A Thousand Blessings
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2006年01月31日(火) 編集2枚組CD-R 【 未来世紀ブラジル 】

ブラジル音楽って、メロディとハーモニーとリズムのバランスが完璧にとれた
大衆音楽の理想形のような気がする。
豪放さと繊細さ。野卑と洗練。エロティシズムとインテリジェンス。
まあ、ひとくちにブラジル音楽と言っても幅はかなり広く、
たとえば日本のポップスをJ-ポップというジャンルで括ってしまうのに
無理があるように、ブラジル音楽にもさまざまな形態と歴史があるのだが。。

今回のCD-Rは、「ブラジル音楽の基本!」とか「これを聴け!」的なものではなく
100%僕の趣味・嗜好で選曲した。
誰かに向けて作ったのではなく、自分のために作ったもの。
ジョイスの“フェミニーナ”を、ディスク1の1曲目に
カエターノ・ヴェローゾの“ミーニャ・ヴォス・ミーニャ・ヴィーダ”を最後に、
ジョビンの“イパネマの娘”をディスク2の1曲目に
エリゼッチ・カルドーゾの“トタン屋根のあばらや”を最後に持ってきたところに
僕のこだわりがあったりして。なんちって。



sumita’s selection  2006.1.31

編集CD-R  【 未来世紀ブラジル 】


DISC−1

1 ジョイス/フェミニーナ    『Feminina』(1980)
2 ジョイス/ムッシュ・ビノー   『Agua E Luz』(1981)
3 ジョイス/サンバ・ヂ・ガーゴ  『Agua E Luz』(1981)
4 エリス・レジーナ/コヒーダ・ヂ・ジャンガーダ  『In London』(1969)
5 エリス・レジーナ/ザズエイラ  『In London』(1969)
6 エリス・レジーナ&アントニオ・カルロス・ジョビン/三月の水『Elis&Tom』(1974)
7 エリス・レジーナ/酔っ払いと綱渡り芸人  『Essa Mulher』(1979)
8 ジョアン・ジルベルト/三月の水  『Joao Gilberto』(1973)
9 ジョアン・ジルベルト/ウンディユ  『Joao Gilberto』(1973)
10 マルコス・ヴァーリ/アジムーチ  『Mustang Cor De Sangue』(1969)
11 マルコス・ヴァーリ/フレイオ・アエロジナーミコ  『Marcos Valle』(1970)
12 ベッチ・カルヴァーリョ/去りし愛へのサンバ  『Mundo Melhor』(1976)
13 ベッチ・カルヴァーリョ/サンバは死なず (1978)
14 マリア・ヒタ/caminho das aguas   『Segundo』(2005)
15 マリア・ヒタ/casa pre-fabricada  『Segundo』(2005)
16 カエターノ・ヴェローゾ/オンヂ・オ・ヒオ・エ・マイス・バイアーノ『Livro』(1997)
17 カエターノ・ヴェローゾ/ミーニャ・ヴォス・ミーニャ・ヴィーダ『Livro』(1997)




DISC-2

1 アントニオ・カルロス・ジョビン/イパネマの娘 
  『The Composer Of Desafinado,Plays』(1963)
2 アントニオ・カルロス・ジョビン/ワン・ノート・サンバ
  『The Composer Of Desafinado,Plays』(1963)
3 アントニオ・カルロス・ジョビン/ノー・モア・ブルース
  『The Composer Of Desafinado,Plays』(1963)
4 カルトーラ/愛するマンゲイラ  『Verde Que Te Quero Rosa』(1976)
5 カルトーラ&ネルソン・カヴァキーニョ/詩人の涙 
  『Verde Que Te Quero Rosa』(1976)
6 マリーザ・モンチ/アモーレ・アイ・ラブ・ユー 
  『Memories,Chronicles And Declaretions Of Love』(2000)
7 マリーザ・モンチ/エスタ・メロディア 『Rose And Charcoal』(1994)
8 ピシンギーニャ&ベネジート・ラセルダ/1対0 (1946)
9 ピシンギーニャ&ベネジート・ラセルダ/歩調を合わせて (1949)
10 イヴァン・リンス/ヘイ・ド・カルナヴァル 『Modo Livre』(1974)
11 イヴァン・リンス/グアルヂ・ノス・オーリョス『Nos Dias De Hoje』(1978)
12 レニーニ&スザーノ/君が信じなくても  『Olho De Peixe』(1993)
13 レニーニ&スザーノ/不安  『Olho De Peixe』(1993)
14 ジョルジ・ベン/ポンタ・ヂ・ランサ・アフリカーノ 『Africa Brasil』(1976)
15 ジョルジ・ベン/シカ・ダ・シルヴァ  『Africa Brasil』(1976)
16 エリゼッチ・カルドーゾ&セルジオ・ビテンコート/ジャコーの思い出『Preciso Aprender A Ser So』(1972)
17 エリゼッチ・カルドーゾ/トタン屋根のあばら家 『Ao Vivo No Teator Joao Caetano 』(1968)





まったく性格の異なる以下の2枚。
無人島に持って行くなら、今なら、、これかな。




「エリス・レジーナ/イン・ロンドン」




「ジョアン・ジルベルト/三月の水」


2006年01月28日(土) 吐き捨てる

12週連続でシングルCDリリースという誰がどう考えても
腐った商魂しか見えてこないエイベックスの社蓄、コーダクミだが
なんとそのシングル12曲を含むベストアルバムをリリースするらしい。
この前、ベストがでたばかりなのに。ここまであからさまにファンの財布から
札束を抜き取ろうとするのは、いかがなものか。
才能の欠けらもない上昇志向丸出しの田舎娘(出身地は知らんが)が
たまたま億の単位の金を掴んだもんだから、もう舞い上がっちゃって。
最後はヘアーヌードにでもなるんだろうか?しかし、いかんせんブサイクだから
萎える。コーダクミの下品な話しかたが嫌いだ。まさに今の時代の若者が夢中になる
物件だわな。恥かしいわ。吐き捨て。






2006年01月27日(金) 着々と進行中。編集CD-R 【 未来世紀ブラジル 】

ブラジル音楽が大好きだ〜!と叫んでみても
自宅のレコ棚にはブラジル音楽の骨組みしか残っていない。
わずか100枚程度。でも大丈夫、耐震偽装マンションのように柔な骨組みではない。
外観さえ気にしなければ、僕はこの骨組みだけでもいいのではないかと
思っている。十分住める。生涯住める。孫の代まで住める。
たった100枚で何が語れる!ってか。ご心配なく。1000枚聴いてますから。
って、これは大袈裟か(笑)
まあ、厳選された100枚から選出された楽曲が悪いはずはない。
さ、自画自賛が出てくれば、僕はもう大丈夫!元気だ!

CD-R3枚組分の選曲を終了したが
さすがにこれでは胃にも垂れて聴いてもらえないと思い
2枚組に変更。数日後に作業開始。曲順を決めるのが楽しいのよ。


雑誌「BRIDGE」を立ち読みし、桜井和寿の薦める3枚のCDと3冊の本を確認。
ヘコむ(苦笑)
友人のセリフじゃないが、ほんと音楽の不思議を感じる。
お笑いの最先端をいく誰か(誰かは知らんが)に
「尊敬するのは高木ブーです!」って告白されたようなもん。
こんなCDこんな本を本気で薦めるのには何か意味があるのだろう、
と帰りの電車の中で考えてみたが、結局答えは見つからず。
見つかるわけない。だって、くだらないんだもん。
弘兼ねぇ〜・・・。ふ〜・・・。
どうなのよ?え?どうなの?


余談だが、
ニューオーリンズ音楽やサザンソウルにちょっとでも興味がある人は
以下の2枚は買わなきゃ駄目よ。義務。超義務。鬼義務。




「オムニバス/アワ・ニューオーリンズ」





「オムニバス/アイ・ビリーブ・トゥ・マイ・ソウル」


2006年01月24日(火) 右半分沈没

腱鞘炎になる。痛い。相当へこんでいる。
というか、体の右半分が自分の体ではないような感覚。痺れがひどい。
CD-Rでも作って気分を紛らわせるか・・・。


マヌ・カッチェの話題作「ネイバーフッド」を中古盤屋で買う。1000円。
で、聴いた感想。全然、駄目。おもしろくもなんともない。
お行儀が良くて、意味ありげで、実はなさげで。
アマゾンで購入した「コンゴトロニクス2〜バズンランブル・フロム・ザ・
アーバンジャングル」(アフリカ、コンゴの電気親指ピアノ系アーチストの
オムニバス)を聴いた後では、ボシレフスキのピアノはあまりにも薄味で。




編集CD-R 2006.1.25


【 Long Season 】


1 鈴木祥子/Passion (2006年)
2 鈴木祥子/Frederick (2006年) ※ パティ・スミスのカヴァー
3 クオン・ヴー/残像 (2005年)
4 ECDイルレメ/勢いのある曲 (2005年)
5 信近エリ/鼓動 (2005年)
6 ECDイルレメ/ラッキーなストライク (2005年)
7 フィッシュマンズ/シーズン (1996年)
8 アレハンドロ・フラノフ/トレン (2004年)
9 スティーヴィー・ワンダー/涙のかたすみで (1976年)
10 スティーヴィー・ワンダー/歌を歌えば (1976年)
11 スティーヴィー・ワンダー/永遠の誓い (1976年)
12 スティーヴィー・ワンダー/アナザー・スター (1976年)
13 サンティアゴ・バスケス/ミニ・バップ 
14 堂島孝平/高速の男 (2001年)


2006年01月19日(木) そんなに直木賞が欲しかったのー?

2chでキ●ガイ親父と紹介(ほんと暇なヴァカ奴)されたら一日のHIT数が再び
いきなり300を超えました。しっかし、僕もリファラーをたどって2chに行ったけど
ほんと2chってくだらないことしか書いてないのね。
2chという発想は商売的には面白いのでしょうが、文化的にみると
ほとんど地の底って感じですね(笑)

虚業家(つまり実業家の反対)のホリエモンが昨年末のレコード大賞で
歌唱賞か新人賞のプレゼンターを務めていたのは象徴的ですね。
できれば大賞でプレゼンターを務めてほしかった。
だって、受賞したのが音楽界のホリエモン(と勝手に名付けたが)である
倖田来未だから。(ミュージック・マガジン2月号の石井恒の倖田評には
笑った)あ〜ツーショットを残してほしかったなぁ。絵になるぜい。
あー、そうだ、また2chに書かれるのも腹立たしいから断わっておくか。
倖田が法律スレスレのことをやっているという意味じゃないからね。
二人の共通点は、おそるべき上昇志向ってやつっす。
キーワードは「お金」と「名声」。ね。
10年も経てば、ふたりとも世間からはすっかり忘れられているでしょう。
仕事でも音楽でも恋愛でも、相手の心に訴えていかないものは
淘汰されていくのですーー。はやく消えてなくなれ〜。。って。

で、ノーベル賞なんかが代表的だけど
賞と名のつくものに価値があるものはほとんど無い、と断言しても
いいのでは。賞っていうのは、勲章を与えてあげる側と
与えてもらう側の上下関係の確認でしかないでしょ。
勲章をもらって喜ぶって事は、それすなわち「あなたの下僕として
一生仕えます」と世間に公表することに他ならないわけです。
だいたい、賞をもらうために「頑張る」というのは、情けないな。
東野圭吾は好きな小説家ですが、先日の直木賞受賞の際のコメントで
「毎年ノミネートされて、落とされるたびに、審査員はわかってない!って
やけ酒を飲んでいたけど、今から思えばそれも楽しい年月でした」みたいな
ことをご陽気に語ってましたが、おまいなー、おまいの作品は十分におまいを評価する
人間によってその価値を世間に知らされているんだよー、つまりだ
おまいは何のために誰のために書いているのか?ってことを言いたいんだよ。
俺は酔ってないぞー。ヒック。審査員に評価されなかったくらいで
腹を立てるおまいの根性が好かん。そもそも審査員なんてもんは、なーーーんにも
分からん連中なんだから。ましてや文春でしょ。そんなもん、屁みたいなもんよ。
僕はがっかりしたね。東野圭吾の小説、明日全部捨てます。ほんとです。
僕にはそういうところがある。いいのか悪いのかわからんけど。

「直木賞?あー、そこんとこ置いといてください。」って言えばカッコよかったのに。



やっぱり、ブラジル音楽のマイブーム(くどいけど死語)がはじまりました。
近日中に編集CD-Rを作成します。タイトルは【 未来世紀ブラジル 】です。
サンバ、ボザノバだけじゃないよ、ブラジル音楽は。

おおー、それからそれから、
Salyuの「Landmark」のタイトルナンバーをみんな聴けや〜!義務やで〜!


あー!忘れてた!

オザケンのニューアルバムが3月8日に発売されるぞ!!!!
なんとこんどはインストアルバムだそうです。
ううううう、、、あの声があの詞が聴けないのか・・・・複雑・・・。
どうせやるならアヴァンギャルドにフリーキーにガイキチに
簡単なエレクトリックものにはして欲しくないよ。
ま、楽しみでやんす。

もうひとつ忘れてたー。

シュノーケルの“波風サテライト”のサビって
まんま、あの曲ですよね?
これは、いいのー?どーでもいいけどさ。

じゃ〜。。


2006年01月18日(水) マリア・リタ(ヒタ)の「Segundo」は国内盤では出ないのか?

CDを購入する時は、amazonの通販か池袋のCDショップ数件。
新宿や渋谷には行かなくなったなぁ。若者が多いのがその理由だけどさー。
とにかくうざい。

池袋の某DUの若い店員には、感じが良くないのが多いですね。
特に女性。笑顔が全くないのまでいる。もちろん感じの良い店員もいるが
彼らの努力を帳消しにするようなアルバイト(?)は雇うべきじゃないでしょ。
少なくとも
僕はこの店でウキウキするような楽しい思いをした経験がほとんどありません。
関係者の方が読んでいたら改善要求します。朝礼で「笑顔を忘れずに!」
と言いましょう。店長さん。
次は、某R。ここは、店員に覇気がまったく感じられないです。
やる気のないやつは即クビにしなくちゃ。
僕が経営者ならそうしますね。それをやらないのは、やっぱ怠慢といわれても
仕方がないのでは。
でその次は某W。ジャズフロアーで
「あのー、マーク・ドレッサーのソロアルバム、ありますか?」ときいたら
なんと、マーク・ドレッサーを知らなかった。ジャズ担当なのに・・。
ここも若い店員に感じの悪いのが数名います。全部、名前覚えてるけど(笑)
やっぱ、笑顔が全然ない。どーして、みんな笑顔になれないの?接客業なのに。
基本中の基本でしょ。上の人間が教えないのも怠慢だけど、教えなくても分からないと。
事務的な接客が気になります。エレベーターも動きが異常に遅いし。
某Wに行くと結構イライラします。
はい次。某H。
もう、ジャズの品揃えが悪すぎ。いや、他のジャンルの品揃えも悪い。
なんというか極々平均的な売れ線のみって感じで、探す楽しみがないです。
めったに行かなくなりました。クラシックコーナーはよそよそしくて嫌い。
最後は某T。
ここも店員は他店と似たり寄ったりだけど、池袋では一番品揃えがいいと思います。
ただし、売れ線でないものは再入荷が期待できないので、
買うなら発売と同時じゃないとだめ。ま、買ってるけどさ。
カントリーとかブルースの品揃えはイイカンジ。

今はどこのCDショップでも専門的に詳しい店員がいなくなっちゃって
店員は単なるレジ打ち担当にすぎないというのが現実。
昔は客の質問に即答できる店員が必ずいたんだけどさ。
とにかく、もっとみんな勉強してほしいね。
「音楽が好きですぅ〜〜」程度の連中ばっかでさ、おじさんはひどくイラつきます。
そうそう、一年ちょい前に、池袋の某有名CD店で店員の態度の悪さに大声でクレームを
つけ、あわてて駆けつけた若い店長のその場しのぎの態度に
血管が切れまくりフロアー中に罵声を響かせたのは僕です(笑) 
ちなみに僕の輸入レコード店利用歴30数年の中でも
ダントツ一位で感じの悪い女性店員でした。その後見なくなったけど
こういうサービス業に従事する資格ないすよ、あんなの。なんで雇うのかな?
理解不能。ちなみに今その店には、すごく感じのいいきれいなおねーさんがいます。
親切で音楽にもそこそこ詳しく、何よりも笑顔が素晴らしい。名前を出したいけど
いーわない。僕だけのもの。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜






36歳で亡くなった(コカインの過剰摂取)ブラジルの超人気女性シンガー
エリス・レジーナの娘、マリア・リタ(現地ではマリア・ヒタと発音)の
アルバム「segundo」が本当に最高の出来です!
マリーザ・モンチ以来の感動かも。なのに、国内盤は出ていません。
M・マガジンで音楽評論家が書いていましたが、確かにバックのピアノトリオは
ドラムスとベースの音が大きく録音されています。生音って感じがしますね。
僕もその評論家と同じで、こういう録音は大好き。
すぐ目の前で演奏している感じがいいね。こういうリアリティのある音を
日本人は作らない(作れない)し、また大衆もあまり好まないような気がします。
ジャズでいえば、ビル・フリーゼルも確かこんな感じの録音でした。
マリア・リタはお母さんよりも色っぽい声で、素敵ダァ〜〜〜。
でも、もちろんお母さんもすごいですぜいー。
ブラジル音楽にハマると抜けられないんだよねー。でもハマってみたい。。
いま、ハマったかも。これで何度目のマイブーム(死語?)か?
今度給料が入ったら、一気にいっちゃいますかー?




お母さんの名盤も聴いてね!



2006年01月17日(火) 負ける時もあるだろう

関節炎は悪化の一途をたどる。参るなぁ〜・・・。


ここ1週間楽しんだアルバム。

「スティービー・ワンダー/キー・オブ・ライフ」
「スティービー・ワンダー/ファースト・フィナーレ」
「八木三知依/SEVENTEEN」
「デヴィッド・シルヴィアン/ブレミッシュ」
「Salyu/Landmark」
「土岐麻子/Debut」
「Maria Rita/Segundo」
「細野晴臣/メゾン・ド・ヒミコ」
「ムーンライダース/ムーンライト・リサイタル1976」
「プリンス/パレード」
「青山陽一/Broken Word And Music」
「マッツ・アイレットセン/トゥランガ」

新旧入り混じって、充実したラインナップでした。



・’゜☆。.:*:・’゜★゜



FM−NACK5のケイザブロウというヴァカパーソナリティ(ちなみにNACK5には
もうひとり大野勢太郎というヴァカパーソナリティがいる)の番組に出演した
女性シンガーソングライター・熊木某。
屁ほどのちからもない青臭い歌は、まあ、許すとしても
23歳にもなって沖縄に基地があるのを知らなかったなんて、あまりにもひどいな。
なのに、ケイザブロウときたら「23歳の若さなら、まあ、仕方がないですよ」みたいな
ニュアンスの発言をこいた。だからケイザブロウはヴァカだって言うんだ。
二人して井上陽水は素晴らしい!と盛り上がっていたが、熊木某が反戦派であろうと
するのなら陽水に心酔するのはおかしい。
だって、陽水はいつも対岸の火事の見物人だったから。
もちろんそれは陽水のポップシンガーソングライターとしての実績に
傷がつくものではないが、それとこれはきっちり区別して考えなければいけないのでは。


ホリエモンって、育ちが悪いのね。おそらく。これ、貧乏っていう意味じゃないですよ。
親の育て方の問題。ここまで金に執着し、文化なんていうものにはこれっぽっちも
興味がなく、つまり精神は荒れ野のごとくすさんでいて、名誉欲と支配欲が服を着た
まさに豚みたいな男、ですね。
こんな豚男を持ち上げてきた一般ピーポーには、何にも見えてないし、
何にも聴こえていないでしょう。くだらないバラエティ番組を大口あけて
ヘラヘラ笑いながら見られる連中がそれ。みーんな、同じ人種。
今の仕事をやっていて思うけど、金が一番大切だなんて考えていたら
この仕事(少年少女対応職。って、なんだ?)はできましぇん。
ひとを楽しませることを楽しみそしてひたすら奉仕する、
そういう意識の崇高さ(大袈裟?(笑))はマネーゲームに血道をあげる連中が
一生かけても出会うことのないものですよ。なんちって。


B’zの悪口をちょこっとだけ書いたら、2chで勝手にとりあげられて
なんと一日のHIT数が290にまでふくれあがったですよ。
いつもはせいぜい50くらい。
B’zってすごいのね。でもって、B’zの狂信的ファンってヴァカなのね(笑)
新曲のタイトルが“衝動”って、おい。
あいかわらず、頭の悪い中学生の便所の落書きみたいな歌詞で
ほんとおそれいりやす。
B’zや倖田あたりを頂点とする、音楽界ヴァカピラミッドは
驚くほど巨大化しつつあります。
おそらく日本の音楽の90%くらいは寄らばヴァカピラミッドの陰、
あるいは、ならばヴァカピラミッドの中、といった状況ではないでしょうか。
Salyuは素晴らしいよ〜!ってどんなにアピールしても
ほとんどの音楽ファンの耳には届きません。
それは虚しいことかもしれないけど、
Salyuがヴァカピラミッドに近づかない限り、彼女を愛する人たちにとっては
かけがえのないものをまだ手のひらの中で温めていられる喜びを
感じられるわけで。そういう喜びを知らない人は不幸ですよね?


さて、三上寛(みかみ かん)です。
ココも読んでね。
彼は、ヴァカピラミッドがはるか彼方にちっこく見えるほどの果ての果てで
30数年間屹立しつづけてきました。
僕が最大にリスペクトする日本のアーチストです。
過去の名盤の初CD化記念として、編集CD-Rを作成してみました。
これ、ほんと素晴らしいですよ。



編集CD-R sumita’s selection 2006.1.17


【 負ける時もあるだろう〜三上寛の世界〜 】


1 二度までのセリフ (1979年)
2 BANG (1976年ライブ)
3 オートバイの失恋 (1976年ライブ)
4 おまわりさん (1972年)
5 ストリッパーマン (1979年)
6 ジャッカル (1975年)
7 十九の春 (1980年代後期〜1990年代初頭ライブ録音)
8 馬鹿ぶし (1973年ライブ)
9 ホイ! (1973年)
10 三上工務店が歩く (1975年)
11 ハリーアップ (1975年)
12 冬の蛍 (1975年)
13 今度お前と会う時は (1975年)
14 あなたもスターになれる (1989年ライブ)
15 海 (1975年)
16 負ける時もあるだろう (1979年)
17 鄙びた漁師町 (2003年ライブ)






















2006年01月11日(水) 関節異常で、星ひとつ・・・☆

超簡単な感想を。

『Bank Band with Great Artists & Mr.Children』(DVD)

ストレンジ・カメレオン/Bank Band  ☆☆☆☆☆
Valon−1/Salyu  ☆☆☆☆☆
情熱の薔薇/Bank Band  ☆☆☆☆☆
氷の世界/井上陽水  ☆☆☆☆☆
Hero/Bank Band  ☆☆☆☆☆

バンザイ/トータス松本  ☆☆☆☆
糸/Bank Band  ☆☆☆☆

Water/ELT  ☆☆☆
Find The Way/中島美嘉  ☆☆☆
アゲハ蝶/ポルノグラフィティ  ☆☆☆
昨日のNO、明日のYES  ☆☆☆
ストーリー/スガシカオ  ☆☆☆
全力少年/スキマスイッチ  ☆☆☆
ハナミズキ/一青窈  ☆☆☆
Mr.Childrenは全曲 ☆☆☆
To U/全員 ☆☆☆ (桜井とSalyu以外は駄目)

家路/浜田省吾  ☆☆
Young Bloods/佐野元春 ☆☆
あいのうた/Chara ☆☆

なんとも、愛情のこもらない点数方式(笑)
ちなみにこれはアーチストへの評価ではなくて
あくまでもこのコンサートでのパフォーマンンスへの評価。


実は右手の指(中指・薬指・小指)の関節に異常が発生。
医者にみてもらい、関節リューマチではなくてひと安心だが
原因不明。
腕を動かしていないと、写真のように指が曲がってしまう(汗)
曲がった指を戻す時、非常に痛い。特に朝起きた時と寒い時、それに疲れている時。
何なんでしょう?ちょっと落ち込む。大きな病院で検査したほうがいいか。
いいに決まってるな。ああ・・・・やだなぁ





2006年01月10日(火) 思考停止状態。簡単なメモ書きとして。

以下は2006年になってから購入したブツ。

『三上寛/1972年高知大学ライブ』
※有名な1972年の「コンサートライブ零狐徒」より内容は上。
ただし音は客席録音のため非常に悪い。そのかわり客の反応が楽しい。
三上寛のギターは極めて雄弁。

『細野晴臣/メゾン・ド・ヒミコ』
※これは、うっかり聴き逃すところだった。素晴らしい。世界のどこに出しても
恥かしくない内容。っていうか、出すべき。って、もう出てるのか?知らんけど。

『土岐麻子/Debut』
※声の魅力に負けた。あんまり好きではないクリヤ・マコトの曲が実に良い。
父親はサックス奏者の土岐英史。この人もあんまり好きではない(笑)

『坂本真綾/夕凪Loop』
※真綾の声を聴きたくて、我慢できずに購入するも、曲の出来不出来の差が
激しく、とりあえず少年アリスの横に立ってる。“若葉”は素晴らしい。
作詞は真綾自身。

『マイルス・デイビス/ザ・セラー・ドア・セッションズ1970』(6枚組)
※個人的には「ジャック・ジョンソン・セッションズ」以上の衝撃と感動。
あまりにも凄くて、簡単に全部聴いてしまうのがもったいない。

『ムーンライダース/ムーンライト・リサイタル1976』
※ギタリスト・椎名和夫の実力を再認識。ゲストの細野晴臣の存在感は圧倒的。

『Salyu/Landmark』
※K君の影響。ビョーク+UA+大貫妙子といったところか。非常に気に入ってる。
曲がいい。Salyuの声は、母性そのものといった感じ。小林武史のきめ細やかな
仕事ぶりは、さすが。

『JOJO広重/こころの歌・最後の歌』(DVD)
※途中まで楽しく見ていたが、三上寛との共演シーンで
急にJOJO広重が小さく見えてしまったのは何故だろう?ちょっと、がっかりした
瞬間であった。

『中島美嘉/let’s music tour 2005』(DVD)
※耳のオナペットみたいなもんすから(笑) 
いい声だなー。悪いけど目を閉じて鑑賞してる。

『カーネーション/Hurricane Festival “Live&Documkent”』
※リード・ギターとキーボードが抜けて3人組になってからのカーネーションのライブ。
結果的には直枝のギタリストとしての才能が開花して正解。
古いタイプのスリーピースバンドだが、コードワークに直枝の才能が。
それにしてもオーラが感じられない3人組。それでいいのでは、とも思う。

『スーパー・サイレント/7』(DVD)
※おいおい!プログレじゃん!と思いながら見始めたが
途中からグングンひきこまれた。このドラマーが辞めない限り
これからもいいものを作っていくのではないか。

『トーキング・ヘッズ/ザ・ネイム・オブ・ジス・バンド・イズ・トーキング・ヘッズ』
※CD化ははじめて?LP時代に発売された2枚組ライブ盤に未発表録音を
つけて発売された。この未発表音源が実に魅力的。いいグループだったなー。ほんと。

『オムニバス/ブラックミュージックの伝統〜ジャズ、ジャイブ&ジャンプ篇』
※中村とうようの選曲にあらためて脱帽。


2006年01月08日(日) 編集CD-R 【 墨田妖児の主成分】

働き者ではない僕にとって
大晦日から8日間働きつづけるというのは、まさにアンビリーバボ。
しかも毎年ひいている風邪ともここんとこ縁がなくて、
これはもしかしたら肉体改造されてるのかも?なんて思ったりして。
ちなみに新しい職場では、穏やかなオジサンである。
これもまたアンビリーバボ。「墨田さんが怒った顔なんて想像できない」
と女子連中に言われ、鏡の中の自分の顔を見つめていると
本当に想像できなくなってくるから不思議だ。
笑顔で顔面がロックされている。これは本当に僕の顔なのか?
環境は人間の顔の表情を変えていく、というが。そうなのかもしれない。
前の職場で、僕は僕の人生に大きな影響を与える友人と出会い、
今の職場では僕自身の新しい顔である笑顔を見つけた。
つまり、マイナス状況の中にも必ずプラスの部分はあるってことだな。ふむふむ。


・’゜☆。.:*:・’゜★゜

薄っぺらく安っぽい歌ばっかり街中に溢れて、
池袋や新宿を歩くときの僕はほとんど耳を塞いでいる。
元々、若い奴らが嫌いだから、サングラスをかけてできるだけ
奴らを見ないようしている。うざいんすよね。
誰かの歌じゃないけど、「みんな死んでしまえばいいのに」なんて。
実は多くの中年がそういう風に思っているのではないだろうか。
そんなに恨まれているなんてこれっぽっちも思っていない若者は
自分たちこそが世界の中心だと思っている。
明日は成人式。何がおめでたいんだか。僕にはわからない。
必要のないものに金を使うのはいい加減やめましょう。


簡単に曲がダウンロード出来ちゃうのって、すっごくつまらないと
思う。しかもちっこいレコード屋みたいに在庫も少ないみたいだしね。
たとえ在庫が信じがたい量に増えたとしても、やっぱり自分の足で
レコード屋を廻って入手したものよりも愛着が増すことなんて考えられない。
時間と金を使って入手したCD(レコード)の90%がくだらなかったとしても
残りの10%に出会うための投資だと思えば納得できるし、
実際そのように投資した人にしか聴こえてこない音ってあるし。
僕と君と彼と彼女はみんな、違う耳で違う音楽を聴いているから
そこに交流が生まれたとき、新たな音との出会いの感動も生まれるわけでね。
それと、年季が物を言うんだ。若いやつらがどう逆立ちしても僕らには
かなわない。それはそれだけ努力し耳を鍛え上げてきたことの証明。
そして、僕らは、僕らより優れた耳の持主に対しては
常に尊敬の念をもって接しているつもり。



ってことで、ここんとこ全然更新されない僕の日記ですが
初めて読んでくれる人のために簡単な自己紹介と
名刺代わりの自己紹介編集CD-Rを。

「墨田さんはどんな音楽が好きなんですか?」と初対面の人に聞かれると
ちょっと困る。
説明するのが面倒。
なので、名刺としてのCD-Rを作成して、いつも持ち歩くことにした。
「あ、これを聴いて下さい。こんな男です」とさりげなくCD-Rを渡す。
タイトルは『墨田妖児の主成分』
聴いていただいて、リアクションがなければそれまでってこと。
ちなみに人間は主成分だけでは出来上がっていないので
詳しくは僕の過去のCD-Rを聴いてもらえれば。
しかし、最近ファンレターが来ない。ま、過去に3通しか来てないけど(笑)




墨田妖児

1955年9月東京神田生まれ。埼玉在住、現在50歳。独身。
乙女座B型。熱狂的ドラゴンズファン。若者嫌いは有名。
なのに、職業は、子供&若者相手のお仕事。
小学生のとき初めて買ってもらったレコードは
『宇宙少年ソラン』のソノシート、『イタリア映画音楽名曲集』、『ドナウ河のさざなみ』。
初めて洋楽を意識したレコードは、『モンキーズのテーマ』
初めて邦楽を意識したレコードは、『いしだあゆみ/ブルーライト・ヨコハマ』
音楽観を一変させた一曲は、『レッド・ツェッペリン/移民の歌』
音楽観を一変させたアルバムは、『ビーチボーイズ/ペットサウンズ』
最も影響を受けたルポルタージュは、『本多勝一/殺される側の論理』&『殺す側の論理』
一番好きな小説は『阿部昭/18の短編』(一生ものです)
一番好きなドラマは、『山田太一脚本/それぞれの秋』&『倉本聰脚本/前略おふくろ様』
人生観を一変させた映画は、『黒澤明監督作品/生きる』
好きな女性有名人は、はしのえみ・宮崎あおい・武内絵美・寺島しのぶ







編集名刺CD-R 2006.1.8


【 墨田妖児の主成分 】 よろしく〜ッ♪


1 坂本真綾/若葉  
※ 最新アルバム「夕凪Loop」をこの一曲のために購入した。
ミュージック・マガジンの編集長、高橋修はアルバムを絶賛するも
僕にはやはり納得できかねる。“若葉”は個性的な曲ではないが味わいは深い。
坂本真綾の歌声(あるいは彼女自身によるコーラス)が本当に素晴らしい。

2 フランク・ザッパ/カマリロ・ブリロ 
※ ポップスサイドのザッパをもっと評価せねば。完璧なアレンジ。全体的に音に
丸みがあって、実に耳に心地よい。

3 スピリッツ・オブ・リズム/ジャンク・マン
※ いわゆるジャイブものの中では、一番好きなグループ。センスのかたまり。

4 ヘンリー・マンシーニ/ナタリーの朝
※ イントロ5秒でノックアウトされる。オリジナルサントラのCD化を望む。
もちろんマンシーニの最高傑作だと、僕は思っている。

5 美空ひばり/お祭りマンボ
※ 駄曲“川の流れのように”を代表作に人生の幕を閉じた美空ひばり。
“お祭りマンボ”のゴッタ煮感覚がその後の日本の音楽シーンに与えた影響は、
・・・・わからん。

6 マリーザ・モンチ/o que me impota
※ マーク・リボーの参加が奇跡的な名演を生んだ。マークのオブリガード
を聴いて僕はギターの速弾きの練習はやめた。

7 シベリウス/交響曲第3番第2楽章 ベルグルンド指揮ヘルシンキ・フィル
※ シベリウスに出会えたことが、クラシックにのめりこんだことの最大の成果。
最も親しみやすくかつ深い曲想を持つ3番の第2楽章を年に数回聴く。

8 Mr.Children/君が好き
※ こういうCD-Rを作るときにはかかせない曲(笑) 風景を一変させるイントロ。
小林武史の発明といっても良いのでは?常に30年前の僕に引き戻してくれる
桜井の歌詞も、やっぱり発明。よくわかんないけど(笑)

9 シャッグス/We Have A Savior
※ 彼女達はウケを狙わないから美しい。ありのまま、イノセントでアホで音楽を
愛している、ってこと。

10 はちみつぱい/塀の上で
※ 恥ずかしながら、まんま僕の青春。僕にとっての鈴木慶一はこの時代だけ。
矢野顕子のカヴァーは、オリジナルの黄昏感に比べると見劣りがした。

11 ポール・ウェラー/サヴェイジズ
※ 一番最近買ったCDより。ずーっと忘れてたポール・ウェラー。
そういえば、彼の声が大好きだったな。曲作りはあいかわらず、上手すぎ。

12 マーク・ドレッサー&デンマン・マロニー/Ekoneni
※ 世界一のベーシストのソロアルバムをはやく買わなくちゃ!

13 大滝詠一/ナイアガラ音頭
※ 細野晴臣がこの音頭を大絶賛している。それを知ったときの僕の喜びようと
いったらもう。ユーモア感覚ってーのは、くどくならずにさらりと、ちょいとこなす、
のが重要なわけさ。

14 ジルベルト・ジル&ジョルジ・ベン/meu glorioso sao cristovao
※ ブラジル音楽といったら迷わずにこの曲が収録されたアルバムを
選ぶ。この美しさはなんなんだ?

15 ビーチボーイズ/サーフズ・アップ
※ 黙って聴きなさい。。。

16 小沢健二/ぼくらが旅に出る理由
※ こういうCD-Rのエンディングにはかかせない曲(笑)
オザケンが存在する理由は、この歌にある。
ぼくらがオザケンを聴く理由、、もね



2006年01月05日(木) あけましたー おめでとうー

忘れられるといけないので・・・・

あけまして おめでとう ございます〜! 

ず〜っと働き続けていて、暮れも正月も関係無しです。
正直、疲労の限界。体力ないなぁ^〜・・・毎日、10時前に就寝。朝5時半起床。

本年度初めての休みが数日後に控えております。
そのとき、一気に更新する予定です。待っててね。
って、誰も待ってなかったりして・・・。

おやすみ〜〜


ちなみに、、、、2006年に入って最初に聴いたディスクは
『カエターノ・ヴェローゾ/異国の香り』
輸入盤で買えばよかった・・・。後悔。
だってトーキング・ヘッズのカヴァーをやってるんだもの。


響 一朗

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