North West XPress日誌Ver.2.01
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2005年06月30日(木) 
happy birthday
 コマっちゃん的に言うと「生まれて**周年」。おめでとう北条さん。
西UKO 21:11
 
2005年06月29日(水) 
CS体験版その後
 さて試用期間が終了したのでHD容量を空けようと思ったのだけれども...体験版のインストーラに「アンインストール」の項目がない。困った。WinはOS側にそういう機能が用意されているみたいだけど、Macにはない。つか必要なかったんですよ、MacOS9までだったらわざわざ「アンインストール」しなくてもファイルが散らばった場所の見当はつくわけで。しかしOSXになって不可視ファイルも増えてるし、なんか目測でファイル削除するの不安あったりします。実はもうCS2の体験版が出ていて、実際発売されるまでそっちでつなごうかなーと思っていたのですが、こうなると色々入れたり抜いたりでゴミが残ってエラったりしたらやだなぁとか。

 コミックマーケット68用原稿の一本目、日本一本を入稿発送完了してます。問題なければ一冊は新刊あるということで。創作本は無理しない方向です。コミケでの発行が無理ならティアに回そうと思っていたのですが、よく考えたらティアの委託納品日は多分コミケ前後なので、コミケで出せなければティアも無理でした(^^;)。ので、延びたら地元か秋か、そんな感じで考えてます。
西UKO **:**
 
2005年06月27日(月) 
ちょうどすぎ
 PhotoshopCS体験版の使用期間30日があと1日。明日の朝が発送リミットなのでちょうど良い、つかちょうどすぎ。欲を言えば原稿終わってからいろいろ新機能を試そうとも思ってたんだけども。ブラシのシェイプを使えばすごく簡単に任意に集中線が引けることが判明したので、いっぱいテンプレ作っとこうと思ったんだけど、間に合わないかも。私が創作の漫画で集中線使うことなんてめったにないんですけどね。
 CSの動作は良すぎる程良いので、買う気満々なわけですが「CS2が良いのか」は未知数。メジャーバージョンアップ発売直後のソフトは安定してないので本来私は控えるタイプ、前バージョンのが使いやすいなんて話良くありますからね。CSは(0SXは)キャリブレーションを何もいじってないので、自宅での印刷がひどい上がりなので(まぁ入稿する分には関係ないんですけど)、しばらく6.0も併用でいくつもりですが。
 
 なべつかみがどこかへ行きました。おかしいな。こないだ人が来たから片づけたんだっけな。
西UKO **:**
 
2005年06月26日(日) 
あがるんでしょうか
 多分。自問自答。
西UKO **:**
 
2005年06月24日(金) 
N忍さん来札
 堂島ライブついでに、N忍さんがUKOZ宅に遊びに来て下さいました。てことでコメントどうぞ。

 ライブおっかれさまでしたー!って云うかとりあえずおっま、帰国早々何やってんだオイと云う感じですが、またもやお邪魔!しております!N忍です!aha★(アハじゃねーよ)ライブの興奮冷めやらぬまま、人様のお宅で徹原とかお絵かきとかむしろマッサージ体験とか到底パンピーらしからぬ行動を繰り広げる肩こり持ちの激烈ヲ(致命的)です、もういい加減にするといい。でもかな楽しかったので、よろしければまた誘って頂けると嬉しいでっす、ドロロン。

 N忍さんはライブ当日“例の”オリジナルデザインのTシャツを着てらして、可愛かったです。しかし本当は“しょんぼり”が見たかった、のは内緒(^^;)。前回泊まりに来て下さった時は延々ポプってたのですが、今回実は遊ぶどころでは無かったのが本音でもありまして、私もN忍さんも6月末のシメキリにヒーヒー言っている状況で、別々の机に向かって夜通し原稿やってました...とほほ。そんな中で「液晶タブレットちょっと触らせて貰っていいですか?」「あ、どうぞどうぞ〜」とやっていたら、さらさらっとイラストを一枚描いて下さいました、ありがとうございました〜。夏コミ新刊に掲載させて頂く予定ですので(そのウチサイトでもこっそり公開しようと思ってます)お楽しみに。
 描きかけの原稿の中から、g×g掲載予定の新作を見せて頂いたのですが、北条さんが読後に「この美人さんの彼女は出てこないんですか?」と聞いたのにN忍さんが受けてました、何故なら先に読んだ私が全く同じ質問をしていたからです(^^;)。UKOZ的にはつい目がいっちゃったんです...す、スミマセン。
 相変わらずN忍さんは可愛らしくて、お行儀良くて、礼儀正しくて、もー本当に娘の嫁に欲しい位なのですが、裏を返せばいつもとても遠慮がちで笑顔を崩さないのですよ、この方は。しかし今回そんなN忍さんの真の輝く顔を見た!もうね、抹茶パフェ食べてる顔がマジ幸せそうだった(^^;)!!!次遊びにいらっしゃる時は甘いもの用意しておきますんで。

 ちなみに前日の22日にはK瀬さんが来札されていたので、晩ご飯をご一緒して運転免許取得祝いして参りました〜おめでとうございます♪北条さんが英語の日だったのでお会い出来たのは私一人だけだったのですが、楽しかったです。このところすっかり脱ヲタのK瀬さんとは、まるで一般人のように(^^;)恋バナに始終しまして、青春モードというか、女友達ーて感じ。ダイエット成功者(いやマジ痩せて可愛いんですよー)にいろいろ教わってきました。あと腰痛体操教えてもらう予定。
 脱ヲタとはいえK瀬さんは私のカラー画の師匠なので、Painter9について動作のこと聞いてみたり。やっぱり5.5とはかなり違うようで、今度家に来てゆっくり教えて下さいね、と約束。紀伊国屋に寄ったりしつつ、遅くまでお付き合い頂きました〜ありがとうございました。
西UKO **:**
 
2005年06月23日(木) 
ミュージカル・バトン
振られたので。ミュージカル・バトン詳細はこちらを参照。
私に回したのは桜井家タキさんです。

■ 今パソコンに入っている音楽ファイルの容量
4.35GB

■ 最後に買ったCD
6/14 Never Gone/Backstreet Boys(輸入盤)
6/01 White And Blue/堂島孝平(初回限定盤)

■ 今聴いている曲
本日KRAPS HALLでライブ聴いてきました。堂島孝平2005初夏ツアー「WE PLAY MUSIC」。

■ よく聞く、または特別な思い入れのある5曲
堂島ソングは北条さんが書くと思うのでパス。後アーティストがかぶらないように選曲。
・Runaway/The Corrs
美しいメロディ、美しいハーモニー。“ never gonna stop fallin love with you”
・God Must Have Spent A Little More Time On You/'N Sync
This I Promise Youと迷った。ジャスティンは好きだけど'N Syncはもっと好き。
・You Raise Me Up/Josh Groban
一時死ぬほどリピートして聴いていた。ThePrayerも良いです。
・最後の女神/中島みゆき
大吟醸をかけていると原稿執筆がごりごり進む不思議。
・美辞麗句/岡村孝子
“幸せについてコメントすれば 当たり障りのない美辞麗句”という冒頭が堪らない。私が初めて自分で買ったレコード(CDじゃないよLPだよ)がAfterTone。
■ バトンを渡す先5人の犠牲者
振ったタキさんも予測されていたようですが(^^;)余所へは回さないですから。リクエストだと思ってお答えしておきます。

西UKO 25:08
 
2005年06月22日(水) 
くすくす
 S家様のところのDiaryで相方が何やら面白そうなことに指名されてる(くすくす)。明日はライブだもん、答えはまあ、あれだね、西さん。まわすかどーかは別にして答えるよろし。(あーでも最後に買ったCDはBSBになっちまいますなー)
北条KOZ **:**
 
2005年06月21日(火) 
輸入盤で
 某ボーイズグループの新譜はやっぱり買ってしまったわけで。ここ数日の原稿中PosterGirlを1曲リピートしてたら再生回数が100回超えてるし(^^;)。
西UKO **:**

 Painter9でPKの歩兵ちゃん落書き。私は女の子はストレートのロングが一番好きなんですけど、今回の原稿で歩兵ちゃん4コマを描いてて、何となくベリーショートのセクシーさに目覚めた気がする。今度のオリジナルでそういうキャラにしようかなぁ...って北条さんに話たら「よっぽど気をつけて女性らしい顔に描かないと、UKOの絵だとアニキっぽくなるんじゃない?」と言われました。ので、女性らしく女性らしく、と思って下書きしてたら...あ、なーんだひみ階のすず先輩じゃぁないの。でもすず先輩はセクシーとは遠いですよね、なんか柔らかで爽やかでやさしい、いい匂いがする感じ...(<中身に憧れがあり過ぎ)。色乗せたらやっぱりすず先輩とはかなり遠くなりましたけど。でも改めて見るとなんか私の心の中の叶くんに見えなくもないんだなぁ、結局やっぱどっか男顔なのか。
西UKO 27:07
 
2005年06月17日(金) 
続PhotoshopCS体験版
 6.0に比べてネーム打ちが非常にしにくいことが判明。
 文字入力中、中央線が出て文字にかかってしまい見づらい上、入力中の文字列がカーソル位置に出るため変換候補を選びづらい。実際の画面はこんな感じ。
 私の漫画は台詞が不必要なまでに多いので、これはとても困る。CSに乗り換えるなら本気でATOKが必要かも。
西UKO **:**
 
2005年06月15日(水) 
Painter9体験版で試し書きのポンコツ博士
 >(Photoshop)CS買う値段でMacmini買えるなー
 とかって書いたんですが、価格表を良く見たら6.0もアップグレードパッケージの対象になってました。ってことは26,500円じゃないですか、7月のCS2の発売を待って買おうという気になってます。
 ついでにPainterもOSXネイティブに出来れば...と思ってPainter9の体験版を試用してみているんですが、今までの5.5とはかなり使い勝手が違って気になります。私が使っているツールは水彩とペンのみなんですが、水彩の方が特に。今までぼかしで適当に色を置いて、それを水ブラシでぼかしながら伸ばしていくという塗り方をしてたんですが、水ブラシの伸びと混ざり方が弱い感じで。あと1色をざかざか塗った時の色味の変化が乏しくなったようで、サインペンで塗ったみたいでマットで味気ない、気がします。
 ペン(スクラッチボード)ツールは以前同様の触りごこち。パレットの使い勝手としては全体にとても良くなってて、日本一本の裏表紙はペンツールのみで仕上げました。何にせよレイヤー使えるようになったのは有り難いので、試用期間中もうちょっと色々いじってみようと思ってます。
西UKO(絵をクリックすると作業途中のものが見られます) 30:23
 
2005年06月12日(日) 
日本一本
 夏コミに向けてノロノロペースで原稿作成を始めています。とりあえず日本一本の表紙(絵のみ、タイトルはこれから)が完成。もーやたらと大人数系で大変です、それなのに男性キャラは殿下とゼタ様と盗賊ちゃんしかいません。あ、あと一人性別不明ちゃんがいたっけ。UKOZさんちのユニット構成はとても偏っています。
西UKO 30:28
 
2005年06月09日(木) 
昨今のいろいろ
 誕生日プレゼントに北条さんにATOKをねだってみました。もう限界なのですよ、ほんとことえりさんのア○加減には。でもちょうど最近win用にはATOK2005が出たとこらしいので、17を買うの待とうかなと。ってもMacはそのまま忘れ去られたまま2006年がやってきそうな気もしていたり。

 今PhotoshopCSの30日間体験版を使用してるんですが、これがかなり動作良いです。
 私の台は本来OSXで起動した上でclassic環境でPhotoshop6.0を開けてる、という状態なんですが、これが大体1時間に1回、下手すりゃ15分に1回位の頻度で固まるんですね。でも完全に落ちちゃうんじゃなくて(そういう時も無くはないけど)、2分程度待ってると、何事もなかったように動くようになるんです。以前iMacでOS9上で同じソフト使ってた時は問題なかったし、同じようにclassic上で開けてるOS9までのアプリでもPainterとかは普通に動いているし、OSXネイティブのCSはもちろん問題なく動いているので、やっぱりClassic+Photoshop6.0の相性が悪いんだと思うんですよ。Mac系サイトとかで同現象を探しても出てこないので、私の台の他のアプリとコンフリクトしてるのかも知れないのですが、もうこの対処法を探すよりCS買っちゃうかーとか思ったりです。でもCS買う値段でMacmini買えるなーとか思うと、また悩むんですが。

 久しぶりにポップン熱が再燃です。今ちょうど札幌でポプ13のロケテストをやってるらしいのですが、怖くていけません(^^;)。ロケテ情報では13はジュディちゃんの新曲があるらしいです、わーい。ま、マリィちゃんはどうなんだ...ろ。その前にcs11ですが。そいえばふと思い立ってハイテンの日本語版(ポプ5/ハイテンション)をacでプレイして来ました。これ日本語歌詞と韓国語歌詞って対応してるんですかね?

 某懸賞で当たった「ファントム・キングダム デジタル原画集」が送られてきました。キングダークのイベントで気になっていた「うえ...」も収録されてるし(^^;)!あと「目が開いてるヒーラー」のイベントイラを見たら、こっそりアチャ子さんが...!!!これネタの宝庫だなぁ。

 中古で買ってプレイしてた「バテン・カイトス」(GC)クリアしました。普通に面白いです。細かいとこで辻褄合ってないとかゆーツッコミしだすと切りがないですが、まぁRPG好きな人にはお薦め。でもデータ持ち越し出来ないので、カード集めのやり込みはまぁ良いかな、という気分ですが。UKOZ的にはもちろんサヴィナさんラブで。私個人的にはサヴィナ×コレルリさんとかで。あの声で「緊張しているのか?」とか言われたらめろめろです。あれですよ、コレルリさん17歳ってのは嘘でしょ、一人で場仕切ってるし、カルブレン爺とかが助さん格さん状態ですからね、実は三千歳とかじゃないですか?だって妖精だし。

 しばらく自分の絵をUPしてなかったので、ギャラリーに一枚入れました。更新履歴に書いてないのは、これは元々お友達のプレゼント用にと思って描いたものだったのので、なんとなくこっそり気分で。北条さんはこの人を見る度に「いたいけっぽい」と言います。ちゃんと化粧して眉描いてやって、えらそうな表情にするととあの顔になるんですけど。
西UKO 22:42
 
2005年06月08日(水) 
夏の予定が
 事情があって不透明になってきたので修正。
西UKO **:**
 
2005年06月05日(日) 
ほんと長いんで。
 さて本題。あ、先に書いておきますが私には写真の知識は皆無です。押すだけのカメラしか使えませんし、見る方も好きなモチーフの写真集を何点か持ってるだけで、写真家の写真展をわざわざ見に行ったりしないです。ので、説明もとても恣意的ですのでご了承を。それから田村彰英というと黒澤明という繋がりもありますが、私はほぼ風景写真しか見ていませんので、風景写真についての文章です、こちらもご了承を。
 で。昨日の話の流れで分かるかと思うのですが、田村彰英の写真はすごく「キレイ」なのです。もうそれに尽きます。
 
 私が田村彰英の写真を見たのは、神田の魚山堂書店というところで『MOLE UNIT N°2』を買ったのが最初です。表紙の写真一枚でもうお金を払ってもいいと思う出会いであって、今もこの表紙は大好きな一枚。日本の都市のどってことない場所を撮ったモノクロームなんですけれど、夕焼けか夜明けか遠くの空が明るくて、遠ざかる電線が柔らかく消えてく、大型車のシルエットとテイルランプがすべって長い光を残してる。もうただキレイだな、と思ったわけです。その後別の古書店で『BASE』を探して買って、やっぱり同じようにキレイだ、と思ったんですよね、
 でもこの2冊は両方モノクロームだったのですね、だからどこか幻想的な美しさを感じても、それは例えばマネキンはどんなにキレイでも生々しいだけだけど石膏像だといきなり芸術になるという、そういう感じでモノクロームだから芸術性とか創作性とか感じるんだろな、と思ってもいたんです。カラー写真もカラーテレビも知ってる現代人には、モノクローム写真はありのままの記録ではない、と思ってたんですね。

 で、長いですがやっと『スローカメラの休日』です。これはカラーで、しかも『MOLE UNIT N°2』も『BASE』も大判でゆったりと余白を取った体裁なのに比べて、文庫サイズ。でも掲載写真を見たときの感動はモノクローム同様に鮮烈でした。
 例えばp.065の白百合なんか、あまりに生き生きとしていて、それを見ながら息を深く吸い込みたくなるんです。p.125のトンネルもすごく好きです。石畳の上の光と、猫の影。他にも写真を机の目の前に貼っていつでも眺めていたいくらい気持ちいい写真がたくさんなんですが、その「好き」な感じを文字で書いても伝わらないと思うので割愛。
 田村彰英の写真を見て、たんにキレイなだけの写真じゃないか、という人はいると思うんです。だって本当にキレイなだけなんですよ、そこに主張とか信念とか理想とか感じる訳じゃなくて。p.069とかp.070の「ベス単」で撮ったという写真は、かなり「表現」があります、見たままではない、でもそこに確かにある光でもあって、表現が煩わしくなくて、やっぱりただただキレイなんです。何度も書いてますが、私は写真を撮るのは全くの素人ですし、見るのも経験があまりない。だからそのキレイさをすんなり受け入れられるとも思うんです。どんなキレイさも新鮮に見える。それは逆にとても運が良いことだと思う。キレイな物をキレイに撮るという技術は、もう芸術なんだと私は思うんですよ。美しく撮られた美しい写真は絵画的な美しさを備えると思う。この気持ちのいいキレイさが私は好きなんです。
 
 ちょっと興味の湧いた人は、文庫だから書店で立ち読み出来ますから見て欲しいなと思います。ちなみにこの『スローカメラの休日』は純粋な写真集ではなくて、多分写真好き、カメラ好きの人々をターゲットに発行されたもので、本人の散文というか随筆というか、そういう文章と共に写真が掲載され、使用機材や撮り方のガイドが併記されている、というものです。
西UKO **:**
 
2005年06月04日(土) 
長いんで。
 ここの日誌のアクセス解析をちょろっと見たら、検索ワード「田村彰英」で来てる人が結構いるっぽいので、こないだ買った『スローカメラの休日』のことを書こうかな、と思ったり(でもあの、ここ写真サイトじゃないので多分期待されているような情報は無いです、ただ単に私が田村さんの写真が好きなだけです)。その前に私の頭の中で色々あっての田村彰英なので、一応順を追って赤瀬川原平から始めようかと。
 
 赤瀬川さんは以前から好きでたくさん読んでいるんですが、こないだ文庫になったので『赤瀬川原平の名画読本』(光文社刊)を買ったのです。ちょっと引用長くなりますが。
 ―(自分が絵を見るにあたって以前は)好きだ、ということが軽視されていた。それはたんなる趣味じゃないか、という具合に「たんなる」なんてくっつけられていた。そうではなくてもっと思想とか、論理とか、観念とかのほうが重視されていた。
 ―この絵を見て、うまい、見事、気持ちいい、と感じながらも、そのすぐ後に、言葉が自分の頭の中を支配した。別に何も大したことが描かれていないじゃないかと思った。(中略/だが)思想とかテーマからしていいと思っていた絵が、いつの間にかダメになっている経験を何度もした。何がダメかというと、見ている気持ちよさがないことに気づくのである。
 ―あらためて昔理屈で見ていた絵を想い起こすと、とても買う気にはなれないのだ。たしかに「新しい」とはわかるけど、それを持ち帰って自分の壁にかける気はぜんぜんしない。
 …というような経緯を経て、「好き」「気持ちいい」という感性を重視する考えに基づいて絵画が紹介される。これは私にとってかなり目鱗だったわけです。好き、というのを表現するのはすごく難しくて、やっぱり「たんに」と言いたくなる。エンタテイメントである漫画すらそうで、「面白い」けど何も生まないね、とか言ってみたくなる。面白いけど、何も新しくないし、全然オリジナリティがないよね、とか。まあ漫画の話はとりあえず置いておいて、じゃあ写真はどうなんだというと、写真というのはもっとシビアに見てたんですよね。素がキレイなものを撮っているんんだから、その写真はキレイであたりまえだよね、と。美しいものを美しく切り取って持ってきただけで、芸術なんてないんじゃないの、とか思ってる部分がちょっとあった訳です。で、やっと田村彰英です。(長いなー)以下明日。
西UKO **:**
 
2005年06月02日(木) 
先生s
 
 T田さんちで榎本と篠塚がゲスト出演してますので、ごらんあれ。
 [安パン]

 私がT田さんの漫画全般で好きなとこは(いっぱいありますけど)、登場人物の台詞の“流れ”です。なんか全然つくりが無い気がするんですよね、教室の隅っこにこっそりレコーダー置いておいて、あとで聞いたらこんな感じ、という自然さ。こう言ったらこう受けるだろ、というのを私が漫画で書くと非常にシナリオに乗っ取ったというカチカチの会話になっちゃうんですが、T田さんの漫画だと“流れ”で受けてるんですよね。でもね、よく読むと(というか割とあからさまに)すごいおかしなつっこみしてるんですよ(^^;)!それが普通に“流れ”で読めちゃって、ここで笑えーみたいな押しつけっぽさがなくて、キャラの地に馴れちゃうのがいいかんじなんですよね。そんな中でサラっとかっこいい事言うんでまた読んでてぎゅっとかなっちゃうんですが。
 ...なんだか文字で書いても良く分からない?かと思うんですけど。私、P&Rとか書きたいんですけど↑こういうめれめれな文章しか浮かばないので今もって送ったことないのです。あらすじと作品の良さを上手く説明して投稿してる人ちょっと尊敬。
西UKO 23:58
 
2005年06月01日(水) 
White And Blue
 堂島孝平の新しいアルバムを買いましたー。
 あーいーねっいいです。かっこいい曲いっぱいです。最初の「レスキュー」って曲は初めて聴くんですけど、すごくキャッチーで、ライブで歌うの楽しみ。DVDの映像はですね、私ちょうどその収録の場にいたんですよね、3月の渋谷2Days。改めて聴いてもカッコイイですが、「そして僕らは奏で合う」は編集も面白くて。この曲どうして加納さんはタンバリンなんですかね、ギターは当日八ツ橋さんだったんですが、アイゴンもぽろっと映ってました。「さよならレオ」は渋谷とそれ以前の冬?あたりにも聴いたことあるはずなんですが、これはCDより絶対絶対ライブテイクのがいいと思うなあ、なんかムードが。
 待望のCD収録の「Short Cutter!」はベースなおみちさんのイメージ強くて、最後の「♪幾千の日々をくりかえす〜」のとことか。あと私はシングル持ってないので「これ以上君はいらない」も「ナイトグライダー」もCDでちゃんと聴くの初めて。c/pの「New Freedom」入らなかったかー、残念。あれは好きなのでどっかで中古でも探そうかなぁ。「ナイトグライダー」はライブでの真城さんのコーラス入ったバージョンもカッコイイです。真城さんといえば、「フライハイ」と「夜間飛行」も良かったしなーとか思い出し感動。
 これでしばらくの間幸せです。今月ライブもあるし。イエー。

 試聴はこちらから 
http://www.tkma.co.jp/tjc/j_pop/dojima/
西UKO 19:48
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