航宙日誌
『革命戦記』と輝&Ark☆の珍道中?

2002年05月30日(木) 夏連敗

 週初めの月曜──夏コミ当落通知がくる。・・・実は白状すると、輝は一週間ばかし期日を誤って記憶していた。つまり、6月第1月曜だとばかし^^;;
 つーわけで、不意打ちもいいトコだった。心の準備などしてもいないトコへの直撃★ 「ありゃ?」と自分でも拍子抜けなほどにラベルを見ちまったわけ。とはいえ、

「えぇーっ! 今日だったっけかぁ? しかも、白ラベルじゃないかー」

 ・・・・心構えをしてないってのも案外、ショックが少ないのかもなぁ。ではなく、単に慣れちまってるってことかもしれんが。過去2年間4戦1勝3敗・・・・。フッ。



2002年05月26日(日) 『チャイナ・イリュージョン』

 田中芳樹氏の中国短編小説群と対談をまとめた『チャイナ・イリュージョン』 文庫発売予定表で見落としていたらしく、嬉しいモウケものな気分。
 短編で何より喜んだのは『茶王一代記』が収録されていたこと。雑誌掲載時に読んだときから、なぜか、輝にとっては一押し短編になっていた。これまでに『異色中国短編傑作大全』に所収されたが、文庫にしては些か厚いため、手を出しかねていた。(最近、厚すぎる文庫や新書が増えている。手軽に持ち運べ、場所を選ばずに読めるのが持ち味だと思うんだが)ホクホク気分。
 対談では「長大な中国史を舞台とした荒野──実は無限の沃野を開拓し、素材や人材を掘り起こし、後に続く人が物語をなす」ことを再三、願っている様子。物語となすのは難しいとしても、興味深いのは確か。

 昨日25日は『SFマガジン』発売日でもあり、チェック。やはし隔月で『雪風』が連載されている該当月だった。しかして、内容は・・・。
 前回の続きかと思いきや、いきなり話が変わっている。えーっと、グノー大佐との戦技フライトはどうなったん?? おまけに次の話もスゴイ駆け足。ダイジェストとさえ、いえないような・・・。掲載雑誌が『SFマガジン』だから、読者も原作を読んでいるという前提の上で描かれている──とは好意的解釈すぎるか。
 次回がどっちへ転ぶのか・・・心配だが、別の意味で興味があるので、やはり見てしまうだろうなぁ。



2002年05月25日(土) 新創刊☆『ガンダムA』

 何が新創刊? 5号じゃないか。といわれそうだが──4号までの季刊誌は『NEWTYPE.COM』の増刊号扱いだった。その本誌が先頃、休刊になってしまい、さてGAの扱いはどうなるんだろう、と思っていたら、隔月刊化を記念に“完全に独立した雑誌”の座を仕留めたらしい。・・・大した問題ではないか。

 さてさての『ジ・オリジン』の見どころは!?
 誰のファンであろうとも、触れぬわけにはいかないだろう『ガルマ編』というからには今回のメインのハズ、ガルマ・ザビ登場。・・・しかし、何をいえというんだ、あの2人に。ともかく、ガルマはここでも、歴とした方面軍司令の模様。それがヤッパシ、ドップで出撃するトコが『ジオン軍』なんだろうなぁ。まぁ、指揮官のシャアがMSで飛び出していくのもだが。(十数年後には総帥の身で・・・^^;)
 対するWBの恐慌ぶり。とにかく意外なのがカイ。初出撃も志願したし、「良いも悪いもないんでしょ」という映像版のイメージとは相当、違う。後にミハルとの絡みがあるとしても、又、別の視点で描かれるような気がする。
 早くも・・・というより、当然とも思えるアムロの戦闘拒絶。正にサイド7でガンダムに乗りこんだのが衝動だったという心理の暴露。考えナシだった、と決めつけるのは厳しいだろうが、日常が突然、騒乱の只中に叩きこまれれば、武器を手に、兵器を駆り、戦う衝動に至るということか・・・。
 そして、例のシーンへ──だーから、指揮官が簡単に艦橋を離れていいんかい!?
 まぁ、今回はまだ敵襲は始まっていないから・・・と納得させてみる。でも、いつ攻撃を受けても不思議ではない状況下で離れるのはやっぱしぃTT おまけに寸前にはリードと指揮権云々でモメてるしなぁ。(追及されなくて、助かったぞ。中尉)
 ついでに映像版ではブライトは攻撃されているにも拘らず、アムロの部屋に押しかけた。まっ、まぁ、あの場合はキャプテン・シートにリード『中尉』がいたから・・・と好意的?に解釈してみる。でもなぁ、その後で勝手に命令出したりしてたぞ。というか、リードがいる間の映像版ブライトの立場も今いち、不明確だった。一つはっきりしているのは『ブライトも山ほど、命令違反他をやらかしてる』ということかな。
 そして、「親父にだって、ぶたれたことないのにィ!!」シーン。一発目、右手で掴んでいて、右手で平手? 裏拳かい?? なんて器用な。二発目左手。やっぱ両利きか。←輝版設定^^
 細かい描写は置いといて、『ガンダム BY THE WAY』では映像版とは異なる解釈を、とあった。ブライトはそも、アムロを説得するつもりだったのか? 切羽つまった中で、冷静に対応できるとはとても思えない。実際、怒鳴りつけ、手が出るばかりのブライト。だが、それでは反発しか生まれない。
 案の定、時間を空費しただけにも思える。映像版ではまだアムロを奮起させる切っ掛けとなった「シャア」の名前にも一歩を踏み出せない。一つには襲撃前ということもあるのだろうか。
 戦闘に対する恐怖はあっても、何もせずにいて命を落とす──その可能性への畏怖もあるのではないかと。フラウを制したのも、そんな心理が働いた、とは考えられないだろうか。
 そして、いざ出撃したアムロの、ガンダムの強いこと。初めての地上戦闘にしては・・・、いくら相手がMSではなく、ドップにマゼラアタックだったとしてもなぁ。この辺にもNTの片鱗? ただ、安彦さんには気に入らなかった設定らしいが。
 とりあえず、一戦を終える──前にシャアが“何やら画策”(爆)してみたりする。読者にはバレバレだが。今後も安彦版脚色があるだろうが、さて、ガルマの・・・はどう描かれるか?
 WBはすでに満身創痍。犠牲も出る。キム伍長のタンク、壮絶。一機また一機と減じていくんじゃなかろうか。そして──マチルダさん現る、だろーな。間違いなく。

 北爪マンガが休載。美樹本マンガは・・・やっぱし線の多さがネックだなぁ。



2002年05月19日(日) 続・大ドジ故に〜アニメ『雪風』

 舞さんのお陰で楽しめたNT−DVD──他にもお宝映像が☆
 まずは『劇場版∀ガンダム』予告編。何でか、ラストのNRが高田祐司さん。・・・CMも多いが、よーく映画CMのNRも聞かれる。ただ、別にその作品に声の出演をしているわけではないようだ。『ドラえもん のび太の太陽王伝説』(だったかな?)でもCM担当していたので、ひょっとしたら? とTV放映の際に見たが、出てはいなかったりして。・・・しっかし、確認するために『ドラえもん映画』を見る輝^^ ま、週一の本放送も今でも、たまには見たりするけど。時に泣けたりしてさ。

 そして、真打は今夏発売予定のアニメ『戦闘妖精・雪風』パイロット・フィルム。去年のSF大会で発表されたもので、実はその“隠し撮り映像風”(許可は得ているハズ)は前にDLして見た。
 余計なことだが、映像クリップを落としたのは初めてで、3:46落とすのに一時間ばかしかかった。・・・やっぱしアナログ回線だ。世の中ブロードバンドと騒いではいるが、少なくとも、うちとは無縁。そうそう、映像ものは落とせんな。
 ともかく、クリップに比べ、明瞭美麗な画面いっぱいのDVD映像は正にお宝☆ 何せ、DLした画像は斜め方向からの“隠し撮り風^^”小さい画像で画面が暗く細部がはっきりとしない上、会場の雑音(バックに『テルミン』とか)のオマケ付。それでも、結構魅せられるシーンもあったりしたが、やはりDVD画像はgood♪ DL版では全く判別できなかったシーンもかなりあり、再発見した感じだった。お陰で、つい吹いちゃうシーンもあり★ 
『ブッカー少佐のオフィス?と思しき部屋で、壁の高い位置に、いくつものブーメランが飾ってある』
『シルフをあしらった“Boomerang SQ”ロゴ入りのキャップやカップがある』
 疑問もあり、『特殊戦──“SAS”じゃなくて“SAF”じゃなかった?』

 肝心の“主人公・雪風”の設定については、某2chでも物議を醸しているが、航空機の専門知識にはトンと疎い輝だからして、『これで、フェアリイの空に特化して、飛べるのだ』とされれば、「そういうものか」と納得してしまう。
 “雪風”は宇宙戦闘機ではなく、地球の空も飛べる航空戦闘機。とはいえ、現代の現実の戦闘機の中にも、案外「飛べるのか!?」と目を疑うような突飛と思える姿のものも登場しているので、やはり一応は航空機らしい姿の“雪風”ならば、抵抗も少ない。元々、自分のイメージとしての“雪風”を厳密に明瞭に作り上げていない、つーかイメージできないも同然なので、あっさり受け入れられるのだろう。
 そんな輝でも、DL版を見た瞬間にマジに大笑いしたのが──レドームの“お習字”○×△
 知らない人には何のことやら? だろうが、“雪風”というパーソナル・ネームが機体に書かれている位置と大きさが原作とアニメ版とでは全っ然!!違う。この後に、2chの『雪風スレ』にいった輝はこの話題でも盛り上がってるのを確認。・・・盛り上がってるっつーのかなぁ?

 メカ関係への興味が薄い分、ストーリィ構成や演出への興味は尽きない。これは本編を見ない限りは評価のしようもない。原作がどこまで生かされるのか、どこまで反映され、どのように解釈され、物語となるのか。
 聞くところによれば、2シリーズが再構成された映像化という。5巻2時間45分で、原作の濃密な世界を、いかに変容させつつも、納得できるように展開するのか。中々に厳しくも難しいことだと思う。
 スタッフ間にも色々とありそうだが──何とか乗り越えて、創り上げてほしいものだ。

 他に惹かれているのが音楽。パーカッションのリズムにワクワクする。輝好みのインストゥルメンタルに通ずるサントラ盤とはいえ、購入には中々至らないのだが、今回はすでに心が動いている。

 さて、前にも書いたが、『戦闘妖精・雪風』なる作品があることは知っていた。それが20年を経て、改訂されたことで、輝は作品そのものに触れることができた。間をおかずに続編『グッドラック 戦闘妖精・雪風』に入り、アニメ化を知る。
 輝にしても、あくまでも、小説が先で興味を持ち、アニメにも多大な関心を寄せている。
 今は夏を待つばかり──・・・。



2002年05月17日(金) 大ドジ故に^^;;;

 一月ほど前、久々に大ショック状態に陥る。理由は『WXIII』──『パトちゃん3』 ケータイもないくせに、ストラップ付前売りを買い、上映館も確認し──なぜに、その感想をいつまでも書かんかとゆーと・・・・・・・ミノガシタからTT
 うがーっ! ダ、ダメだっっ!! 思い出すと、又キズがっ、心の傷がズキズキと〜〜★

 ・・・上映が開始され、待ってましたとすぐに行けばよかったものを、何だかんだとグズグズしとったのが大間違い。一ヶ月はやってるだろうと勝手に思い込んだのが運のツキ。
 そして、運命の!?一月ほど前、一応はネットで上映中とは確認の上で池袋へと──確かに上映はしていた。一日一回のレイト・ショーになっとったが・・・(*_*) さすがに昼前から夜の9時まではとても待っていられない。それでも、何とか時間を潰して、一回だけでも観るべきだったか・・・待ちくたびれて、集中できなかったようにも思うが。ともかく、翌朝も早いとあって、フラフラと淋しく駅周辺をさすらった後、ラッシュを迎える前に帰路へとつく。何と、虚しかったことか・・・。
 もう虚しくて悔しくて、どーしようもなく、しばらく(まぁ、今も引きずってるが)ガックリきていた。何れはビテオ&DVDになるとしても、やはり劇場の大銀幕で観たかった。
 そこで、思いつく──確か、NT4月号付録のDVDにはパト関係の映像がかなり収録されていたハズ・・・。ハズ、とゆーのも、実は購入はしなかった。これ又、買っときゃヨカッタToT と悔やんだのだが、発売日には立ち読みしたものの、どうしようかと保留にしたら、あっという間に書店で見かけなくなってしまった。普通は次号発売まで、残っているものだが──早い時期に消え、気がつけば、月も変わり、5月号発売。残っているわけがない。
 やっぱダメか・・・と、只々嘆息するばかりだったところで、又々天啓の如く閃いた!?

「そうだ。確か舞さんが毎号、買っていたハズ」

 最後の頼みの綱とばかりに、とりあえず、メールを送ってみた。よくよく考えなくても、あまりに突飛なお願いだったが──舞さんは快くOKして下さった☆ どんどん、大明神様と化していく。
 そうして、譲って頂いたお宝DVDは何と、未開封もの♪ 驚愕に恐縮、感謝感激しつつ、開封し、早速PCのDVDで鑑賞する。
 『ミニパト』OPで「のあがカァイイ!!」 ・・・みたかった。
 『WXIII』予告編で「うぅ、久々だなぁ」 ・・・み〜たかった。
 『旧OVA第一話』・・・は、まぁ、ビデオ持ってるけど。
 その他、インタビュー諸々 ・・・目の毒かも。

 こっ、これで観た気に──なるのは、やっぱしムリだけど、でも、キズは癒えてきました。

 舞さん、本当に∞ ありがとう★

 ・・・そして、他にもお宝映像が──はツヅク(爆)



2002年05月13日(月) メディアミックス再び!

 コミック版終了も記憶に新しい『スクライド』に、ついに小説版が!! ををっ? と手に取る──『リヴァイアス』の小説版は正直、輝向きではなかったが、今回はどうか?(筆者は別人) パラパラと捲ったところ、アニメ版その後、らしい。さて・・・。



2002年05月11日(土) 連載の難しさ

 とりあえず、『砂塵の蜃楼4』UP完了──地下基地編とでもいうか、ここまででジャブローから熱砂の大陸オーストラリアへと次なる舞台は移ることとなる。(予定^^;) いや、多分?間違いないと思うが・・・。
 にしても、4章にして、ようやく一押しキャラのレオンがメインとなってくれた。もう名前だけとかで、どーなることかと^^;;;
 設定については輝版解釈だが、原典ゲームにしろ、小説版にしろ、結構曖昧で『情報部の特命を受けている』が、情報部員であるのかは不明だったり(DC)、『元戦車兵でジャブロー直属の諜報員。ただし、あまり向いてない!?』(小説)とか、色々とコジツケ甲斐のあるトコも多い。(んな、適性でハネられないか? 向いてない、なんて)ない知恵絞ってはいるが、どこぞにアラはあるとしても、現時点では許容範囲と判断し、書き進めている。
 まぁ、組織構成やMSの開発・パイロット養成などのスケジュールも、どんどん新設定が公式?には生み出されているようでもあり、正直、掴みきれない。というわけで、大元『FG』の映像と本作品原典『コロ落ち』の記述から類推する形での輝版設定で突っ走っている。・・・・最後まで、コケなきゃいいが。

 しっかし、一章一章で、まとめるのが思いの外、難しい。連載開始から一月半ばかり・・・まだまだ慣れないなぁ。



2002年05月10日(金) FOREVER?

 『FOR THE BARELL』最終回──2年を経て、何が描かれたのか・・・。うっ、輝の解析能力ではよー解からんかった。散りばめられた謎は多かったが、阿寶と同じく、そのまま宇宙の深淵に消えていってしまったようだ。
 最大の肩透かしはその最終回のまとめ方が、以前の『総集編』『ワールズ・エンド・バレル』で書かれた内容が羅列していただけということか。やはり、名を変えようと、作品世界までを激変させるのは難しいということか。
 ・・・ともかく『世界』を見直せた、には違いないと思う。何より、『バレル』を通じて、知らない“世界”に触れられたのは──何度も書いてきたが、素直に感謝したい。

 『夢を見られたことに・・・』



2002年05月06日(月) 看板に偽りあり

 ここんとこ日記もサボってたなぁ・・・。

 輝の小説『蜃楼』の続編も思うように進まず、気分転換とばかりにArk☆が何やら、描いてしまったトップのイラスト──読んでから、一月と経たん内に、Ark☆までが手を染めてしまったのは『戦闘妖精・雪風』 もち、Ark☆バージョン♪ ・・・・・よく描けたもんだ。実際、ヌリは勢いで、下書の方が時間食った^^:
 特に制服がなぁ。何せ、デザイン・センスは皆無のArk☆だからして、オリジナルで描こうとすると、なーんか、似たようなのばっかになっちゃうし。あるにはあるだろうが、特殊戦の連中がマトモに着ているとも思えん。まぁ、小説を読んだばかりで、その印象が鮮烈なためか、まだ始まっていないアニメ版設定はインプットされてないし、大した資料もないしで、苦労するハメとなった。
 もち、あのお二人さん──深井零と親友ブッカー少佐。アニメ版よりは短髪。特にブッカーのヒゲは・・・・勘弁してくれ。(ど〜も『閃ハサ』での某艦長のヒゲ面以来、拒絶反応が出そう。危うく『逆シャア』でも・・・ボツになったが)
 シチュエーション画は難しいので、並んでお写真のようなイラスト・・・ホントにブーメラン担がせるとは!?(『雪風1章・妖精の舞う空』参照) 趣味ってのは自分で木を削って、ブーメランを作ったりしてる(笑)どこまでもマジなのじゃ。
 ただ、零が日本人なのははっきりしているが、ブッカーがどこの出身かは作中では明確でない・・・某BBS板でも、人夫々のイメージがあるのが判る。輝やArk☆には確固たるイメージはなかったが、その点ではアニメ版の影響を先に受けたのかもしれない。あくまで、カラーのイメージでは。(でも、目の色は違うんだな)

 さて・・・次はマジに輝の番だな^^

 4/29の更新──林譲治氏の公式HPにコソッと、あくまでも、コッソリとリンクをはった。先方にはリンクに関しての記載が全くないので、迷ったが、ご紹介という意味では可能と判断した。・・・甘い!というなら、外しますけど。
 とにかく、宇宙船の考察・実在する艦船のデータ・日記、それと、SF系作家さんや科学などの専門サイトへのリンクが豊富です。


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