ATFの戦争映画観戦記



【File055】あゝ邦画戦争映画は燃えているか・・・THE LAST KAMIKAZE・・・特攻編

2002年08月31日(土)

もう9月ですね。夏休みも終わり・・・でも今日も暑い!皆さん、ひと夏の想い出は作れましたか・・・?私ATFは・・・泣。さて、もうすぐ9月11日です。ご存知の通り一昨年、全世界を震撼させた米国同時多発テロが起こった日。皆さんの脳裏にもWTCビルやペンタゴンに突っ込むジェット旅客機、崩落するWTCビル、燃え上がるペンタゴンの映像が未だ鮮明なのではないでしょうか・・・その後に起こった米軍によるアフガン侵攻とタリバン&アルカイダの壊滅・・・「ATFの戦争映画観戦記」がサイトオープンしたのも、そんな米軍侵攻の真最中でした。そんな訳でアフガン侵攻には事の外思い出があるのですが、テロが発生した時、アメリカの新聞紙上で目立って使用された単語が「KAMIKAZE」=「神風」です。アメリカ在住の日本人の方が、太平洋戦争中の日本軍による「神風」特別攻撃隊・・・犒鎧行為瓩蛤2鵑離献Д奪販控匍,砲茲觴爆行為・・・爛謄蹲瓩箸亘楴租に違うのだ・・・と仰っていたのを何処かで読みました。しかし欧米人、主に犲らの生命を絶つ・・・自殺瓩魏めているキリスト教徒にとっては、主義・主張・信仰の為に自らの意思で生命を犠牲として、国家や民族、組織に奉仕する行為として見れば「神風」も今回の「テロ」も同列にしか見えないのでしょうか・・・。何よりもイスラム過激派からすれば、この爛謄躪坩扠瓩皀▲瓮螢に対する狎擦覆訐鐐・・・ジハード瓩箸いΠ銘嵒佞韻乏阿覆蕕覆ぬですから・・・。そして何よりも狄隻・・・KAMIKAZE瓩箸いΩ斥媼体が持つ意味の狃鼎記瓩任后そう言う訳で、今回の戦争映画観戦記は終戦記念日特集「総論的邦画戦争映画論・・・第三章/神風特別攻撃隊特集」をお贈りします。それでは開演です(ブザー)いつもの様に携帯電話の電源はお切り下さい。

【狄隻特攻瓩粒砧】
狄隻畧ご岼貳姪には爛ミカゼ瓩箸いΩ討喨をされていますが、正式には爛轡鵐廛Ν瓩噺討咾泙后「神風特攻第一金剛隊=シンプウトッコウダイイチコンゴウタイ」って呼び方です。「カミカゼ」って呼称は、戦時中に新聞等当時のマスコミが報道する際に用いた狠姥讚瓩猜瞳海使用した単語瓩戦後定着したものではないか、と思います(ATF私見)しかも、この狄隻瓩慮鴇里脇本海軍における航空機による特別攻撃作戦を示し、基本的には海軍による他の水上・水中特別攻撃作戦や陸軍による航空特別攻撃作戦を示す呼称としては用いられていません。陸軍の場合は「陸軍特攻万朶隊=リクグントッコウバンダタイ」という呼び方です。しかしその作戦・・・爆装した航空機(他に特殊潜航艇やモーターボート等)を操縦して敵艦船に自爆攻撃をかける・・・が人類史上あまりに特異な行為だった為「カミカゼ」は世界中に知れ渡ります。「神風」という言葉自体は、鎌倉時代の「元寇の役」の折、来襲した元の大軍が暴風雨に遭って壊滅した故事から生まれた「日本国の危機の時には、必ず狄隻瓩吹いて国を救う」という戦時中のプロパガンダによって生まれた言葉ですけどね・・・。戦闘により機体に被弾し、帰還が困難となった場合、敵艦等に体当たりする行為自体は、以前から存在していましたが、正式な作戦行動として行われるようになるのは戦史に名高い?「栗田艦隊謎の反転」が行われた翌日。昭和19年10月25日比島方面第一航空艦隊(大西瀧治郎中将指揮)隷下の第一神風特別攻撃隊【総指揮官関行男大尉(海兵70期)「朝日隊」「山桜隊」「菊水隊」「大和隊」「敷島隊」「彗星隊」「若桜隊」】(それ以前にも第二十六航空戦隊有馬正文少将搭乗機の体当たり攻撃や、第一神風特攻大和隊久納中尉・・・戦果未確認・・・等があった)によって行われた作戦が最初で、非常に大きな戦火を挙げたのは、みなさんご存知の通り・・・連合艦隊主力が、空母3戦艦3巡洋艦12駆逐艦11という大きな損害を被りながらも、大した戦果が挙げられなかったのに・・・。主力水上兵力が壊滅した日本軍にとって、特攻は以後日常的な攻撃方法(比島方面→S20/2→沖縄方面)へと変化(航空攻撃以外にも水上・水中特攻兵器の開発・部隊編成が行われます)して行き、終戦の日まで継続(海軍・陸軍合わせて総数約4000名もの尊い人命が投入)されるのですが、米軍側の対空・対潜防備の強化に伴い、その戦果は大きく減少して行きます。

【狄隻特攻甕撚荳酩覆侶鷲茵
以前にも書きましたが、戦争映画の分類の中で主に邦画でしか製作されていない(作られたとしても僅か)のが、明治期の戦争(主に幕末・日清・日露戦争)と太平洋戦争における特攻・原爆・終戦・シベリア抑留などをテーマとした作品です。中でも作戦発案者大西瀧治郎中将をして狹率の外道瓩噺世錣靴瓩拭∪鏤望緡爐鮓ない自殺戦闘行為狷湛境瓩鯢舛い榛酩覆亘画でしか観られません。ハリウッド作品の「全艦発進せよ」等の様に神風特攻(日本軍機の体当たり攻撃)シーンを挿入した作品は幾つか観られますが、作戦に参加する特攻隊員の姿を描いた作品は、やはり邦画だけの様です・・・それでは邦画作品において特攻はどの様に描かれて来たのでしょうか?戦後最初に特攻を描いた作品は、戦後8年目の1953年6月に公開された「雲ながるる果てに」だと思われます。以後、戦後日本の歩みとともに数多くの狷湛怯撚荳酩(または特攻シーンを挿入した作品)瓩製作されましら。それらは主に犢匐機による特攻瓩鯢舛い榛酩覆任垢、他に狄祐峙雷回天特別攻撃隊瓩鯢舛い榛酩覆筬狎鏨和舅造砲茲覯縄水上特攻瓩鯢舛い榛酩覆眄什遒気譴討い泙后それでは時代を追って各作品を上げて見ましょう。

【特攻映画航空攻撃編(タイトル・公開年・主演俳優・陸海区分)】

《戦時下特攻映画作品》
「最後の帰郷」1945宇佐美淳(陸軍)
以前この【File55】を最初に書いた時は「流石に戦時中に製作された国策戦争映画では、特攻隊を描いたものは無い様だ・・・」などと知ったかぶりで大見得切って書き込んでいた。「雷撃隊出動」や「愛機、南に飛ぶ」「乙女のゐる基地」等の作品において、特攻や自爆を連想させる様なシーンはあっても、ずばり特攻隊や特攻隊員の実像を描いては、防諜上よろしくないのでは・・・などと勝手に解釈していたのだ。ところが2004年4月、偶然にも戦時下において、ずばり特攻隊を描いた作品を発見する事になる。その作品とは『最後の帰郷』・・・なんと公開時期は、終戦まで残すところ3週間という1945年7月26日。この作品は、出撃が決まった陸軍の特攻隊員たちが、出撃を前に許可されて、それぞれの実家で過ごす最後の帰郷の様子を描いた作品で、脚本は、あの文豪菊池寛である。戦時下である為に、脚本には多少の戦意高揚意図が感じられるのは仕方ないが、将に特攻と同時代に作られた作品として特攻映画を語る上で非常に貴重な作品である・・・さらに実機の三式戦猗燕瓩タップリ登場しているのも航空機マニアには垂涎物の作品でもあります。

《第一期特攻映画作品》
「雲ながるる果てに」1953鶴田浩二(海軍)
「神風特攻隊」1954波島進(海軍)
「泣け!日本国民 最後の戦斗機」1956葉山良二(海軍)
「雲の墓標より犇ゆかば瓠1957田村高廣(海軍)
「あゝ特別攻撃隊」1960本郷功次郎(海軍)
「予科練物語/紺碧の空遠く」1960山本豊三(海軍)
「出撃」1964伊藤孝雄(陸軍)
以前にも書きましたが、戦後20年の間、日本映画界の俳優・製作スタッフの中にも多くの軍隊・実戦経験者がいて、実際に体験・見聞した特攻隊員の姿の記憶から「特攻隊員たちが、どう言う状況下で、何を考えて、最後の日々を如何に生き抜き、出撃して行ったか」と言ったテーマを描いて狷湛境瓩凌深造鯏舛┐茲Δ箸靴・・・に主眼を置いた作品が多いのが特徴。沖縄方面の特攻作戦を中心に、主に予備士官や予科練出身搭乗員たちの青春群像が描かれています。出撃前夜、芸者を挙げて馬鹿騒ぎする隊員、好きな詩集を読み直す隊員、恋人(妻や子、親)を想い一夜を過ごす隊員・・・百人百様な最後の夜。そして出撃・・・最後の杯を交わし、搭乗・・・整備員や女子勤労奉仕隊員、やっとの事で面会に訪れた家族等残された人々の涙・・・帽振れ〜の掛け声に見送られ出撃していく特攻機・・・「敵発見」の通信・・・「我突入ス・・・ツーーーーーーーーーーーーーーッ」無電の発信が途切れた時、それが特攻機の最後。しかしコレは良い方。不良な部品、未熟な整備によるエンジン不調・・・ともに最後を誓った仲間から離れ基地に引き返す・・・しかし、たどり着けず墜落・・・将に犬死に。天候不良や敵を発見できず、一日また一日と出撃が伸びていく。「散る桜、残る桜も散る桜」苛立ち、些細な理由で起きる隊員どうしの喧嘩・・・そして、遂に訪れる出撃。しかし次の日には、また新しい特攻隊員たちが基地に着任してくる・・・繰り返される悲劇。

《第二期特攻映画作品》
「あゝ零戦」1965本郷功次郎(海軍)
「ゼロファイター大空戦」1966加山雄三(海軍)
「あゝ同期の桜」1967鶴田浩二(海軍)
「あゝ予科練」1968鶴田浩二(海軍)
「あゝ海軍」1969中村吉右衛門(海軍)
「花の特攻隊あゝ戦友よ」1970杉良太郎(海軍)
「最後の特攻隊」1970鶴田浩二(海軍)
「あゝ決戦航空隊」1974鶴田浩二(海軍)
日本映画の狹漸箸諒刀疇短5蚕僂魘郢箸掘∪鐐茲梁腓な流れを描いた戦争大作が数多く製作されて行く中で、当時の人気俳優総出演により狎鐐茲涼罎砲ける特攻瓩房膣磴鮹屬い読舛れた作品群です。「ゼロファイター大空戦」は前述の「チャンバラ・コンバット航空編」とも言える作品ながら、生還期し難い敵レーダー基地破壊作戦に赴くベテラン搭乗員たちの姿に、初期(比島方面作戦)のベテラン搭乗員が多数含まれた特攻隊員たちの姿が垣間見れます。「花の特攻隊あゝ戦友よ」はロケット特攻爆弾「桜花」部隊である神雷特別攻撃隊が描かれ、一式陸攻役の海上自衛隊P2J対潜哨戒機に吊下された犧花瓩離譽廛螢が登場。「あゝ決戦航空隊」は故鶴田浩二氏演じる大西瀧治郎中将を中心に、比島方面での特攻の開始から、終戦・自決までを描いた一大狷湛境畚事詩的作品。特攻作戦の流れを把握できる作品です。

《第三期特攻映画作品》
「英霊たちの応援歌 最後の早慶戦」1979永島敏行(海軍)
この「英霊たちの応援歌」は、70年代の第二期から90年代の第四期に移行する間の過渡期的(実験的)作品です。人気若手俳優の総出演により、学徒出陣から特攻、終戦までを描き猗畄爐了代を精一杯に生き抜いた青春群像疆作品とも言えます。この作品の公開後、80年代前半までには「二百三高地1980」「連合艦隊1981」「ひめゆりの塔1982」「大日本帝国1982」「戦場のメリークリスマス1983」「日本海大海戦 海ゆかば1983」「零戦燃ゆ1984」「ビルマの竪琴1985」等邦画戦争映画の中でも大作と言える作品が多く製作されますが、一部作品を除き、反戦・平和のテーマの描き方が中途半端で、大作の割りには興行が振るわなかった作品が多く、80年代後半に至っては、更に目立って邦画戦争映画作品が少なくなって行きます。

《第四期特攻映画作品》
「北緯15°のデュオ」1991川谷拓三(海軍)
「月光の夏」1993渡辺美佐子(陸軍)
「WINDS OF GOD」1995今井雅之(海軍)
「君を忘れない」1995木村拓哉(海軍)
「人間の翼 最後のキャッチボール」1996東根作寿英(海軍)
90年代に入り、再び狷湛境瓩鬟董璽泙箸靴榛酩覆製作されるのですが、どの作品も、過去に製作された狷湛怯撚茘瓩箸廊犲颪瓩鯊腓く異なる作品である事が特筆されます。そのテーマとは「現在を生きる我々日本人にとって狎鐐茲箸廊甅狷湛兇箸廊甓燭世辰燭里・・・」戦後40年以上を経過し、戦争の記憶も薄れ行く中、今を生きる俳優、製作スタッフが狷湛境瓩箸いβ蟶爐膨んだ作品群です。
ー堆辰魎陲砲靴董⊃深造鯆謬罎垢觝酩福
「北緯15°のデュオ」は、比島方面における初の神風特別攻撃隊の足跡を辿るドキュメントタッチの作品。「月光の夏」は佐賀県鳥栖市の小学校に残る古いピアノを通じて狷湛境瓩鯢舛い榛酩福「人間の翼」は、戦中のプロ野球(名古屋軍)チームで活躍した実在の投手の半生を描いた作品。
舞台劇として20〜30代に大きな支持を得た作品の映画化
「WINDS OF GOD」は俳優今井雅之氏の原作・主演による舞台劇・・・現代に生きる売れない漫才師コンビの精神をタイムスリップ?させ、当時の狷湛饗皸瓩燭舛了彖曄考えを理解しようとした実験的作品。
人気アイドルを主役として10〜20代の観客動員に成功した作品
「君を忘れない」人気アイドル・若手俳優出演(木村拓哉、唐沢寿明、袴田吉彦、反町隆史等)主演により、戦争末期の特攻隊員の青春群像を新たな解釈で描いた作品。

《第五期特攻映画作品》
「ホタル」2001高倉健(陸軍)
戦後50年近くが経過し、戦争の記憶も益々薄れ行く中で、戦後も戦争の記憶を背負って生きて来た人生を描き狎鐐茲竜憶の風化瓩鯡笋Δ榛酩福「鉄道員」で日本中に感動を与えた高倉健が、朴訥な元特攻隊員の老漁師を、同じく特攻の記憶を引きづる病弱な妻を田中裕子が演じた。「鉄道員」と比較すれば、興行的に成功したとは言い難いが、同時期に公開された洋画・邦画ロードショー作品の中では手堅い実績を挙げた作品だと思えます。

【狄隻特攻甕撚荳酩・・・総括】
以上、時代の流れとともに、その時代に製作された狷湛怯撚茘瓩鮠紊欧童ました。狷湛境瓩箸い行為が狎鐐茘瓩箸いβ腓な悲劇の中で、どんな意味があったのか・・・それを一概に爛灰譽灰讚瓩世辰・・・と言うことは非常に難しい事です。私ATF自身、叔父の一人に元特攻隊員がいますが、当時の話を聞いても、その場の状況や雰囲気が、とても狷湛境瓩箸い行為に反対できるような場合ではなかったし、志願制であったにも関わらず、戦友たちの手前志願しない訳には行かない・・・戦友が志願するのに、ひとりだけ生き残るなんて自分自身が赦せない・・・など、将に当時の状況に置かれなければ分からない・・・いや現代社会の主義・思想にどっぷり浸かった私達には、戦前・中の主義・思想の中で教育された若者たちが置かれた立場は中々理解出来ない事ではないかと思えます。これは太平洋戦争や日清・日露戦争だけでなく、幕末や戦国時代に生きた人々にしても同じ事が言えるのではないでしょうか・・・。何度も言いますが、特攻隊員たちの心情を理解するのは難しい事です。国を憂い、家族を想い、敵を憎みながら突入していった若者たち。反面、特攻隊員の中には国家や軍隊を呪い「海軍のバカヤロー」という最後の無電を打って来た隊員もいたそうです。確かに正確な情報もなく、過去の過ちも改善せず、悪戯に損害だけ増すような無謀な作戦を立案・実施し続ける軍上層部・・・先日○HKのドキュメンタリーで放送された「台湾沖航空戦の実像」など、特攻隊で無いにも関わらず、ほぼ全滅に近い航空部隊が続出・・・どうせ死ぬなら、少しでも可能性がある特攻を・・・の誰もがそんな幻想に支配されていった悲劇の時代だったのです。「特攻隊員たちの考えや行為は到底理解は出来ないかも知れない・・・しかし特攻隊員たちの事を忘れてはいけない。」その為にも狷湛怯撚茘瓩鮓譴蠏僂・・・製作し続けなければならないのかもしれません・・・君を忘れない・・・。

・・・以下参考資料・・・
【特攻映画水上・水中攻撃編(タイトル・公開年・主演俳優・陸海区分)】
「戦艦大和」1953高田稔(海軍)
「人間魚雷回天」1955岡田英二(海軍)
「人間魚雷出撃す」1956石原裕次郎(海軍)
「人間魚雷あゝ回天特別攻撃隊」1968鶴田浩二(海軍)
「肉弾」1968寺田農(陸軍)
「終戦45周年記念スペシャル「戦艦大和」1990」

【その他特攻シーンの挿入された作品・元特攻隊員が主役の作品】
「太平洋の翼」1963
「日本のいちばん長い日」1967
「激動の昭和史 沖縄決戦」1971
「連合艦隊」1981
「大日本帝国」1982
「零戦燃ゆ」1984
「犬死にせしもの」1986
「きけ、わだつみの声」1995

【ATFお薦めのビデオ】
「ドキュメント特攻」文藝春秋ノンフィクションビデオ 各税抜3400円
 ・前篇1944/10〜1945/1比島方面特攻作戦
 ・後篇1945/1〜1945/5 沖縄方面特攻作戦
太平洋戦争末期、追い詰められた日本軍が取った世界史上例を見ない、航空機による体当たり作戦をアメリカ側と日本側の記録映像によって集大成した決定版「特攻映像集」戦争を扱った映画やドキュメンタリー番組内で良く見られる特攻機の出撃・攻撃シーン、攻撃され大爆発を起こしながらも沈没を回避する米空母のタフさ、米海軍の被害対応マニュアルと射撃管制レーダーやVT信管など対空火器の構造説明フィルム等貴重な映像満載。被弾炎上しながらも必死に突入してくる特攻機の姿の向こうに、特攻隊員たちの姿がオーバーラップして見えてきます・・・。
書店・CD店・ネット通販等で購入できます。狷湛怯撚茘瓩魎僂訌阿法∪非観て欲しい作品です。

戦後60年近く経て、当時10〜20代だった兵士たちも既に70〜80代。多くの方々が鬼籍に入られています。仕事の関係で、某軍事書籍専門出版社の方とお話した事がありますが、流石に最近は戦争中の体験談を本として書き残せる方が少なくなったと嘆いていました。もう10数年もしたら狢席人寮鐐茲納太錣魴亳海靴榛埜紊琉貎有瓩覆鵑道になるかも・・・時代の流れとともに真実が歪曲されて伝えられる事は多々あることですが、例え真実通りではなくても、伝えなければ成らない事の本質を次世代に伝えていく事は、今を生きる我々に課せられた使命なのでしょうか・・・。何時になく爐笑いネタ瓩両ない書き込みになってしまいましたが、たまにはこれくらいは書かんとねぇ・・・!いつもの如く、この書き込みには資料的価値はありません・・・。次回は今回のネタ探し中に見つけた「語り継がれる特攻伝説」について書き込んで見たいと思います。【続く】

【2004.07.11一部内容修正】《戦時下特攻映画作品》の項を加筆


【File054】Saving Navajo Codetalkers〜JHON WOO MEETS SPIELBERG【ネタバレ警報】

2002年08月24日(土)

ここ最近涼しい日が続いていましたが、今日はなんだか蒸し暑い夜です。そんなこんなで、もう8月も終わり。今年の夏も、海も山も、ましてや海外にも縁の無いATFでした・・・(泣)まぁしかし今年の夏は「戦争映画の夏」で、WOWOWの「バンド・オブ・ブラザース」チャンネルNECOの日活戦争映画特集、NHKの戦争特番ドキュメンタリーの放送と、まったくもって戦争映画オタクには猖┐┐覘甓討任靴拭そして今日、この夏の最後の大イベントであるジョン・ウー監督作「ウインドトーカーズ」の公開が始まりました。実はCOI管理人様のご好意で、先日行われた試写会に行って一回観ておるのですが、もう一度観てきた訳ですが・・・。まあ狷佑湛み探し甅犢喘気鍬瓩剖瓩い鵑任垢・・・ネ。と言う訳で爛優織丱讚疔載の「ウインドトーカーズ」公開記念観戦記の一席・・・前回予告しました終戦記念日特集「総論的邦画戦争映画論・・・第三章」の予定を一部変更(コレばっかり・・・)してお贈りします。それでは開演です(ブザー)いつもの様に携帯電話の電源はお切り下さい。

【う〜む、どっかで観た事あるシーンじゃないか・・・爛Εぅ鵐疋函璽ーズ瓠
ご存知の通り、観戦記の特集で暫く犲爆的「D-day発動記念」ドラマ瓩鬟キコしてたので「プライベートライアン(以下略SPR)」を最低20回近く観た訳なんですが、お陰でなんか脳内の片隅にSPRのストーリーやシーンがへばりついてしまい、そのSPRにかぶれた頭で、この「ウインドトーカーズ(以下略WT)」を観ていたら「何とまあクリソツ(死語)な作品じゃん・・・」なんて思えてしまった訳ですよ・・・。牘鮫瓩箸泙任蝋圓ませんがね、結構逝ってますよ、お客さん・・・!そこで爍咤丕vsWT瓩痢嵌羈啗Φ耋静ツッコミ観戦記」を書いてみようと思います。まあ監督からしてスピルバーグとジョン・ウーですからねぇ〜。ともに自らの民族の悲劇を描いた作品(スピルバーグ「シンドラーのリスト」/ジョン・ウー「南京1937」)を作ってるとこからして、どっか似てるとも言えなくないですか?どうでしょうね・・・それでは・・・

【ざっと見てもこんなにソックリ・・・SPRvsWTの類似点】
ー膺邑は過去の戦闘によるPTSD(戦闘後遺神経症)を患っている
SPR:ミラー大尉はアフリカ戦他の戦闘による後遺症で犲蠅震える
   ※以前は誰が見ても彼が猜針泙陛勅砲旅盥散技姚瓩世版柴世靴真擁
   ※今では狠翅眥垢六爐鵑寸韮匹梁里悩遒蕕譴討い覘瓩覆匹噺世錣譴討い
W T:エンダーズ軍曹はガダルカナルでの戦闘による後遺症で狷痛がする
   ※高校以前は敬虔なクリスチャンだった
   ※死んでいった部下の記憶が消せず、看護婦リタの愛が受け入れられない
⊆膺邑らは一般の兵士とは違い、特殊な訓練を受けている
SPR:ミラー大尉と部下たちは爛譽鵐献磧実臑皚畚蠡
   ※結局ライアン捜索に行くのはミラー大尉以下8名
   ※ラメル戦に参加するのはミラー部隊と空挺隊員で20名前後
W T:エンダースとヤージーの所属するのは牾な篠命偵察中隊
   ※イェルムスタッド一等軍曹指揮下の小隊で40名前後はいたが・・・
   ※最後の場面ではジープ4台乗車人員のみで20名程か
主人公の任務はVIP(SPR:ライアン/WT:ヤージー)を守る(救出する)事
SPR:四人兄弟の最後の生き残りである末弟を探し出して無事連れ戻す事
   ※でも最後の戦闘では爛薀瓮襪龍境瓩鮖犲蕕垢襯魯瓩砲覆辰舛磴Δ韻・・・
W T:日本軍の解読不可能なナバホ語暗号通信兵を護衛する事
   ※通信兵自体の生命の保護よりも、暗号自体を守るのが本来の任務
ず埜紊棒犬残るのはVIP役とBARを持った兵士と外国をイメージさせる兵士
SPR:ライアン二等兵、ライベン一等兵、アパム伍長
   ※ライベンは捕虜(蒸気船ウィリー)の処遇を巡り一時反抗的になる
   ※アパム伍長は戦闘はド素人・・・ドイツ語とフランス語を話す通訳
W T:ヤージー二等兵、チック兵卒、パパス兵卒
   ※チックは南部の出身で、中盤までネイティブアメリカンに対し差別的
   ※パパスはギリシャ人・・・興奮すると呼吸障害に陥る
ズ埜紊離掘璽鵑錬孱稗侈鬚主人公を回想して終わる
SPR:ノルマンディーの戦没者墓地でのミラー大尉の墓標(十字架)のアップ
   ※老ライアンが老妻に「私の人生は意味があったのか・・・」と聞く
W T:モニュメントバレーの岩山の上でのエンダーズ軍曹の認識票のアップ
   ※戦傷により復員したヤージーが幼い息子に「父の友人だ」と諭す

とまぁ、ざっと上げてもコレだけの類似点があるんですよ・・・えッ、単なる偶然だって仰りますか・・・そうですか、それじゃコレはどうです・・・
【ストーリー構成的もこんなにソックリ・・・SPRvsWTの類似点】
先ず「SPR」を主なエピソード的に見てみると・・・
.オープニング(米軍戦没者墓地)
.オマハビーチの激戦
.戦死公報・公報チーム活動
.愚痴・認識票・雨の中の狙撃・屋内遭遇戦・教会での夜
.レーダーサイトの戦闘・捕虜の処遇
.ライアン発見・ラメル防戦準備
.ラメルの戦闘
.ラストシーン(米軍戦没者墓地)
次に「WT」を主なエピソード的に見てみましょう・・・
.オープニング(モニュメントバレー・居留地)・ガダルカナルの回想
.ナバホ暗号訓練所・海軍病院・海兵隊駐屯地
.サイパン島丘陵地帯日本軍防衛陣地での激戦
.精霊の祈り・遺言と指輪・喧嘩
.味方砲兵隊の誤射下での戦闘・日本兵に変装・偽捕虜・叙勲・日本酒
.日本人村・日本軍の奇襲・戦闘
.日本軍最終防衛線(タポーチョ山)の戦闘
.ラストシーン(モニュメントバレー)
てな訳なんです。そして両作品とも主な戦闘シーンは4場面ずつ設定されています。さらに分析して見ると・・・
【第1の戦闘】SPR/供WT/
両作品とも壮絶な戦闘が繰広げられ味方にも多大な損害が出るが、ストーリー上の主要人物は全員無事生き残る・・・まあ当たり前か〜!
※WTではガダルカナルの戦闘シーンがあるが、これはエンダーズが負傷する・・・PTSDを患う前振りと考えられる。
【第2の戦闘】SPR/検WT/
SPR:ドイツ軍狙撃兵により少女を助けようとしてカパーゾが戦死
    カパーゾは父親宛の手紙を残す
W T:友軍の誤射により負傷した戦友を助けようとしてネリーが戦死
    ネリーは新婚の妻宛に結婚指輪を残す
【第3の戦闘】SPR/后WT/
SPR:レーダーサイトでの戦闘で、衛生兵ウェイドが戦死・・・
    捕虜(蒸気船ウィリー)の処遇を巡ってライベンが反発・分隊内が険悪に
W T:日本軍の奇襲により、もう一人のナバホ通信兵ホワイトホースが戦死・・・
    実際はエンダーズにより狃萢・・・護衛のヘンダーソン軍曹も戦死
    この事によりエンダーズとヤージーの関係が悪化・気まずい雰囲気
【第4の戦闘】SPR/察WT/
前述の如く戦死する主人公と生き残る3人(VIP.BAR.外国)こんなにいたのかと言うくらい次々に押し寄せる敵軍兵士・・・最後は航空支援により呆気なく形勢逆転・・・ガバメントが大活躍します。

どうですか、お客さん!コレでも犇然瓩辰洞弔襪鵑任垢・・・生姜無いですねぇ・・・それじゃ取って置きのコレはどうです・・・!
【まだまだこんなにあるぞ・・・SPRvsWTの類似点】
【その1】爆発する火炎放射器・・・焼け死ぬ前に撃ち殺される敵兵たち
SPRのオマハビーチの上陸戦闘で、ドイツ軍トーチカに突撃する火炎放射器担当兵士が被弾、周囲にいた兵士(2名?)を巻き込み火炎放射器の燃料タンクが一気に爆発します。WTでは主人公たちの所属する分隊の火炎放射器担当のハリガンが日本人村での奇襲攻撃時に被弾し、燃料タンクを撃ち抜かれ、燃料が噴出後爆発・・・全身炎に包まれもがき苦しんでいるところを、エンダーズが止め(安楽死)を差します。火炎放射器ネタでは、古くはマックウィーン主演の「突撃隊」の中で、ジークフリードラインの地雷原で自爆するジェームズ・コバーン演じるヘンショー伍長のシーンが有名ですね・・・そう言えば、多くの戦争映画に登場する火炎放射器は、ただ炎が噴き出しているってのが多いですが、このWTに登場するのは、ちゃんと放水状に炎が伸びておりました・・・。
SPRではドイツ軍トーチカが火炎放射器に攻撃されるシーンで火達磨のドイツ軍兵士たちが転げ落ちて来て、それを米兵たちが射殺(「撃つな・・・どうせ焼け死ぬ〜ッ」の台詞があるまで射撃続行)しています。WTでも最初の丘陵地帯での戦闘で、ハリガンの火炎放射器によって火炎を放射された日本兵に向かってエンダーズが狂ったようにトンプソンの銃弾を浴びせます・・・。
【その2】少女に係わって死ぬ兵士爛┘哀き畉粘を遂げる兵士・・・爛皀襯侫ネ
SPRのカパーゾはフランス人少女を助けようとして狙撃され、WTの火炎放射器担当のハリガンは泣いていた日本人少女をチョコレートで宥めているところを撃たれ、前述の如く戦死を遂げます。
SPRにおけるメリッシュの最後(独親衛隊員に銃剣をゆっくり突き立てられ絶命)は結構トラウマになるシーンですね・・・戦争映画でよくあるのは歩哨に立ってて、背後に忍び寄って来た特殊部隊員にナイフで喉をザックリ斬られて・・・ってシーンですが、あんな死に方もイヤですけど、メリッシュみたいな死に方はもっとイヤです。同じくトラウマになるのが、日本人村の奇襲シーンで、もう一人のナバホ通信兵ホワイトホースを守ろうとして、日本軍将校の軍刀でバッサリ斬首されちゃうヘンダーソン軍曹の最後・・・あの日本軍将校の腕、余程なんでしょうね・・・一刀の下で首を斬り落とすのって、結構難しいんじゃなかったですかねぇ・・・でも地面に転がってるヘンダーソンの首って、いかにもってな位の作り物でしたけど・・・
レーダーサイトの戦闘で瀕死の重傷を負った衛生兵ウェイド、戦友たちに囲まれで手当てを受けますが・・・この時爛皀襯侫ネ瓩鯊任賃任燭覆い念賁綯紊△蠅泙垢、WTでも、最後の戦闘で負傷した小隊長イェルムスタッド一等軍曹に、エンダーズが「モルフィネを打ってもいいか?」と聞きます。爛皀襯侫ネ瓩辰峠菽屬頬椰佑瞭碓佞いるのでしょうか・・・ちょっとその辺は分かりません。「遠すぎた橋」のラスト近く。英軍の前線仮包帯所で、傷の痛さに「モルフィネを打ってくれ〜」と叫ぶ負傷兵に、衛生兵が「あれは重傷者用だ・・・」言い、負傷兵が「俺は重傷じゃないのか?」と言うシーンが思い出されます。
【その3】呆気なくやられちゃう敵の狎鐚岫
SPRに登場するドイツ軍戦車・自走砲4両(ティーガー2両・マーダー風自走砲1両・型式不明自走砲1両)の内、ティーガー1両はミラー大尉の特製クッツキ爆弾によりキャタピラ・転輪をヤラレ走行不能になり、手榴弾と内部への銃撃により一巻の終わり(その後に有名なドイツ軍20mm機関砲による空挺隊員の虐殺シーン・首吹っ飛びシーンに続く)マーダー風自走砲は上部からの火炎瓶攻撃により、これまた一巻の終わり(でも残ったティーガーと型式不明の自走砲はミラー大尉達を痛めつけることになります)WTでは、丘陵での戦闘でM5改造95式軽戦車(足回りを除くと及第点な改造戦車だ)がエンダーズら海兵隊に対し襲いかかってきますが、ゴーっと藪を掻き分けて登場するシーンは軽戦車とは思えない迫力・・・こんな迫力の日本軍戦車はハナ肇主演の「馬鹿が戦車でやってくる」に登場した戦車87号以来の感動・・・爆。でも手榴弾2発で呆気なく大破・・・ハリガンに火炎放射を浴びせられ弾薬が誘爆して退場です。他の日本軍戦車は丘陵の日本軍陣地で右往左往している所をF6Fによる対地攻撃により活躍の場は無し。同じく米軍のM4戦車とM5軽戦車も、全く持ってヤラレ役だよね、あれじゃ・・・。

【ATF的SPRvsWT比較研究総論】
さあ、そう言う訳(?)で、色々と比較検討してみましたが、観戦武官の皆さん的には如何でしょうか・・・まだ「そんなの偶然だよ」とか「無理やり故事付けじゃん」と仰る方はいらっしゃいますか・・・SPRと言えば「真実の戦争映画が作りた〜い」と永年言い続けていた、かのスピルバーグ監督が「1941」や「シンドラーのリスト」などの製作の傍らでずっと温めて来た企画や演出法、表現技法を一気に放出して創り上げた作品で、戦争映画史上に残る将に爛┘櫂奪メイキング疆作品と言っても過言ではない作品です。反面ジョン・ウー監督と言えば「爆破・銃撃戦の帝王」「義理と友情と悲劇のデパート」と言われる(?)程の「アクション映画」分野の巨匠・・・「男たちの挽歌」「フェイス・オフ」「MI2」等の代表作を見れば言わずも知れた事です。WTは、そのジョン・ウー監督が作った狎鐐莟撚菘アクション作品瓩任△襦△箸いΔ里ATF的結論です。戦争映画が他の一般アクション映画と大きな異なる点・・・それは大小に関わらず戦争の悲劇や悲惨、非情、軍隊の非道徳・非人間性を描く事によって反戦・厭戦・平和へのメッセージを作品の背景に含んでいる事です。これらに関わる演出法は、反戦面の表現が過大すぎると内容が重たく、観客が身構えて観てしまう作品となり、芸術的には評価されても興行的に成功する可能性が低い・・・逆に反戦面の表現が過少すぎると、好戦的・戦争賛美・人命軽視などと評価されがちで、これまた興行的には難しくなります。この辺の事情は邦画では顕著に見られ、昨今の邦画戦争映画の衰退に大きく影響していると思われます。戦争映画分野には素人と言えるジョン・ウー監督が、今回のWTを製作する上でSPRを参考にしたという証拠はありません・・・「バンド・オブ・ブラザース」が今ひとつ戦争映画通の間で盛り上がらないのは、やはり「SPRを越えきれてない」とか「SPRの二番煎じ的作品じゃん」と思われているからではないでしょうか?確かに迫力ある戦闘シーンの連続ですが、やっぱSPRを始めて観た時の衝撃はありませんでした。近年公開された「ブラックホークダウン」や「ワンス・アンド・フォーエヴァー」(「エネミーライン」は未見)もまた然り。大量の火薬やCGを駆使して非常にリアルな戦闘シーンが描かれていましたが、やはりSPR以上の感動・衝撃は感じませんでした。一番のネック・・・そう兵士が撃たれて死ぬシーンが違うんですよ、SPRとは・・・そしてこのWTもそうです。如何にも大袈裟に撃たれて、吹っ飛んで死んで行く兵士たち・・・将にアクション映画での死に方なんですわ。そしてエンダーズとヤージーの極限下における男の友情・・・反戦ってイメージは余り感じられない、将にジョン・ウーノワール的作品。そんな訳でこのWTは「SPRのいいトコ取りした戦争映画的アクション映画」である・・・これが結論です。2時間モノにしては登場人物絡みのドラマ的演出部分が少な過ぎるのも・・・。コレなら、無駄と思われる部分を切り取って90分モノ(アクション娯楽映画としては最適な時間割り)としても充分通用しそうです。でもアクション映画としても、ナバホ暗号に関わる秘話やネイティブアメリカンの差別の歴史、エンダーズの過去やロマンス面の演出がもうちょっと欲しかったような気もしますが・・・。

【でもジョン・ウーテイストが好きなんです・・・コレが良いんですよ、お客さん】
散々好き勝手に書いて来ましたが、ATF個人はジョン・ウーの作品が好きです。ジョン・ウーと言えば’鬚ざ飢餃∽討嗄つ鳩7銃の乱射・・・が爐約束瓩任垢、この点はバッチリ・・・‘本人村の民家の台所のうどん粉(小麦粉?)にエンダーズが描いた落書きの教会の絵海兵隊駐屯地の海岸で翔び立つカモメA簡圓謀呂辰涜膤萍するコルトガバメント(M1カービン・BAR・トンプソンも大活躍しますが・・・そうだ、特筆すべきはガダルカナル戦シーンでエンダーズ伍長(当時)がトンプソンのドラムマガジン型・・・シカゴタイプライター・・・をぶっ放すトコや、小隊長のイェルムスタッド一等軍曹がポンプアクション式ショットガンを持ってたりしてガンマニアにもお薦めです)・・・ってトコですかねぇ。火薬はいつもの5倍(推定・・・爆)将にジョン・ウー監督曰く「いつもより多く爆破しておりま〜す」です。そして何よりも狷本軍瓩強い・・・豊富かつ強力な兵器群‘本軍の代名詞38式小銃ではなく新型の99式?△笋燭蕕搬燭配備されている96式(99式かも?)軽機関銃F本陸軍が世界に誇る近接支援兵器・・・擲弾筒の大活躍せ核(三十八式大隊砲?)カノン砲(10cm加濃砲?)攻城砲(20cm以上クラス)と火砲が豊富に登場だ鐚(軽戦車だけど・・・)の活躍(ちょっぴりだけど・・・)シ嚇(サムライサーベル)が大活躍・・・と、まぁ近年稀に見る強力な日本軍なんであります。日本兵の皆さんもシッカリした日本語を喋っています(特にニコラス・ケイジの日本語は感動・・・ものです!)し、砲兵が手拭のハチマキしてたし、大勢軍手ハメてたし、ちゃんと褌を着けて死んでたし・・・など非常に評価できる演出・・・東洋人たるジョン・ウー監督の西洋人監督とは違った細かい気配り・・・でしょうか(笑)。でも,笋燭蘊銃に日の丸を着けて突撃してくる鉄兜の上からハチマキしているK標羶愧呂密集し過ぎて被弾時の損害対策を無視し攀ヾ惱討鮠銃の様に構えて狙い撃つ・・・ってのは勘弁な・・・!

おぉ、何とか書き終わりました・・・実は2度目の書き込みです。一度目に書きあがった時に保存しとけば良かったのですが・・・ついついかまけたばかりに泣く羽目になりました。なんと書き直しに3時間・・・皆さんデータはこまめに保存しましょう・・・もうヘロヘロで〜す。何とか8月中に終戦記念日特集「総論的邦画戦争映画論・・・第三章」をUPしたいですが・・・ここ数日、対象作品の見直しを行ってます・・・もう狷湛境畉酩覆个りで「気分はもう特攻」です・・・【続く】
【一部修正・加筆】20020825各部表現を多々修正・加筆


【File053】あゝ邦画戦争映画は燃えているか・・・ぐぅれんたぁ〜い・・・ハイッ。い〜あるさんすぅ編

2002年08月11日(日)

早速ですが真紀子さん辞職しちゃいましたねぇ。小泉内閣成立・外相就任・外務省改革の頃の飛ぶ鳥をも落とす勢いが、もお遠い昔のようです。将に「盛者必衰の理を顕す」「兵どもが夢の跡」でしょうか・・・。さて狎鐓譴魘錣韻觀納板瓩諒にも書きましたが、先日「ウインドトーカーズ」の試写会に行ってきました。残念ながら爛ノン・・・叶姉妹瓩詫茲討い泙擦鵑任靴燭、Mr仮面ライダー狷2弘畛瓩鬘隠蹐了蟠甬離で目撃(感動〜ッ)この「ウインドトーカーズ」については、公開後に「観戦記」を書きますのでお楽しみに・・・。とにかく近年稀に見る日本軍大活躍映画でATF的には犢端鏐膤吻甅牾気洋氷キ甬畋菘世虜酩覆任后0貮映画ファン的には爐泙辰燭つまらん瓩箸いθ禀召發△蠅泙垢、戦争映画として観ればオッケ〜ィ!ただ女性同伴では爛船腑辰箸佑Л瓩もしれません。
さて今回の犂兩鏥瓩蓮∩芦鵑紡海8月終戦記念日特集「総論的邦画戦争映画論・・・第二章」をお贈りします。今ではもう失われてしまった邦画戦争映画の栄光の日々、珠玉の作品たちのお話です。それでは開演です(ブザー)いつもの様に携帯電話の電源はお切り下さい。

【チャンバラ・コンバット・・・爛張錺皀劉瓩燭舛侶鷲茵
戦後日本映画の発展に大きく寄与し、その貢献により紫綬褒章を受章した佐藤忠男氏の著作「映画で読み解く「世界の戦争」昂揚、反戦から和解への道」(KKベストセラーズ著)によると、戦争映画を以下の内容で分類しています。【】内はATF的表現。
\鏤下における戦意高揚を目的とした【プロパガンダ作品】
∪鐺アクション主体の【娯楽作品】
戦争行為・軍隊組織を否定・拒否・告発する【反戦作品】
だ鏤下の侵略・残虐行為、秘話・悲劇への謝罪・許赦・和解、鎮魂を描いた【戦後作品】
言わずもがな,痢撻廛蹈僖ンダ作品】は戦前・戦中の作品主体で、戦後は無くなります。逆に【反戦映画】ぁ收鏝絮撚茵曚篭畴(1970年代以降)製作されている邦画戦争映画の主流となっています。まあ【反戦映画】は戦前・戦中にもごく一部製作されていますが、検閲に引っかかり公開禁止になったり、製作スタッフが特高や憲兵隊に逮捕されて製作中止になっています・・・。まあ殆んどの映画製作者たちは、戦時中は‥作品の製作に関わっているんですがね。
ただ佐藤氏の分類法を解釈すれば、例えば「独立愚連隊」と「太平洋奇跡の作戦キスカ(以下略キスカ)」は同じ範疇に入っていると思われます。まあ「キスカ」を【反戦映画】と見なす方はそういないでしょう・・・。そういう訳で、私ATF的には◆攜箜擶撚茵朧賈椶吠類されているのが、物足りない訳です。前回も書きましたが、明らかに「独立愚連隊」と「キスカ」は邦画戦争映画的には別分類すべきです。分類の詳細は前回書いていますのでご参照下さい。で今回取り上げるのは◆攜箜攤酩福枦戦争映画の中でも、娯楽面が極めて強調された、日本映画界がまだ活気に満ち溢れていた頃50〜60年代に大量生産された笑いと人情が溢れる、血涌き肉躍る戦争映画群・・・ATF命名による爛船礇鵐丱蕁Ε灰鵐丱奪鉢瓩任△蠅泙后覆海量震召陵獲茲砲弔い討蓮過去何度も書いていますが、洋画戦争映画の中で狄裕い琉豎僉頁)瓩鮴す爛泪ロニ・コンバット瓩紡亶海靴震震召任后

映画というものは、元来観て楽しむべきものです。まあ芸術というものは、その作品を通じて制作者(芸術家)の意図・思想・意見を観る者(観客)に伝えるものですが、映画の原点はやっぱ犖箜抬瓩世隼廚Δ里任垢茵まあ、その娯楽面を強調するが為に表現に過大な虚飾・虚偽が加味されてしまうことはありますが、興行として収益を上げるためには、一種仕方ない部分もあります。かの「パールハーバー(以下略PH)」は一部観客の方々の怒りを甚だ助長させましたが、そんな事でイチイチ怒っても仕方ないじゃないですか・・・こんな事を書くと狷本人として恥ずかしくないのか・・・怒怒怒瓩箸いΕキコミをいただきそうですが、所詮映画ですよ・・・せいぜい表現がおかしいとか、装備・兵器・軍装が猜儉瓩辰謄優燭如⊆鬚任皸んでいた方が楽しいと思うんですが・・・ねぇ。「PH」より日本軍の表現が酷い映画なんて、それこそ腐る程ありますよ・・・喜んで「PH」観に行ったお姉ちゃんたちが「日本とぉアメリカがぁ戦争してたぁなんてぇぜ〜んぜん知りませんでした〜ッ」って言ってる事を怒っても、そりゃ生姜無いでしょう。戦後民主教育の成果なんですから・・・(おお〜過激な表現)話がソレちゃいましたね。方位修正左90度、宜〜候〜うッ。
さて牾擇靴瓩訐鐐莟撚茘瓩任垢茵「戦争という人類最大の汚点・人殺しを描いて楽しむとは何たる事かーッ」って怒る方々が未だいるんで・・・しょうね。でもそんな事言ってたら「土曜ワイド劇場」なんか毎週殺人事件が起こってるんですよ(まあ実際最近は物騒かつ猟奇的な殺人事件も頻発してますがね〜ッ)「戦争と殺人事件は違う」なんて御託は聞きたくないですからね・・・そんなこと思っているんだったら、戦争映画なんて観ないで下さい・・・キッパリ。で牾擇靴瓩訐鐐莟撚・・・チャンバラ・コンバット瓩任・・・くどい。1950〜1960年代に大量生産される娯楽戦争映画。でも軍オタ的には最近の戦争映画よりも数段の出来の作品ばかり・・・何故って、そう製作スタッフにも出演俳優にも軍隊・従軍経験者が山程いたんです。軍隊の慣習やしきたり、軍隊用語、戦闘教範、軍装や兵隊の仕種など、そりゃもうバッチリ・・・問題と言えばショボイ爆破シーンと排莢しない電気発火式ステージガンくらいですかねぇ。それではしつこく爛船礇鵐丱蕁Ε灰鵐丱奪鉢瓩砲弔い童翅を並べて見ましょう・・・。

【ヾ邨犒蓮
興行映画の娯楽面を代表するジャンルに喜劇・コメディがあります。とにかく観て狆个Ν畚弍蕕靴討い覺邨倏侏イ燭舛離坤奪灰院Εトボケ・トンチンカンな爆笑演技とホロっとさせる人情演技を観て何も考えずに楽しむ・・・。「喜劇○○○○」って言うようなシリーズに代表される日本人好みのストーリー・登場人物設定・・・今ではテレビ(ドラマ・バラエティー)の普及でメッキリ少なくなってしまいましたが・・・。「星の数より飯の数」という絶対的年功序列社会であり「上官の命令は絶対」という将校・下士官・兵のこれまた絶対的階級制度による徹底的な非民主主義社会である軍隊の中で、その最底辺にいる新兵・二等兵たちが無謀な命令やビンタやバットに代表される制裁の下でしぶとく、そしてしたたかに生き抜いていく、上官の不正を暴く、偶然的に手柄を立てる、戦友との熱い友情・・・する姿に大いに笑い、拍手喝采する観客たち・・・の姿が目に浮かびます。(「タイトル/公開日」)

A.二等兵物語シリーズ
ご存知、伴淳こと伴淳三郎とアチャコこと花菱アチャコの凸凹コンビが兵舎で、内務班で、大陸の駐屯地で、南方の孤島で、本土の飛行場で、乱暴な上官や古参兵にささやかな仕返しをしたり、軍内部の不正を暴いたり、敵中突破したり、敵の戦車を分捕って二階級特進したりとノンストップで繰広げられる報復絶倒の大活躍の数々。旧軍を舞台とした最初の軍隊コメディ物。松竹映画の看板シリーズとして全10作品で、最盛期には年間に2本ものスケジュールで製作・公開されています。大村崑、E.H.エリック、伊藤雄之助、横山エンタツ、榎本健一、三木のり平、名和宏、芦屋小雁等が脇を固め、また田畑義夫が劇中歌を歌ってたりします。
「二等兵物語女と兵隊・蚤と兵隊1955.11.15」「続二等兵物語/五里霧中の巻1956.03.18」「続二等兵物語/南方孤島の巻1956.07.13」「続二等兵物語/決戦体制の巻1957.03.26」「二等兵物語/死んだら神様の巻1958.04.20」「二等兵物語/あゝ戦友の巻1958.12.28」「二等兵物語/万事要領の巻1959.04.19」「新二等兵物語/吹けよ神風の巻1959.10.09」「新二等兵物語/敵中横断の巻1960.04.01」「新二等兵物語/めでたく凱旋の巻1961.01.15」

B.あゝ軍艦旗シリーズ
二等兵シリーズに対抗して日活が製作した海軍版二等兵物語。フランキー堺とブーチャンこと市川俊幸のドタバタコンビが、新兵訓練の海兵団やアマゾネスが支配する南方の孤島、果てはセレベス島メナド降下作戦を彷彿させる、これでも喜劇映画かと驚かされる大爆破シーンが連続する大落下傘作戦で繰広げる、オトボケギャグとちょっと泣かせる人情話。全3作が製作されてます。小沢昭一が3作とも主役二人に振り回される上官の兵曹役で共演し、他に大泉滉、岡田真澄、内藤武敏が脇を固めています。
「フランキーとブーチャンのあゝ軍艦旗1957.01.15」「フランキーとブーチャンのあゝ軍艦旗女護が島奮戦記1957.08.27」「フランキーとブーチャンの殴り込み落下傘部隊1958.01.09」

C.与太郎戦記シリーズ
え〜ッ、毎度バカバカしいお話を・・・落語家春風亭柳昇師匠の従軍戦記を原作に、大映がフランキー堺を起用して製作したドタバタ軍隊コメディ。召集された落語家(はなしか)与太郎が兵営内や前線で繰広げる泣き笑いのストーリー。主演のフランキー堺は本職肌の落語を披露しています。原作者春風亭柳昇始め多くの落語家たちが特別・友情出演しているのも見もの。また伴淳三郎や長門勇が古参兵・上官役で共演し脇を固めています。なんと10ヶ月間で4作品を製作するといった脅威の製作スケジュールです。ひょっとしたらぶっ続けで撮影していたのでしょうか・・・。このシリーズの番外編的作品である高島忠夫主演「陸軍落語兵1971.10.30」を最後に、邦画の正統派軍隊コメディの火は消えてしまいます・・・残念。
「与太郎戦記1969.07.12」「続与太郎戦記1969.09.13」「新与太郎戦記1969.12.27」「与太郎戦記女は幾万ありとても1970.04.18」
D.その他の作品
落語家柳家金語楼主演による「金語楼の兵隊さん1956.05.11」「金語楼の三等兵1959.01.15」「金語楼の海軍大将1959.12.27」俳優加東大介原作・主演による日本喜劇界スター総出演による人情喜劇の傑作「南の島に雪が降る1961.09.29」渥美清が朴訥な兵士を演じた名作「拝啓天皇陛下様1963.04.28」「続拝啓天皇陛下様1964.01.01」等。

【極道系】
映画のみでなく芝居や講談の中で江戸時代から人気のあるのは極道・・・いわゆる任侠の世界に生きる男たちの物語です。日本映画界でも、多くの任侠映画スターたちがスクリーン狭しと仁義と渡世の義理と人情の中、賭場でサイコロ博打を打ち、出入と喧嘩を繰り返します。そんな極道渡世に生きるアウトローを「星の数より飯の数」「上官の命令は絶対」という絶対的上下階級主義社会である軍隊の中に送り込んだらどうなるか・・・というコンセプトで生まれた?のが、この極道系戦争映画であります。気に喰わないヤツは上官でも古参兵でもぶん殴れ・・・絶対主義的権威をぶち壊していくアウトロー。観客たちは、そんなアンチ・ヒーローたちの活躍に拍手喝采したのでありました。(「タイトル/公開日」)

A.兵隊やくざシリーズ
このジャンルを代表するのが、言わずと知れた勝新太郎&田村高広コンビによる大映が誇る、この「兵隊やくざ」シリーズ。原作は有馬頼義著「喜三郎一代」太平洋戦争の戦局も日本軍不利に傾き始めた頃、南方へ兵力を抽出された関東軍の兵力補充の為、傷害罪で服役中の元やくざ大宮喜三郎が満州駐屯の部隊に配属になり、そこで教育係である大学出のインテリ有田上等兵と出会い、以後8作にも及ぶ人気シリーズが始まります。力=狢腟椨瓩斑稜宗甅狆綸兵殿瓩離灰鵐咾蓮年期や権威といった古い軍隊社会を爐屬舛里瓩靴騰瓩れます。この狢腟楷郢囲梱瓩辰凸鬚廊狆/径析梱瓩琉戮砲△襪茲Δ別鬚任△雖狆綸兵殿瓩皚狹賃執盥瓩琉戮砲△襪茲Δ別鬚覇鷽佑粒櫃厩腓い論簓・・・。数々のピンチを爛僖鵐銑瓩鉢犁|勠瓩農擇衄瓦韻泙后とにかく8作品とも全てストーリーが繋がっているんですよ・・・次作のオープニングシーンていつも前作のラストシーンなんです。文句無しの一級チャンバラ・コンバット作品と言えるでしょう。9作目として約3年後に「新兵隊やくざ/火線」が製作されましたが、最盛期程の勢いは感じられなくなっていました。成田三樹夫、睦五郎、芦屋小雁、玉川良一、藤岡琢也、田中邦衛、中谷一郎、内田朝雄、内田良平、渡辺文雄、細川俊之、安部徹、南道郎、夏八木勲、江守徹等が共演し物語を盛り上げました。このシリーズも8作品が非常な短期間に集中して製作・公開されています。
「兵隊やくざ1965.03.13」「続兵隊やくざ1965.08.14」「新兵隊やくざ1966.01.03」「兵隊やくざ/脱獄1966.07.13」「兵隊やくざ/大脱走1966.11.09」「兵隊やくざ/俺にまかせろ1967.02.25」「兵隊やくざ/殴り込み1967.09.15」「兵隊やくざ/強奪1968.10.05」「新兵隊やくざ/火線1972.04.22」

B.その他の作品
勝新太郎の実兄若山富三郎主演の人気極道シリーズ中の一作「兵隊極道1968.09.18」同じく若山富三郎主演「ごろつき部隊1969.09.19」勝新太郎主演で共演に菅原文太、松方弘樹、三木真一郎、藤岡重慶、室田日出男、名和宏、太田博之と極道映画スター総出演による兵隊やくざ海軍版「海軍横須賀刑務所1973.11.17」等。

【アクション系】
日本映画界全盛期のスクリーンに君臨する青春アクションスターたち。タフガイ石原裕次郎、マイトガイ小林旭・・・そんなスーパースターたちに負けずとも劣らないヒーローたちが敗色濃い戦局の下、八路軍や匪賊、スパイが暗躍する大陸で、強力な米軍と対峙する南方の海や空で、アッと驚く荒唐無稽で、それでいて強かで、尚且つ壮絶な戦いを繰広げていました。「二等兵物語」の笑いと「兵隊やくざ」の強さを併せ持ち一癖も二癖ある、将に爛廛蹈侫Д奪轡腑淵覘瓩癖実發燭繊1959年巨匠岡本喜八による「独立愚連隊」を皮切りに、愛すべき犢咾れ瓩燭舛、陸に海に空に大活躍。ハリウッド製アクション娯楽戦争映画やマカロニ・コンバットに並び称せる事が出来る(ATF談)1960年代、邦画戦争映画史に燦然と輝く珠玉の作品たちが、次々に誕生していくのです。(「タイトル/公開日」)

A.岡本喜八・東宝・新東宝系
「独立愚連隊1959.10.06」このジャンルの元祖&代表的作品。佐藤允主演で、共演に中丸忠雄、中谷一郎といった常連が名を連ねる。大御所三船敏郎、鶴田浩二が脇役というもったいない・・・いや美味し過ぎる設定。ちょっとストーリーが暗いのが難点。「女奴隷船1960.01.03」なんか凄いタイトルだが、主人公は海軍将校。機密文書を運ぶ途中、遭難した主人公が辿る数奇で荒唐無稽な波乱万丈ストーリー。主演は菅原文太。丹波哲郎が海賊の親玉役で登場。「独立愚連隊、西へ1960.10.30」この分野の最高峰的作品。前作とはストーリー的には無関係。確か加山雄三初主演作?佐藤允、中谷一郎、中丸忠雄、フランキー堺、堺左千夫と豪華メンバーが共演。行方不明になった軍旗を巡り、独立愚連隊左文字小隊と八路軍、ゲリラが入り乱れて繰広げる一大アクション・ストーリー。以降同様のコンセプトと出演者で次々と作品が製作されます。「どぶ鼠作戦1962.06.01」出演:加山雄三、佐藤允、夏木陽介、中谷一郎、南弘、中丸忠雄、藤田進、田崎潤、田中邦衛、水野久美「やま猫作戦1962.10.30」出演:佐藤允、夏木陽介、田崎潤、星由里子、水野久美「独立機関銃隊未だ射撃中1963.07.28」一見、独立愚連隊モノ風なタイトルだが、物語のコンセプトは、アクションものとは一線を隔す実験的作品。ソ満国境守備隊のトーチカに配属された機関銃隊の兵士が孤立したトーチカ内で繰広げる密室心理劇。出演:三橋達也、佐藤允、堺左千夫、夏木陽介。「青島要塞爆撃命令1963.05.29」舞台は第一次大戦だが立派なチャンバラ・コンバット作品。独軍の守る青島要塞を爆撃する海軍航空隊のお話。主演は池部良、共演に加山雄三、佐藤允、夏木陽介、藤田進、平田昭彦、田崎潤、浜美枝。「のら犬作戦1963.09.29」主演:佐藤允、共演:夏木陽介、藤木悠、三橋達也、平田昭彦、田崎潤、堺左千夫。「血と砂1965.09.18」巨匠岡本喜八と大御所三船敏郎が手を組んだアクション巨編。最前線の戦略拠点に無謀な作戦で派遣される新兵部隊を指揮する古参曹長役を三船敏郎が好演。共演は佐藤允、伊藤雄之助、天本英世、団令子、仲代達矢、名古屋章。「ゼロファイター・大空戦1966.09.17」日活の「零戦黒雲一家」と双璧をなす航空アクション。主演:加山雄三、共演:佐藤允、千秋実、中丸忠雄、谷幹一、久保明、藤田進。

B.東映系
「殴り込み艦隊1960.10.30」原作は「駆逐艦黒雲一家」で「独立愚連隊、西へ」と同時に公開された。上官をぶん殴った新米の機関科将校が飛ばされた、艦長以下破天荒だがベテランな乗員揃いの第一線駆逐艦黒雲が大活躍する海の独立愚連隊。主演高倉健で、共演は田崎潤、水木襄、中山昭二、波島進でヒロイン役に久保菜穂子。

C.日活系
「零戦黒雲一家1962.08.12」日活がスーパースター石原裕次郎主演で製作した、空の独立愚連隊モノ。孤立した前線の航空隊に、若き新任飛行隊長が着任し繰広げられる航空アクションの傑作。共演は二谷英明、大阪志郎、浜田光夫、草薙幸次郎、内田良平、渡辺美佐子。「俺は地獄の部隊長1963.04.28」日活の誇るもう一人のスター小林旭主演作品。物語のコンセプトはモロ「独立愚連隊」。「独立愚連隊」の佐藤允役を内田良平が演じている。他に和田浩治、藤村有弘等が共演。「逃亡列車1966.12.24」石原裕次郎主演。終戦直後、満州国境近くの駅に取り残された部隊が故障した蒸気機関車を修理して脱出する物語。アクションにパニックの要素を盛り込んだ傑作。共演は十朱幸代、伊藤雄之助、川津祐介、玉川伊佐男、小松方正、中尾彬。

D.その他の作品
「蟻地獄作戦1964.04.29」主演:仲代達矢、共演:佐藤允、中丸忠雄、夏木陽介、谷啓、三橋達也、水野久美、芦川いずみ。「戦国自衛隊1979.12.05」太平洋戦争を舞台にした作品ではなく、どちらかと言えばSFの範疇に入るかも知れないが、充分にチャンバラ・コンバット作品と言える作品。戦国時代に自衛隊がタイムスリップするという荒唐無稽なストーリーだが設定コンセプトは意外とシッカリしている。撮影用に製作された61式戦車は、映画に登場するレプリカ戦車の中では屈指の出来。主演:千葉真一。共演:夏八木勲、渡瀬恒彦、小池朝雄、竜雷太、中康治、速水亮、中田博久、にしきのあきら、鈴木ヒロミツ他

と、まあざっとチャンバラ・コンバットを代表する作品群を上げて見ました。ATF的オススメBEST3は 崙販愚連隊、西へ」◆嵶軅鏐雲一家」「逃亡列車」です。「二等兵物語」シリーズ、「兵隊やくざ」シリーズとともに、これら作品は大きなレンタルビデオ店なら常備してる可能性が高いので、是非ご覧下さい。「いや〜ッ、チャンバラ・コンバットって本当に素晴らしいモノですよ・・・」次回は「総論的邦画戦争映画論・・・第三章」終戦記念日特集・・・いよいよ禁じ手の「特攻映画」特集の予定です。以上、本書き込みの資料性は極めて低いです・・・【続く】


【File052】あゝ邦画戦争映画は燃えているか・・・独立二等兵やくざ、あゝ激動の大日本連合艦隊燃ゆ編

2002年08月09日(金)

という訳で8月も既に3分の1が過ぎましたが、依然として毎日暑い日が続いています。もうエアコン無しでは過ごせない体になってしまった自分が悲しい・・・のでありますが。今日、8月9日。57年前の夏、世界で最初の核兵器・・・原子爆弾が広島に続き長崎に投下され、一瞬にして多くの尊い生命が失われました。そういう訳で、今回の戦争映画観戦記は、まず犠牲者の尊き御霊に深く黙祷してから始めたいと思います。気をつけ、黙祷・・・直れ。
さてご存知の通り、今年の夏は戦争映画ファンにとって暑い・・・熱い夏です。まずWOWOWではスティーブン・スピルバーグ&トム・ハンクスのSPRコンビ制作による話題の戦争大作ドラマ「バンド・オブ・ブラザース(略称BOB)」が、CS波では日活系チャンネルNECOでの「29日間ぶっ続け日活戦争映画特集」と東映系の東映チャンネルでの「戦争映画特集」そして8月24日からはジョン・ウー&ニコラス・ケイジの「フェイス・オフ」コンビによる「ウインドトーカーズ」が公開されます。とにもかくにも衛星系での日活&東映系戦争映画特集です。中でも日活系チャンネルNECOで放映される29作品の内、12作品は、このATFも未見の作品で、悲しいかなBS、CS、ケーブル共に未加入のATFは加入者である会社の同僚に一週間分の昼飯を奢り、現在録画して貰ってますが、流石に録画失敗しても、後々の事を考えると強く文句も言えないので、毎日冷や冷やモノなのであります。
という訳で、お久しぶりの定番シリーズ「あゝ邦画戦争映画は燃えているか」は、昨今の邦画戦争映画の衰退を憂う「総論的邦画戦争映画論・・・序章」で逝ってみようと思います。それでは開演です(ブザー)いつもの様に携帯電話の電源はお切り下さい。

【戦後邦画戦争映画の歴史】
さて昨年末から年始にかけて・・・まだHPをオープンし立てで気合の入っていた頃ですが、私ATFは一大プロジェクトに挑戦しました・・・海外で制作・公開された戦争映画を年代順に並べた資料は、WPP社の「No.47 WAR MOVIES 戦争映画大カタログ(白本)」や「No.60 戦争映画 WAR MOVIES(赤本)」に代表される狎鐐莟撚菲椨瓩侶悩椹駑舛之觜従椶靴確認する事ができますが、邦画戦争映画については、最近発売された「新映画宝庫Vol.2ミリタリーヒーローズ 力瘤映画戦場編」掲載の資料に一部併載されている程度で、コレは・・・という資料を見る事ができません。かの戦争映画専門サイト「CROSS OF IRON」でも洋画作品中心の資料だけです。邦画専門のサイトはありますが、戦争映画中心のコレはというサイトは発見できていません。しかたが無い「無いなら自分で、チョチョイと作ってやるか〜ッ」という、ホンの出来心で始めてしまい、年末年始の慌しい世相の中で豪い目にあったのが、本HPに併載している「戦後製作・公開邦画戦争映画リスト」なのであります。何せ資料の少ない分野の事、手に入る文献を片っ端から手に入れ、調べられるサイトは片っ端から検索し、中にはそのタイトルからのみATFの独断的判断によるという、物凄く資料的には怪しい出来ですが、とにかく昭和20年8月の終戦以降に日本国内の映画制作会社・スタッフ・配給会社の手によって公開された作品をピックアップしました。言わずもがなですが、終戦以前は軍部が大きく文化・思想・教育に影響する時代だった為、一種偏った主義主張の下に作品が製作されている可能性が大ですので、戦後の作品中心にリストを編纂しております。(この辺の事情については、過去の書き込み「あゝ邦画戦争映画は燃えているか」各章に詳しいのでご参照下さい。いずれ機会があったら、戦前・中に製作された作品についても調べてみようと思っています)
その資料作成段階で判明したのが、邦画戦争映画についての下記の様な事実です(同時期にヒットした邦画作品名も掲載)

1945年〜1949年
邦画で戦争をテーマとした作品は、終戦直後から製作・公開されているが、1950年代以前の作品主題は、終戦後の混乱や復員、シベリア抑留、戦犯等をテーマに扱った作品が多く、直接戦闘や軍隊の内部組織などを表現した作品が少ない。
【主な戦争映画】戦争と平和、異国の丘、帰国
【主な邦画作品】そよかぜ、はたちの青春、こころ月の如く、酔いどれ天使、王将

1950年〜1965年
朝鮮戦争特需と戦後復興の浪に乗って、娯楽としての映画産業の発展に便乗し多くの戦争映画が製作された。中でも爛船礇鵐丱蕁Ε灰鵐丱奪鉢瓩噺討个譴襦兵称)アクション&コメディ&軍隊風刺テイスト満載の娯楽性の高い作品群は、シリーズ物を含め多くの作品が制作された。
【主な戦争映画】日本戦没学生の手記きけ、わだつみの声、真空地帯、雲流るる果てに、太平洋の鷲、潜水艦ろ号未だ浮上せず、人間魚雷回天、二等兵物語シリーズ、軍神山本元帥と連合艦隊、人間魚雷出撃す、明治天皇と日露大戦争、あゝ軍艦旗シリーズ、人間の條件シリーズ、潜水艦イ-57降伏せず、独立愚連隊、海軍兵学校物語あゝ江田島、あゝ特別攻撃隊、太平洋戦争謎の戦艦陸奥、太平洋の嵐、殴り込み艦隊、独立愚連隊西へ、五人の突撃隊、南の島に雪が降る、どぶ鼠作戦、零戦黒雲一家、やま猫作戦、太平洋の翼、俺は地獄の部隊長、青島要塞爆撃命令、独立機関銃隊未だ射撃中、のら犬作戦、駆逐艦雪風、明治大帝御一代記、兵隊やくざシリーズ、太平洋奇跡の作戦キスカ、あゝ零戦、血と砂
【主な邦画作品】カルメン故郷に帰る、羅生門、源氏物語、西鶴一代女、生きる、三等重役、雨月物語、君の名は、次郎長三国志、東京物語、地獄門、七人の侍、金色夜叉、ゴジラ、時代劇ブーム、笛吹童子、紅孔雀、夫婦善哉、太陽の季節、狂った果実、処刑の部屋、楢山節考、東京物語、隠し砦の三悪人、嵐を呼ぶ男、幕末太陽伝、黒い河、陽の当たる坂道、駅前シリーズ、炎上、無法松の一生、武士道残酷物語、青春残酷物語、日本の夜と霧、渡り鳥シリーズ、流れ者シリーズ、飼育、悪名シリーズ、若大将シリーズ、無責任シリーズ、座頭市シリーズ、人生劇場シリーズ、眠狂四郎シリーズ、馬鹿まるだし、日本侠客伝シリーズ

1966年〜1979年
ベトナム戦争、安保闘争や学園紛争、過激派闘争の影響による太平洋戦争・軍国史観の変貌、テレビの普及や娯楽の多様化、石油ショック等の影響による生活体系の変化に影響された日本映画界内部の思想変革により、70年代に入ると戦争映画の製作本数が減少、また内容も反戦、特攻批判等が中心となり、テーマの非常に濃いい作品へと移行して行く。
【主な戦争映画】ゼロファイター大空戦、逃亡列車、あゝ同期の桜、日本のいちばん長い日、人間魚雷あゝ回天特別攻撃隊、あゝ予科練、連合艦隊司令長官山本五十六、あゝひめゆりの塔、肉弾、あゝ海軍、与太郎戦記シリーズ、日本海大海戦、あゝ陸軍隼戦闘隊、花の特攻隊あゝ戦友よ、戦争と人間シリーズ、激動の昭和史沖縄決戦、陸軍落語兵、海兵四号生徒、軍旗はためく下に、あゝ決戦航空隊、大空のサムライ、八甲田山、東京大空襲ガラスのうさぎ、英霊たちの応援歌最後の早慶戦、戦国自衛隊
【主な邦画作品】けんかえれじい、日本春歌考、博ち打シリーズ、絞死刑、黒部の太陽、緋牡丹博徒シリーズ、風林火山、橋のない川、男はつらいよシリーズ、待ち伏せ、野良猫ロックシリーズ、子連れ狼シリーズ、仁義なき戦いシリーズ、八月の濡れた砂、ロマンポルノ、日本沈没、青春の蹉跌、竜馬暗殺、金環触、不毛地帯、青春の殺人者、愛のコリーダ、アラスカ物語、伊豆の踊り子、新幹線大爆破、犬神家の一族、人間の証明、柳生一族の陰謀、キタキツネ物語、さらば宇宙戦艦ヤマト愛の戦士たち、限りなく透明に近いブルー、エーゲ海に捧ぐ、幸せの黄色いハンカチ、復讐するは我にあり

1980年〜1990年
高度成長・バブル期の中、製作される邦画の大半を成人映画と特撮・アニメーション作品が占めるようになる中、日本映画界の総力を挙げた大作路線ブームが起こるが、反戦・平和というテーマ主体路線は変わらず、映画本来の持つ娯楽性表現の低い作品が大半を占める。
【主な戦争映画】二百三高地、連合艦隊、ひめゆりの塔、大日本帝国、戦場のメリークリスマス、日本海大海戦海ゆかば、零戦燃ゆ、ボクちゃんの戦場、海と毒薬、ゆきゆきて神軍、さくら隊散る、TOMORROW=明日、黒い雨、2/26
【主な邦画作品】影武者、ツィゴイネルワイゼン、水のないプール、ビリィ・ザ・キッド新しい夜明け、家族ゲーム、ジャズ大名、セーラー服と機関銃

1991年〜現代
バブル崩壊による経済破綻による大手企業スポンサー減少の影響は日本映画界にも顕著に表れ、また国際的有名スターの主演、超大作、SFX&CG等特殊効果満載の海外映画作品群の大量流入とレンタルビデオ(Vシネマ=ビデオ専用映画)の普及、衛星放送系の常時映画放映増加が、日本映画興行の人気下降に拍車をかけ、特に製作経費の嵩む戦争映画の製作本数は一挙に減少する。
【主な戦争映画】BEST GUY、戦争と青春、落陽、月光の夏、ひめゆりの塔、WINDS OF GOD、きけわだつみの声、君を忘れない、南の島に雪が降る、人間の翼最後のキャッチボール、プライド運命の瞬間、守ってあげたい、ムルデカ17805、ホタル
【主な邦画作品】釣りバカ日誌シリーズ、BE-POP HIGHSCHOOLシリーズ、ベルサイユのバラ、天と地と、大誘拐、陽炎、僕らの七日間戦争、いつかギラギラする日、極道の妻たちシリーズ、居酒屋ゆうれい、マークスの山、GONIN、パラサイト・イブ、岸和田少年愚連隊、時をかける少女、リング、死国、鉄道員、となりのトトロ、もののけ姫、御法度、どら平太、千と千尋の神隠し

【邦画戦争映画の分類】
私ATFが編集した「戦後製作・公開邦画戦争映画リスト」には、約400タイトルの作品が掲載されています。選択基準にも書いていますが、タイトルのみで判断した作品が結構ありますので、約20%の誤差があるとしても約320タイトルの邦画戦争映画(明治期以降の戦闘・軍隊組織・反戦思想・銃後の生活・軍人を描いた映画作品)が存在する事になります。それらをATF独自の分類法(主な作品)で分けると以下に様になります。

【チャンバラ・コンバット系】戦争、軍隊、上官、命令も何のその、強烈な個性をもった登場人物たちがスクリーンの中を所狭しと暴れまわる作品群です。邦画戦争映画全盛期の娯楽面を代表する作品群ですな・・・。
ヾ邨犒
二等兵シリーズ、与太郎戦記シリーズ、陸軍落語兵、あゝ軍艦旗シリーズ、南の島に雪が降る、拝啓天皇陛下様(正続)、
極道系
兵隊やくざシリーズ、兵隊極道、海軍横須賀刑務所、いれずみ突撃隊、ゴロツキ部隊、
アクション系
独立愚連隊、独立愚連隊西へ、血と砂、どぶ鼠作戦、殴り込み艦隊、零戦黒雲一家、俺は地獄の部隊長、逃亡列車、ゼロファイター大空戦、五人の突撃隊、やま猫作戦、のら犬作戦、独立機関銃隊未だ射撃中、蟻地獄作戦

【特撮・海空戦系】主に太平洋戦争の海、空戦を、邦画特撮界の伝家の宝刀牘瀉プロ瓩竜蚕僂魘郢箸靴読舛れた壮大な一大戦争絵巻です。
ヽだ鐚臑侶
潜水艦ろ号未だ浮上せず、潜水艦イ-57降伏せず、太平洋奇跡の作戦キスカ、駆逐艦雪風、
空戦主体系
太平洋の鷲、太平洋の嵐、太平洋の翼、あゝ零戦、あゝ海軍、あゝ陸軍隼戦闘隊、大空のサムライ、零戦燃ゆ、ゼロファイター大空戦、

【戦史系】戦史の大きな流れに沿って、それに関わった人々の姿を再現。映画各社のスター俳優総出演の一大戦争大河ドラマですな・・・。
‖膾邨
軍神山本元帥と連合艦隊、人間の條件シリーズ、連合艦隊司令長官山本五十六、戦争と人間シリーズ、激動の昭和史沖縄決戦、連合艦隊、大日本帝国、2/26
⊇戦系
日本敗れず、八月十五日の動乱、日本のいちばん長い日、プライド運命の瞬間、ムルデカ17805、歴史の涙
L声B臉儀
明治天皇と日露大戦争、天皇皇后と日清戦争、明治大帝と乃木将軍、青島要塞爆撃命令、明治大帝御一代記、日本海大海戦、二百三高地、日本海大海戦海ゆかば

【育成・間諜系】士官・将校・搭乗員たちの訓練・練成の日々を描いた作品群と諜報戦に命を賭けた男たちの物語です。
ヽな七
海軍兵学校物語あゝ江田島、海兵四号生徒
⇒讐蔑系
若き魂の記録七つボタン、予科練物語紺碧の空遠く、あゝ予科練、海軍特別年少兵
4崢儀
間諜、間諜中野学校国籍のない男たち、陸軍中野学校シリーズ、アナザーウェイD機関情報、

【文学系】戦記文学の代表作を基に戦争・社会・歴史・軍隊の暗部を描いた、主に反戦色の強い作品群です。
日本戦没学生の手記きけわだつみの声、真空地帯、ビルマの立琴、野火、陸軍残酷物語、きけわだつみの声、日の果て、

【邦画独自系】邦画戦争映画でしか観られない題材を基にした戦争映画作品群です。
‘湛況
雲流るる果てに、人間魚雷回天、空ゆかば、あゝ特別攻撃隊、人間魚雷あゝ回天特別攻撃隊、人間魚雷あゝ回天特別攻撃隊、最後の戦斗機、花の特攻隊あゝ戦友よ、最後の特攻隊、あゝ決戦航空隊、英霊たちの応援歌最後の早慶戦、月光の夏、WINDS OF GOD、君を忘れない、人間の翼最後のキャッチボール、ホタル
原爆系
長崎の鐘、長崎の歌は忘れじ、原爆の子、はだしのゲン、ひろしま、ヒロシマの証人、白い町ヒロシマ、サクラ隊散る、TOMORROW=明日、黒い雨、
ひめゆり系
ひめゆりの塔(各期)、太平洋戦争と姫ゆり部隊、あゝひめゆりの塔
ね淮鰻
私はシベリアの捕虜であった、帰国、異国の丘、ソ連脱出女軍医と偽狂人
ダ鑒鳩
壁あつき部屋、私は貝になりたい、巣鴨の母、嵐の中の母、大東亜戦争と国際裁判、

【銃後・悲劇・戦後系】戦場での兵士の姿や戦中・戦後の人々の生活、混乱と悲劇の時代に翻弄される人々の逞しく生きる姿を描いた作品群です。 
\験莊
ボクちゃんの戦場、二十四の瞳、東京大空襲ガラスのうさぎ、戦争と青春、仔象物語
悲劇系
重臣と青年将校陸海軍流血史、大虐殺、軍旗はためく下に、消えた中隊
戦後系
戦場のなでしこ、あゝ声なき友、肉体の門、流れる星は生きている、緑の故郷

【自衛隊系】自衛隊を舞台にした作品群です。
ジェット機出動第101航空基地、今日もわれ大空にあり、ジェットF104脱出せよ、BEST GUY、守ってあげたい、自衛隊に行こう

以上、邦画戦争映画の流れと、主要戦争映画の分類について述べて見ました。今回はあんまり笑いをとるような内容ではなかったですな・・・ね、眠い・・・寝ぼけた頭で書いているので、誤字脱字・誤記載はご容赦下さい。以上はATFの独断と偏見による分類です。実際複数の品群に跨って区分される作品が幾つもありますが、主に比重の重い方に分類しています。「コレは違うんじゃない・・・か」というご意見大歓迎です。メールにてご一報下さい。さて次回は、上記の分類の中からオススメジャンルをピックアップして、ちょっと掘り下げて見たいと思います・・・それでは・・・この記事の資料的価値は低いです【続く】
【一部修正2006/05/04】チャンバラ・コンバット系より「虎の子作戦」を削除

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