モリハルゆ記

2004年08月31日(火) 投資

 ここ何日かスランプだった。変に面白い文章を書こうとして、わざとらしい。モリハル日記書いては削除、書いては削除を繰り返していた。文豪がくわえ煙草で頭をかきむしり、「あ゛〜!」と原稿用紙をくしゃくしゃに丸めて背後に投げ捨てる。そんな心境なのだが、実際は右上角にある×マーククリックするだけなんだけどね。

 だが今日は違う。書ききる自信がある。テレビ東京『ガイアの夜明け』を観たからだ。60歳を超える年齢でありながら、30代の奥様との間に彼にとって初めての子供になる1歳の娘を持ち、全世界に足を運んで投資先を判断する、カリスマ投資家が映った。彼はテレビを通じて、私にも投資したことになる。




 「日本の経済を私は楽観視している。」「急激に伸びている中国経済、壁にぶつかり停滞したら買いだ。」「商品先物取引に注目している。」なるほどなるほどねぇ!だが、私が注目したのはそんな些細なことではない。カリスマ投資家が画面いっぱいアップになり、彼の持論を熱く説いているとき、鼻の穴から白い鼻毛がヒョコヒョコ顔を出したり、引っ込んだりした。「おお〜っ!」私の目はソコに釘付けとなった。

 いつからだろう?私にも白い鼻毛が生まれてきた。右の方にね。これは目立つし、成長も早い。鼻毛シザースで他の黒い鼻毛と一緒にカットしても、グングン成長してくる。しかも固いようような気がする。

 カリスマ投資家は10年間で投資した案件を150倍とか200倍にしたみたいだ。私にもその可能性があるということだ。なんたって白い鼻毛同志だからね。さて、何に投資するかな?



2004年08月26日(木) マニュアル

 最近の私の行動は、以前軽犯罪法で検挙された経済学者の様かもしれない。携帯電話のデジカメ、パシパシしている。モリハル日記にデジカメ載せるようになってから楽しくなってしまった。そして今日、東京メトロ中野富士見町駅ホームで大発見をした。「携帯電話のデジカメにズーム機能と露出機能が付いてる!」




 これが栄えあるズーム機能と露出機能を駆使した第一作である。

 マニュアルって読まなくなったよな。昔の私は何か新商品を手にすると、必ずマニュアルを読破もしくは読みながら恐る恐る手に触れたものである。せっかく手に入れたモンだから、間違った手順でするのはイカン、新商品に対して失礼だと思っていた。ビデオデッキの時間設定は電話の時報を聞いて合わせた。バカチョンカメラはストラップをきちんとセットしてからファインダーを覗いた。

 今はすぐ使っちゃう。汚れ防止のビニルなんかサッサとはがしちゃう。携帯電話、今ので何台目かな?今回のはまったくマニュアル読んでいない。せっかくマニュアル作って「このデジカメにはズーム機能と露出機能があるんだよ!」と教えようとしていたご担当の方、スンマセンでした。2年間そんなのがあるなんて知りませんでした。こんな機能があるから軽犯罪しちゃう人がいるんだね。納得!

 まあ、とにかく楽しくなってきた。世の中知らないところで楽しいことが、もっともっとあるんだろうな。けどマニュアルは読まないだろうな。



2004年08月25日(水) 至福のとき

 幸福な日が続いた。私の人生なかなか捨てたモンじゃない。

 8月24日(火)あの日本橋『たいめいけん』http://www.taimeiken.co.jp/で『タンポポ風オムライス』食べた。最近お知り合いになった方が「近くに寄ったらお昼でも一緒しましょう。」とおっしゃったので、本当に行ってしまい、ご馳走になってしまった。この『タンポポ風オムライス』、も・の・凄く美味い!ケチャップチャーハンの上にドンと乗ったフカフカ卵、それをナイフで割り、ケチャップをさらにかけて食べる。「幸せ〜ッ!ジ〜ザス〜ッ!」デジカメで撮影するのも忘れて食べてしまいました。

 その夜、『八芳園』の白金祭りに行った。そのシステムはとても分かり易く、大好きなモノだった。『飲み放題食べ放題』システム!11月で46歳になるのだが、いまだにこの単語を見ると心と胃が踊る。白金祭りと書いてあるとおり、中庭でヨーヨーつり、ストラックアウト、輪投げ、射的などの催しが行われていた。私はストラックアウトで『ダンシングロボット』などをゲット!腹一杯になって酒に酔ってダンシングモリハル大満足でした。

 明けて8月25日(水)、光学関係の会社の社員・社長ら26名で北の丸公園内にある科学技術館見学に行き、その帰りに九段会館屋上のビアガーデンに行った。ここも飲み放題!そしてあったあったヨーヨーつり、輪投げ、パターゴルフなどの催し物。この時期、どこでもやっているのかね?もちろんイロイロゲット!何故かバニーガールさん達もウロウロしてたので、またダンシングモリハル大満足になりました。




 ヨーヨー、ウチの玄関の花瓶においてある。幸せだったアノ日アノ時が、段々遠い昔のことになっていく様に、空気が漏れてしぼんで行く。で、最後は分別ゴミへ。それまで至福の時を反芻しよう。



2004年08月21日(土) 表彰

 連日のアテネオリンピックでの日本選手の活躍。メダルを取った選手は、NHK、民放のインタビュー、生主演、と引っ張りだこだ。惜しくも取れなかった選手は、どこも出演しない。ウ〜ン、突然遠い日の恥ずかしい思い出が蘇ってきた。




 中学校の時、私は陸上部に所属していた。私の代は、女子が強くて男子は予選落ちの連続だった。女子は短距離、400mリレーと板橋ではダントツ、放送陸上にも参加してた。一方、男子はというと、短距離予選はソコソコなのだが決勝で敗れ、400mリレーは毎回失格。いっつもオーバーゾーンだった。

 我々男子の戦略はいつも明快!速いモノ順!第一走者がトップで来ないと、もうそのレースはおしまい!たいがい第一走者はトップで来た。だから第二走者以降、抜かれたくないのでかなり早い段階でスタートしてしまい、ゾーンギリギリでバトンを受ける。結果、パッと見は楽々一位なのだが、オーバーゾーンで失格になっちゃうんだよ。私は第三走者だったのだが、私か第四走者がオーバーゾーンしちゃう。毎回、これを繰り返していた。今考えると学習能力無かったね。

 ある日の朝礼、全校生徒が校庭に並んで校長先生が長いお話をしてパタパタと何人かの生徒が貧血で倒れたという、いたって普通の日のコトだった。突然「陸上部の生徒は前に並びなさい!」と、陸上部顧問の先生が発言した。女子がゾロゾロと前に出てくると、私の周りの生徒が余計なお世話で言った。「森も陸上部だろ。前に出ろよ。」エ〜っと思いつつも私と第四走者は迂闊にも前に出てしまった。女子400mリレーの4名と、男子400mリレーの第三・第四走者が全校生徒の前に並んだ。

 壇上の教頭先生が「先日、陸上部は頑張って優勝しました。女子400mリレーの4名は見事、板橋で一位になりました。みんなでその健闘をたたえ拍手しましょう。」全校生徒は4名の勝者より、失格した2名に対し拍手をしたと思う。「あいつらアホやなぁ〜!」とニヤニヤしてね。

 敗者は表舞台に出ちゃイカン。勝者の栄光を祝福しながら「次は見てろよ、俺の番だぞ!」とメラメラすべきだと思う。男子400mリレーの第一・第二走者はその点を瞬時に判断したのだが、第三・第四走者は周りに押し流されて、いい恥かいてしまった。陸上部顧問先生!「女子陸上部は前に出なさい!」って、ハッキリ言ってもらいたかったよ。



2004年08月20日(金) たこ焼き




 行って来ました床屋さん。この前いつ行ったのかなと、モリハル日記辿っていったら、ナ・ナント6月3日でした。2ヶ月と17日ぶりでした。

 今日はスーパー上司夏休みで、午前中ポッカリ時間が空いたんで、深川は高橋『のらくろーど』にある行きつけの床屋さんに行っちゃった。お客さんを一人散髪している。最高のシュチュエーションだね。待っている間、備え付けのマンガ読めるからね。

 これが、もう一人待機してると待ち時間長く感じてイライラしちゃうんだよね。一人散髪している状態。せいぜいあと30分!マンガ読んでスッキリして散髪!いいねぇ〜このシュチュエーション!




 話し全然変わるが、今日、もの凄い発見というか、職人の技を盗んだ!『たこ焼き』屋さんのワザだ!JR荻窪南口、階段昇ったところで『たこ焼き』屋さんの屋台がある。その前でお客さんと待ち合わせしていたんで、見るとはナシに『たこ焼き』屋さんの仕込みを垣間見てしまった。

 2/3小麦粉、1/3山芋、そして卵、プラス秘伝のタレだね。その秘伝のタレを私は見た!今度、ふっくら『たこ焼き』を作るかな?ヨッシャァ〜!楽しみだ!と、思ったらウチには『たこ焼き』器、無いじゃん!



2004年08月19日(木) お疲れ父さん

 連続夏日の新記録40日を達成して、薄ら寒い週末が1日あっただけで、週明けからまたもの凄い熱波だ。ここ何日かのモワンとした熱風がまた、たまらない。私は、10数年前からヘアスタイルがオールバックになってしまい、毎朝ドライヤーで天然パーマを伸ばし、ジェルで固めている。大汗でジェルが流れ、熱波でグチャグチャになったのがこれである。




 床屋さん行かなくちゃ!

 アテネをミテネのオリンピック、観てると燃える。活躍すると言われてた日本人選手が、そのとおり奮闘しているからコッチも熱く観戦しちゃう。ちょっと前までは日本人選手って本番に弱かった気がするが、今は違うね。まあ、ちょっと期待はずれしちゃった団体スポーツもあるけど、それを加味しても充分私を楽しませてくれている。

 だから夜遅くまでテレビ観ちゃうし、朝は朝でNHKと民放をとっかえひっかえ観るし、トイレで長時間新聞のオリンピック欄を読んじゃう。寝不足プラス深酒状態にこの夏日はさすがに応える。

 午後、ちょっと次のアポまで時間あったから、JR武蔵境駅のクーラー効いたエクシオール・カフェで冷たいコーヒー飲んで予定表の確認していたら、いつのまにか寝てしてしまった。両肘テーブルについて、両手のひらで、両ホッペタをささえた状態でね。ガクッ!として目が覚めた。目の前の席に座っていた、おじいちゃんおばあちゃんに連れられた5〜6歳の女の子と目が合った。コッチが口の端を上げて微笑んでも、彼女の目は笑ってなかった。変なモン見せちゃったのかな?スマンネ!ちょっとお父さんお疲れなのよ。



2004年08月16日(月) 一大事!プラスα




 昼飯にまた『さぼてん』のソースとんかつ弁当を食べた。これ、安くて美味いんだ!で、ポイントも貯まって『ロースかつ』もしくは『ヒレかつ』1枚の権利を取得!やったね!(ここまでの文章で昨日アップしてしまいました。どうもスンマセンm(_ _)mまだ続きあります(^^;))

 で、感じたんだが、最近キャベツがまずい。私が住んでいる杉並界隈のスーパーで購入するキャベツの味が落ちていると思っていたら、渋谷区恵比寿界隈でもキャベツの味が落ちている。なんか苦い!私の最も愛する『とんかつ』にはキャベツの千切りが欠かせないので、これは一大事だ・・・

 と、いうことを日中嘆いていたら、お仕事の帰り際、近所に住んでいて陽気なアミーゴな先輩から「モリハル、帰るんなら一緒に行こか!」と言われた。当然のごとく、ちょっと一杯という感じになった。

 「俺は最近こう思うんだよ」「モリハルのやり方は間違っていないよ」「それ、いいじゃない」等々、その先輩とイロイロ語った。うん、活力がみなぎってきた!京王線笹塚駅徒歩1分、風が気持ち良く通り、満天の星空が降り注ぐ、近くにトイレとゴミ箱があってとてもコンビーニエンスなベンチの上でね!

 その先輩と飲むときは、なるべくお金掛けないようにして飲むことが多い。立ち呑み屋さんの時もあるし、超大衆酒場で飲むこともある。で、究極がディスカウント酒屋『サリ』で酒と乾きモノつまみを購入してベンチで飲むスタイルだ。夏休み、ちょっとお金を使いすぎた二人にとって、本日は究極スタイルがピッタリだったね。

 よっしゃぁ!キャベツ不味いが、明日からまた頑張るかな!

 

 



2004年08月14日(土) ゲーム感覚

 8月11日から13日まで夏休みをとって、14日からお仕事再開した。成果は出ずに大汗のみ出たという結果だったな。

 夏休み前、会社の仲間と作戦を練った。「お盆休みならけっこう家に居るんじゃないのかな?」そう、ご自宅への飛び込み営業をした。会社への飛び込みは前職時代も含めてけっこうやったことあるけど、個人宅へ飛び込むのは生まれて初めての経験であった。うまくいくかどうかドキドキした。

 そもそも私は、新聞に関しては4大紙を6ヶ月毎に購読契約をしたことがあるのと、NHKの契約をした以外に、訪問販売で何か購入したことがない。みんな断ってきた。だが、ドア越しにつれなく断るのではなく、外交員だか営業マンだか勧誘員だかがピンポンと呼び鈴押すと私はドアを開け、彼らの話をとにかく聞く。彼らの言動に心を動かされたことはこれまでなかったなぁ。それなら私が「心を動かすというのはこうやるんだよ」と、試したくなった。

 会社への飛び込みとかTELアポは個人宅より簡単だ。それでもなかなか話しを聞いてもらえるのは厳しいけど、相手もお仕事状態なので、こちらのお仕事状態とレベルは合っている。だが個人宅は違う。お休みリラックスタイムに、いきなりお仕事状態で飛び込むのだから、『拒絶の壁』がアッという間に築かれちゃう。今回、その『壁』を崩してやろうと思った。ゲーム感覚だね。

 「ピンポ〜ン♪」「・・・・・」(不在・・・)
 「今誰もいません(-_-)」 (あなたは誰なの?空き巣かい?)
 「間に合ってます(>_<)」 (まだナンモ言ってないじゃない!)
 「出掛けますので(^^)/~」(ホントに出掛けるかどうか見張っちゃうぞ!)

 「また作戦練って再トライしてみようかな」と『餃子の満州』でダブル餃子定食と生ビールの中サイズを真っ昼間から堪能し、考えた。簡単にゴールできるゲームより楽しそうじゃない。



 

 



2004年08月10日(火) 女医さん

 ドアが開くといきなりアノ女医さんと目が合った。《注:女医さんとのなれそめは昨日の“モリハル日記”参照方》

 「1年ぶりね。私との約束は守った?」かなり心電図が乱れたと思う。「エ〜っとですね。まぁイロイロありまして。」「約束は守ったの?」「去年の秋、再婚したり、この前叔父さん亡くなったりと冠婚葬祭が続いたんで・・・」「守ってないの?」「・・・」女医さんはカルテを見ながら言った。「コレステロール控えて、習慣的に運動して、5kg痩せる。私との約束、できてないの?」血圧上がって、胃に穴が2〜3個あいたと思う。「・・・1.5kg増えました・・・」カルテから目を離さずにキッパリ言い切った。「プラス6.5kgね。じゃあ、お仕置きは6分30秒ね。」引き出しから手術用のゴム手袋を取りだした。「おっ・お仕置きって何なんですか・・・」ゴム手袋を装着しながら応えた。「直腸触診!」「エッ・エ〜ッ!」という私の声は、女医さんが閉じたカーテン音に消されてしまった・・・

 私の周りに最近、直腸触診をやった人が二人いる。一人はとっても可愛い女性だ。この前我家に遊びに来たとき、アッケラカンと言った。「渡されたパンツ、肛門のところに穴が開いているの。」もう一人は叔父さんの葬式の時会った、従兄弟の旦那さん。「私の、40年の人生の中で、一番屈辱的でしたね。」二人の評価が随分違う。私の周りの少ない事例で判断すると、可愛い女性にとってソレは大したことなく、いい歳したオッチャンにとっては屈辱的なことみたいだ。

 屈辱的と言えば、大学時代やってたバイトの先輩が岩手県警に採用された後、私に言った言葉がある。「森よぉ。俺はこの前屈辱的なコトをされたよ。」「なんですか?」「警察の最終試験、健康診断の時、自分の肛門に指入れられたよ。肛門にナンカあると警官になれないんだとさ。」「・・・」「あんな屈辱的なことはないな。」その先輩は酒に酔うと、飲み屋の看板叩き割ったり、山手線の窓ガラス叩き割ったりする、かなり暴力的な人でした。

 暴力的と言えば、その先輩の先輩はもっと強烈な人でした。「森よぉ。この前、ウチに新聞の勧誘が来たんだよ。」「ウチも来ますけど、勧誘って結構しつこいですよね。」「そうなんだよ。そいつもしつこくてよ、俺カチンときたら、そいつ目の前にいないんだよ。」「エっ?」「俺の足元に倒れてやんの。俺、気付かないウチに殴っちゃったみたいだな。」その大先輩は教職に就きました。

 その両先輩の後輩、私と同期で今でも付き合っている奴だけど、そいつがある時、バイトを二日連続無断欠勤した。三日目に出てきたとき私は言った。「どうしたんだよ。休む時は連絡入れろよ。」「森、悪いな。一昨日ちょっとあってさ。」「何が?」「高円寺で目が合っちゃってさ。そいつとイザコザしてたら、その連れがいきなり回し蹴りしてきて、気が付いたら俺とダチは道にのびてたんだよ。」「で、昨日は?」「ああ、ダチと高円寺の駅前でずう〜っと張っててさ、イザコザあった奴待ってたんだよ。」「で?」「来た、来た、一人でさ。空手家はいなかったからさ、もうダチとボコボコよ。」三日目はさらに報復を受けなかったみたいだった。まあ、私の周りの少ない事例で判断すると、岩手県人はかなり暴力的だね。

 話しは元に戻るが、今回の健康診断、結局私はその女医さんに問診を受けなかった。突然ドアが開いた時、確かに目は合った。網膜までツンと届く鋭い視線をいただいたが、私が問診の順番呼ばれた時は、隣の男医さんだった。「心電図良し!血圧も良し!全然問題ないですね。」去年以前のコトも書かれたカルテを見ながら男医さんが私に言った。

 自分にとってどっちが良かったのだろう?屈辱的なお仕置きをされるかもしれんが、厳しく言ってくれるお医者さんの方がいいのかな?屈辱的なことされたとしても、私が可愛かったらアッケラカンと話せることかもしれないしね。来年ひょっとしたら女医さんに巡り会うかもしれないから、また『ダイエット』するかな!

 明日から3日間夏休みなんで、本日はちょっと長編でした。



2004年08月09日(月) ダメ男

 ついにあの日がきてしまう。「まだまだ日があるさ。だいじょうブイッ!」って思ってたら明日だよ。健康診断・・・

 この日記書き始めて素面で書いているの初めてじゃないかな。なんせ明日、健康診断だからね。前日の夕食は早めに摂らなくてはならないので、夕方『松屋』で豚焼き肉定食食べた。酒飲んじゃいけないんだから、脂モン摂るのは許してもらった。(誰に許可得たんだよ!)

 思い起こせば去年の健康診断、問診のとき担当医に言われた。「コレステロールは抑える。どうしてもフライを食べるときはエコナで揚げたモノを。ウォーキング20分を週2セット。来年までに5kg痩せましょう。約束できる?」昔だったら惚れたかもしれない強そうな女医さんであった。「もちろん!」「では、この約束をカルテに書いておきますからね。」

 その日の帰路、エコナとノンオイルドレッシングをライフで買った。これは今でも続いてる。ウォーキング20分を週2セット・・・4セットくらいやってから中断し、今年の5月頃、一瞬復活したが今はやっていない。もちろん5kg痩せているワケない。やだなぁ明日の健康診断。あの女医さんだったら怒られちゃうよ。

 ま、怒られても会社クビになるわけじゃないだろうから、まあいいか。明日の朝、飲み食い一切しちゃいけないから、昼はトンカツ食べちゃおうっと!そう思ったら明日が待ち遠しくなってきた!



2004年08月06日(金) 自己嫌悪

 今朝、自分自身を許せなかった。やってはならんことをしてしまった。スーツが脱ぎっぱなしで、上着はイスの背もたれに無造作にかけられ、スボンはその上着の上に形を整えずにポイと置かれていた。

 私はキチンとしている人間だ。スキンクリームとか最後の方になると天地逆にして置いておき、キレイに使い切ってからストックの新品に手を出す。雑巾とか布巾を洗って絞ったあと、パンパンと広げてから干しておく。間違っても絞ったままの芋虫状態にはしない。電話線が丸まっているのを発見すると、それを掴み、受話器をダラリと下げ、クルクル回して丸まりを直す。

 そして、どんなに酔っぱらってもスーツは脱いだ後、上着は形を整えながらハンガーにきちんとかけ、ズボンは折り目を合わせて皺にならないように下げる。昨夜はデロンデロンに酔っぱらっちまったようで、朝の5時に目を覚ましたら、ソファーの上でYシャツ着たまま寝ていた。スーツは冒頭のような感じで、靴下とか腕時計、メガネが私の周りに転がっていた。ヤレヤレ・・・

 昨夜は会社の打ち上げを「乾杯〜!」とグラスビール2杯立て続けに飲んで引き上げ、デザイン会社の社長達と主催しているデザイナー・クリエイターの交流会に参加し、リラックスするため、司会をする前にまたビールをちょっとひっかけ、そのまま懇親会、2次会と、またまたビール、ワインをたらふく飲んだ。だって暑かったからね!

 デザイナー・クリエーターという横文字お仕事している人は、食べること、お酒飲むことを好きな人が多い。料理、お酒に凝っている人も多い。だから、交流会のセミナーで静かにしている人も、2次会になると語る、語る、語る。そんな人達が20なん人も集まっちゃうんだから、そして飲み放題だったから、ついついいっちゃうよねぇ。

 てなワケで、今朝は自己嫌悪スタートでした。



2004年08月04日(水) トイレ考察3

 終了後、手を洗わない男性諸氏がいても寛大にその主張を認めた私だが、「これはおかしいだろう!」というコトがある。駅のトイレ入り口で販売しているトイレットペーパーだ!

 最近の駅トイレのトレンドは、トイレットペーパーを常備しているクセに入り口で自販機も設置している。以前は常備していなかったトイレが横行していたが、最近は違う。何故か?消費者金融業者を筆頭に駅の周りとかでポケットティッシューを配っているケースが多く、水に溶けないそれを使用されると詰まってしまうことがあるからではないか。

 じゃあなんで入り口で販売しているの?ということだ。50円とか100円で販売しているアレを買った人はご存じだろうが、けっこう量が多い。まず普通の人は一度では使い切れない。で、それを持って帰るとしよう。公の場では決してポケットテッィシューの代用にはならん。断言する!明らかにトイレットペーパーだ!

 西武池袋線練馬高野台駅のトイレでは入り口でトイレットペーパー自販機が設置されていた。私はひょっとして常備されているのではないかと思いつつ購入してしまった。中まで確認しにいき、慌てて購入しに戻ったとき見知らぬ誰かに先を越されるのがイヤだったからだ。そう、わたしは今日、消費者金融業者にお会いしなかった。で、結果、トイレにはたっぷりありましたよ。

 そんな事件があった今日だが、帰りに『ついてる』ことがあった。方南町の酒屋兼スーパーでワインを買ったのだが、レジに向かうと、そこのお店はレジ2台あるのだが1台が休止中でもう一方に3人くらい並んでいた。「あらま」と思った瞬間、「お待ちの方どうぞ」と休止中のレジが復活してしまい、私は3人抜きで会計を済ませてしまった。3人に対して「すまんな」と思いつつ家に向かって歩いていると、レジ袋ぶら下げたサラリーマン風男性が私を抜きざま『ギロリ』と睨んでいくではないか。そう、私に抜かれた一人だった。「それくらいいいじゃんか!俺は今日自販機でトイレットペーパー買ったんだぞ!」と目で言ってやった。カレはひるまなかった。カレは今日、駅トイレに入ったらトイレットペーパーが無かったのかもしれん。



2004年08月03日(火) 夏の楽しみ

 日中、電車に乗って営業していると、小さなお子さんを連れているお父さん、お母さんに遭遇することが多くなってきた。明らかにこれからプール行きますって家族や、実家に帰りますという家族がいる。今日は、京王線に乗って京王よみうりランド、丸の内線乗って本郷三丁目、青梅線乗って昭島にお仕事しに行った。だから、そんな家族いっぱい見たんだろう。

 自分の子供時代を思いだした。30〜40年くらい前になるね。とにかく夏休みが待ち遠しく、通信簿は夏休み許可証だった。夏休みに突入すると、朝のラジオ体操行ったり、学校のプールで25mグルグル泳いだり、友達の家行ったり、友達と銭湯行ったり、牛乳のフタ集めたり、蚊帳の中で姉と騒いだり・・・はて?何が楽しかったんだろう?当時は間違いなく楽しかった。今の子にそんなコトさせたら楽しいのかな?

 多分今の子供達より宿題多かったと思うんだけど、終わりの頃、慌てて親巻き込んでヒーヒーやるという子供ではなかった。8月の初旬であらかた片づいていた。私の子供時代はエライね!なんて実は、母親がけっこう厳しかったんで、怒られるのイヤだからサッサと終わらせたんだな。私は厳しい状況だとセッセとやるが、ぬるい状況だとダラダラする。とても順応性ある人間なのだ。

 話しは戻るが、電車で遭遇するご家族の親御さん達、疲れた顔している人多いね。せっかくの夏休みなんだから子供達と一生懸命楽しめばいいのに。まあ、さんざん振り回されて体力的にも金銭的にも疲労困憊になっちゃうんだろうけど、どうせ体力、お金使うんだから親自身も楽しんだ方がイイ。お子さん達、もっと楽しく感じると思うよ。

 

 



2004年08月01日(日) 贅沢

 何だかデパート商品券がたまったので奥さんとデパートに行ってきた。行き先は、池袋西口にある『ブランデート東武』と、池袋東口にある『お買い物西武』である。

 まずは『ブランデート東武』!ココのおもちゃ売場は百貨店の中ではなかなか充実していると思う。案の定、夏休みに入っての日曜日ってコトもあってか、子供さんがワンサカいた。ビーダマンのトーナメント真剣にやってるし、マジックコーナーでは実演している店員とキラキラ談笑してるし、振り回されている老夫婦が会計をしていた。

 次に『お買い物西武』!ここの9階から上はロフトだ。そこのペット売場でウィンドーショッピングした。グースカ寝ている柴犬、もぐらのように土を掘っているハムスター、どれもこれも愛くるしいんだが、残念だったのは『泳ぎがヘタな丸い金魚』が売れ切れていたことだ。見たかったな!ジタバタ泳ぐのかな?『泳ぎがヘタな丸い金魚』なんて想像つかん。

 最後に新宿『クイーンズ伊勢丹』に寄った。デパ地下ね!しっかしデパ地下の総菜ってもの凄く美味しそうだよね。いるいる、ライフとかサミットで買い物するように、毎日の買い物はココよって奥様が。羨まし〜ぃ!

 今日はたっぷりデパート商品券があったので、ボードゲーム、手品セット、日本酒、焼酎、寿司、そして総菜を買って帰った。そして、家に帰ってから夫婦で楽しい時間を過ごした。デパート商品券を下さった皆様、ありがとうございました。ちょっと贅沢な気分になりました!


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