Art-Hanaの日記

2005年08月26日(金) おしゃれの先祖がえり

台風が関東辺にきているんか、関西にも夜から雨というニュースがあったけど、(すこしザァ〜と降ってくれるとええのにと思ってたが降らへん)昨日、今日とわり合いと、風が少し涼やかになったみたいに思う。二十三日が「処暑」やったからやはり「暦」どうり、この日から暑さが弱まるからか、今まで何とも思わなかったが、先日の地蔵盆の「ちょうちん」を見た時お地蔵さんにもいろんな名前があるみたいで、わたしの町内のお地蔵さんは「延命地蔵菩薩」という、隣のお地蔵さんは「南無地蔵菩薩」という「ちょうちん」がつるしてあった。なんとも毎年の「ちょうちん」やが、あんまり見てないもんやなぁ〜思う。ちなみに、わたしの町内のお地蔵さんは「延命地蔵菩薩さま」やからか、町内のじぃさま・ばぁさま・は病気や怪我しはっても早う治らはってまたピンシャン元気になってシャンシャン歩いてはるように思う。お地蔵さんのお蔭かなぁ〜、思うてみたり・・・。 このところインターネットで購入した「古布日傘」を愛用してる。これがなかなか好評で、買い物の時さしてると、「いやぁ〜ええ日傘ですなぁ〜」言うてくれはる。やっぱり和風的というのは日本人にとってはなんか懐かしいような癒し系の感情が働くのかもわからんなぁ、思う。この頃わたしもちょっとしたものに、和風的なもんを入れるようになってきた。なんか落ち着く気がする。おしゃれもぼつぼつ先祖がえりになってきたかなぁ〜思うたり・・・。



2005年08月20日(土) 地蔵盆

いやはや徹夜となって只今四時半ぐらいになった。
ふっとベタンダから外を見たら西南の方に満月の少しオレンジがかったお月さんが見えた。八月の満月は二十日になってる。お盆、大文字送り火と終り、今度は地蔵盆になる。この頃は少子化かや、町内のいろんな事情で二十三・四日にはなかなか出来ず、何処の町内でも日がまちまちになってる。わたしの町内の今年の地蔵盆は二十一日で、大徳寺さんのお坊さんがお参りに九時に来はる事になってる。地蔵盆というのは京都だけの行事のようで、8月23・24日を「地蔵盆」と呼んで、24日がお地蔵さんの縁日であるので、各町内ごと地蔵尊の前に屋台を組んで花や餅などの供物をそなえたり「百万遍大数珠繰り」を行うたりお菓子を食べたりゲームなどで遊んだり、福引きなどが行われたりする子供主体のまつりやが、どこも少子化でこのごろは大人が張り切ってやってはるみたいな感があるが、わたしらの子供の頃はもっと活気があって、にぎやかやった・・・みたいに思える。時代の移り変わりというものが、ここでも現れるように思われるが、これも京都の文化の一つと思うから大事に続けていってほしいと思う。地蔵盆が終わったら秋の風情が何となく、ただよって来るのやが、今年はどうなんやろうかなぁ〜思う。
まだまだ残暑きびしぃ〜んやろうか。



2005年08月17日(水) 五山の送り火

今年も昨日、五山の送り火が過ぎた。さいわいに、わたしの家の屋上から東山の大文字・妙法・船形・左大文字・が見えるんで、友達のKちゃんが「今年も送り火さしてな、」と来はった。Kちゃんはお料理を作るのが好きで海老・掻き揚げ野菜の天ぷら・お茄子とぼうだらの炊いんやらと、京のおばんざい、よろしゅうに作って来てくれはって、久しぶりに今度の九月の選挙・政治の話やら、世間話、「そやそや」「ほんまに、ほんまやなぁ〜」て、なんとはなしの話でこういうのを「毒にも薬にもならん話」というもの。昨日は宵になって少しやさしい涼風が吹いてきて大文字五山送り火は心地よい感じで送らしてもらえた。午後八時に点火、東山の大文字の真ん中から火が点き、大の字が見事に浮き上がる・次に妙法に火が点き、次は船形に点く、鳥居形は、わたしの所からは見えない、終りは左大文字に火が点く、「古典のイルミネェーションやなぁ〜」とKちゃんは言わはる。ほんまにお盆の五山送り火は艶やかで厳粛、壮大で幻想的な輝きにいつも、思わず見とれてしまうし、思わず手を合わしてしまう。敬謙な古典のイルミネェーション言うたら勿体ないみたいに思うなぁ〜。この「京の五山の送り火」は「平安時代とも室町時代ともいわれ、長い間、京の町の人々に親しまれている。この五山の送り火はお盆の先祖供養の一般信仰と結びついたもので、お盆に帰ってきた先祖の魂を再びあの世に送り出すという意味があり、また、厄除けのご利益もあると信じられ、送り火の灯を映した杯を飲むと中風にかからないといわれている」と、言われている。わたしもKちゃんも、もう両親、身内と亡うなっているんで、この毎年「どうぞ極楽浄土に無事お帰り下さいませ」て、拝んでる。もう今年の夏もぼつぼつ終わる・・・。しかし今年の夏は人工的なともいえる暑さが加わり、しんどい、まだまだ残暑厳しくやろうなぁ・・・。



2005年08月07日(日) ペンジャミナ

このところ、もう暑い、蒸し暑い、昨日は雷夕立とあったが、なんかなかなかにスッーとは涼しゅうならへん。一昨日、以前から欲しいと思ってたペンジャミン(背が高くなるとベンジャミナというのかな?)を近所の花屋さんで見つけたんで、「このペンジャミンはおもての軒下のようなところでも置けまっしゃろか?」て尋んねてみたら「夏はまぁよろしいが、温度の低い冬があかんのとちがいますか」とのことで、そこのお店ではお薦めではなく、あんまり売る気がない。ほんなら、と、なんとしても背の高いペンジャミンを表の所に置きたかったんで、(冬になったら、なった時のこっちゃ、と、インターネットショップで検索してみた。いろいろと検索したあげく、残念ながら楽天のところでは無く、yahoo!のところで見つかった! わたしの求めてたのに近いのが売れ残りとかのB品の部であったんで(お値段もお安い)購入した。それがやっと、来はった。包装をとくのにおおじょうしてたら、隣の奥さんが手伝うてくれはって念願のペンジャミン(ペンジャミナ)の姿がお出ましになった。なかなかに背が高くカッコ良い!葉っぱもツヤツヤでご機嫌!思わず「あんたよう来はったなぁ!よろしゅう!」言うた。なんかわたしの家によう合ってる!この暑さのなかに涼しげな風情が出来たような気がして満足、満足!!隣の奥さんも「良ろしいなぁ」て、褒めてくれはった。まぁこの夏、わたしの念願が一つ叶うた。


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