空も飛べるはず

昨夜は最終話までアップしてそのまま力尽きたので、一仕事終えてから今この日記を書いております。
昨日は休日だったんですが、なんとも怒濤の一日でした……それはまぁさておき、皆様をお騒がせしまくった無重力飛行もなんとか完結まで漕ぎ着けました。
暗くて痛い話を辛抱強くここまで読んでいただき、本当にありがとうございました。

最初は、どうやったら卓巳を幸せにしてあげることができるのか、それすら手探りな状態でのスタートでした。
卓巳も賀川も、どちらも今までに書いたことのないタイプで、しかも卓巳の辛い過去も掘り下げなきゃいけないし、賀川はまったく別の人を想ってるし……
こんな状況で、果たしてタッくんは“幸せ”のカタチを手に入れることができるのか……作者ですら、分からなかった。
でも、次第に卓巳の内面と向き合っていくうち、ぼんやりだけど見えてきたものがありました。

卓巳は確かに心にも、身体にも無数の傷を受けているけど、だからといって傷付いている人間にだって他人に手を差し伸べることはできるはず。人に優しくしたり、助けたりっていうことが、逆に卓巳を救うことになるのでは……
そう信じて、この無重力飛行という話をここまで書いてきました。

卓巳はとても感受性の強い子で、人の気持ちが分かり過ぎるくらい分かちゃう。だから自分を押し付けたり、我が儘を通したりということは一切しない。いつも一歩引いたところで、見守るだけ。
でも、それってちょっと寂しいですよね。
だからこそ、賀川のような一風変わったキャラに卓巳の世界をめいっぱい掻き回して欲しかった。

卓巳を唯一がむしゃらに生きることをさせた人物は、しかしラストあたりで人間としての弱い一面を曝け出してきます。
正直、この展開を押し進めるかどうか迷った時期もありましたが、やはり卓巳を救うためには必要なことであると自分を納得させました。
卓巳が、一体どうしたら賀川の前に背中の傷を曝け出すか……それが一番の問題事だったわけで、決して幼い命を弄ぼうという意志はなかったです。
この事件に関する卓巳の達観した見解こそ、卓巳の心の闇そのものであると。

……長くなってしまいましたが、ずっと不幸を背負い込んでいた卓巳に、ひとつの幸せのカタチが訪れたことを、心から喜びたいと想います。
そしてもう一度、皆様にお礼を。
ここまで読んで頂いて、本当にありがとうございました。


2004年07月31日(土)



 第8話

猛烈な猛暑ですね。
皆様、体調など崩されませんよう、お気を付けくださいね。

さてさて、久し振りに無重力飛行8話をアップしました。
そんでもってこのお話、全10話にて完結予定です。
ただ今ラストに向けせこせこと書いております。
残すところあと2話、おつき合いくださいませ〜!

2004年07月21日(水)



 アチアチ。

久々にトップイラを変えてみましたー!
結衣と要のラブラブ夏祭りデート編です。最初は花火大会にしようかと思ったんですが、気付いたらホタルになってました。
一応、結衣は変装のためと堂々と要といちゃつく為に女の子用の浴衣を着ているという設定です…が。
てか、まったく違和感ないのも凄いな…!
もうホントに男女のカップルにしか見えませんね。でもやっぱり中身はちゃんと男の子♪ってのが萌え萌え。うふふ。

今回も浴衣の柄を考えるのが楽しかったです。やっぱ和装はいいなぁ〜♪
結衣の帯を、赤とピンクの2色使いにしたところがポイントv

いつかカザミドリが終了後のラブラブ甘々路線な短編でも書いてみたいな〜
とか思いつつ塗り塗りしてました。
いやもうこいつらは、周りに障害がないとドコまでも甘く煮崩れしちゃうだろーなーという予感が……

でもその前に無重力でももう少し甘いところを出して差し上げたい!
可愛い子には旅をさせろと申しますが、放置しすぎという説も…
そろそろ帰還せねば!!

2004年07月17日(土)



 癒し

気が付いたら7月最初の日記でしたよ……!
おーのぉぉ。びっくらこいたね!
なんだかとっても忙しいのね最近。でもその合間をぬって先週の日曜、京都へ日帰り旅行などしてみました。
3年ぶりくらいかな。
ちょっと今回は大人な旅にしてみました。




 祇園の割烹料亭でランチを頂きました。今回これがメイン。
 前菜から始まって汁物はハモと松茸の土瓶蒸し、卯の花と鴨肉の和え物、カレイの白焼き、茸ご飯、そしてシメのふあふあ出し巻き…!
 どれもこれも上品なお味で美味しゅうございました。




 そのあと嵐山へ。天龍寺から嵯峨野へと通じる竹林です。
 トロッコ電車は予約でいっぱいで、乗れませんでした。
 いっぺん川下りもしてみたいなぁ…




 平安神宮の庭園です。今回初めて中まで入りました。蓮の花が咲いてるだろうと思いきや、まだつぼみでガックシ。

 最後に三条にある可愛い喫茶店へ行きました。
 名物の100円ドーナツを食べに。なかなか美味しかったです。
 そうそう、池田屋の跡地も見てきました!偶然通りがかって。やはりトリビアで見た通りのパチンコ屋サンになってました。
 そんで鴨川の川床も眺めてきました。眺めるだけね(笑)ちょうど夕暮れ時でぼんぼりが点ってて、すんごーいい雰囲気でした。
 日帰りということであちこちまわれませんでしたが、なかなかいい旅でした。


小説ですが、やっとのこさ書けてきてます。お待たせしてすいません!
近々アップできそうなので、もう少し待っててねー。

2004年07月15日(木)
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