ATFの戦争映画観戦記



【File039】戦車、軍用機って来たら、やっぱ軍艦でしょ・・・邦画編

2002年04月30日(火)

世の中GWの真っ最中ですが、朝の電車の中で○ィズニーシーに行くとハシャぐ子供連れの横で、せめて座席に座れる幸せを噛み締めながら、今日も会社に行くATFです・・・トホホ(泣)さて、GWの初日の27日(土)に待ちに待った「チョコ戦車」(正式名称WORLD TANK MUSEUM series1)18種が発売になりました。世の戦車マニアの皆さんを待たせただけあって、出来栄えは・・・GOODです!!○ミヤのプラモを思わせるパッケージ、中に織り込まれた解説書はタ○ヤニュースを思い起こさせてくれます。仕事の休憩時間に同僚(・・・と言っても十●歳も年下だが)と話をしても「子供の頃に戦車のプラモなんか作った事が無い」とか「ミニカーなんて集めた事無い」と仰る。なんか世代のギャップを感じてしまったATFなのでした。で、チョコ戦車(なんかチェコ戦車と間違えそう・・・笑)発売を記念して「戦車の出る戦争映画ネタ」で書こうと思っていたんですが、既に何回か書いてるし、軍用機についても連続3回も書いたので、やっぱ公正を期す為に�犒慨廊瓩砲弔い峠颪�にゃ・・・と思った訳であります。以前「底抜け底抜け軍艦が通る」ってお題でカキコしましたが、コメディ中心だったので、ここはひとつ�犒慨廊瓮瓮ぅ鵑嚢圓辰童�たいと思います。それではATFおすすめの�犒慨呂飽γ紊魎兇犬討靴泙Ν甕撚�・・・まずは邦画編をお楽しみ下さい。そうそう潜水艦モノは、また別の機会に・・・ネ。

【日本海大海戦】
思い起こすと�犒慨脇瓜劉瓩杷票蠅紡臻い屬段�す映画で、現在ビデオやDVDで観ることができる作品って意外と少ないんですよ。まあ元来海戦メインの戦争映画自体が少ないせいですかねぇ。太平洋戦域はどうしても航空機や空母メインだし、大西洋は輸送船団と独Uボートの戦いが主なので、仕方ないんですが、その少ない作品の中で軍艦同士の激突を堪能出来る作品のひとつが、この「日本海大海戦」です。時代は第一次世界大戦より、さらに10年も前に行われた日露戦争の真最中。旅順要塞に立て篭もったステッセル中将指揮下の露帝国陸軍と旅順艦隊を救援する為?に露皇帝ニコライ2世の命により、遥々数千キロの航程をやって来るロジェストベンスキー中将麾下の露バルチック大艦隊・・・迎え撃つのは�狷�本海軍の父、山本権兵衛�瓩鬚靴董岷燭龍�い男でごわす」と言わしめた、帝国海軍が誇る名提督東郷平八郎麾下の連合艦隊の艦艟たち・・・。通報艦信濃丸の発信した歴史に残る電文「敵艦見ゆ」や東郷平八郎の歴史に残る訓辞「皇国の興廃、この一戦にあり・・・」や敵前艦隊一斉回頭命令・・・いわゆる�狹豢織拭璽鶚瓩覆豹А垢噺�所の多い戦いを描いた作品な訳です。東郷提督を演じるは�狎こΔ了袷キ瓩海隼袷ド厦此3だ錺掘璽鵑藁�石に日本映画界が誇るミニチュア特撮ですが、発砲シーンなど良く出来ています。特に発砲した瞬間に、使用していた火薬の材質のせいで黒煙に包まれてしまい、一瞬敵を照準出来なくなる露戦艦など、良く再現されていました。東郷司令長官の旗艦�犹鯵洵瓩離掘璽鵑浪�須賀の岸壁に保存されている実物の�犹鯵洵瓩�使用されています。実は昨年の秋(NYテロが発生する直前)に、COIの野外OFF会という事で、常連の方々と一緒に一日掛かりで、横須賀方面の自衛隊関連施設や戦跡を見て回りました。まあその道の達人ばかりですのでガイド要らず(笑)のツアーでした。その時、当然の如く、記念館「三笠」も見て来たのですが、やっぱ実際に戦火をくぐった艦ってのは趣きが深いですな〜。戦後の興廃と鋼材不足の為に上部構造物は殆んど撤去された為、ほとんど復元されたレプリカ構造物ですが、艦橋トップに立つと自分が東郷長官になったつもり・・・にはなれませんでしたが、エッ、こんなに狭いの、てな具合でした。良く見られる絵画に描かれた「三笠の艦橋で指揮を執る東郷長官」がありますが、あれでは広々と見えるんですがねぇ・・・。あと猫の額ほどの全部甲板とか・・・以外とこじんまりした艦体に驚いたものです。それでも明治の人たちにとっては充分デカかったんですかねぇ。館内見学の最後に、館内の講堂(前部砲塔の下部)で放映していたのが、この「日本海大海戦1969」の続編(焼き直しか?)「日本海大海戦 海ゆかば1983」のダイジェスト版なのでした・・・。観てる場所が場所なので、海戦シーンの感動が、やっぱ一味違うのでした・・・。レーダーやミサイルで武装した現在の戦闘艦では見られない�犖鼎�良き時代の軍艦�瓩�描かれた作品です。

【太平洋奇跡の作戦 キスカ】
邦画戦争映画の中でも人気の高い作品のひとつでしょう。ミッドウェー作戦の牽制のために行われたアリューシャン作戦において、とにかく米国領土を占領しよう、という陸海軍の思惑からの成り行きで占領してしまったアリューシャン列島の中の2島がアッツ島とキスカ島でした。しかしながら戦略的見地の低さから行われた作戦の為、米軍の反撃は予想しておらず、時を置かずして2島とも海上封鎖されてしまい、補給は途絶、僅かに潜水艦に頼るばかりとなります。また極めて厳しい自然環境の為、駐留する守備隊は想像を絶する苦労をする訳です。まあ、この辺の事情は軍事マニアの方々の方が詳しいでしょうから、御託はこの辺で・・・。結局、このままでは�牴酖隋瓮�ダルカナル島�瓩瞭鵑良颪砲覆襪里鷲�定・・・早期の撤退意見がでる訳ですが、無意味な上層部の見栄と責任転嫁の為、決断が遅れ、まずアッツ島への米軍の攻撃が開始され、守備隊の善戦も空しく結果は�犇椋姚瓩辰道�になってしまいます。アッツ島占領後、米軍の矛先は�爛�スカ�瓩妨�く訳ですが、ここに至って軍上層部は思い腰を上げ�爛�スカ�瓩�らの撤退作戦「ケ号作戦」(ガ島撤退作戦も同作戦名)が発動されます。その作戦に従事するのは北方海域を担当する第五艦隊・・・司令長官川村中将(演じるは山村聡)その川村中将によって現場(第一水雷戦隊)指揮官として、遥々南方から呼び寄せられるのが、川村中将の兵学校同期である大村少将(演じるは三船敏郎)自ら兵学校の成績がドン尻と自称(この成績順位を�爛魯鵐皀奪�ナンバー�瓩辰童世辰董�以後の昇進に大きく影響)する大村少将ですが、小艦(駆逐艦等)の指揮には定評がある第一線指揮官なのです。モデルは実在した木村昌福少将(駆逐艦による�狒様∩��瓩筬爛汽鵐曠仔容�作戦�疆�でその手腕を発揮、正規海軍士官の中でも航海や砲術、雷撃などの高等教育を受けていない、いわゆるノーマーク士官で唯一昭和天皇に拝謁を許された提督)です。三船敏郎演じる大村司令官着任のシーンで、立派なカイゼル髭を生やした舷門衛兵(渾名は�犹蔑甦鵜瓠砲�登場しますが、モデルとなった木村少将も立派なカイゼル髭の持ち主でした・・・。�犹�実は小説より奇なり�瓩箸藁匹�言ったもので、レーダー装備の米艦隊(戦艦以下多数)包囲下のキスカ島から、気象状況(濃霧)の助けもあって、守備隊の陸海軍将兵5200余名の救出に見事成功するまでが、この作品の中で描かれています。米軍は最後まで日本軍の撤退に気付かず、激しい艦砲射撃の後に上陸作戦を敢行したものの、数匹の犬以外は発見出来ず、挙句の果てに同士討ちで死傷者まで出すという�爛泪魅鵜瓩屬蠅魃蕕犬燭里任靴拭1撚茲慮�所は、救出作戦に参加する駆逐艦の増援を得る替わりに旗艦の重巡を取り上げられ陸上の缶詰工場に間借りし、将兵から「第五艦隊・・・動かんたい」と馬鹿にされる川村中将と大村少将の同期の友情、佐藤允演じる潜水艦長が撤退作戦の現地調整のために、身を挺して作戦参謀(演じるは中丸忠雄)をキスカに送り届けるシーン。作戦途中で頼みの�猝賢瓩�晴れて引き返す決断をする大村少将の「帰ろう・・・帰ればまた来ることができる」のセリフ、待望の�猝賢瓩涼罎如⊂彳融�故を起こす旗艦阿武隈と海防艦国後、狭い岩礁だらけの海峡を突破する艦隊の旗艦の操艦で冷や汗いっぱいの艦長(田崎潤)から艦の指揮を引き継ぐ大村少将の「艦長、貰うぞ」って落ち着きはらって言うセリフがまた渋い!あと謎のゴースト艦隊に慌てふためき、長時間に渡り砲撃を加えてしまうマヌケな米艦隊など�犂饑廚虜鄒鎰瓩辰童討屬冒蟇�しい出来事の数々が描かれています。登場する艦艇は上陸用舟艇(大発役)以外はほとんど模型による特撮・・・ですが違和感は感じません。旗艦阿武隈と国後との接触シーンでは、艦の細部まで良く再現されています。戦争映画という�犹Δ傾腓き瓩鮗腓防舛い討い覬撚茲涼罎如⊃楊慎濬�を描いた作品で、派手な戦闘シーンは�爐泙辰燭��瓩△蠅泙擦鵑�、血を流さない作戦を描いた�犹蟠豊瓩虜酩覆任后0ど襍┫篭兇任旅耄瓩粒櫃雲爾覆鼻�旧海軍の雰囲気も堪能できます。

【駆逐艦雪風】
太平洋戦争緒戦の比島攻略戦・蘭印攻略戦以降�狡觜餝し海硫抬瓩秘陲錣譴紳萋鷽緲訐鐶癲米鷽綫錙砲紡阿掘▲縫紂璽�ニア攻略戦、ミッドウェイ海戦、南太平洋海戦、第三次ソロモン夜戦、ガ島撤収作戦、ラエ輸送作戦(ビスマルク海海戦)、ニューギニア方面鼠輸送、コロンバンガラ島沖夜戦、マリアナ沖海戦、比島沖海戦、空母信濃護衛戦、そして帝国海軍最後の艦隊作戦、戦艦大和以下による沖縄水上特攻作戦・・・通称�犁匿綺鄒鎰瓩泙如∪鏤砲剖縮�のある方なら、どれも大きく頷かざるを得ない数々の主要な作戦・海戦に参加しながらも、遂に生き残った最高の武勲艦「雪風」を主人公とした物語。実物の「雪風」は日本海軍が世界に誇った艦隊型大型(甲型)駆逐艦「陽炎」型19隻の内の1隻で、終戦時に戦闘航行可能な30隻の駆逐艦の内の1隻でもありました。終戦後、復員引揚業務に従事した後、昭和22年7月に中華民国(現在の台湾)へと賠償艦として引き渡され、同国海軍の旗艦「丹陽」として以後20年余に渡りその地位にありましたが、昭和45年5月、台風により座礁、放棄された後スクラップとして解体されました。途中返還交渉も行われましたが、実現ぜず、解体後、錨と操舵のみ返還され、現在は江田島の海上自衛隊資料館に展示されています。映画では、長門勇が演じる主人公が「雪風」の建造から携わりを持ち、艦に愛着を感じている朴訥な造船工員(後に召集され、苦労した挙句に希望が叶えられ「雪風」に主計兵として乗艦勤務する)を演じ、艦内での戦友たちとの生活や、艦長令嬢(演じるは今や�犇忘吻瓩涼楼棉堝阿隆箍嫉嵋祕垢気鵝砲箸緑爾�な恋情(残念ながら令嬢は空襲で亡くなりますが)最後の戦いでの激闘などが描かれています。海上自衛隊の実在の護衛艦(艦種は勉強不足のため不明・・・米軍から貸与されたPF級か)が「雪風」を演じており、セットや模型では再現できない艦や艦内の雰囲気を醸し出しています。多少、登場人物描写に偏っている気配はありますが、日本映画には珍しく�猜軸�=メカ�瓩�描かれた戦争映画として一見の価値のある作品です。

【殴り込み艦隊】
主人公(演じるは�犢眩匏鬮瓠砲聾祇鏨和舅造剖侈海靴討い燭�、上官との関係が上手くいかず、飛ばされた機関科士官。で最前線ラバウルに停泊する駆逐艦「黒雲」に転任してきます。実際の戦記など読んでも、軍規風紀ガチガチの戦艦や巡洋艦に比べ、駆逐艦や潜水艦の生活は、自由な雰囲気に溢れて描かれている場合が多いですが、この映画に登場する駆逐艦「黒雲」も例に違えず、ステテコ・下駄履きの艦長(田崎潤)先任(水雷?中山昭二)テッポウ(安部徹)機関長(花沢徳衛)以下一癖も二癖もある乗員ばかり(いざ実戦では一糸乱れぬ歴戦の猛者揃い)で、着任蒼々面喰らってしまいます。なんか似たような話があったなあ・・・と思っていたら、なんと原作者は石原裕次郎主演の「零戦黒雲一家」(1962日活)と同じ人物(菅沼洋)で、原題は「駆逐艦黒雲一家」なのでした。この作品でも「駆逐艦雪風」と同様、実際に海上自衛隊の自衛艦を使用しているので、雰囲気満点。さらに搭載兵器(主砲、魚雷、対空機銃、爆雷等)での戦闘シーンも結構描かれていて、兵器マニアの方々にもおすすめです。主人公は機関長付として、戦闘中は機関室にいるのですが、初戦闘でビビるシーンでは歴戦の機関兵曹から「こうやって●玉を握るんですよ」みたいに言われて士官の威厳を保ったりするシーンもあります。大抵の戦争映画で機関室がクローズアップされるのは、攻撃を受け、艦が沈む直前のパニックシーンが多いのですが、通常の戦闘行動中の機関室が描かれている珍しい作品ではあります。またインチ(馴染み)のS(エス=芸者/演じるは久保菜保子)の想いを振り切って出撃する主人公、最後の作戦(沖縄水上特攻がモデルか?)で上層部の作戦指導に遠慮なく意見を言い、作戦の直前に艦長の職から駆逐隊司令への異動を発令(建前では栄転)される艦長、呉のレス(士官専用の料亭)で出撃前、部下の下士官兵を引き連れ大宴会をやる主人公に、ある将官の副官が文句を言ってくるのですが、ゴット(女将)の計らいで事無きを得るとか、激しい攻撃の為に大損害を受け、もはや総員退艦というところで乗員一丸の復旧作業により沈没を免れながらも、司令部からの非情なる敵艦隊追撃命令が届いたり・・・。笑いながら遠ざかって行く「黒雲」の乗員たち・・・そしてエンディング・・・。最後は・・・観る者の判断に委ねられています。果たして「黒雲」の運命は・・・。私ATF的には、なんとか生き残りヨタヨタしながらも軍港に還ってくる「黒雲」の姿が目に浮かんで来ます・・・涙。まだ戦後15年。制作スタッフの中にも戦争の生き残りの方々が現役バリバリでいらっしゃった頃の作品です。

【太平洋戦争 謎の戦艦陸奥】
「陸奥」っていう戦艦は、連合艦隊の旗艦だった「長門」の同型艦ですが、昭和18年の6月8日の正午に、呉軍港柱島沖で謎の大爆発を起こし、多くの乗員共々海底に沈んでしまいます。その為、戦歴的には余り書く事はありませんが、やはり、その最後が原因不明なだけに戦史ファンの間では語り継がれる艦です。さてこの作品は、その陸奥爆沈の原因を想像を交えて脚色しストーリーが構成されています。で、登場するのが、戦時下に暗躍する連合国側のスパイ組織。同盟国ドイツの日本駐在海軍武官(ルードヴィッヒ大佐という怪しい軍人:軍服もSS風で変)をリーダーとして米軍諜報部門の指揮下に、日本人の戦意の象徴(?)として描かれている�猯Ρ��瓩稜�破を計画します。まあ欧州を舞台にした、この手の作品(スパイ・諜報員・特殊部隊による戦略目標の爆破)は多く存在しますが、邦画としては�狡舛靴き疉�類ではないでしょうか。登場する�猯Ρ��瓩魯札奪箸般老燭任垢�、セットは「トラトラトラ!」に登場する�狡耕膈瓩曚票蠅郎�んでいません。日本人として暗躍するスパイも、主義主張で活動しているとか、ちゃんと訓練を受けたとかいう風ではなく、街のゴロツキのボスとその手下という感じで、あくまでも�犇皚瓩覇阿い討い泙后�この連中があの手この手で�猯Ρ�爆破�瓩鯡槝世猝�ですが、中々上手くいきません。まあ安直に成功したら物語的に面白くないんですが・・・。最後は出撃前に積み込まれる●●に仕掛けられた時限爆薬の内の1個が爆発し・・・って訳です。爆発5分前くらいに爆薬の存在が判明するのですが、それ以前にスパイ団による�倏�破計画�瓩�判明しているのに、捜索も何も行われないのには、観ていてイライラさせられました。この�猯Ρ�爆破�瓩忙蠅襯好函璽蝓爾法�副長(天知茂)と謎の美女(父が造船技師として陸奥建造に携わったが、軍機である設計図紛失の責任を取らされ処刑された)との逢瀬・・・、ミッドウェーで兄を失った水兵の苦悩、学生時代に学んだ社会主義思想の為�狎�=共産主義者�瓩竜燭い魍櫃韻蕕豺澗�される兵曹長、スパイに垂らしこまれる弾薬庫勤務の水兵・・・などがカラミ、物語を盛り上げます。この作品には、珍しく�狄緤悉顕饅雖瓩筬牾し浬粮饗癲雰街舛覆匹燃萋阿垢覲し海離僖肇蹇璽襪之概�違反者等取り締まるが、重犯罪者は憲兵隊に引き渡します)�瓩覆匹�登場します。特にラスト近くスパイ団との銃撃戦は�犒�兵隊�瓩任呂覆��牾し浬粮饗皚瓩�やってくれます。実際の�猯Ρ�爆沈�瓩慮彊�は未だ不明ですが、艦内で盗難の疑いを掛けられた水兵が、弾薬庫で自決したとか、新たに搭載した三式弾(対空用砲弾で爆発すると燃焼した火薬を周囲に撒き散らす)が化学変化を起こして爆発した、とかいろいろ言われてはいますが・・・まあ太平洋戦争の数ある�狷罩瓩里劼箸弔任垢�・・・。�猯Ρ��瓩箸いΥ麓�体は、余り画面には登場しませんが、常に物語の背景や登場する人物に関係して存在する為、印象に深く残る作品ではあります。

戦争映画の中でも�犒慨廊瓩辰討いκ軸錣梁減澆�大きく比重を占めている作品について幾つか書いてみました。前にも書きましたが、邦画では登場人物の描写や葛藤が中心に描かれる事が多く、兵器については、あくまでも�狢臚散餃瓩箸靴�描かれていない場合が多いです。「ハワイ・マレー沖海戦」「太平洋の嵐」「連合艦隊司令長官山本五十六」「軍神山本元帥と連合艦隊」「連合艦隊」「戦艦大和」(新旧)など、艦艇の多数登場する作品は多いですが、前述のように戦場の人間たちの描写が主な作品ばかりに思えて、何か物足りません。さて次回は、洋画に目を移して�犒慨呂飽γ紊魎兇犬討靴泙Ν畉酩覆燭�・・・洋画編について書いてみたいと思いますです、ハイ【続く】


【File038】�犁�念空軍��・・・戦う翼たちの未来:最終章

2002年04月21日(日)

気が付けば、もう�牴�金週間�瓩犬磴覆い任垢�・・・一週間くらい休みを取って、ゆっくり新しいコンテンツや観戦作品リストのメンテなんか出来るといいなぁ〜などと言ってみても、儚い夢・・・せいぜい二連休がいいところか。つくづく小売業に就職した我が身が悲しいのでありました。
さて�狎錣ν磴燭銑瓩鬟董璽泙砲靴峠颪い討�ましたが、いよいよ最終章です。いろいろ書きたい事は多いですが、そこは�犹�非航空ファン�瓩糧瓩靴�・・・機種やらデータやらの知識が無い分、専門家の方々に怒られそうなので、この辺で引っ込んだほうが無難かな・・・などと考えております(恐縮)

【CAF/記念空軍・・・って何?】
1951年にある少人数の愛好家グループが軍放出品のP-40を手に入れた事から物語が始まります。その後1957年にP-51を手に入れたとき、その機体には赤ペンキで��Confederate Air Force�瓩箸いΣイ蟒颪�がされていたそうです。��Confederate�瓩辰堂燭犬磴ぁ�軍事や戦史に興味がある方ならば少なからず耳にしたことがあるんじゃないでしょうか・・・合衆国史上最大の内戦・・・と言えば、誰もが知ってる�狷酲明鐐茘疝諭垢瞥廾�により奴隷制擁護・農業主体の南部諸州と奴隷制反対・工業主体の北部諸州が1861〜65年の間に血みどろの戦いを繰広げた訳ですが、その時、ジェファーソン・デービスを大統領(首都リッチモンド)として建国?されたのが南部諸州連合いわゆる��Confederate States=コンフェデレイト・ステーツ=連合�瓩任△蠅泙后憤�みに北部諸州は本来の意味での��United States=ユナイテッド・ステーツ�瓩念貳姪�には連邦(Federal)って呼称を使用)まあ落書きされてた��Confederate Air Force�瓩歪礁�すれば�狷酩�連合空軍�瓩辰道�ですか。どういう意図で書かれたのかは解りませんが、存在しない空軍として、飛行機を購入するような道楽への当てつけだったのかもしれません。その後、この二次戦機の愛好家グループは、仲間と希少な所有機を増やしていき、テキサス州法上での正式な団体となります。その名称は��Confederate Air Force�當名劉爍達腺騰瓩箸靴胴匐�機マニアで知る人ぞ知る存在となるのです。現在ではアメリカのみでなくカナダ他の国を含めた各地に1万人近い会員と支部を持ち、世界中で唯一飛行可能なB-29やハインケルHe-111、現存するただ一機のカーチス・ヘルダイバーを始めとした約130機もの貴重な航空機を保有し、毎年各地でエア・ショーを開催し、博物館を運営しています。会員は18歳以上(一部13歳以上)であれば指定された年会費さえ支払えば��Colonel=大佐(一般会員)��Life Member Colonel=終身大佐��Ghost Squadron Associate=幽霊飛行中隊会員、そして未成年及び学生が入会する��Cadet=候補生の種類があり、航空機の復元や整備、エア・ショーの運営などにヴォランティアで参加したり、搭乗したり、飛行資格を持っていれば操縦も可能のようです。まあ競馬で言うところの�犇ζ映麓膈瓩澆燭い覆發鵑任靴腓Δ�。会費や寄付金、博物館の入場料や記念グッズの販売金、エア・ショーの利益によって集められた資金が機体の購入や保全に使用されるのです。日本人の会員もいるんでしょうか?その�爍達腺騰瓩覆鵑任垢�、近年貴重な航空機を保存していく上で、永年使っていた名称がふさわしくないとかで、会員の多数決で名称が変更になりました。それが��Commemorative Air Force=記念空軍�瓩別�です。ATF的には�狷酩�連合空軍�瓩諒�が好きなんですが、会員でも何でもないので仕方ない事です。まあでも貴重な�狎錣ν磴燭銑瓩鮓綫い忙弔掘∪鐐莟撚茲悗僚弍蕕覆鵑�も可能にしてくれているので、戦争映画ファン(航空機ファン等も)としては、感謝せにゃならんのでしょうね・・・。

【戦う翼たちの未来・・・】
前述の�爍達腺騰甍奮阿砲眤燭�の機体が、世界中の個人・法人・公的機関によって所有・保存されているのですが、何処もが非常に大きな問題・・・戦後60年近く経って機体の整備・維持が非常に困難になって来ている・・・を抱えています。動かさず陳列しているだけならまだしも、実際に飛行させようとするには、幾ら整備しても機体や部品の金属疲労や腐食、磨耗を無視する事は出来ません。部品をひとつずつ規格通りに再生したりすると、莫大なコストがかかります。飛行可能な機体が序々に減少しつつあるって事実が大きく圧し掛かっているのです・・・(悲)可能な限り原型に近い形で機体を復元、例え異なる発動機を搭載しても飛行可能な�爛譽廛螢��瓩鯆謬瓩靴董⊆尊櫃鉾�行させ臨場感を引き出すか・・・或いは目覚しく進歩した高性能コンピューターを駆使して、今や髪の毛の一本、皺の一筋まで表現可能なCGによって、画面の中だけに嘗て欧州や太平洋の空を埋め尽くした�猴禺衫記瓩燭舛梁臺埖發鯀呂蟒个垢�・・・時代の流れは後者に傾きつつあります。「トラトラトラ!」で真珠湾に襲いかかる零戦、99艦爆、97艦攻の編隊・・・例えAT6テキサン改造のレプリカにしても編隊飛行するシーンは、多くの戦争映画ファン、航空機マニアを唸らせるに外ならないのは言うまでもありません。賛否両論の「パール・ハーバー」ですが、飛行可能機はオリジナル榮エンジン搭載の零戦52型一機と復元された22型二機、「トラトラトラ!」でも使用されたAT6テキサン改造99艦爆と97艦攻が三機ずつ、P-40に至っては後期型ではあるが四機が集められました。しかし、これだけでは大編隊を再現できません。そこでCGを駆使し、真珠湾上空に殺到する雲霞の如き日本軍機が再現された訳ですが、現状での技術の限界なのでしょうか、それとも制作CGスタッフが航空機に無知だったのか・・・一般人は唸らせても�爛泪縫↓瓩量椶砲廊牴燭犬礇灰譽鱈瓩辰独麁餽譟垢癖�けです。幾らなんでも、あの�爐瓦舛禳�ぜ大密集編隊はないだろう・・・�瓩辰董�「スターリングラード(2001)」でロシア軍渡河地点を銃爆撃する�爛好帖璽��瓩篁坡甲呂鯒�撃する双発爆撃機(Ju-88?)「コレリ大尉のマンドリン」に登場する�爛好帖璽��疆�、最新の戦争映画に登場する軍用機は、ほとんど�爍達猫瓩箸覆辰討靴泙い泙靴�・・・。もはや実機の登場する戦争映画は、嘗て大空を支配した�猴禺衫記瓩稜,��狎簗猫瓩垢覬震燭砲△襪里任靴腓Δ�?�爍達腺騰瓩笋修梁召慮渋弦匐�機に頑張ってもらって、少しでも長く飛行可能な機体が温存され、戦争映画へ出演してもらう事を祈るばかりです・・・。

【思い出のシーンを乱舞する�狎錣ν磴燭銑瓠�
人より多くの戦争映画を観ていると�狎錣ν磴燭銑瓩暴于颪Φ_颪廊牋貳命有瓩諒�々より多い訳ですが、そんなATFの記憶に残る�狎錣ν磴燭銑瓩魎�つか上げて見ましょう。
【マーフィの戦い】
何と言っても「グラマンJ2Fダック観測機」ですな・・・。水上機って言うよりは�猗�行艇�瓩辰討い辰進�が良いのかもしれません。一応水陸両用機なんですが、あのフロート一体型の機体で滑走路に着陸する時の操縦士の勇気は想像できません。そう言えば「ロンメル軍団を叩け」の最初に、砂漠の中の滑走路に着陸する飛行艇(グラマンSA16アルバトロス?)のシーンがあったなあ。南米の大河を見様見真似の操縦で、悪戦苦闘しながらマーフィの操縦で何とか離水するシーンは航空映画史上でも屈指の名シーンだと思います。実は原作本に登場するのは英国製雷撃機ソードフィッシュの水上機型です。
【キャッチ22】
戦争映画史上に残る�猜埖睥ノΕ掘璽鶚甦僂討い襪世韻猫爐Δ辰箸雖瓩靴討靴泙い泙后�B-25がこれほど美しく描かれた作品もないでしょう。B-25といえば「東京上空30秒」ですが、それ以外にも「ハノーバーストリート」に登場するシーンも印象深いですな。「危険な道」でカーク・ダグラスが燃料片道の長距離偵察に出発するシーン。あと「魚雷特急」なんてド・マイナーな作品のラストにも登場します。そうそう「パールハーバー」のドゥーリットルの東京爆撃シーン。空母甲板から発艦するシーンは結構迫力ありました。東京爆撃後、果てしない洋上を飛行するシーンにも�爐Δ辰箸雖瓩気擦蕕譴泙靴拭�
【メンフィス・ベル】
近年に制作された作品の中では、特に印象深い作品です。�犇�の要塞�瓩噺討个譴殖�-17爆撃機。出撃待機から命令一下、続々発進していく爆撃隊。離陸シーンで左右の発動機の回転数が同調しない為か、多少右方拠りで離陸していく正面からのシーンが好きです。後半が殆んど機内のシーンで、マニアには嬉しい限りです。マックイーンの「戦う翼」の出撃シーンは、これとソックリな設定なので、たぶんこのシーンの元ネタなんでしょう。「空爆特攻隊」には「戦う翼」のフィルムが着色されて使用されています。あの超低空飛行シーンは、戦争映画史上に残る名スタント飛行シーンですな。あんまり飛行シーンはないですが「頭上の敵機」(TV版の「爆撃命令」も)も思い出深いですね。「空軍」・・・う〜む、ドッカ〜ン(自爆)
【空軍大戦略】
戦争映画史上に残る大空戦映画ですが、登場する英国側のスピットファイアー、ホーカーハリケーン。さすが英国人も物持ちの良さには感心させられます。しかし何といってもメッサーシュミットとハインケル爆撃機。元はスペインでライセンス生産されていたHA1112とCASA C2111B。でも�爛▲譴話�が何と言ってもメッサーだッ、ハインケルだッ!�瓩閥�んでも、激しく否定されるファンは居ないでしょう。オープニング「エース・ハイ」マーチに乗ってのミルヒ?空軍元帥の各航空団観閲シーンは大興奮もの。思わずテレビの画面の前に直立不動で立って�爛魯ぅ襦Α�ットラー�瓩瞳瀕蕕靴討靴泙い修Δ任后頁�)HA1112メッサーは「撃墜王アフリカの星」でもタップリ堪能できます。スピットは「殴り込み戦闘機隊」や「マルタ島攻防戦」でも楽しめますな。TV作品ですが「フライト・ジャケット」なんて作品でも堪能できます。
【633爆撃隊】
山間部の谷間をぬって飛行するモスキート戦闘爆撃機。英国を代表する�猝收臭甬,任△蠅泙后7盈�シーンも良いですが、後半作戦行動に入って、独軍の対空砲火をくぐって巨大岩棚の下にある独軍秘密工場を強襲・突撃するシーンは迫力満点。同じくモスキート大好きには堪らない「モスキート爆撃隊」地上をバウンドさせて攻撃する特殊爆弾を使った、こちらも秘密工場の攻撃と捕虜収容所の城壁爆破シーンは秀逸。同じくバウンド爆弾を使ったダム攻撃を描いた「暁の出撃」ではアブロ・ランカスター四発重爆撃機も見逃せません。「心の地図」って作品ではエスキモー出身の主人公がランカスターの爆撃手として重要目標ハンブルグの夜間爆撃に向かいます。
【戦闘機対戦車】
違う意味で戦闘機を堪能できる�猜僂蠎鎰畧鐐莟撚茵�ひたすら地上を滑走するP-40を楽しめます。飛行機ってけっこう地上も走れるんだ・・・なんて錯覚を覚えますな。地上を長時間滑走していればエンジンが焼きついちゃうよ〜、しかもアフリカが舞台だぜぇー。まあ面白いから�爍錬豊瓧�-40といえば「トラトラトラ」や「パールハーバー」「1941」が印象深いですが、戦時中に制作された邦画戦争映画「加藤隼戦闘隊」や「愛機南へ飛ぶ」なんて作品で、敵機役として華麗な空戦シーンを披露してくれてます。
【その他の作品】
実は偏屈物であるATFは戦闘機はあまり好きではありません。爆撃機とか偵察機とか水上機なんかが大好きなんです。AFVにしたってMBTよりは自走砲とか突撃砲、駆逐戦車なんて方が好きな訳です。そんな訳で戦闘機メインの作品には思い入れが低いんですが、御大�爛妊紂璽��瓮献腑鵝ΕΕДぅ鵑痢崑席人旅匐�作戦」って作品は、何か好きなんです。登場するのは前半がチャンスボード・コルセアで後半は機種改編してグラマンF6Fヘルキャット。何故好きかって言うと主人公たちの所属が海兵隊の航空部隊だってとこ。原題も「FLYING LEATHERNECKS」�犇�飛ぶ海兵隊�瓩辰討箸海任垢�。��LEATHERNECK�瓩辰討里漏な実發琉�称?です。米海兵隊って制度上では海軍の指揮下にあって、正規士官は海軍兵学校出身者が多いし(これって旧帝国海軍士官が�猯�戦�瓩鮖嵋召垢襪里汎韻犬覆鵑任靴腓Δ�・・・海軍歩兵大尉なんてね・・・)補給や軍医も海軍任せだし、航空隊も海軍の空母に間借りだし(事情通の方、間違いだったらご指摘下さい)全て海軍任せしてて、なんか継子扱いで可哀想・・・世界最強の戦闘部隊に失礼か・・・?でもってコルセアって機体も・・・。F6Fなんかに比べ人気も低い(本当か?)みたいですが、あの大プロペラ対策の逆ガル(W)型主翼、エンジンスペースの為に後部に移動させられて、前方視界の悪いコクピット・・・でも好きですなぁ、あの機体、やっぱ偏屈ですか?地上支援シーンなんて迫力満点な作品ではありますな・・・。
もうひとつ�猜僂蠎鎰畉酩覆�・・・厳密には戦争映画ではありませんが「エイセス・大空の誓い」って作品。映画史上に残る名作「愛と青春の旅だち」(1982)で鬼教官を演じたルイス・ゴセットJr主演の「アイアン・イーグル」シリーズの一作。この人、他に「メタル・ブルー」なんて作品もそうですが「愛と〜」と同様に若いパイロットを鍛え上げるってパターンの作品が多いんですが、唯一この「エイセス」は趣きを異なった作品で、ベテラン(ロートルか)が大活躍します。「エイセス」ってのは�爍腺達邸畄眥堂Ν瓩諒�数形。この作品では二次戦中の米英独日のエースパイロットが結集し、古の名機を駆って、麻薬王に金で買収されたチリ空軍の軽ジェット戦闘機と大空中戦を演じてくれます。登場するエースたち(愛機)はルイス・コゼットJr(米P-38)クリストファー・カザノフ(英「針の目」「ズールー戦争」などに出演の脇役俳優:スピットファイヤー)ホルスト・ブッフホルツ(独「戦争と友情」「コードネームはエメラルド」に出演の独人バイプレーヤー:イスパノメッサー)そしてお待ちかねサニー千葉(ご存知�狎虱嫂唇讚瓩粒こ虻酩塀弍藥�の芸名、AT6改造零戦)�牴晋裡�-51でなくP-38なのか�甅牴晋瞭�本人は最後に特攻しなければならないのか��・・・など多くの疑問?は残りますが、米英独日の名機が一同に会するって事でATF的には�燹�★★★�畉酩覆覆里任后0豸�の価値あり・・・!そうそう登場する麻薬王は元独空軍のパイロットで、ブッフホルツ演じる独パイロットの弟を殺し、勲章(何故か鉄十字章ではなくプール・ル・メリット勲章だよ)を奪ったという設定で、独空軍の秘密兵器メッサーMe263?なんて前尾翼式の謎のジェット戦闘機(バルカン・ミニガン搭載)に乗って逃走を図りますが、スーパーチャージャー付P-38にやられちゃいます・・・爆。

ここまで書いてて、そう言えば戦後製作された邦画戦争映画で機体の思い出深い作品がない事に気付いた。強いて言えば「青島要塞爆撃命令」に登場するモーリス・フェルマン型水上機くらいか・・・。何故なんだろうって考えて得た結論は・・・「邦画戦争映画は人間ドラマに力を入れ過ぎて、兵器メカへの思い入れ度が低い」って事。航空機の登場するシーンでは、実機が現存しない為、精々自衛隊や民間航空機からのレンタルで、メインの空戦シーンは�狹漸箸諒�刀=円谷プロの特撮�瓩辰道�になる訳で、その辺を割り切って観てるから愛着がないんだろうか。確かに特撮の技術は海外でも高く評価されています。良く出来たレプリカの登場する作品も幾つかあります。でも登場する機体に魅力がない=生きていないって事。戦場での人間の生とか死とか、軍隊内部とか特攻とか軍人とかを描いた作品では、どうしても主人公の存在をも圧倒する様なメカを登場させる訳にはいきません。スターは俳優であってメカではないのです。(邦画でメカが登場人物を圧倒してる作品って言うと唯一「馬鹿が戦車でやって来る」ぐらいか・・・)この辺が邦画戦争映画が海外戦争映画に勝てない原因のひとつじゃないでしょうか!などと、暫くほったらかしている「あゝ邦画戦争映画は燃えているか」シリーズ(おいおいシリーズかよ)の新たなる�爛優伸瓩鮓�つけてしまったりするのであります。【思わせぶりに・・・続く】

【一部修正】20020502「エイセス大空の誓い」の記事を一部修正・加筆しました。


【File037】Raise the WarBirds・・・戦う翼たちの戦後��

2002年04月14日(日)

唐突ですが、何時の間にやら4000HIT。日頃よりご来訪いただいてる�犂兩鑄雋院陛�HPご贔屓筋の方々を勝手に呼称しております)�瓩諒�々には厚く御礼申し上げます・・・です。さて私ATFが自前のHPに係わってから、実は満一年な訳なんですが�爛┘鱈瓩道廚錣譴詈�もいらっしゃいますでしょう。この「ATFの戦争映画観戦記」は昨年の10月にオープンしたのですが、それ以前に酔った勢いで・・・いえプロバイダからドメインを拾得して以来ほったらかしていたのを、友人からHP製作ソフトを譲ってもらった機会に、勢いで一晩でHPを作り(まるで秀吉の一夜城・・・HPか。と言ってもトップページと観戦作品リストだけ)上げたのが、ちょうど昨年の4月の14日だった訳です。この「戦争映画観戦記」をスタートするに当たり、その初期HPのドメインは「資料室� 廚悗醗楾圓靴討靴泙い泙靴燭�・・・トップページのみは記念に残しています。カウンターもつけたままなのですが、現在約400HIT。たまに自分でアクセスしてカウンタの増え具合を眺めておりますが・・・非公開なのに、一体どうして・・・因みに皆様の中でご覧になった方っていらっしゃいますか?
さて満一周年記念のカキコミは前回に引き続き、戦争映画に登場した「戦う翼たち」の知られざる裏事情についての続編です。

【火消しになった戦う翼たち】
前記の如く二次戦後、航空機の推進システムが�爛譽轡廛蹲瓩�ら�爛献Д奪鉢瓩悗筏淙僂靴浸�により、二次戦を戦った「戦う翼たち」の需要は激減しました。多くは二束三文な値段でスクラップ業者に買い取られ屑鉄としての運命を辿りますが、一部幸運?な機体は、二次戦後の民族主義の機運に乗じ独立したが、未だ政情不穏な旧植民地国家へ売却されたり、民間航空に払い下げ(主に爆撃機や飛行艇、輸送機等)て命脈を保ちます。しかしながら元来軍用機は民間機に比べ燃費が悪く経済性が低い・・・燃料をバカスカ喰ってしまうので、元爆撃機なんかを旅客や輸送に使うのは非効率的なため、特殊な用途以外はあまり使用されなくなります。その特殊な用途のひとつは、山火事専用の�狆男蛭�行機�畊�大な森林地帯を有するアメリカでは、頻繁に山火事が起こり、毎年多くの被害が発生しています。一端燃え広がるとちょっとやそっとでは火勢は止まらず、消防ポンプで水をかけるくらいでは焼け石に水。そこで登場するのが�狆男蛭�行機�畩絛�から水や消火剤を広域に散布し延焼を防ぐ訳です。頑丈な機体の爆撃機や飛行艇は、この手の作業にはもって来いなのです。主にB25やB26、A-20、A-26の中型爆撃機・攻撃機やカタリナ飛行艇がこの任務に多用されます。低空で飛行したり、飛行場と頻繁に往復する任務のため、大型の爆撃機では使い勝手が悪かったのでしょう。この辺の事情はスピルバーグ監督の「オールウェイズ」(1989:主演リチャード・ドレイファス)を観ると良くわかります。確かA-26が�狆男蛭�行機�瓩箸靴禿仂譴靴討泙擦鵑任靴燭辰院�大女優ヘップバーンが天使役・・・そう言えばクレジットにデイル・ダイの名が・・・これって戦争映画界では有名な軍事アドバイザーと同一人物なんでしょうか?現存する米軍の中型爆撃機の多くは、この用途に使用されていた機体の生き残りが多いそうです。

【トレジャー・・・ウォーバード・ハンターたちの憂鬱・・・】
二次戦後、時を経るに連れ人々の悲惨な戦争体験も思い出の彼方へと過ぎ去って行きますが、思い出を忘れないように各地に記念碑や記念館が作られる様になるのですが、やっぱ目玉となる記念品・・・遺物がないと箔が付かないじゃん。軍艦は置けないし、戦車はちょっと泥臭い(戦車マニアの方すんません、お気を悪くなされないで)やっぱカッコイイ戦闘機や爆撃機が良いな〜ッ。そんな訳で一部の人たちが気が付く訳です「あんなにあった二次戦の軍用機が全然残って無いじゃないか・・・」と。そうなると残った僅かな機体が争奪の対象となり高額な価格のコレクターズ・アイテムと化すのです。昔スクラップ屋の裏庭に屑鉄として積み上げられていた戦闘機や爆撃機が、今じゃ宝石よりも価値のある代物に・・・。そこで登場するのがトレジャー・・・ウォーバード・ハンターたち。僅かに残った二次戦の軍用機を探し出すプロフェッショナル。多くは自身がパイロットだったりするのですが、各地の軍や公共機関の倉庫で埃を被っていたり、コレクターがこっそり持ってる機体や部品を探し出して買い取り、必要としているトコへ持って行って売る・・・その差額で利益を得たり、或いは物々交換で別の機体を手に入れたり・・・嘗て「空軍大戦略」が製作された時、流石英国人は物持ちが良くスピットファイアーやホーカーハリケーンの飛行可能機が多数残存していたのですが、対する独軍機(ハインケル爆撃機やメッサーシュミット戦闘機)は皆無状態。この時、プロデューサーに依頼されたエージェント(まあ一種のウォーバード・ハンターだよな)が同機をライセンス生産(エンジンをメンテし易い空冷イスパノエンジンに換装)使用していたスペイン空軍から買い取ったのは有名な話(この時の売却利益でスペイン空軍はジェット戦闘機を購入し近代化を果たしたとか)です。その後、これらの機体は博物館やコレクターに売買されたそうですが・・・。でも元来数が少ない訳ですから、あっという間に需要に供給が追いつかなくなる。となると、作るしかないのか・・・しかし大規模生産を行うからこそネジや部品のコストを下げる事が可能、一個数セントの部品を手作業で作ったりすると数百ドルの経費が・・・一機分の部品となると想像を絶する経費が・・・って事になります。設計図通りに全く同じ機体を作ろうとすれば、基本的には設計図通りの部品が必要になるのは物事の道理。代用品を使うほど、完全なるレプリカから遠ざかる・・・価値が下がる・・・訳です。戦争映画には、実際に飛行できないレプリカの機体が登場します。大道具さんたちのご苦労により外見はよく出来ています。でも中身が無い・・・それでも、あの高倉健さん主演(ATFも劇場で泣いた)「ホタル」の回想シーンに登場した四式戦なんか数千万円の経費が掛かっているそうです。燃やしちゃうんですけどね・・・。もったいね〜ッ。もはやレプリカもバカにはならない。本物であれば尚更です。例え機体の一部だけでも手に入るなら、幾らでも金を払うと言うお客は居るのに、市場には商品が無い・・・こんな儲け話が転がっているのに・・・ネ。

【最早残って無いのなら、墜落したヤツを探しだせ・・・】
作戦や戦闘、用務における損害についてのオペレーション・リサーチの仕組みが高度に発達した米軍においては、戦訓として後世に活かす為、細かな調査が行われています。そんな訳で戦時中、喪失した兵器の記録が結構細かに残っているのです。特に軍艦や航空機について何時、何処で、どのような原因で失われたか・・・が。撃墜・撃破され木っ端微塵になっちゃどうにもなりませんが、エンジン不調で不時着したりして、乗員は無事だが、機体の回収は不能で放棄された、なんて機体のなんと多いことか。特に極地に近い地域では、高温多湿の南太平洋の地域と異なり、比較的条件さえ良ければ機体が腐食せずに残っている可能性が高いのです。事実1947年グリーンランドに天候不良の為不時着した米軍のB29偵察型F13タイプの一機が、1995年の時点でほぼ飛行可能な強度を保持した機体の状態で残存していました(ウォーバード・ハンターたちの手により飛行寸前の状態だったが、些細なアクシデントの為に失敗・炎上喪失してしまいました・・・まったくもって残念な限り)。と言う訳で、トレジャーハンターたちの本当の意味での宝探しの物語が始まります・・・カナダやアラスカ、グリーンランド、北大西洋、北海、北極地域の湖沼、森林、氷河、海底、雪原の中に眠る�狎錣ν磴燭銑瓩修隆�つかは、莫大な費用と資材、人材が投入され、回収に成功し、掛かった回収経費以上の利益を生み出しています。完全な形でなくても良いのです。現在世界各地で行われている機体の復元に一部の部品を提供できるだけでも、莫大な利益が生まれます。それでも部品を再生するよりは手間も閑も、ましてや経費さえも安く尽くのですから・・・。それら部品によって、また一機飛行可能な�狎錣ν祗瓩�甦り、戦争映画の画面狭しと活躍してくれる訳です。そう言えば以前、某巨大掲示板●chのミリタリー関連のカキコミで「裏山に墜落したグラマンがあるんですけど・・・」ってなスレッドが立って、ミリタリーマニアたちの物議を醸した事がありました。事実なら結構なお宝じゃん・・・と思ったら大間違い。米軍・・・ていうか米海軍なんですが、建国以来米国海軍に所属した艦船や航空機については、例え沈没・墜落して行方不明であっても、全てについて所有権を主張しています。うっかり発見して屑鉄として売っぱらったりしたら、もう大変。忽ち裁判沙汰・・・莫大な賠償を払わされる可能性大ですから、皆さんも例え墜落したグラマンやコルセアを発見しても黙って売っ払ったりせず、ちゃんと届け出ましょう(爆)米陸軍(及び空軍)は、そこまで五月蝿くないみたいなのでB29とかP51、P47なんかだったら見つけて回収する許可は出易いみたいですよ・・・ただ現地の政府とかがOKすればですけど・・・ミクロネシアのように、太平洋戦争の遺物の移動や破壊を法律で禁止して観光スポットにしている国もあるのでご注意を・・・。そう言えば、最近(って言っても結構以前だと思うが)連合艦隊司令長官山本五十六大将が最後に搭乗していた一式陸攻の翼かなんかの機体の一部が日本に還ってきてたなぁ・・・。期間限定で許可されたんだろうか・・・?

未だ世界各地に眠る�狎錣ν磴燭銑畊匐�機や戦争映画ファンとしては、その雄姿を一機でも多く見たいのは山々ですが、反面、そのままの姿でソッとしといてあげたいって気持ちもありますな〜。その場所にあること自体がメモリアルなんですから・・・。さて次回は生きた�狎錣ν磴燭銑瓩諒歛犬某堽呂気譴詈�々のお話と、そのお陰で戦争映画に登場する珍しい�狎錣ν磴燭銑瓩里�話をしようと思います。乞う御期待!今回の記事も、一部を文春文庫刊「幻の大戦機を探せ」K・ホフマン著 北澤和彦訳を基にしています。【本当の意味で続く】
【訂正】20020414一部不適切な表現を修正しました・・・。
    20020421「火消しになった戦う翼たち」を一部修正しました。


【File036】レプリカとCGのあいだ・・・戦う翼たちの戦後��

2002年04月07日(日)

先日の事、BS2で放送された戦時中(1942)に製作された戦争映画「軍旗の下に」を観る事が出来ました。衛星系受像システムを持たないATFですが、まあ知人友人の人脈を駆使(昼飯を奢る、仕事を代わる、その他色々苦労)してですが、それなりの価値はありました。英国海軍の新造王国駆逐艦トリン号を舞台に艦長以下副長、士官達、先任兵曹、一般水兵たちと彼らの妻、婚約者、恋人、家族との交流を描いた、まさにハヤカワ文庫の英国海軍を舞台にした小説の定説通りのストーリーで、その方面の小説ファン(資料室�△鬚翰�いただければ一目瞭然)であるATFにとっては満足行く作品でした。戦闘シーンは少ないながら迫力の夜戦シーンと独爆撃機に対する対空戦シーンが挿入されています。中でも対空戦シーンは迫力満点です。肉薄してくる独爆撃機は、その方面に詳しい方の言によればユーカンスJu88、なんと実機です。鹵獲機なんでしょうか。編隊飛行シーンは流石に合成のようですが、単機シーンは実写記録フィルムには見えません。この映画の1シーンとして撮影されているようです。対する駆逐艦側では、二連装主砲、給弾シーンがリアルです。そして英国軍艦と言えばコレ、ポムポム砲。恐怖の弾幕を張り巡らします。そして防空の要20mmエリコン機銃。奮戦空しく2発の直撃弾を受け、駆逐艦は撃沈されますが・・・。この作品のように戦中、戦後間もなくに制作された二次戦モノ作品にはマニア涎垂の実機が多々登場しますが、流石に戦後60年も経つと実際に飛行可能な実機の数は限られて来ます。現存する二次戦航空機の多くは博物館や戦争記念館に陳列されているか、または一部の個人コレクター(お金持ち)の所有物です。以前にも書きましたが、戦車や装甲車両、火砲などは現用の兵器でも代役が可能です。見栄えは味気ないですが・・・ね。そして艦船にしても、また然り。実際多数の作品で、各国軍の現用兵器が当時の兵器役で登場してます。しかしながら航空機に関しては、流石にジェット機を零戦だと言って登場させる訳にはいきません。多少のカッコ違いは我慢するにしても、やはりレシプロ機でなければ・・・。と、言う訳で、今回のテーマは戦争映画にも大きく影響する�犖渋犬垢詁鷦\鏥 瓮Ε�ーバード�瓩燭舛里�話です。

【最近の作品に登場する二次戦機の現実】
さて昨年公開され超話題(良くも悪しくも)作となった「パール・ハーバー」(惜しくもラズベリー賞は取れなかった・・・)ですが、飛行可能・不能の実機、及び撮影用に製作されたレプリカ機、画面処理で登場するCG映像合成機と多数の機体が登場します。一般の観客には、登場する英米独日の航空機たちが、実機であろうがレプリカであろうがCGであろうが関係ないんでしょうが、マニアにとってはストーリーや設定と共にそこが評価の大きな基準。幾らCGによる大編隊が登場しても、たった一機の飛行可能な実機シーンには適わないのです。「パール・ハーバー」に登場する日本軍戦闘機の代表的存在�猯軅錙疥躰梓肋綫鐺�機�瓩任垢�、実際真珠湾攻撃当時に使用された型とは違いますが、本物が登場、と言うだけで何人かのマニアがワクワクしながら観に行ったはずです。ストーリーにはガッカリしても、実際に飛行する�猯軅鎰瓩魎僂譴燭箸いΔ世韻破�足した方も何人かはいたはず・・・。その他日本海軍機としては往年の名作「トラトラトラ」にも登場した名機AT6を改造の97艦攻や99艦爆、他の実機ではカーチスP40戦闘機、C47輸送機やB25爆撃機も活躍してました。もうひとつの話題(レイチェル・ワイズの白いお○・・・失礼)作は「スターリングラード(2001)」オープニングで渡河するロシア軍の艀群に対して投弾、機銃掃射を加える�爛好帖璽��瓩海譴錬達任覆�ら中々迫力がありましたが、物語中盤に登場する市街を爆撃する独爆撃機(型式なんだっけ?忘失)投下する爆弾が、爆弾倉からポロポロ・・・悪い言い方をすれば鳥が○ソをするような感じで落ちているのは頂けません。この作品では2両登場する改造レプリカ三号戦車(司令部前のシーンではCGで大戦車軍団が登場)も話題になりました。これら二作品からは、もはや飛行可能な二次戦機の数が激減している、という悲しい現実を如実に実感させられるのでした。
【戦う翼たちの戦後・・・】
前述の如く、第二次大戦後60年近く経った現在、飛行可能な二次戦機、俗に�爛Ε�ーバード�瓩噺討个譴覽‖里凌瑤老禪困靴討い泙后�戦車や軍艦は基本的に動力源が二次戦時と一部変わっている(高性能タービンエンジンや原子力エンジン等)とは言え、キャタピラやスクリューで走るという機構は変わっていません。しかしながら航空機、特に空戦の主役である戦闘機や爆撃機は、プロペラで飛ぶレシプロ機からジェット機へと、その推進機構が大きく変化しました。したがって旧式レシプロ軍用機の各国空軍における需要は、一部特殊用途(訓練や救難、局地戦等)を除けば極端に少なくなった為、各国空軍、特に戦勝国である連合国側でも、二次戦後多くの機体がスクラップとして二束三文な価格でスクラップ業者に売り飛ばされました(一部は数年後に発生する朝鮮戦争時に�犢盂朖瓩杷磴ぬ瓩気譴燭蝓¬唄峭匐�に払い下げられたり、後進・・・じゃない発展途上国での独立戦争や内戦を戦う事になります)。この時一部の心有る人々(お金持ちではなく一般の有志たち)がスクラップとして潰され解体されたり、溶鉱炉で溶かされる直前の幾つかの機体を、困難な状況の中、救出します(後年、このスクラップ直前から救われた機体が�猜�石�瓩吠僂錣蠅泙后貿埓鏐颪任呂發辰半�況は厳しく、一部研究材料として戦勝国側に引き取られた機体を除き、終戦時に残存した機体はほとんど焼却、爆破、埋没、海没などの運命を辿りました。
米軍爆撃機を代表する2機種に限って見ても以下の数字には驚かされます。
★B29 生産数 3900機→現存29機(内現在飛行可能 1機)
★B17 生産数12000機→現存45機(内現在飛行可能14機)
【スクラップ変じて�爐�宝�瓩箸覆襦�
しかしココで人間たちのエゴが発生します。あれだけ大量にあったモノが、いざ無くなってみると�爐覆鵑任海鵑淵灰箸豊瓩斑欧�のが人間の性分。片っ端から撃ち殺し絶滅させた動物は数知れず。また壊しまくり、掘りまくった歴史的遺物も計り知れません。元々少ないモノの価値が高いのは当たり前ですが、溢れるほどあったモノが、急激に少なくなり、希少になると価値が上がるのは悲しいかな当然の理です。所謂�爛灰譽�ターズ・アイテム�瓩箸��爛凜�ンテージ・アイテム�瓩辰童討个譟�一部お金持ち、それも半端じゃない億万長者な方々にとってのこの上もないお宝となる訳です。まあ、これは航空機に限らずAFVでも同じですが・・・でも軍艦を個人で所有してるって話は聞かんなぁ〜。
【戦争映画の�爛好拭璽Ε�ーバード�瓩燭繊�
こうなると戦争映画に出演する�爛好拭璽Ε�ーバード�瓩燭舛僚弍蚓舛盖涎磴縫魯余紊�る訳です。「遠すぎた橋」でのロバート・レッドフォードの出演料が破格だったのは有名な話ですが、それに匹敵する・・・いや、それ以上かも。第一お付きのスタッフ(整備・補給・運送等)も半端じゃない。何分御老体ですから、墜落でもされたら大事です。保険金もバカになりません。モノ黒映画であれば、飛行シーンに実写記録フィルムを組み合わせたりできますが、カラー映画が当たり前の今日、カラーの記録フィルムは限られます。白黒で撮影されたフィルムを画像処理によってカラーにするって手もありますが、やっぱねぇ〜。前にも書きましたが「メンフィス・ベル」に使用されたウィリアム・ワイラー監督による実写フィルム位が限界じゃないでしょうか?この作品では、飛行可能な実機(確か3機)と地上撮影用の数機、そして編隊飛行シーンには、実機3機の様々な角度から撮影された多くのカットと実写フィルムが使用されています。さあ、こうなるともうスクリーンで�爛璽軅鎰瓩筬爛哀薀泪鶚甅爛瓮奪機辞甅爛好團奪鉢甅爍贈隠鍬瓩陵沙僂牢僂譴覆�なるのでしょうか・・・。

最早、重要文化財となってしまった二次戦の�爛Ε�ーバード�瓩燭繊�スクリーンを通して、彼らの躍動する大馬力エンジンやプロペラの噴流は伝わらなくなってしまうのでしょうか・・・次回は、ロマンを求め世界中のマニアやコレクターを楽しませる為に世界中を飛び回る方々のお話です。
今回のカキコミの一部は文春文庫刊「幻の大戦機を探せ」K・ホフマン著 北澤和彦訳を下敷きにしています。【続く】

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