからも多用したい。 ちょっとオシャレじゃないですか?このフレーズ。 まわりの人に聞こえるようで言おう。 「ごめ〜ん、明日、ロケだから・・台詞はないけれど・・」
|
| 2004年01月27日(火) ■ |
 |
| 好感度は歯が命 |
 |
新聞で見つけたイラストに添えられたフレーズたった。 一言「上手い」と唸ってしまった。 NHKが実施する「好きなタレント調査」を「タレント好感度」と 置き換えて、マスコミがこぞって取り上げる、年中行事である。 このところ男性は、明石家さんまさんが6年連続、 女性は久本雅美さんが3年連続で選ばれたのは記憶に新しい。 そこで、二人の似顔絵の横に書かれていた言葉が、気になる一言。 そもそも、こんな調査をNHKがすること自体が面白いけれど、 「好感度ってなに?」という疑問は湧いてくるのは私の好奇心。 辞書で調べると「好感」とは、好ましいと思う感情。よい感じ。 しかし、待てよ。人によって感情なんて違うのだから・・と思う。 それは、ある時は「渋さ」であったり「ルックス」であるし、 「太っている体型」や「ハスキーボイス」だって、好感が持てる。 そんな曖昧な感情をランク付けして、大々的に発表する。 日本って幸せだなぁ・・とつくづく思ってしまった。 芸能人・タレントと呼ばれる人々は、 いろいろな顔を持っている人の方が、芸の幅が広く好感がもてる。 くどくなったけれど、テレビのバラエティ番組に多く出演し、 面白い話をすればランクが上位という結果だけは、何とかしたい。 そんな皮肉も込めているとすれば、このイラストはピカイチである。
|
| 2004年01月26日(月) ■ |
 |
| 男って、仕事の中で幸せをつかんでいく生き物なのか |
 |
朝日新聞の「おやじのせなか」という囲みで、 映画「半落ち」で話題の横山秀夫さんがコメントしていた。 職を失った彼の父親が、息子(本人)の就職に対して、 嫉妬を感じていた等のエピソードが綴られていた。 その時、感じたことが、今回の気になる一言。 う〜ん、わかるような気がする・・と思わずメモをした。 成人してから今まで、ほとんどの時間を仕事に費やしてきた。 だから、自分の生きた証、となるものを考えたら、 仕事での達成感が上位を占めることに異論はない。 恋愛や家庭、地域活動・・私を取り巻く環境も大切である。 しかし、本音の部分で考えた時、やはり仕事が・・と思う。 だからこそ、仕事の中で幸せを感じないと、毎日が辛くなる。 日曜日「サザエさん」を見ると、もう休みが終わってしまった、 という感覚を持つ男性が多いという話を聞いたことがあるが、 仕事に就けない男性にとっては、そんな発言すら気に入らない。 仕事が与えられたら、その中で喜びを見つけ幸せを感じていく。 狩猟時代から、男性は仕事に生き甲斐を見つけてきたのだから。 こんな事をいつも考え、男女は別の生き物、と感じているから 「男女共同参画社会推進」に力が入らないのかもしれない。
|
|