モリハルゆ記

2006年02月28日(火) 区役所

 一昨日、唯花ちゃんが生まれて初めて我が家の敷居をまたいだ(敷居なんて無いんだけど)。これまで我が家は二人しかいなかったけど、そこに小さく愛らしい家族が加わった。なんか不思議だ!

     

 生まれる前から名前は『唯花』と決まっていたので、さっそく杉並区役所へ出生届を出しに行った。『戸籍届け』の窓口で産婦人科で発行してもらった出生届けを提出する。5〜6分後「この書類持って7番窓口に行って下さい。それから出産一時金の書類記載をアソコにあるピンクの書類と一緒に提出してください。乳幼児医療費の助成、児童手当等の支給の手続きは3階で手続きできます。」

 とにかく7番窓口に行ってからモノゴト始まるみたいだ。それ以降は何の手続きだかワカルが、7番窓口ってナニするとこなんだ?『戸籍届け』の窓口で処理してくれればいいものを、何でワザワザ行かないとイカンの?

 そこは『住基ネット』だった!

 法律で施行された全員参加の住基ネット(一時期騒がれたよなぁ)、杉並区は反対の立場を表明しているのでした!(あと横浜市も!)けれど、いつかは強制的加入になってしまうらしい。何も異議を唱えなければ、その時点で住基ネットのサークルに入る。そのような状況になろうとも、断固反対するという強い意志のある方はその旨の書類を提出して下さいね!と、今回新たに杉並区民になった唯花ちゃんにそのことを確認するのが7番窓口だった〜!

 「唯花ちゃんは特に意見無いと思うけどな・・・」

 と、思いながらベンチシートに座ったら、何やら目に飛び込んできた。「区民葬儀・・・?なんだ?」

     

 16万円強あればギリギリ葬儀できるってコトだ。民間の葬儀会社に頼むと平均200〜300万円、最低ラインが50〜60万円だから、随分安いな。ナルホドねっ!

 外人登録をするために来ていた明るいイチャイチャの外人カップル、住基ネットのことで何やら怒りをぶちまけてたご老人、何かの助成を受けるために来ていた障害のある方、区役所には色んな人が来ている。そこは出生・生活・終焉、人生が凝縮されている場所なんだね。

 



2006年02月24日(金) 感動した!

 小泉さんの真似だが、今日は「感動したぁ〜!」

【感動その1】
 トリノでようやくメダルをゲットした。しかも金!朝、8時に起きてTV点けたら「荒川ぁ〜金〜!」と叫んでた。フィギュァスケート、トリノの予選まで47年間まったく興味なかったが、今回は力入れて観た。イナバウアに見惚れたし、ミキティーには4回転成功してもらいたかった。荒川静香は日本を救った!「トリノオリンピックあったの?」なんてこと無くした!涙腺ゆるんだ〜!

【感動その2】
 我が家は築30年以上経っている老朽マンションだ。日当たりと風通しはいいが、イロイロ傷んできてるし、住居面積50平方メートルない!そんな環境の中、本日、最新鋭の切り札投入した!『ウォシュレット・アプリコット』日本が世界に誇る、イヤイヤ、世界戦略最終兵器とも言われている代物を導入した!どうだ〜〜〜!便座だけ最先端だぞ〜〜〜!
     

 そうだ、明日からなるべく家でしよお〜っと!

【感動その3】
 親バカじゃない、例えると爺バカだ!かれこれ15〜17年前に二度経験している。そう、子供との触れ合い。今この年齢で再び遭遇するのはおじいちゃんの心境だな。2/21に産まれてから毎日、唯花ちゃんに会うため産婦人科医に通ってる。周りの新生児と比べると昔風のおにぎり顔してるが、それを加味しても唯花ちゃんイチバン!ナンバーワン!
     

 明後日、退院だね!イロイロ一緒に遊ぼうね!



2006年02月21日(火) 祝!解禁!

 いやぁ〜・・・うんまい!先週の月曜以来かな?禁酒解禁しました!
     

 頭にジンジンくるなぁ〜!家に酒あると飲んじゃうんで、ナンモ無い状態にしてました。だから今日、コンビニでビールと芋焼酎買って帰った。おつまみも一緒にね!ア〜〜〜海綿体に水が染み込むような感触が脳ミソに感じる〜〜〜!今日で禁酒解禁ダァ〜〜〜!

 我が家に新しい家族がやって来た!女の子で名前は唯花(ゆいか)!
明日の予定だったんだけど、一日早くやって来た!ようこそ〜ココヘッ♪クックックック〜♪
     

 今朝、お仕事のアポがドタキャンになった。明後日が今月売上の締めだから「オ・ノ・レ〜ッ!この恨み晴らせでおくべきか〜ッ!」と罵っていたら、奥さんが産気づいてきた。「これも定めカァ〜ッ!」と言いつつも、愛車パジェロミニ号に「ヒッヒッフ〜・・・」の奥さん乗せて産婦人科へ行きました!奥さんのお母さんも電車乗り継いで遠路はるばるやって来ました!奥さんの雄叫びも聞きました!成り行きで立会い出産しちゃいました〜・・・涙出たゾ〜・・・!
     

 よお〜っし!唯花ちゃんよろしくね!おじいちゃんっぽいケド、お父さん、頑張っちゃうよ!



2006年02月14日(火) バレンタインデー

 「オーバ〜!ジャンパ〜!コートォ〜!」
 これは大げさなことを言われたときに返す言葉で我が家では公用語になっている。本日の屋外、決して「オーバ〜!ジャンパ〜!コートォ〜!」ではなく、暖かいというかむしろ暑い!

     

 小春日和なのか、小夏日和なのかわからんが「オーバ〜!イラン〜!イラク〜!」である。ウールのハーフコートは本来の役目ではなく、腕に巻かれて移動することになる。そのとき吉野家が目に飛び込んできた。

     

 米国産輸入牛再々開のめどが立たない中、久々に吉野家へ入った。以前の280円牛丼が無くなって、ヨシギューがヨシブーになってからも、けっこう私は利用していると思うのだが、ちょっと間が開いてしまった。一瞬輸入が再開されたのだが危険部位が混入していたとかでスッタモンダしたとき以来の利用かな?

 『豚生姜焼き定食』が最近のお気に入りだ。キャベツの千切りにマヨネーズが付いてくるのもイイ。生姜焼きの豚とマヨネーズにまぶされたキャベツを同時に頬張ると、至福の喜びが口の中で奏でられる。ご飯も仲間に加えて、口の中で三重奏をくりひろげてしまうこともしばしばだ。ご飯を大盛りにすると50円アップの530円になってしまうが、そんな些細なことは気にしないでこれまで必ず大盛りにして口の中の演奏を存分に楽しんでいた。

 久々のヨシブーでは大盛り580円になっていた。豚生姜焼きも大盛りになったそうである。私はおかずでお腹一杯にするタイプではないので100円アップのその価格形態に一瞬たじろんだが、吉野家を応援する意味も込め、100円アップをシブシブ受け入れた。「大盛りでいいです・・・」

 突然店員さんが私の食べている前でサラダをぶちまけた。豚生姜焼きの横にあるキャベツの千切りと、カウンターにぶちまけられたサラダが一体になった気がした。アタフタ処理する店員さんとムシャムシャ食べているモリハル。生ゴミと料理が渾然一体となった。村上龍のデビュー作『限りなき透明にちかいブルー』で、主人公がラリッて現実と幻想が交じり合う感覚、コレに近いものを感じた。「今日はバレンタインデーだけど、まだチョコもらってないなぁ」そんな幻聴もしてきた。ああ、今日はバレンタインデーだ!

 

 
     



2006年02月04日(土) 世の変化

 「機関車が、な・無いィ〜・・・!」

 世の中、知らぬ間に変わってしまう。新橋で待ち合う場所は機関車前と、戦後街頭TVで活気を帯びてきたときより決まっていた。その機関車が何処かへ行ってしまった。
     

 携帯電話が鳴った。「機関車無いんですけど・・・何処にいます?」キョロキョロ辺りを見回すと、携帯で話し中の知人がクルクル回転していた。

 新しいトリビアが生まれた!
「新橋駅前で、携帯電話片手にクルクル回っている入るオッサンは、・・・・・偶数人である」

 世の中変わったという規模には全然いたってないが、節分の日に恵方巻きと称した太巻きを、その年の恵方(今年の恵方は南南東ゥ〜♪)に向かってニコニコしながら無言でイッキに食べるなんてのがある?
     

 昨日の朝食で夫婦揃ってムシャムシャやりました。モリハル一家はシンキング・ポジティブだから、どんどん採用してしまう。

 この恵方巻き、私の知人がコンビニ勤め始めてノルマがあったみたいなので協力したといういきさつがある。そのとき「予約すればオマケで方位磁石つきますから」と言われた。ところが2月2日に受け取りに行くと「ごめんなさい、在庫なくなっちゃって」と言われたので「別にいいよ」と返した。

 うちの奥さん、こういうコトにはシンキング・アタックになってしまう。「ソッチから頼んできてオマケつけるといってしかもワザワザ取りに行っているのに何たるコトだ!」と自分のブログに書いた。そうしたらそれに同調する書き込みもワンサカと、反響がでかい。

 世の中、オマケの地位が向上しているみたいである。


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