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谷口 令のハッピーダイアリー  
ハワイにて:水からの伝言 2001年09月30日(日)

愛の結晶


9月11日のテロ事件で、
ハワイ全体、色々なことが変わりました。
何といっても観光がメインのこの島が
閑散としている事。。。

私が泊まっているこのホテルも稼働率が
15パーセントまで落ちた日もあるそうです。

少し元気のないハワイの友人に
『水からの伝言』という本を持ってきました。

この本は、見えないこころの世界と
最新の科学の世界とが融合した本なのです。

水道の水から始まって、
世界中の湧き水が凍る瞬間の結晶の形が
カラー写真で紹介されています。

そして、誰が考えたのでしょう。
水に音楽を聞かせたり、
言葉や人の名前を見せたり。。。
そのあとの水はどのように結晶するのか
興味をそそります。

私が一番感動したのは、
水に『ありがとう』と言ったときと
『バカやろう』と言ったときの違いです。

『ありがとう』の方は水が
とてもきれいな結晶になるのに、
『バカやろう』の方はドロドロで
結晶しないのです。
ハワイの友人もこのことにビックリして、
声も出ません。。

『私たちが毎日使う
 ことばや思いはとても大切ですよ!』
というメッセージがその美しい写真から
伝わってきます。

一人一人の思いや言葉が
どうか世界をもう一度夢や希望であふれる
エネルギーでつつんでくれますように。。。

友人も美しい結晶に癒されたのでしょうか。。
ハワイの美しい夕焼けを見るまなざしには
やすらぎと元気が戻っていました。
谷口 令のハッピーダイアリー  
再びハワイへ 2001年09月29日(土)

やすらぎ


約1ヶ月ぶりの成田空港。。。
しかし、1ヶ月前とは人々の表情が
まったく違いました。

これから海外旅行!!という華やかで、
リラックスした様子はまったく見られません。

『これから飛行機に乗るけれど。。。
 本当にだいじょうぶかしら。。』
という不安げな表情。
ニコニコ笑っている人は誰一人いません。

空港の警備も厳しく、手荷物のパソコンに
本当にパソコンなのか、確認するために
電源を入れさせられる人もいるとか。

みんなの不安な波動のせいか、
飛行機もこんなにゆれたのは初めて。。。

そういえば、飛行機の中で上演される映画は、
決して乗っている人々が不安になるものは
選ばれません。

それほど、人が集団で
何かを思ったときの波動は大きいのです。

ハワイに着いたときは
とても珍しく、曇り空で雨でした。
いつも真っ青な空と海が
むかえてくれるのハワイなのに。。。
まさに、これも心を写しているのでしょうか。。。

いけない、いけない。
私はハワイにいる、私のお客様たちを
元気にするために来たのですから!

ハレクラニホテルに着いたころには
空も私の心も快晴になっていました。
谷口 令のハッピーダイアリー  
星の国 2001年09月26日(水)

7歳の娘スバルへのインタビュー。
何度も何度も私に話してくれることです。

私  『どこから来たの?』
スバル『星の国』

私  『どうして、パパとママのところに来たの?』
スバル『みんな、最初から決まっているの。
    やぎ先生がこの子は明るいから、
    この人にいいな。。とか。
    でも、スバルはパパとママを選んできたよ』

私  『いやだと思ったら変えていいの?』
スバル『いやだとは思わないの。
    でも、間違って生まれてきた子はいるよ。
    ホラ、ママが昔流産したって言ってたでしょ。
    間違った子はそれでもどって来て、
    また生まれるんだ』

私  『どうやって来たの?』
スバル『すべりだいで降りてきたの
    そのすべりだいは100億メートルもあって
    来るときは1ヶ月もかかったよ』

私  『星の国のお話をして!』
スバル『星の国には子供ばかりいるの。
    生まれてから4歳までいて、
    5歳になったらすべりだいに乗るの。
    子供って、すべりだいが好きでしょ。
    だからなんだよ。』
     
   『あとね、食べたいものを食べるんだ。
    虹の色がついててね、好きな味に変えられるの。
    そして、好きなところに飛んでいけるの。
    地球以外にも行ったし、太陽にも行ったよ』

私も、スバルのパパも、
星の国から来た話を信じています。
スバルが星の国の絵を書いてくれました。


星の国

谷口 令のハッピーダイアリー  
スバル 2 2001年09月25日(火)

夢の星


いま7歳のスバルが誕生する前に
とても不思議な夢を見ました。

それは車の中で、私と彼との間に
5歳くらいの女の子が座っているのです。
色が白く、おかっぱ頭でした。

びっくりした私は
『どこから来たの?』と聞くと
黙って、空を指差しました。

目がさめたとき、その記憶はとても強く、女性の勘で、
『もうすぐ赤ちゃんができる。。。。』と感じました。

この子がおなかの中に入ったのは
ちょうど私が42歳の厄年のとき。。
厄年に赤ちゃんができると、
母親の厄を全部持っていてくれて
その子は素晴らしい子に育つといいます!

スバルがおなかの中にいた10ヶ月、
生まれるその前日まで、私は仕事をしていました。
きっと、おなかの中で、私のカウンセリングを
じっと聞いていたのでしょう。

最近、こんなことを言います。
「スバルね、ママと同じお仕事がしたいの!」
谷口 令のハッピーダイアリー  
手放すこと 2001年09月23日(日)

本当の豊かさ


ご相談に見えた方の話です。

彼女は3姉妹の末っ子でした。
あるとき、お父様がなくなって
その遺産を3人で受け継ぐことになりました。
その当時で約5億円。。。

信じられない金額です。これを3等分したって
一生、楽に暮らしていける金額です。
いまから20年前のことです。

3姉妹はそれぞれに結婚していたので、
御主人がいました。

ところが、分け前をめぐって
血と血を争うような話に発展していきました。

あまりのことに、三女はご主人と相談して
なんと、遺産を放棄したのです。。

「体さえ健康だったら、
お金は自分達で働いて稼ごう!」と。
素晴らしい勇気!

遺産は2人の姉で分けました。

面白いのはそのあとなのです。。。
どうなったと思います?

長女のご主人は、お金を受け取ったとたん
仕事をやめたそうです。
その後はお決まりのコース。
賭け事を始め、飲み屋の女性に入れ込んで、
そのうちに、あんなにあったお金を
すべて使い果たしたのです。
そして、離婚。

次女の方もやはり同じく、仕事をやめたご主人が
なんとすべてのお金を持って、他の女性と一緒に
いなくなってしまったそうです。

放棄した三女はどうなったでしょうか。。。
その後、ご主人と力を合わせて工場をいくつか持ち、
20年経ったいまでは、従業員を50人も使う会社に
なったそうです。
もちろん、その家庭はとても幸せです。

お金っていったい何なのでしょうか。。。
手放すことが実は一番の
『幸せを手に入れるコツ』なのかもしれません。。。
谷口 令のハッピーダイアリー  
2001年09月22日(土)

届く優しさ


仕事がら、いろいろな方や会社に
お電話を入れることがあります。
まず、最初に飛びこんでくるのが、
その会社の『声』です。

その『声』を聞くだけで、
会社が発展していくかわかります。

Aさんのやさしい声は、聞いていると
心にさわやかな風が吹いてきます。
B氏の太くて力強い声は、安心感を与えます。

ある会社に電話をしたときのことです。
その秘書の素晴らしい対応ぶりに
ビックリしてしまいました。

『はい、○○の秘書をしておりますKでございます。
 ただいま、○○は外出をしておりますので、
 私が承りますが。。。。』

声の質、高さ、明るさ、そして何よりも
見えない相手を思いやる言葉の選び方と対応に、
その声が何日も心に残りました。

その会社は(株)S
志村けんさんが、よくコマーシャルをしている
会社です。
きっと、社長以下、トップの方たちが
素晴らしいのでしょう。

一度その会社を訪れて、秘書のKさんに
お会いしたいものです。

私の秘書の伊藤に、いつもこの話をします。

特に私のオフィスに初めて電話を下さる方たちは、
ほんの少しの勇気と緊張を持って、
受話器をとるのです。。

電話を切ったときに、
「電話をしてよかった!もう大丈夫。。」

と思ってくださるような秘書の思いやりに
あふれたれた声が、『私のすべてなのよ』って。
谷口 令のハッピーダイアリー  
再スタート 2001年09月20日(木)

Restart


2番目の夫に「話したいことがある。。」
ときり出されたのは、ちょうど今ごろの季節。

結婚式を挙げに、ハワイに行く飛行機の中で見た
映画『フィールド・オブ・ドリームス』のおかげで
二人の向いている方向が違うと気がついたものの、
その後、決定的な別れる理由が見つかりませんでした。

話の内容は、なんとなく予想がついてはいたものの
まさか決定的な話とは思いませんでした。

下北沢のレストランで、夫はこう言いました。

『好きな人かいる。
 その人とは君と会う前から付き合っている。
 彼女と結婚すことになったから。。』

これから寒くなる季節に、
なんてさびしいことを言ってくれるのでしょう。。。

『えっ?!だって今、私と結婚しているのに?』

『そう。だから離婚してくれ。1ヵ月後に結婚するから。
 何しろ彼女、年だからあせっているんだ。』

聞けば、42歳の彼よりも10歳年上の52歳。

田園調布の裕福な奥様だったそうですが、
ご主人の浮気で離婚し、
細々と建設会社で、事務をとっていたそうです。

夫は、あまりにもけなげに生きている彼女を、
ある日、映画と食事に誘ったそうです。

『何の映画を見たの?』とても興味がありました。。
『バック・トゥ・ザ・フューチャーを見て、
 後悔のない人生にしょう。って二人で話し合ったんだ』

私はかわいそうな自分のことも忘れ、
映画の効果に感動したのと、
いつも若い女の子ばかり求める日本の男どもの中に
『こんな人もいてくれたか!』
と女性として嬉しくなりました。

私はその翌日、離婚届に判を押してわたしました。

このとき、私も新しい人生に向かって歩き始めたのです。
谷口 令のハッピーダイアリー  
不倫 2001年09月19日(水)

大きな愛


聡子さんが初めてカウンセリングにいらしたときは
まだ20歳でした。
不倫の相談です。
その人は職場の上司。。。奥様と子供が3人。

聡子さんは、初めて人を好きになったのです。
10歳上のその彼は、なんでも相談にのってくれます。
たよりになって、時々、飲みに連れて行ってくれました。
まるで「お父さん」のよう。。。

聡子さんにはお父さんがいません。
お母さんが、ある大きなお屋敷のお手伝いに
行っていたときに 、そこのご主人との間にできたのが
聡子さんだったのです。
よくある話です。

最初のうちはそこのご主人も
少しは援助をしてはくれたのですが、
そのうち、本妻の家庭が大切になったのでしょう。
認知もしなければ、
父親としての義務もすべて放棄。

お母さんも聡子さんもどれほど苦労したことでしょう。
その聡子さんが、恋愛相手に
父親のような人を選んだのも 当然のこと。

つまり、彼女は必要な父親の愛を
充分に浴びる必要があったのです。

その不倫は10年続きました。
お父さんの愛を思うぞんぶん受け取ったあと、
彼との関係は自然消滅。。。

その直後、聡子さんはお見合いをしました。
やさしい人とめぐり合って、
今は2人の子供のお母さんです。

私は『不倫』という言葉を好みません。
だって、それは成長するために必要な
愛なのですから。。。
谷口 令のハッピーダイアリー  
カウンセリング 2001年09月18日(火)

ALONE


カウンセリングの仕事をしていると
悩みの大半は、両親との関係を
聞くことによって、原因がわかります。

50歳の女性Fさんは、最近知り合った男の人に
給料のすべてを貢いでいました。

生活費もなくなり、サラ金からも借金。。。
でも、捨てられることが怖くて断れなかったのです。

まず、生い立ちの話を聞きました。

6歳のとき、突然お母さんが
家を出て行ってしまったのです。
お父さんとの2人暮らし。

お家はとても大変で、遠足のときに持って行く
リックサックが欲しかったと言います。

大人になったとき、Fさんは大切な人が
突然いなくなることの寂しさが何よりも
こわくなったのです。。

こんな方にはどのようにしたらよいのでしょう。。。

何度かのカウンセリングのあとに、
「私がお母さんだと思って何でも言ってみて!」
と言います。

『お母さんがいなくなって、私は一人ぼっち。
食べたいものも食べれなかった。
好きでもない人と結婚した。。。』

Fさんはそのときの寂しさや恨みを
泣きながら訴えます。

人は心にある、モヤモヤを吐き出さなければいけません。
Fさんのそれは、約40年間、
ためていたものだったのです。

それを受け止めてあげることが、
Fさんの心を徐々に癒していきました。
谷口 令のハッピーダイアリー  
共時性 2001年09月16日(日)

叶う夢


最近よく、テレビで紹介される方がいます。
タイトルは『27歳で広尾に3億5千万円の豪邸。。』

とても有名な方なので、Mさんとしておきましょう。
マンガ家として大成功しているMさんは、
自分のマンガのヒロインのような
どこにでもいる「かわいい女の子」という感じ。

Mさんとは、お家の方位や家相のことで
お会いしたのが出会うきっかけ。

Mさんのお話は、何度聞いてもあきません。
何しろ口癖は『叶わない夢はない!』なのですから。

最近もお会いして、
その夢の実現のお話をお聞きしたのです。
夢をかなえるコツは?と聞くと

『どんなことでも心のずーっと深い部分から、
叶わないはずはない!と思うこと!』


偶然、新聞広告の中に
『住みたいな。。』
と思う家が3億5千万円で紹介されていたそうです。
その当時は、とても買える値段じゃなくて
いいなぁ〜。と思って指をくわえて広告を見ていたら
芸能人が買っちゃったんです。

で、いつか自分も、「こんな家を買う!」
と思っていたら、1年半後に買えたというわけです。
それが、まさに同じ金額!
余談ですが、その家を買った芸能人は
1年もたたないうちに離婚してしまいました。

テレビに出ている「○○さんにあいたいなあ。。。」
と思っていると偶然が重なって、
自分の家に遊びに来てくれた!!ということも。。。

この家は風水で『人が集まる家』にしたので、
人が人を呼んでくる。。。

「そうそう」。。とMさん。
「家を建てた時、彼がいなかったけれど、えい!と思って
まだ見ぬ新しい彼の分もベッドを買っておいたら、
そのあとすぐに、理想の彼がみつかってしまったの!」

えっ!!
これって私と同じ。。。共時性?!
谷口 令のハッピーダイアリー  
準備 2001年09月15日(土)

素敵な予感


今日は私のお話。
離婚のあと、大きなマンションに
一人で住んでいました。
なかなか彼ができません。

友人のカナダ人のリンダが
バンクーバーから遊びの来ました。
彼女に厳しいことを指摘されたのです。

『彼、彼って言ってるけれど、
こんなに狭いベッドじゃ彼もできないわよ。
準備ができて初めてやってくるものよ!』

「ガーン。。。」
私はすぐに渋谷西武へ、
リンダとクイーンサイズのベッドを買いに行きました。
さて、準備はできました。。。と。
そして、不思議なことが起きました。

最高級のワイングラスが
ペアーで送られてきたのです。
「うーん、近づいてきてる。。。」

その直後、カナダ大使館のパーテイで
素敵な人に出会いました。

仕事で何度もバンクーバーへ行くワインの大好きな彼。
リンダにお礼を言いに、彼と一緒にカナダへ!

準備って大切なんですね!
谷口 令のハッピーダイアリー  
出会うための災難 2001年09月14日(金)

めぐりあい


Nさんにとっての厄年は、とんだ災難でした。
仕事は今ひとつうまく行かず、
お互いに信頼しあっていると思っていた
不倫相手とその妻に訴えられてしまったのです。

こういう関係はお互い様なのに。。。
精神的な慰謝料として
300万円も要求され、
Nさんはもう、身も心もボロボロ。。。

そんなお金はどこをさがしたって、出てきません。
それに、自分も楽しんだくせに、
なんで私が300万円払わなくてはいけないの?

Nさんは弁護士に相談。
とても誠実そうな若い弁護士は
Nさんの力になってくれます。
何回かの裁判所通いも、
なんとなく楽しくなってきました。

しかし、裁判の結果はNさんの負け。
300万円を支払うことに。。。

その夜Nさんは御世話になった弁護士に
食事に誘われます。
そこで思いもよらないものをプレゼントされてしまったのです。

『あなたが好きになってしまった。
裁判では自分の力がいたらなくて負けてしまったけれど、
これからの人生は僕が守る。』

弁護士の奥様となったNさんは、
私に会うたびに笑います。
『出会うための災難だったのよ!』って。
谷口 令のハッピーダイアリー  
方位 2001年09月13日(木)

旅する魂


アメリカ、ニューヨークで大変な事件が起きました。
実はこの日、ニューヨークの貿易センタービルに
仕事で行く予定の方がいました。

方位が最悪なので、延期するように止めました。
今回ほど、ホッとしたことはありません。

これと反対に「方位が良いので、ぜひ。。」と
お勧めすることもあります。

先日も、私のところに相談に来られた方に
「『結婚』の方位だから、
飛行機の隣に座った人にも注意を払ってね。。。」
と、アドバイスしたところ、
アメリカの国内線の中で、
隣に座った人が、ちょうど1週間前に
日本から帰ってきたばかりの弁護士さんで
本当にその人と結婚してしまいました。

人生にとって出会いほどワクワクすることはありません。
特に、必要なときに必要な人と出会えるほど、
うれしいことはありません。

方位は危険を避けたり、出会いの手助けをしてくれます。
谷口 令のハッピーダイアリー  
お母さん 2001年09月12日(水)

母の愛


私にところに東洋医学の治療院を開きたい、
と相談に来た方の話です。

そのとき、彼の素晴らしいお母さんの話を聞きました。

彼は3人兄弟の末っ子。
みんなが小さなころ、お母さんは3
人の息子たちを呼んでこう言ったそうです。

『おまえたち3人に言っておくけれど、
学校も行きたければそれでいいし、
将来は、自分がやりたいこと、
なりたいものになりなさい。
お母さんは3人のこと信じているから
何も言わないよ。』


それから3人は。。。

長男は大学まで行って保険会社に勤めています。
次男は料理が好きなので大阪あべのの料理学校で学び、
現在、銀座でお寿司を握っているそうです。

そして、彼は小学生のとき野球でけがをして、
東洋医学のおかげで治ったので、鍼灸を勉強しました。

今では、治療院まで開けるようになったのです。

「あのときの母の言葉のおかげで、大学に行かなければ。
というプレッシャーはなく、自分が本当に好きなことに
打ち込めて、今があるんです。」
と彼は言います。

お母さんの言葉は子供への栄養剤。。。
谷口 令のハッピーダイアリー  
かおるさん・2 2001年09月11日(火)

幸せ


今回の長いハワイ滞在のために、
かおるさんに一緒に来てもらいました。

かおるさんのお仕事は車の運転、ベビーシッター、
通訳、パソコンの管理。

かおるさんは、気学で観ると三碧三碧の強い、
人生を自分で切り開いていく性格です。

今までなかなかこれぞ!
と思う男性が現れませんでした。

「私、性格が男だから、
 日本の男性では手におえないのよ。」
とかおるさん。

ハワイに行く前に、私はかおるさんにこう言いました。

「必ず、ハワイで見つかるわよ。
 それも、アメリカ人。」

「そうだといいのだけれど。。。」とかおるさん。

運命の日は着々と近くに来ていました。
彼との出会いの2、3日前、
神様は小さな意地悪を仕掛けます。

ほんの些細のことから、かおるさんは「日本に帰る。。」
と言い出したのです。

『すばらしいことが起きる前に、
必ず試されることがあります。』

私がこの約25年この仕事をして得た
黄金律です。

これはきっと、自分の中の不要なエネルギーを外に出し
新しいことが入るスペースをつくるためなのでしょう。

かおるさんは、運よくこの試験にパス。
帰ることをやめて、最後までとどまることに。。。

そして、あの出会いの日。
後で聞くと、まさにお互いひとめぼれ状態。

出会いから1ヶ月。
かおるさんはワシントンへのチケットを予約しました。
彼のご両親に会うために...
谷口 令のハッピーダイアリー  
コズミックバンク 2001年09月09日(日)

善い事貯金


何年か前に、下北沢でヨガを習っていたことがあります。
私は、何よりもその先生が好きでした。

京都から何かの理由で東京に来た先生は、
三畳一間のアパートに住み、そこがヨガの教室。

部屋には何もないのでとても広々としていて、
先生はいつも着た着りすずめ。
質素で飾らない先生のもとには、
いつしかあふれるほどの人々が集まってきました。

ヨガのレッスンが一通り終わると、
先生はいつも自分の回りにおきた
面白い話をしてくれます。

その中で、ずっと心に残っている話があります。

先生にお金がなかったころ、
家賃を2ヶ月ためてしまい、大家さんから、
『今日、払ってくれないのなら出て行ってくれ』
と言われたそうです。
その日、おなかをすかせて、
家賃をどうしょう。とか、
○○屋の焼肉定食を食べたいな。。。
などと思いながらトボトボ歩いていたそうです。

お財布には1円玉ばかり。。。

すると、目の前に白い封筒が落ちていたそうです。
拾い上げて中を見ると7万1千円のお金。

この金額は、まさに家賃2ヶ月分支払って、
焼肉定食を食べてちょうどの金額。。。

先生は、宇宙に感謝して
このお金を使わせていただいたそうです。

「これこそコズミックバンクの仕業」
と先生はおしえてくれました。
わたしたちが善い事をすると
このコズミックバンクに預金ができるそうです。
そして、必要なときに形を変えて
降りて来るらしいのです。

また、反対に、奪ったりしたものは
必ずこのバンクにお返しして
奪われた人に自動的に流れていくとのことです。

つまり、コズミックバンクがあるかぎり
世の中絶対に、損をする事などありえないようです。

私も、明日からせっせと預金しておかなくっちゃ!
谷口 令のハッピーダイアリー  
守り神 2001年09月07日(金)

守り神


カウンセリングを仕事としている私のオフィスには、
毎日のようにいろいろな方がいらっしゃいます。

人には「気」というものがあって、多かれ少なかれ、
それをおいていってくれます。

「陽の気」の場合は大歓迎なのですが、
「陰の気」もしばしば。
昔はそれを受けて寝込む事もありました。

世の中には『魔よけ』と称するものが数々あります。
これは「陰の気」をそこでストップしてくれるものなのです。
どこに置くかというと、必ず鬼門(東北)におきます。
鬼門とは陰が陽に変化する場所。
ですから、風水ではこの場所に火や水や風など、
エネルギーを乱すものは大凶とします。

家相学で鬼門にトイレ、風呂、台所の火や水は
厳禁なのです。
反対にこの場所は、魔よけや極陽の備長炭、
塩など気を整えるものをぜひ、おくと良いのです。

私のオフィスの守り神は鬼門の場所から、
いつも陰を陽に変えながら
守ってくれているのです。
谷口 令のハッピーダイアリー  
縁と運 2001年09月06日(木)

心


若干30歳のオーナーが、駅で出迎えてくれました。
半年前にもお会いしたのですが、
まるで別人のようでした。
体全体から光が放たれているのです。
忙しくて、3,4時間しか寝ていないという笑顔も
まぶしいほどキラキラしています。

「人が一番大切だと思う。
お店で働いてくれている人たちは、
家族だと思う。だから従業員とは呼ばず、
『うちの子』って呼んでいる。」

彼が2年前にオープンした
「心平」というお店に連れて行ってくれました。
彼同様に、やさしい光に包まれたこの店は、
まだ、開店したばかりの時間に、
もうほとんどいっぱいです。
その中きびきび動き回る、お店の人たち。
自分たちの仕事に誇りを持っています。
彼がどれほど大切にしているかが伝わってきました。

又、彼の好きな言葉は『縁と運』
すべてが縁からはじまって、運がついてくる。。。
なるほど!その通り。
若い彼の哲学は、どんなことにも通じます。

ひっきりなしにかかってくる彼の携帯電話、
その会話の中で、「ありがとう」と言う
感謝の言葉が何度も使われていました。
谷口 令のハッピーダイアリー  
シャネルのビジネスバッグ 2001年09月05日(水)

成功への第1歩


ブランド物には全く興味はないのですが、
ひとつだけ思い入れがあるのが
このシャネルのビジネスバッグです。

一番最初の離婚のあと、まずは仕事をしなくてはと、
デパートでワイシャツを売る仕事を見つけました。
30歳のころです。

ある日、デパートの社員に、
「どけ!什器備品」と言われたのです。
最初は何のことかわからずに呆然としていたのですが、
どうやら私のことのようでした。。
頭がカーッとしたあと、ものすごく悲しくなりました。

でも次の瞬間、こう思ったのです。
「私のことを什器備品と言った男の前を絶対に、
成功した姿で歩いて みせるわ。。。」と

そのときの私のイメージする
成功した女性の手にしているのが、
シャネルのビジネスバッグだったのです。

その後、安いツアーを見つけてハワイにいったときのこと。。
シャネルで理想のビジネスバッグを見つけました。
毎日通って、ついに清水の舞台から
飛び降りるようにして手に入れたのです。

そして、そのバッグを大切に持ち帰る途中、
ある1件のホテルの前で立ち止まりました。
ただならぬエネルギー。。。
成功している人たちの匂いがしました。

いつかこのバッグを持って、
この天国のようなホテルに泊まる日が必ず来る。
あれから何年経ったでしょうか。。。

今ではあのときのデパートの社員に感謝しています。

毎月、仕事でハワイへ行くことになりました。
泊まるのはハレクラニ。。。
あのときの天国のようなホテル。

そして、もちろん私の右手には、
使い込んだシャネルのビジネスバッグ。。。
谷口 令のハッピーダイアリー  
プリティ・ウーマン現象 2001年09月03日(月)

プリティ・ウーマン


「プリティ・ウーマン」の映画は女の子だったら誰でも大好き。
夢があふれる明るい娼婦のジュリア・ロバーツが
ハンサムで大金持ちのリチャード・ギアと偶然(必然?)出会って
幸せになるシンデレラ・ストーリー。

この映画をセリフを暗記できるくらい見た人もいたようです。

映画を見ると、私の場合、まさにその映画と同じことが
どんどんおきていくのです。

そういえば、「プリティ・ウーマン」を見た次の日、
まさにプリティ・ウーマン現象が1日に2度も起こったことを
思い出しました。

その日のお昼を、ある御夫婦とご一緒したときのことです。
相談事が解決したので、
「何かお礼を。。。」とおっしゃるのです。
お断りしたのですが、
突然、あるお店に案内されて、
「この中で好きなものをすべてプレゼントさせてください」
とおっしゃるのです。

それも、当時私がよく着ていた大好きな
「アルファーキュウビック」というお店でした。

鏡の前で何着も試着、クルーとターンまでさせられて、
靴から帽子から、抱えきれない紙袋。
ジュリア・ロバーツになりきった私の頭の中に
「プリティ・ウーマン」の曲が聞こえてきました。

この不思議な現象は夜にも又、起こったのです。
これも素敵なカップルと一緒に食事をしていたのですが、
その彼の方が、たまたまラスベガスのホテルを
2つ買収したと言うのです。
雲の上のことと感動して聞いていると、なんと
そのペントハウスに招待してくれたのです!

なんということでしょう!!!1日に2回も。
それもあの映画を見て、ペントハウスに泊まってみたいな。。。
と考えていた時だったのです。

あとはリチャード・ギアが訪れるのを待つだけ。。。
谷口 令のハッピーダイアリー  
幸運の秘訣 2001年09月02日(日)

Luck


私の大好きな人々の中の一人に
ライターの宮西ナオ子さんがいます。
好きな仕事をしながら、どんどん夢をかなえていく宮西さんは、
いつも輝いています。

話をすると何しろポジティブ、人を誉める、悪口をいわない。。。
彼女と会っている時間の楽しくて早いこと!
そして、別れたあとも心の奥底がずーっとあたたかいのです。

こんな人だから、インタビューの取材で関わった人たちが、
どんどんナオコさんのファンになっていきます。

先日もこんなことを言っていられました。

「今、幸せすぎる!
本を書いてくれって間に合わないほど頼まれ、
普通では会えない人たちと知り合って、取材に行くとどこでも
プリティ・ーウーマン現象。。。
ホテルの最高の部屋を予約していてくれる、
最高のところに食事に連れて行ってくれる、
最高のものを見せてくれる、
どんどん素敵な人を紹介してくれる。。。もうどうしましょう!!」

こんな幸運をひきつけるコツは?
ナオコさんにインタビューしてみました。

「人と話をしていて、うらやましいような話を聞いたとき、
それを自分のことのように喜んでワクワクしてると、
やがて同じようなことが自分にもおきてくるの!」

なるほど、人の幸せを一緒に喜んでいると、
そのエネルギーが流れてくるのですね。
そういえば私、ちょうどハワイに行く前に
宮西さんのプリティ・ウーマン現象の話をワクワクして聞いていたら、
私にもまさに同じことがおきてきたのです!!!
谷口 令のハッピーダイアリー  
直感 2001年09月01日(土)

天使の声


ハワイから戻ってきました。
成田に着くと曇りで雨。。。

1ヶ月以上も日常のことから離れたのは久しぶりです。
だからこそ、こんなに凝縮した素敵な日々を送れたのでしょう。

いろいろなことをしているときに「アッ!」と
思い浮かぶことが沢山あリました。
東京にいると忙しかったり、時間がないから後まわしにして、
あとは忘れてしまうことが多くありました。

「あの人に連絡してみよう」とか。。。
「あの本が読みたい」とか。。。

これはひとつのメッセージ。そして、それをするのは「今」なのです。

ハワイでのゆったリした時間の中で、
本当にこの直感を大切にすることが
どれほど幸運をひきつけるかを学びました。

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