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しもさんの「気になる一言」
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2003年02月19日(水)
各紙の数字に編集者の想いが・・

韓国・大邱(テグ)市の地下鉄火災。
私の関心は、新聞各紙の一面見出しだった。
自宅で、全国紙と地元紙を読み比べていたら、
死者の数が違うことに気付き、職場で他紙も確認してみた。
どれも朝刊。
■地下鉄火災 死者・不明100人超(朝日新聞)
■地下鉄放火 死者51人(読売新聞)
■地下鉄火災 死者52人に(毎日新聞)
■地下鉄放火 死者51人(産経新聞)
■地下鉄放火 死者50人超(日本経済新聞)
■韓国地下鉄火災 50人死亡(東京新聞)
■地下鉄放火 死者120人超(静岡新聞)
「火災」か「放火」か。そんなところまで違っている。
発行部数、原稿校了時間などの違い、
いろいろなことが考えられるが、どこも必死に「数字」を見出しに、
その悲惨さを伝えようという編集者の想いが伝わってきた。
実際の数字は、公式発表でわかることだが、それまで待てない、
この惨事を見出しで伝えよう、という思いが、
この各紙の数字の違いになって表れたと思う。
伝えたいことを、どうやって伝えるか、
編集技術ではない、編集者の想いだということに気がついた。



2003年02月18日(火)
感想は「ときめきがなくなる…」

高知県のある高校で、
「何で女子はズボンはかれんろうかね? 
自転車で学校来るのにめちゃくちゃ寒いがでー」との声が上がり、採用。
しかし、いざ実施となると、評判はいまひとつ。
そんな情報を、メル友が「面白い記事を見つけました」と教えてくれた。
特に、感想を聞かれた男子生徒のコメントが素直でかわいい・・と。
それが、今日の一言。「ときめきがなくなる…」か (=^_^=)
私は、その話を聞いて、
ついでだから男子生徒にスカート着用も認めたら・・と思った。
男女共同参画の担当をしていた頃、
インターネットで「ジェンダー」をキーワードに検索したところ、
何度か女装したがっている男性サイトにたどりつき、
その多さに驚かされたことがあった。
だから、この高校では全国に向けて、
堂々と「学校の制服としてスカートがはける」を売りにすれば
「性同一性障害」で悩む高校生が、こぞって転入してくるんじゃないの?
なんて考えたが、ちょっと短絡過ぎるかな?
スカートを履いた男子生徒をみて、
女子生徒が「ときめきがなくなる・・」というコメントをする方が、
現代的だな・・と思ったのも事実だけれど (笑)。
この短い一言であるが、セクハラだなんだと騒がれる世の中、
男性が口にするのと、女性が口するのでは、意味が変わる気がする。
そんな意識改革から始めないと、
本当の意味の男女共同参画社会は実現しない。
そんなことを思った記事であった。



2003年02月17日(月)
小さい頃とはひと味違う「読書感想文ごっこ」

宮部みゆきの「火車」(かしゃ)を読み終えて、
数日が経ったのになぜか、ワンシーン、ワンシーンが
鮮明に蘇ってくる。
そんな話を職場の同僚にしたら、頷きながら
彼女ファンならではの台詞を教えてくれた。
「あの最後の場面を書きたくて『火車』を書いたらしいですよ」
だから、あれからずっと遡って小説が出来上がったらしい。
自分で「私は映像派作家」という彼女の作品は、
ストーリーに関係ないようなシーン描写がうまい、という感想で
私たちは一致した。(^^;;
そして、そんな何気ない情景までもが浮かんでしまう表現力に
ただただ脱帽・・なんて会話をする機会が増えた。
作品読後の楽しみ方も、このストーリーをそのまま映画化したら、
あの役はあの人、あの役はあの人、という監督気取りの配役をし
ああでもない、こうでもない・・と会話を楽しんでいる。
一冊の本を数人で読み回し、小説を肴に一杯やる。
ちょっと知的な読書の楽しみ方をしている自分が、また嬉しい。



2003年02月16日(日)
乾燥機の中身を速く乾かすには、乾いたタオルを入れる

今回は「気になる一言」というより「発想の転換」。
夕飯で鍋を囲みながら見ていたTV番組は
「困ったときの生活術」を紹介する内容だった。(^^;;
雑学として知っていた生活の知恵もあったが、
私の想像力では考えつかなかったから、思わずメモをした。
乾いたタオルが、濡れている衣類の水分をとるから・・
という単純な理由であったが、やはり驚いた。
わざわざ、濡れている場所に乾いたタオルを入れる、
この発想は仕事にでも使えないだろうか、とも考えた。
組織全体で成果をあげるために、あらゆる方法を考える。
その一つとして、こういう方法もあるのだと。
書きながら、ふっと思い出した台詞がある。
「個人は全体のために、全体は個人のために」。
わかっているけれど、なかなか実行できないでいたことだが、
私でよければ、乾いたタオルの役をしてもいいな、
と感じることが出来た。
(でも、洗濯物はお日様で乾かすに限る・・と呟く私もいる(^^;;)



2003年02月15日(土)
アンコールは、ミュージシャンの嬉しい残業です

一部と二部の間の休憩時間に、珍しい楽器の周りに観客が集まった
今日のコンサートは、
「ハンマー・ダルシマー」と「アコースティク・ギター」。
夫婦のデュオ・バンド「亀工房」だった。
ペルシャ時代のイランを起源とする打弦楽器に惹かれ、
どんな音を出すのか、興味津々の観客も多かった気がする。
(今、アメリカで盛んに演奏されている楽器らしい)
しかし、時間が進むにつれて、
その好奇心は感動へ変わり、最後はアンコールの拍手となった。
照れくさそうに、そして妻をいたわりながら再登場してきた夫が
私たちに向けて言った台詞が、今日の一言。
私たちの感覚では「サービス残業」という使い方をして、
あまりいい意味で使われない単語を、彼はこう表現した。
演奏後、スタッフ同士で話した内容は、
「自分の仕事や生活で嬉しい残業とはなんだろうか?」だった。
こんな残業なら、嬉しくていくらでもやるよ、というもの。
私の場合、メールの返信や掲示板のレスかな(#^_^#)ぽっ



2003年02月14日(金)
服は買えても、肌は買えない

つい先日、高額化粧品が売れている記事を見かけた。
なんと、一本40g10万円。∫(TOT)∫
「幅広い年代の様々な肌の悩みに効果的」が売り。
男の私には、なかなか理解できないことであったが、
この一言を見つけて、納得した。それが今日の一言。
週二回エステにいくと思えば安い・・・
そんなメッセージを見つけると、この国は本当に
不況に喘いでいるのか疑いたくなる。 (笑)
でも、やっぱり高いなぁ・・と呟きながら記事を追うと
「加齢による肌の衰えを恐れるというより、
むしろ気持ちの若さに肉体を合わせたいから」という
本音のメッセージを見つけた。
またまた、なるほどな・・であった。
昔の44歳なんて、おじさんと思っていたのに、
自分がその歳になると、まだ若い・・と思いたくて
いろいろ買い込んでいる自分と変わらない。
う〜ん、それにしても、やっぱり高い・・ (=^_^=)
(全然、理解してない・・と責めないで下さいね)
m(。_。;))m ペコペコ…



2003年02月13日(木)
生きていく為に「情報教育」を。

読みかけの「火車」(宮部みゆき著)での一節。
破産するまで使ってしまうクレジットカード社会を恐れて、
ある弁護士が、こんなようなことを言った。
「卒業前に、お化粧の講習をするよりクレジットの基礎知識を」。
なるほどなぁ・・とメモをした。
巷では「自殺志願」をインターネットで募集して・・
という事件で、日本国中が大騒ぎをしている。
でも、ちょっと待てよ・・と考えながら、
10年前に書かれた小説に登場する、弁護士の話を思い出した。
知っておいた方がいい知識と、知らなければいけない知識を
「生きる力」というフレーズで誤魔化され、
わが日本の教育は間違ったのかな、と思う。
溢れる情報を「収集し、選択し、表現する力」を教えず、
ワード、エクセルに代表される操作技術ばかり教えた結果が
今回のような事件を引き起こしたのだ、と私は考えている。
これは氷山の一角であろう。
情報の便利さだけを教え、情報の怖さを教えないから、
これからも、情報操作を誤った事件が発生する気がする。



2003年02月12日(水)
宮部みゆきも「一所懸命」 (嬉)

今読んでいる「火車」(宮部みゆき著)で、
さっきから気になっている四字熟語がある。それが「一所懸命」。
(作家さんなので呼び捨てですが、ごめんなさい)
なぜ、気になったのか・・
それは、この四字熟語だけは私も意識して使っているからである。
今は「一生懸命」が主流だが、語源は「一所懸命」。
意味は「武士が、生活のすべてをその所領にかけること」。
(与えられた一ヶ所の土地を命を懸けて守る、そんな意味だろう)
やはり「一生懸命」とは、ちょっと違う気がする。
もちろん、作品自体も気になる一言が多いから、
いつものように、付箋だらけの本となるが、今回は
自分がこだわっている言葉が、同じように使われていて嬉しかった。
校正の段階で「一生懸命」にならなかったことは、
彼女なりのこだわりを感じ取ったのだが、私の思い過ごしだろうか。
いろいろな挨拶で使われる四字熟語であるが、
「いっしょけんめい」と発音される挨拶と、
「いっしょうけんめい」と発音される挨拶では、大きく違う気がする。
意味を理解し、使い分けしている人がいる限り、
私もこだわって使っていこうと思った熟語である。



2003年02月11日(火)
男は「盗影」、女は「盗聴」

まだ本調子じゃない私は、今日も映画のビデオ鑑賞。
もちろん、こんな日は、お気に入りのメグ・ライアン。
ちょっと古いけれど「恋におぼれて」から。
振られた相手の部屋に、いろいろ仕掛けるのだが・・
男性は視覚で、女性は聴覚で、
相手の生活の一部を盗む仕掛けを作る。
恋をして感じる時と同じだぁ、と苦笑いをした。
男性は目で恋をして、女性は耳で恋をする、と言われてきたが、
復讐も同じだとは思ってなかったので、とりあげた。(笑)
その他にも、面白い台詞を見つけたので少しだけ。(-。-) ボソッ
その一つが「不規則な動きにも、パターンがある」。
天文学者らしい発言が、私のアンテナに引っ掛かった。
それから、もう一つ。(ちょっと照れくさかった台詞)
「愛の魔術が何なのか知りたいのよ」と言う問いに
「僕らは人生でむなしさを感じる(虚無感)、
でも、恋をするとそれが消える」と答えるシーンがあった。
せっかくメモしたのに、今日の一言にならなかったので、
惜しい気がして、ちょっとだけご紹介。(笑)



2003年02月10日(月)
俺達はロボットだ、アトムじゃねぇ、鉄人だ

風邪をひいているから飲みにいけない、
だからどうしても読書やビデオ鑑賞が多くなる。(笑)
そこで読み終えた「半落ち」(横山秀夫著)から、気になった一言。
自分の意見を通したくても、サラリーマンは辛い。
どうしてもイヤなら、会社を辞めて独立するしかない。
(警察も公務員も、サラリーマンなんだよねぇ・・悲しいけれど)
言われたことを確実にこなすロボットなんだ、とぼやくシーン。
しかも、そのロボットは、
もうすぐ誕生日を迎えるアトムのように自由に動き回ることはなく、
鉄人28号のように「いいも悪いもリモコン次第」という訳だ。
思わず、笑ってしまった。
同じロボットでもこんなに違うんだ、という視点をメモし、
「俺達はどうせ、会社のロボットなんだ」とぼやく仲間がいたら
「アトム?鉄人28号?」って聴き直してみようと思う。(笑)
意味がわからず答えたら、説明してあげよう。
コミュニケーションは、こんな事でもとれるから。