あきませんなぁ。
どうもこっちはスグに忘れてしまう。

覚えているだけ遡って
キリの良い元日の記録から再開。
さていつまで続くでしょうか。

：：：：：：：：：：

今日は白菜と薄揚げ。
薄揚げは本当に優秀だね。
ちょろっと残っている端野菜に
薄上げの細切りを合わせるだけで
いい感じのシルモノになる。

細切りの冷凍ストックは
絶対に欠かせない物のひとつ。

：：：：：：：：：：

今日、子どもに
「おみおつけ」とは何ぞや、という
質問をされた。

確か「おみお」が
全部丁寧語の「御」だったよなー
と思いつつ、ちょっとググってみたら
やはりそうだったんだけど、

後世のごじつけ説として、
具沢山の豪勢な汁物を「おみおつけ」、
申し訳程度の具の少ない汁物を「おみそしる」という
・・・ってのが紹介されているサイトがあった。

こじつけ説に当てはめるなら、
我が家のシルモノは、
ほぼ毎回「おみそしる」でございますｗ

我が家で一番作るのがコレじゃなかろうか。
大根１本につき、最低１回は作る。
太かったり、長かったりしたら２〜３回作る。

クタクタに柔らかくなって欲しいから
輪切りにしてから千切りにする。

ンまい。
その一言。

大好きだよ、大根のお味噌汁。

んもーーめちゃくちゃ寒いやんかいさっ！
と、思いながらmixiボイスを見ていたら、
マイミクさんが
今日は『具おおぶりのホワイトシチュー』と
書いているのを読んで、
よっしゃ、ウチもや！と即決したのである。

冷蔵庫にはルーが１/２箱分あった。
足りない分はレンジでちん！で作る。

他のものを作るべしで解凍してあった鶏肉と、
ジャガイモ、タマネギ、人参。
塩茹でしたブロッコリーも残っている。
基本的な具材が完璧に揃っているじゃないか。
スバラシイ！

早く火を通すために具は「こぶり」にし、
さくさくと完成させた。

いや〜温まるねぇ。
家族にも好評で良かった良かった。

思い起こせば、
結婚して初めて作ったかもよ、粕汁。
あらまっ。

地元の地酒の粕が手に入ったので、
というか、初めて自宅用に買ったのである。
甘酒を作るだけじゃ芸がないと思い、
そうだ粕汁だと思って
フツーに作ったんだけど、
ふと、ちょっと待てよ？となって
記憶をたぐってみたらば、ゼロなのね。

無いわ。全く無い。
独身時代に、実家で食べて以来の粕汁だわ。
夫はどうなんだろ。
どこかで食べてたのかな、この１０余年間。

実は嫌いなんだわ、粕汁。
実家では嫌々食べていた記憶しかない。

でも、何の違和感もなく作っちゃったよ。
で、飲んだら美味しかった。不思議。
黒胡椒をゴリゴリ振ったら
めちゃくちゃンまかった。
体がポカポカしてきて非常に良かったよ。

夫は粕が足らんとか言ってたけどねｗ

気をよくしたので
冬の間にまた作ろうっと。
今度は夫が納得するくらいに粕を使おう。

３が日のトリを飾るお雑煮は
これまた澄まし仕立て。

具は、大根・人参・牛蒡・長ねぎ・
こんにゃくに焼き餅。
長ねぎは斜め切り。あとは拍子切り。

これも小さい頃は苦手だったなぁ。
２日目の水菜よりはマシだったけど、
願わくば私の分は無しにして、
という感じだった。

何が嫌って、餅の表面に
出し汁の中で層がバラけた長ねぎが
絡みつくのが、ものすごく嫌だった。

餅LOVEな私は、口の中で
餅のモチモチ感をたっぷり楽しみたいのに
このお雑煮にすると、
お餅に絡みついた長ねぎの繊維が非常に邪魔で。

昨日の水菜と同じだよね。

ねぎは、一番外側の層が、一番ムカついた。
不愉快を通り越して、立腹するくらい嫌だった。

餅を皿に取り出して
長ねぎを剥がし取ってから食べようとすると
親にそんな食べ方をするなと叱られ、
ホント、ろくな思い出がない。

でも、このお雑煮も今は好き。
野菜たちの甘味が、
出汁の中にしっかり移っていて
たまらなく美味しい。

２日のお雑煮は澄まし仕立て。
具は、水菜と丸餅。

あらかじめ水菜はさっと茹でておく。
焼いた餅、下ごしらえした水菜を
お椀に並べ、
あつあつの澄まし汁を注ぐ。

柚子の皮とか、あしらうといいんだろうけど
実家はそういうのは無し。
父が好きじゃないんだな。

子どもの頃は水菜が苦手で
この２日のお雑煮は大嫌いだった。

餅の表面に水菜が絡み付くのが
何よりも嫌だった。

でもいつの間にか好きになってるなぁ
・・・なんてことを考えながら、
お餅をお替り。

人が搗いたお餅は、たまらなく美味しい。

今年は実家で迎えたお正月。
元日のお雑煮は大阪の白味噌仕立て。

具は、祝い大根・牛蒡・里芋・焼き豆腐に丸餅。

餅は、本当は煮込んでドロドロにするらしいんだけど、
私の母がそれを好まず、焼いたものを入れた。

子どもの頃から親しんだ味。
ほっこりしますわ。

夢吉