自作自受
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連続する壁
望んでいた船底は 音速の殺人鬼 頭蓋骨の皹に 錆びたナイフを突き立てて 金槌でぶち壊す 新しいタイプの幽黙だ 糸切り歯を黄金色の血に沈め 針 蟻 毬 檻 圧力鍋で 叩き 潰す 濁った溶解液を 桜桜サクラ咲く 散りヌルを 掲げて ちりちりと 炙る
誰かがそう言ったからそうなのか?
今日はずっとそんなことを考えていた。
**の裏側に住む魔物だとか鬼だとかそういうもの。
禍々しいものが正しい判断を侵食し、
常識を恐怖に変える。
今日はもう遅いから 10まで数えて眠ろう
月よりもっと遠くまで飛んで
ただひたすら 闇雲 誰かが引いた線の上
火のついた煙草 薄膜 指で裂く
気付いたら 恐怖に満ちていた 手を挙げたら もうそこが何処だか分からなかった
啓示! ここから何か感じてくれればそれでいい
まず右足を動かすことから
ぜんまい仕掛け
美しい羽が欲しいと思った
嘘つき
ポストに右手を突っ込む
奥歯をガタガタいわす
右ポケットの温もり
時どき回転する扉 存在意義を問われる空間
分かったか?
昼間寝て夜起きて怒られるだけの存在 飯食らって糞して笑われるだけの存在
あ あぁ
わかったか?
決められた方向に 日の当たる方向に
違うな
ほら薙ぎ倒してみたら?
進んでいけるわけじゃない
どこかに繋がりが見えたかしら?
ゆっくり下り坂 そりゃそうだよね いつまでも寝てられないもん そんなに都合よく出来てないもん
私が例え個の集合であっても 私が例え個の一つにすぎなくても
素晴らしいということは
時どき言葉では表現できない
もしも 愛
優しさだとか 素直さだとか 純粋なもの
胸いっぱいに 歌声だとか 旋律だとか
胸いっぱいに ありがとう
そうだっていつの日か
約束破り
髪の毛の色も
タバコの数も
寿命だって
わからないさ
スタートラインは自分の足で踏み切らなくちゃ。
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