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2006年05月04日(木)

高速は少し混んでいた。
見慣れた街を抜け出して、喧騒を目指した。アクセルを踏み込んで、少し急ぐ。寝坊してしまったから。

恋人と昨晩喧嘩をした。今日のことで。
イライラしていたし、どうしても喧嘩をしなければいけないと思ったから。
もちろんとても些細なことで、本当にどうでもいいこと。

昨日と同じで、今日もとてもいい天気だった。
まるで夏のような。でも風はまだ少し冷たい。

恋人の青い車に、何枚かのMDとお菓子と朝ごはんのマックを載せて、知らない街へ。
おおざっぱな目的に、曖昧な地図。
いつも見切り発車だ。心の中で毒づきながら。

恋人は上機嫌だった。長い渋滞も、道に迷ってしまっても。
散々な旅だったのに。むしろその方がいいと言う。その方が楽しいと。

ありがとう。君でよかった。

思わずそう口にした。
恋人は前を向いたままだった。




2006年05月03日(水)

外は信じられないくらいの快晴。
ゴールデンウィークの初日に相応しい天気。
それなのに一人で事務所にいる。
未来なんて誰にもわからない。
今の自分を誰が想像できただろう。

最近、神様を信じている。
幼いころから現実的で、シニカルだったのに。二十歳を過ぎて、メルヘンに目覚めるなんて。
良いことも悪いことも神様のせいにする。
自分ではどうしようもできないこと。手の届かないこと。でも必然だと思えること。
全ては神様の手の中に。
そうでもしないと説明がつかないから。
はっきりしないことは嫌い。だから。言い訳。

一人の仕事は不安だけれど、自由だった。




2006年05月02日(火)

日々は本当によどみなく流れる。
とまることなく、ただ同じようにとうとうと。
気がつけばもう5月で、大好きな桜も暖かな日差しも、気付けばもう後ろ。
いつのまにか。
そうとしか言葉にできないような毎日で、ただひたすらに生きています。




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