空虚。
しずく。



 妄想の行く果て。

目の前で話している、この人は。
私にとって近しく、また遠いただの人だ。
彼女のように大切な人じゃない。
けれど、私にとっては知っている人。

だから充分、その価値がある。

…この中には、何が詰まっているのだろう。
やっぱり、切れば血が出て、内臓があるのだろうか。
なかは、どうなっているのだろう?
…気になる。気になる。

なかが知りたい。
気になる。気になる。

別に、殺すわけじゃない。

ただ、中が知りたいだけ。

言葉を話しているその口を、
その口の中は?

舌は?
歯は?

気になる。気になる。


治まったと思ったのに、また始まっちゃった。
…弱い。痛い。馬鹿じゃないのか。でも、どうしよう。
すごく苦しい。どうしたらいいんだろう。

ああ、なんでこんなへらへら笑ってるんだ。

あなたは関係ない人なのに。
…見たくなる。見たくなるよ。
どうしよう。

言葉にしても、妄想にしても、治まらないよ。
嫌だよ。怖いよ。


もう、二十一になるのに。
…子供みたい。憧れてる子供みたい。
そんな時代は終わったんじゃないの?
どうして終わらないの?

…子供特有の憧れじゃなかったの?

なんで?なんで?
なんで私まだ、人殺したいままなの?

2007年01月18日(木)
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