l BACK l INDEX l NEXT l

谷口 令のハッピーダイアリー  
マウイにて:星空 2001年07月31日(火)

神の贈り物


マウイ島の南東にハレアカラという
3000メートルもある山があります。
「太陽の家」を意味します。

私が滞在しているアディアの家は、そのハレアカラの裾野にある
「マカワオ」という高原の町にあります。
日本でいうと八ヶ岳とか軽井沢でしょうか。。。
ここはリゾート地とは違い、とても静かです。

高原の風に吹かれながらすばらしい風景を見ているだけで、
幸せな気分になってきます。

夜になると冷え込み、空には満天の星。
アディアの広い庭の寝椅子に陣取り、空を見ると、天の川までが
見えるのです。

そして、流れ星。。。。
娘のスバルは、生まれて初めてみる流れ星に興奮気味。

そういえばスバルが3,4歳のころ不思議なことを言いだしました。
まだ、誰も、名前の意味を教えてないのに。

「スバルねえ、星の国からきたの。
上から見ていてパパとママのところに来たかったから、
滑り台で降りてきて、ママのおなかの中に入ったの」

子供の魂は親を選んで生まれてくるそうです。
その子の魂が一番学べる場所を選んでくるのです。
ですから、それは、親にとっても同じこと。。。。

偶然ではなくスバルが
私たちのところに滑り落ちて来てくれたことに感謝します。

マウイの星空を見ながら、
今、何億の子供たちの魂が、親を選んで
いるのか、考えるだけでワクワクします。
谷口 令のハッピーダイアリー  
マウイにて:かおるさん 2001年07月30日(月)

カボチャの馬車


今回のハワイにはかおるさんもいっしょにきてもらいました。
まだ、若いのにとても精神的に深いひとです。

彼女がまだ19歳のとき、家族の問題で悩んだとき、
1冊の本を友達から紹介され、ものすごく楽になったそうです。

その本はヴォイス社の「バシャール」

今では珍しくない精神世界の本なのですが、
そういう私もこの本が自分探しのはじまりだったような気がします
この本の中で、何度も何度も出てくる

「思ったことが、現実になる」
「ワクワクすることをやりなさい」

は、いつも私の心に響いていて、
今、こうしてワクワクする仕事をして、
ワクワクするところにいるのはこの本のおかげかもしれません。

それから数年、かおるさんも家族も落ち着いたころ、
長年の夢だった「イギリス暮らし」を叶えました。
人生で最も、安心して幸せに暮らすことのできた日々でした。
 
かおるさんがイギリスに行っていなかったら、
今、ハワイには来ていなかったのかもしれません。

かおるさんは、「動物が幸せに暮らせる世の中にしたい、
そういう仕事をしたい」と思っていました。

「ガイヤシンフォニー・1」という映画をみたのはそのころでした。

その中のアフリカゾウを保護している
ダフニ・シェルドリックさんに深い感動を覚え、
ダフニさんは、彼女の憧れの人でした。

そして、もし、叶うのなら、
アフリカに行って野生のアフリカゾウに会いたい。。。

動物たちのために、なにかできる道も同時に探し始めたとき、
動物界では有名なケニア在住の獣医師、神戸俊平氏と出会ったのです!

そして、神戸氏の招きでケニアへに1ヶ月滞在しました。
そこで野生のアフリカゾウを目の当たりにし、大感激。
その上彼女の憧れの人、ダフニ・シェルドリックさんにも、
神戸氏の導きによって会うことができたのです。

ねっ!信じていれば、夢って叶うでしょ!
谷口 令のハッピーダイアリー  
マウイにて:スバル 2001年07月29日(日)

スバル


子供の誕生は、母親にとっての至福の喜びです。

大きな家に住んで、仕事も充実、
物質的に恵まれた生活をしていた私はそれなりに満たされた人生でした。
一人でいる寂しさをのぞいては。。。。

ある日、リビングのソファーから夕日を見ていて、
フッと「このままでいいのかしら。。。」と思ったら、
家族がほしくなったのです。

そう思った瞬間、思い込みの激しい私は、
人生のパートナーは隣に住んでいたカナダ人
(つい2,3日前に仕事でニューヨークへ行ってしまった)
に違いないと信じ込み、すぐにニューヨーク行きのチケットを手配したのです

わざわざ追いかけて行ったのにもかかわらず、結果は最悪。
ガールフレンドがいるとのこと。。。。

しかし、このとき、
「プロポーズは女性からしても大丈夫ですよ。」
「どう、うまくいった?」
「がんばれ!」
と何度も国際電話で声援をおくってくれた人が、
まさか、まさか、スバルの
パパになるなんて。。。

失意の底で足を引きずって帰ってきた私に、
「残念だったね」となぜか嬉しそうな彼。

だから人生って面白い。
ニューヨークも無駄じゃなかった。

「そう、人生に無駄なことは1つもないのです」
谷口 令のハッピーダイアリー  
マウイにて:水族館へ 2001年07月28日(土)

dolphin


マウイの水族館へ。。。
マウイでの移動はレンタカーしかありません。
仕事をやめてきたかおるさんにとっては
左ハンドル右側通行ははじめてのけいけん。

そういえば、今私がマウイでの滞在に借りている
アデアのおうちに前にきた人も、
その前にきた人もしごとをやめてきたひとばかりとききました。。

仕事をやめるということは、次の可能性をさがすということです
だからこそ、もう限界だな。。。
と思ったときこそ、チャンス、チャンスなのです

深く心の声に耳を傾けると、
「もうこの辺でよいですよ。。」と聞こえてきます

今多くの会社でリストラがあるわけですが、
これも自分にあっていない場所にしがみついていないで!
というメッセージなのでしょう。


レンタカーから、のどかな牧場が見えました。

「ねえ、ママ、茶色の牛なんて変だね」
と7歳のスバル

「日本ではあまり見たことがないけれど、
世界中にはもっと、もっと違う種類の牛がいるの」

そして、人も、景色も、大切なものも。。。。みんなちがう。。
「スバルが今見ているものは、ほんの一部でその全体は、もっともっと豊かですばらしいものなのよ
だからこそ、色々なものを見てほしい。そうすれば、色々な価値観が分かるから」


癒しのクラゲ
谷口 令のハッピーダイアリー  
マウイにて 2001年07月27日(金)

マウイの家


「人生に偶然はありません」 
私がいつも思っていることです。
ですから、心の中で、なにかの声が聞こえたとき、
その声に従うようにしています。

何年か前に「フィールド・オブ・ドリームス」という映画がありました。
その中で、ケヴン・コスナー扮する主人公は心の声に導かれて行動します。
そして、最後に一番大切なものを見つけるのです。

その大切なものは彼自身にとってだけではなく、
家族や周りの人々にとっても必要なことだったのです。

この映画を見たのはちょうど今から15年前の
ハワイへ結婚式をあげに行く飛行機の中。

その時代、少しだけ先を行っていたこの映画は、
心に深く入っていった人と、
こんなことばかばかしいと一笑に付す人とを分けました。

私は前者,そしてもうすぐ夫になる彼は後者
結局、ハワイには式を挙げるために行って帰りの成田で別れました。
でも、私はこのことからマイナスのメッセージを受け取っていません。
この結婚はまさにあの映画を見るためにあったと思っているのです。

そう、私が「フィールド・オブ・ドリームス」から得たことははかりしれません。

見えないものからメッセージを受け取ること、
すべての物が繋がっているということ。

その結果、今のマウイになったのですから。。。。。

心の声に従って私は今、マウイにいます。

私のところに日々、ご相談にみえる色々な方たちのお話を聞いていて、
一番感じることは、ほんの少し価値観を変えれば物事が、
よい方向へ変わるということです。

価値観を変えるということはどんなことでしょうか。

色々な状況に自分を置き、色々な事を体験してみる。
その他たくさんの方法はあるはずです。
特に女性にとって、1つの価値観に縛られないことは大切なことです。

私がこれから、このマウイ島でどんなことを体験し、
どんなことを感じるか、お伝えしていきます。

皆さんのお役に少しでもたてれば幸せです。

l BACK l INDEX l NEXT l
この日記をお友達に教える
メールはこちららで。】 【ホームページはこちらからどうぞ。


--->