航宙日誌
『革命戦記』と輝&Ark☆の珍道中?

2003年10月31日(金) 悲しい奴かも

 入江さん版を引き継いだArk☆設定シリアス・バージョンなレオン。もうゴメンなさい★ としか言えない;;;
 そう、しおらしく言いながら、さすがに輝版では弄れないようなトコまで、喜々として話作っていたようであるのも間違いないわけだが。
 何につけても、フッ飛んだレオンは勿論だが、今回の『腕時計・外伝』のポイントはオリ・キャラ共演☆ を置いて他にはない。入江さんのスビャ兄にりんださんのクリス及びハンス。ハンスなどは、「意外とレオンとの絡みを多く書けて、しかも、話を膨らませられたかなぁ…」などと自己満足に浸っている。
 三人とも、輝なりにという限定ではあっても、書きやすいキャラだった。自分のキャラと違う! と思っても、許しておくれやす。

 にしても、思いの外、ハマってしまいそうな『霊能力者レオン』物語。その内、ホワイト・ディンゴ隊時代に遡って、ハチャメチャやらかすのではないかと、ちょい胸騒ぎもしたりして^^;



2003年10月22日(水) これも散財?

 水曜日は『WAVE』のダブル・ポイント・デーなので、予約とゆーか、取り置を頼んだCDを買いに行く。……恥ずかしながら、これが『機動戦士ガンダムSEED COMPLETE BEST』だったりするんだな、タハハ。
 いや、OP・EDの各曲は結構、好きだったので(シングルで買ったのは『あんなに一緒だったのに』だけだが──つーか、CCCDが多すぎるんだよ!!)最近、全曲収録アルバムは珍しくもないし、CCCDでなければ、買おうとは思っていた──ら、案の定、出てくれた。それにちゃんとしたCDだった☆
 予約をしたのは発売後に行ったら、売れ切れてたもんで。しかも、売り場にはわざわざ、店お手製のパネルが置いてあって、『好評につき、次回入荷の際までに予約を…』とか書かれたのに煽られて^^;;;
 初めて予約で買ったが、ポイントをオマケしてもらえるのは知らなかった。いや、前に一度だけ取り寄せを頼んだ時は廃盤の御宣託を食らったもんでTT 因みにCUSCOの『クスコのクリスマス』で、日本発版アルバムではベスト版を除いて、唯一、持っていない。てか、一度も実物を見た覚えすらないんだよねぇ。どこの店でも。
 話が逸れた? まぁ、近いかな。店に行けば、一応他の売り場も覗いてみるのは当然のこと。それも直行するのは所謂『ニューエイジ・ミュージック』コーナー。いきなり、飛び込んできたのは西村由紀江さんの新譜『扉をあけよう』がっ♪ 先着のオマケつきで、アロマ・オイルのようだ。多分、使わずに取っておくだろうなぁ。
 ただ、ここで考えるのはポイントのこと。なるべく、損をしたくないのは誰もが考えることだろう。『WAVE』は500円で1ポイントだが、以前、別の1000円1ポイントの店で、999円で切り捨てられたのは割りにあわないにも程があったっけなぁ。
 その昔、現在『WAVE』が入っているLoftが西武だった頃は『ヤマギワ』が入っており、ここは金額をそのままポイントとする磁気カードを使っていた。端数も次回に繰り越し計算されていたので、それに慣れていたら、『○円1ポイント』制ってのには未だに慣れんね。しかし、だからって、秋葉までは行けんしなぁ。
 そんなこんなで、売り場を回って、次に見にいったのは『ジャズ』コーナー。……まさか、本当にあるとは──松居慶子さんの新譜『ワイルドフラワー』とな。それも9月発売じゃねーの。まぁ、それはいい。
 が、計算してみると、割に合わないに近いかもしれん。で、思い切って、買ってしまったのは『私は地球』サウンドトラック。いやぁ、発売自体は98年だから、結構、前から気になってはいたんだよねぇ。同時期に出た石原真治さんの『アクア・ブルー』と2ndアルバムの『ブルー・ファンタジー』も数年を経て、最近入手したことだし──……。
 つーわけで、計4枚という見事な散財? まぁ、纏め買いが多くなったためもあるが、輝としては結構、買うアーティストを選んでいる方なので、散財ではない…;;; はず。

 で、まずはSEEDのボーカル・コレクションを聴きながら、これを書いてたりする。やっとこ綺麗なステレオ『RIVER』を聴けたわ☆



2003年10月12日(日) 少しは

 話を進めねば──つーわけで? 『蒼穹に希う』第二章をUPしてみる。……が、どう手を入れても、第一章とのバランスが悪いったらない。文章量が結構、違う。どうも第一章を何も考えずに手を入れたとゆーか、調子に乗って、手を入れまくったとゆーか^^;
 んで、ちょい調整もしてみる♪ いやさ、その一章のラスト・シーンを二章のトップに持ってきただけだが……タハハハ、離れ業とゆーよりは又もや、禁じ手か?
 全く今後の展開が心配な限りだ。結構、文章量の見込みもできるようにはなってたんだがねぇ。

 でもっての『外伝の外伝』主役のミラーノ中尉は完璧にレイヤーさんの鏡像の如し☆ 手を入れているのが内面中心なためもあり、投稿作品よりもさらに暗くなってる──今回はやはし戦闘シーンなぞは皆無だしぃ──ほぼ、同じ境遇なので、当然といえば、当然か。とはいえ、微妙な立場の違いによる内面を追うことに挑戦してみたかったためもある。
 比較するわけでもないが、何れ、レイヤーさんも出てくることで、明瞭になればいいなぁ──とは書き手の願望☆



2003年10月10日(金) ニッポニア・ニッポン

 トキの学名。日本の名が正式に冠せられたものとしては唯一、だったかな?(記憶違いかもしれない)
 トキは日本と中国に生息していたが──正しく、過去形として書かなければならなくなった。日本産トキの最後の生き残り「キン」が死亡したからだ。推定では36歳。人間に例えれば、100歳の高齢。長生きはしたものの、その生涯の殆どを保護センターで過ごしたという。
 保護の名のもとに捕獲されたのは生後一年ほどの幼鳥の頃だったという。であれば、佐渡の大空を飛んだこともなかったのかもしれない。しかし、そうしなければならないほどにトキは既に減っていたという。
 それから35年、数少ない仲間を全て見送った「キン」は眠るように死んだ。しかも、研究の名の元に解剖されるという。悪いこととまではいわないが、虚しく感じる。その昔、江戸の頃までは日本全国を飛び、珍しくもなかった鳥が死んだといって、解剖されたりはしなかっただろう。
 尤も、その珍しくもない鳥が美しい羽を持っていたからこそ、乱獲が始まり、絶滅への道を辿ることにもなったのかもしれないが。少しくらい獲っても、減りはしないと思われたのか?
 トキは全身、ほぼ白っぽい鳥だが、古くから『朱鷺色』と称される『淡いピンク色』をも持つ。それが風切羽で、羽を広げなければ、見ることはできない。飛ぶ時だけ、空に映えただろう色だ。それ故に、狩られるようになったとは複雑な話だ。
 江戸にはその辺を飛んでいても、当たり前の鳥だった。明治以降、乱獲が始まり、50年を経たずして、大正期には絶滅したと思われていた。それが佐渡で発見されたのも、島が一種、隔離した環境を作っていたためと考えられる。
 それでも、トキという種の寿命は長くはなかった。これは何もトキには限らないだろう。絶滅危惧種に数えられている生き物は多い。それもメダカなど、意外と身近に感じていたはずのものが種の存続の危機に瀕している。
 いつか、人間なる種をも襲う運命かも、しれない──くらいは考えるべきかもしれない?



2003年10月04日(土) 種了1W

 もとい『ガンダムSEED』終了一週間経過。
 「終わった、な」──ただ、それくらいしか思うところもなかった。余韻も何にも殆ど感じないというのは全く不思議だ。まぁ、別に嫌うほどのモンでもなかったが。
 始まった当初はそれなりに楽しみにしていたが──いつの頃からか、あちこちで指摘されてきた今さらなことだが、回想がやたらめったらに多すぎて、結局、最後は時間が足りなかった展開振り、とかは思うところ満載ではあるにしても★
 それでも、一年間、つきあっていけたのは逆に深く考えずに、単に娯楽として見られたためもあるかもしれない。また回想だ、と苦笑を誘い、唐突な展開やキャラの言動にも慣らされ、一見、派手な戦闘シーン。週一で、何となく見続けるには苦労もしなかった。
 それだけに、特に自分なりの解釈をしたり、オリ小説を書いたりする気にもならないが、それは別段、構わないことであるのだろう。

 そんなこんなで、見続けられたのはストーリィを追うよりも、輝には珍しく特定のキャラの行く末だけを見届けてたかったからという思いもある。
 筆頭は開始前から一押しだろうなぁ、と感じていた“兄貴キャラ”──某所では本当に兄貴という呼び名が定着していた『ムウ・ラ・フラガ』
 仮面キャラとの因縁を一話からチラつかせながら、どう考えても、説明不足に終わってしまった、ある意味、不遇なキャラ。いや、あれは間違いなく、種ガンお得意の『設定なかったこと』操作が行われたのだろう。
 劇中では兄貴は仮面との関わりを知らず、「何故か、その存在を感知できる」という殆どNTとしか思えない(某監督は否定してるくせにの)描写もあった。
 その上、中の人──もとい、子安さんはとある雑誌で「僕は二人がどういう関係か知っている」と発言していたりする。つまり、当初は声優=キャラ本人も「その事実」を知った上での演技となっていたはず、と解釈するのが普通だと思う。
 何にせよ、そういった「ある種の改竄」が極普通に行われていたのでは話の筋立てにも一貫性がなくなるのも致し方なしか。マジに、上げればキリがないからねぇ。
 そんなこんなで、見届けてしまった──兄貴の最期。登場時から「死亡フラグが立っている」など言われまくり、最終回が迫るにつれ、あちこちでネタバレもされたが、それでも、その瞬間には溜息が出た。流れも何もぶった切った上での結末だけを前面に出した感覚。
 しかし、MS戦で撃墜されたのではなく、自ら艦を庇って──というトコはいかにも兄貴らしいんだろうなぁ。想いを寄せた女性を守るためだけではない。子ども達や他のクルーのことも過ぎっただろう。そして、自分と同じく出撃している仲間の「帰るべき処」を失わないために──恐らくは本能的に行動したのではないかと信じる。
 あの兄貴のことだ。満足だったろうと思いたい。(いや、本ト。思いたいね)

 さらに壮絶だったのはナタルか。ああも撃たれまくったキャラは数あるG至上でも初めてではないかと。
 登場直後の平和な国の少年少女に対し、「あれくらいの年でも初陣に出る者もいるのに」などと嘆息していたが、それが果たして、間違っていることだろうか。
 国によっての環境の差は仕方がないとしても、『それが当然』という考え方はやはり頷けない。戦乱の時代だとしても、せめて、若い──否、幼い世代までを戦場に引き出さないように努めるのもナタルが拠り所とする『軍人の義務』ではなかろうか。
 正直、付いていけないトコもあり、とはいえ、特に好きでも嫌いでもなかったが──軍人としての正論や軍規に即して、行動し続けてきた彼女の『最初で最後の彼女にとっての反乱』の末の、あの最期。さすがに来るものはあった。
 しっかし、これは彼女のせいではないが、単なる少尉から最後には少佐。しかも、最新鋭艦の艦長に任命。同型艦の戦闘指揮官だった経歴があるとはいえ、やっぱしムリがあるよなぁ。階級なんぞに拘るな! などと言われかねないが、それでも、この程度の整合性は望んでも罰は当たらないと思うんだよね。
 大体、そんなに優秀なのに「25歳で少尉」ってのがそもそも妙だよ。

 生き残り組にも一言。
 お気に二番手^^; アーノルド・ノイマン軍曹→少尉。下士官から士官への深い溝をあっさりと飛び越えてくれた☆ ヘリオポリスの学生組とも、それなりに接点があり、艦橋前面の操舵席にいて、まぁ、喋りもあった。
 本当にねぇ、最終クールの配置転換で、それまでナタルと一緒にCICにいたサイやミリィが艦長席の後に陣取るようになってからはCICが全くといっていいほど、映らなくなってしまった。誰が見ても、意図的過ぎる演出。キャラの使い方にもムダがありすぎたのも確か。結局、他の下士官組は最終クールはセリフも描写もなかった。脇役端役にしても酷すぎたね。
 そんな中で、ノイマン一人が頑張っていた感じかな。それでも、唐突に映らなくなったりもしたが。彼も背景は判らないに等しい。操舵手ではあるが、最初からその資格があるのか? ナタルが「できるな?」などと確認しているから、正規の操舵手ではないとしても、副操舵手の一人、くらいではあったのかもしれない。それなら、下士官でも・・・?
 それにしちゃ、時々、神業的な回避運動してたな。恐るべき『戦艦のバレル・ロール』なんぞも見事に成功させたし。(立ち読み小説版の描写には萎えたが。バレル・ロールが『樽を転がすように180度回転』だとぉ? 転がすって、何よ。転がすってのは。樽にせよ何にせよ、転がしたら、前に進ますに横に転がるだけじゃないの。因みに本当の意味は『樽の内面に沿うように進みながら、螺旋状に飛ぶ』こと──『雪風』より)
 そのくせ、大したことない攻撃で直撃を食らったりもしてたが。その辺は『急に弱くなるメビゼロ』などと変わらん理由がありそうだがね。
 まぁ、『今後』のことは分からんが、まぁ、生き残っただけでも、良しとすっかね。

 もう一組の『チョイ好い雰囲気だった』ディアミリ──頑張れよ、ディアッカ☆ と応援しておこうか。

 何にしても、シミジミ思うこと──こんなに一年放映アニメを早く感じたことはなかったよ。


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