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しもさんの「気になる一言」
しもさん
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2003年10月27日(月)
大きい声で応援したのは、オリンピック以来だよ

ベンチに座り、フィルムを入れ替えていたら、
スポーツには縁がなさそうな高齢者が、
興奮しながら私の前を通ったので、思わず声を掛けた。
「ホッケー、面白いですか?」と尋ねたら、
「ルールもなんにもわからないけれど、
やっぱりうちに泊まっている選手だからね。応援しなくちゃ・・」
と、もう自分の孫を応援するかのような大きな声で
「よかったよ、応援のしがいがあるもの」と話してくれた。
「おかげで喉がかれちゃった」と言いながらも、
本当に嬉しそうに私に話してくれた台詞が、気になる一言。
観光地でもないので、宿泊施設がほとんどないわが町は、
国体選手を地域の人が手分けして、自分の家に泊まらせる方式、
いわゆる「民泊」という形で対応している。
もちろんメリット・デメリットがあるが、こんなフレーズを聞くと
町民にとってよかったな、と心から思った。
相手が静岡でも、私たちの地区は敵チームだから・・と言いながら
他県の選手を精一杯応援する光景は、私のシャッターチャンス。
国体マスコットを描いた手作り帽子をかぶる保育園児の声援から
自分がどっちのチームを応援しているのか
わからなくなってしまうほどの高齢者まで、
「ホッケー」というスポーツを通じて、町民が元気になっている。
「明日は、どこ対どこ?」なんて会話が聞こえてくる雰囲気こそ、
私たちの望んでいた国体の姿であるような気がする。



2003年10月26日(日)
私の撮影テーマ「後ろ姿で国体を表現する」

わが町の静岡国体・広報班の責任者として、
多くのボランティアスタッフに支えられて、
事務的な看板等の写真から素敵な笑顔まで、
あらゆる角度からこの国体を表現しよう、と飛び回っている。
ただ、闇雲にシャッターを押すだけでは、
同じような写真が集まってしまうので、私なりのテーマを決めて、
今回の撮影に望みたい、と考えたので、気になる一言。
今まで撮影してきたアングルとは、まるっきり逆なので
まだまだ慣れない違和感のある構図だが、けっこうハマっている。
試合前、円陣を組んで意気を高めているキャプテンの後ろ姿。
試合終了の合図で、がっくりと肩を落とす敗戦チームの後ろ姿。
そして、熱気と汗で色が変わっているユニフォーム。
応援席の後ろから撮った、幼稚園児の可愛いリュックサックも
一列に並ぶと「頑張れぇ〜」の声が聞こえてきそう。
国体会場での喜怒哀楽を、後ろ姿で表現できたら・・と思う。
前向きのとびっきりの笑顔はスタッフに任せて、
私は、その撮影しているシーンをこっそり後ろから狙う。
そして大会終了後に感謝の気持ちを込めて
「お疲れ様でした」と彼らに撮影風景を渡せたら・・といいな。
そんなことを考えながら、シャッターを押し続けることに決めた。



2003年10月25日(土)
富士山も歓迎していた静岡国体・初日の風景

袋井市のエコパスタジアムで開催された国体の総合開会式の日、
天候は、あいにくのどんよりした曇り空。
いつもなら、いち早く雲に顔を隠してしまう富士山が、
灰色の空にうっすらと雪化粧した姿で、夕方まで見えていた。
思わず、今日という日を記憶に残したくてシャッターを押した。
周りは青空なのに、富士山周辺だけは雲がかかって見えない、
そんな光景をいつも見ていたので、ちょっと驚いたのは事実。
(あくまで私の住む場所からであるが・・)
遠方より来静する選手にとって、
地域住民の温かいおもてなしも嬉しいだろうけれど、
やっぱり富士山の見える景色は、最高のプレゼントであろう。
私も期間中、カメラ片手に会場を飛び回っているが、
できる限り、富士山をバックに入れた選手の笑顔を撮りたいと思う。
それが私に出来る、彼等へのおもてなしであると感じているから。
人間のおもてなしは、時としてやり過ぎることもあるけれど、
自然のおもてなしは、やり過ぎると言うことはないから、
静岡国体の期間中、富士山様、宜しくお願いします。

証拠写真、掲載しました。http://shimosan.fc2web.com/ 
から「気になる風景」を選択して下さい。



2003年10月24日(金)
いい表情になるいい生活

直木賞作家・唯川恵さん(1955年生まれ)が、
マイ・フォーティーズ(my40's)という雑誌で語っていたメッセージ。
「美人は得だと今でも思いますけど」と前置きしながら
「いい表情になるためのいい生活をすることのほうが
もっと大事だと思う」と。
さらに彼女は「いい表情」をする魅力的な人に憧れる、と言う。
でも、そのいい表情はどうしたらなれるのだろう?と考えていたら
「あれもない、これもない、と考えていると不満顔になっていくし、
逆に、私にはこれがあるというふうな数え方のできる人は
表情が豊かになっていく」と後述していた。
40歳代って、そんなことを考える年代かもしれないな、
と感じたのは、実は私も同じようなことを考えていたから。
精神的に満たされている人は、とても豊かな表情を見せる。
それは男性でも女性でも、同じことが言えるのではないか。
ブツブツと、不平不満ばかり口にしている人は、
どんなに美男・美女でも、魅力的な表情になっていない。
私の感じる魅力的な表情の持ち主は、
朝から晩まで机に座りっぱなしの仕事をしている人より
何かを夢中で創っている人の方が多い気がする。
この「いい表情」は、必ず伝染する、というのが私の持論。
だからできるだけ「いい表情」をする人と一緒にいたい、と思う。
きっと「いい表情になるいい生活」をしているはずだから。



2003年10月23日(木)
コンコン、狐ですか? トントン、豚ですか?

なかなか寝付かれず、深夜テレビを見ていたら
高田純次さんが、ギャグ満載のおとぼけをしていた。
なかでも、私のアンテナに引っかかったフレーズをご紹介。
ドアをノックする時、つい口から出てしまう言葉は、
人によって違うのかもしれないが「コンコン」や「トントン」に
絶妙に反応して使うギャグのようだ。
「コンコン」とノックする人には、すぐに「狐ですか?」と尋ね
「トントン」とノックする人には「豚ですか?」と尋ねる。
文字では、なかなかその面白さが表現できないが、
一度はまると、何度でも使いたくなるギャグとなった。
これからは、トイレに入っていて、外からノックされたら
是非このフレーズを。「狐さんですか?豚さんですか?」と。
社長室に入る時に、緊張を解くために自分で言ってもいい。
ノックしながら
「トントン、豚です。(コンコン、狐です) 失礼しま〜す」とね。
実は、高田純次さんの頭の回転の速さに驚いている。
難しい話はいくらでも言えるのだろうけれど、
TPOにあったギャグって、なかなか言えないものだから。
私も一緒にいる人を楽しませる、温かいギャグを使いたいと思う。



2003年10月22日(水)
結婚したばかりじゃなくてもいいんだよ〜(笑)

なんの意味かわからない方のために・・ちょっと前置き。
プロ野球日本シリーズ、第3戦。場所は甲子園球場。
回は10回裏、阪神の攻撃、場面は1死満塁。
犠牲フライでもサヨナラ勝ちというケース、
打席に向かう前に藤本選手に星野監督がなにやらアドバイスした。
その台詞が「結婚したばかりなんだから、嫁さんにええ格好してこい」
だったことを、それから数分後の勝利監督インタビューで知った。
そのシーン、私は帰宅したばかりで食事をしながら、家族で見ていた。
今回の気になる一言は、その時の妻のつぶやき。
私が星野監督のアドバイスをメモしている時のことだった。
「これ以上ええ格好すると、もて過ぎて困る」と切り返したが、
ふたりで大笑い。
妻と言う立場、いくつになっても(新婚じゃなくても)
ダンナさんに「ええ格好」して欲しいものなのかな?と、
メモを書き直した。
確かに結婚した頃に比べれば、そんな意識は薄れている。
いや最近は、嫁さんにええ格好する、なんて考えたこともなかった。
髪の毛は薄くなり、ビール腹は引っ込まない。
仕事だって、嫁さんにええ格好するほどの大きな仕事はない。
そんな状況だけれど、やっぱりもう一回くらい
「嫁さんにええ格好」したくなった、欲張りの私がいた。
あんなに、憎たらしい人だったはずなのに・・
星野監督の一言に、一喜一憂している自分が可笑しくてたまらない。



2003年10月21日(火)
あと9分で、予想して下さいよ

愛知県教育委員会主催の生涯学習担当者研修会に
声を掛けていただき、わが町が取り組んでいる事業について
発表する機会を与えていただいた。
「町全体が美術館(学校・地域・NPO・行政が連携を深めて)」を
演題に、約1時間、同行の職員と二人で緊張しながら発表した。
他県からお呼びがかかるなんてとても光栄・・と喜ぶ気持ちと、
こんな事例が参考になるんだろうか?という不安が入り交じった
なんとも表現しがたい気持ちが交錯したが、
とりあえず持ち時間を一所懸命説明し、役目を終えた。
(自分達が一番勉強になったね・・そんな会話をしながら・・)
しかし、せっかく名古屋まで来たのだから・・と顔を見合わせ、
時計とにらめっこ。そこでギャンブル好きの彼が一言。
「名古屋競輪、最終11レースに間に合いますよ」。
市役所庁舎に駅が直結している地下鉄とタクシーを乗り継ぎ、
降りしきる雨の中、スーツを濡らしながら目的地へ走った。
タクシーを降りて一番最初に、ふたりの目に飛び込んできたのが、
「11レース、締切9分前」の電光掲示板だったから、
小走りをしている私に向かって彼が発した台詞が、気になる一言。
結果は惨敗。レース分析もせず、ただ思い付くままの数字を
書いた車券では、当たる訳がないか・・と苦笑いしたが、
緊張した研修を終えて、ほっとしたのか、
外れてもあまり悔しくなかったのを覚えている。
帰りは「ばんかくのえびせんべい」をお土産に買い、
駅舎で「みそトンカツ」をたいらげ、2時間後、三島駅にいた。
あったことを時系列に並べる子供みたいな日記になってしまったが、
たぶんこの一言で、何年経っても今日の日が全て思い出せる・・
そう思ったから、このフレーズを選んでみた。
日記とは、そんな書き方で充分である気がする。
またひとつ、日記の楽しみ方を覚えたかもしれない。
(ちなみに二人とも休暇を取っての参加なので、ご心配なく(笑))



2003年10月20日(月)
魅力とは、人を引き付ける力

数日前に紹介した「変な人が書いた成功法則」(斎藤一人著)から。
「魅力とは、それに引き付けられる人がいてこそ、力が生まれる」
そんなメッセージもメモしてあった。
裏を返せば「引き付けられる人がいなければ、魅力とは言わない」
そんな解釈が出来るかもしれない。
私のまわりには「いい人」という評価を受ける人は多いけれど、
「魅力的だよね・・」と言われる人は少ないような気がする。
「人を引き付ける力」は、勉強して出る力ではない。
いろいろな人との触れ合いの中で、少しずつ自然に身につく力。
決して「ハウツー本」を読んだから身につく力でもなさそうだ。
「人の魅力」とは
「喜怒哀楽を一緒に感じ、権力で人を動かそうとしないこと」
これが、魅力を手に入れる唯一の方法ではなかろうか。
以前「魅力は権力より強い」なんて言葉を、この気になる一言に
とりあげたことを思い出したが、その考えは今も変わっていない。
巷は、来月9日の投票を視野に、選挙一色で動き出している。
私の投票判断基準は、お金や権力を使わず、
どれだけ多くの人を引き付ける力があるか、に尽きる。
国政選挙から町議会選挙まで、同じ考えで選んできたつもり。
そのためには、立候補者をよく知る必要があるから、
自分の目で見て、自分の耳で聴くことをしたいと思っている。
さて視点を変えて、自分はどうだろうか?
魅力的な人間だろうか?人を引き付ける力があるだろうか? 
そんなことが気になってきた45歳である。
「魅力的な人間」になるのって、
意外と「簡単そうで難しい」のかもしれないが
いつか「難しそうだけれど簡単だよ」と、コメントしたいと思う。



2003年10月19日(日)
星野監督勇退もオーナーへの反発?

産經新聞で見つけた「真相・星野退陣」を読んだ私の感想。
事実かどうかは、誰も知る由もないけれど、
日本シリーズ第2戦を見ていて、
あまりに覇気のない星野監督が、どうしても気になったから・・。
「体調不良」だけでは片付けられない何かがある、
物事をいろいろな角度から見る私の癖が、そう感じさせている。
オーナーが「体調不良」を理由に辞めたいと言いながらも、
本来ならば監督を続けたい、という正直な星野監督の言葉を
「来季の年棒吊り上げ策」と受け取ったらしい。
また「今回の優勝は金をかけたから」の一言で片付けたとも言う。
(お金をかければどこの球団でも優勝できる、とコメントしたらしい)
そんな事実を知った星野監督は、
原監督同様、権力を振り回すオーナーへの最後の抵抗を
「辞任」という形であらわしたのではないのだろうか。
原、そして星野という二人の男が自分の去就をかけた行動で
オーナーの発言権が強い野球界を変えようとしたのかもしれない。
「金は出すけれど口は出さない」が基本であることを
12球団のオーナーに伝えたかったのでないだろうか。
そんなことを感じて、このコラムを書いている。
私の思い過ごしであればいいのだが・・・とも思いながら。



2003年10月18日(土)
「挨拶を」指導するのではなく「挨拶で」指導する

地元中学校の元校長先生をお招きして
「子供の健やかな成長のために」と題した講演を聴いた。
現在退職して、近隣市の児童館館長を務めているが、
長年の教育生活から得たヒントが溢れていた。
挨拶も出来ない生徒たちを指導する時の考え方が、気になる一言。
言葉としては、たった一文字「〜を」「〜で」の違いだけれど、
ここには大きな違いがある。
いろいろな文字を当てはめてみて欲しい。
最終的な目的は、子供たちの人間形成だから、
あくまで「手段」「方法」として捉えていくべきだ、
と私に教えてくれた気がする。
わたし的に言い換えれば、多くの方々に
「コラムの書き方を」指導するのではなく、
「コラムの書き方で」素敵な生き方に導いてあげることなのだろう。
とても、わかりやすい説明であったと思う。
「親は子供の最初の教師」「空気・雰囲気の教育力を無視しない」
そんなフレーズを私の手帳に残してくれた。
プロ野球の日本シリーズ第1戦と同じ時間帯に、
ちょっと寒い公民館で震えながらメモしたことは、
きっといつか、いや近いうちに役に立つに違いない。