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2004年11月30日(火)
送別会
 今度の土日に宇都宮へ出張するけれど、準備が不十分なせいか、実感が湧かない。


 昨日は、同じ部署の人の送別会を幹事として催した。もう一人の幹事が水面下で事前に盛んな活動をしていたおかげで、これまでの幹事活動の中で最も楽な運営だった。それにしても、司会として僕が喋り始めたばかりのタイミングで「ワインまだぁ?」と大声で尋ねたりするのは止めてほしい。こういうことが積み重なると、部署で歓送迎会や忘年会があるたびに幹事を任されるのが馬鹿馬鹿しくなる。僕にも名前があるのだし、ましてや赤名リカの恋人じゃないんだから、あまり「幹事、幹事」と呼ばないで頂きたい。


 送別会の主役は、今日が最後の仕事だった。いつものように楽しく淡々と仕事をしていて、潔さが大人らしかった。壷に嵌ると大きな成果を生む人なので、次の天地ではもっと活躍する気がする。


 会社を辞める日は、様々な部署を回らなくてはいけなくて大変だ。あの面倒さを考えるだけでも、今の仕事をもう少し続けてもいいなと思う。それに今会社を辞めたら、送別会の幹事を自分で務めないといけない。阿呆らしい。 //


2004年11月29日(月)
石を積み上げる
今日は、経済学(2)、企業経営理論(2)、生産管理(1)を勉強。まだ休日の過ごし方がうまく確立されていない。経済学は、かつて勉強してきた内容をすっかり忘れているので、基礎からやり直している。崩れ落ちた石をまた積み上げる苦行のようなものだけれど、知識が不足しているのだから仕方ない。 //


2004年11月27日(土)
踊り疲れ
 昨夜は、Electraglideで跳ねたり叫んだり首を振ったりしながら踊って、楽しかった。しかし、疲れが取れない。夕方まで寝ていた。今日は土曜出勤日だったけれど、有休を取っていて良かった。Electraglideは、2 many dj'sのパフォーマンスが個人的に一番良かった。あとは、トップバッターのHEXSTATICが映像を音楽と絶妙に絡めていて、映像に見とれてしまった。客観的には、彼らがベストアクトだったのかもしれない。僕は体力を温存するために座っていたけれど、惜しいことをしたと今は少し反省している。メインのPRODIGYは派手なライブを見せていたけれど、相性のせいか入り込めなかった。


 先日から会社のパソコンでFirefoxを新しいブラウザとして利用している。タブ機能の便利なのと、表示速度がIEより速い(気がする)ので今のところは使い続けることになりそうだ。ただ、イントラ内にあるファイルサーバへのパスをアドレス欄に入力してもエラーになってしまう。そこだけは不便だ。 //


2004年11月26日(金)
休暇
ブログを始めた。


今日は夜にelectraglideがあるので、体内時計の昼夜を逆転するために会社を休んだ。けれど、なかなか簡単には調整できない。


うだうだとネットサーフィンをして、友人とメッセンジャーをした後、北千住に出掛けた。狭い路地に面した定食屋さんに入り、生姜焼定食を食べる。普段は混んだ社員食堂でせわしなく食べているが、今日はゆっくりとした食事を久しぶりに楽しんだ。


 最近、朝も夜も食事をしている時にパソコンを眺めたり本を読んだりしていた。食べ物は美味しいものがお腹に入ればいいわけではなく、見た目も楽しめるはずなのに切り捨てていた。反省する。


 この前の日曜(21日)、師匠に誘われて東京国際女子マラソンを見に行った。スタートから5km地点の市ヶ谷駅近くで観た後に昼食を食べてから、37kmの飯田橋で走り行く選手たちを眺めていた。師匠が持参していたラジオは戦況を解説していた。けれど、選手が僕たちの前を通過しそうになると、師匠はラジオの電源をその都度切った。選手に情報を伝えない心遣いに、師匠らしさを感じた。 //


2004年11月25日(木)
悪影響な良心
 休日中、会社のビルが停電の伴う工事をしていた。翌日の今日に電気は復旧し、今朝はネットワーク機器が正常かを業務前に確かめるべく、始業1時間前に出社した。結果はほぼ問題なく、一つハブの電源が入っていないだけだった。


 午前、B5ノートPCの操作と運用に関する教育を6,7人相手にしたり、プリンタの障害に対応したりする。この2年で、プリンタとパソコンの障害に対しては一通りの解決方法が見出せた気がする。これからは、その解決法をどうやって他のメンバーに還元するかが課題だ。一般的な手法である障害履歴DBを共有するのもいいかもしれないけれど、ストックとしての履歴情報を積み重ねても、なかなか活用されない過去がある。とすれば、新しい障害情報をいかにこまめに分かりやすく交わし合えるかという、フローとしての情報活用を追求した方が実用性が高い気がする。けれど、新しい情報・知識をスムーズに交換するための手法が、うまくイメージできない。


 忘年会を企画するよう、先日会社の人に迫られた。できる限り大人数で飲みたいと条件を指定されたけれど、もし忘年会を催すとしたら、僕は社内で心を許している数人だけでおとなしく飲みたい。そろそろ本心に基づいて、自分が関わるべき飲み会とそうでない飲み会を分別すべきだと強く思う。しかし、その実行は難しい。断ると面倒な人に対してうまくかわす術が欲しい。


 帰りに書店で「電車男」を立ち読みした。ネット上で不特定多数にアドバイスをもらう場は、以前ならば2ちゃんねるを代表とする掲示板に限られていたけれど、今はblogも含まれる。友人が書いているblogに寄せられるアドバイスに扇動を感じたことをまた思い出した。電車男の場合は良い作用を生んだけれど、不特定多数の意見が一人の人生を大きく暗転させてしまうこともある。しかもその意見が、相手に良かれと思って書かれる場合も多い。良心の名を借りて、人はどこまでおこがましくなれるのか。時に不関与も優しさであると気付いてほしい。 //


2004年11月23日(火)
スタート
 2005年8月の中小企業診断士試験に向けて、遅まきで学習計画を立てる。すると、平日2時間・休日8時間のペースで勉強を実施しても、本番の1次試験までに勉強時間を1,000時間確保できないことが判明する。受験一年目の初学者が11月半ばから勉強を始めて受かるためには、どこかで本気、というより無理をしなければいけない。そんな、言わば当然の事実を計画の段階で思い知らされた。


 先ほど立てたばかりの計画によると、参考書のページを単位にすれば平日が50ページ、休日には200ページ分を読み進める必要がある。参考書の1ページを2分半弱で読むのって、速くてあまり現実的じゃなさそう。ただ、今自分がどのくらいの速度で参考書を読んでいるのかすら把握できていないので、まずはサンプルを取ってみることにしようと思う。


 今日から日曜日までは、企業経営理論・会計・運用管理の3科目に絞って、基本書を読み進めてみる。 //


2004年11月17日(水)
手元にあるもの
 どうも行き当たりばったりで仕事をしている気がしてならない。


 仕事をほぼ定時に終えて、部屋で夕食をとりながら、サッカーワールドカップ・アジア1次予選のシンガポール戦を観ていた。今まで控えだった選手がアピールするチャンスだったようだけれど、選手の足が止まる場面が多く、覇気が感じられない試合だった。帰りの電車ではテレビ観戦を楽しみにしていたけれど、結局途中でテレビを消した。


 本音を口にしたら、何もかもが打ち壊しになる。そんな一言があるとすれば、墓場まで持っていくしかない。今、黙秘が手元に一つだけある。


 今月末、幹事として送別会を開くことになった。 //


2004年11月15日(月)
オンパレード
 幻滅がここまで容易いとは思わなかった。出来ることならば会社のデスクにセパレーターを設けて、内線の電話線を切って、篭って仕事をしたい。一人では仕事ができないことは理解しているつもりでも、時々目を閉じて耳を塞ぎたくなることがある。今日は、そんな幻滅のオンパレードだった。


 ドラマ「ラスト・クリスマス」は、ある男優の極端に低い演技力を除けば、いかにもドラマらしい楽しさがある。そして、どうしてかアタック25に出場したくなる。


 友人から2年ぶりにメールが届いて、日常の大切さを思い出させてもらった。このメールが、今日唯一の救いだったかもしれない。 //


2004年11月14日(日)
あっさりな休日
 朝にコーンフレークを食べて、少しだけ勉強をして、墓参りと買い物をしたら休日はあっさりと終わってしまいそうだ。土曜日も休みが欲しい。

 エレグラまであと2週間弱だ。去年は疲れて途中で帰った為に聴けなかった2 many dj'sを、今年はなんとしても聴きたい。 //


2004年11月12日(金)
片棒
 会社に不平を言って逃げるのではなく、可能な限り会社を変えることにした。その決意をしたら妙に居心地が良くなってしまって、今日は随分仕事が捗った。けれど、横柄になって他人の感情に鈍感になっては意味がないし、それでは僕の個性も消えてしまう。謙虚で全力な姿勢が、会社にも自分にとっても有益なのだと思う。


 一昨日一緒に飲みに行った人が彼の配偶者に嘘をついていた。それに気付いた僕は、その片棒を担がされてしまったような気持ちになった。


 昨日の夜に食べたチャーハンが良くなかったのか、顔つきがまた丸くなってきた。 //


2004年11月08日(月)
ディフェンス力
 朝の通勤時、始発電車の扉が開いた直後に座る席を探していたら、僕のすぐ前にいた中年女性がスクリーンアウトで僕の行き先を塞いだ。その間に、向かいからやってきた乗客たちが全ての座席を埋めた。なんというディフェンス力。吊り革に掴まりながら、感動と憎悪の間を数分行き来した。


 食事の量を抑えるダイエットが今のところ順調で、1ヶ月振りに会った社員の人に「痩せたでしょ」と言われた。以前のダイエットではこの一言で浮かれてしまい、あっさりと減量前に戻ってしまったけれど、今度こそは更に気持ちと身体を引き締めていきたい。


 仕事は、目の前にある作業を一つ一つ丁寧かつ速く済ませるだけだ。たとえば作業が単調でも、憤りを感じる必要はない。やるべき領分が定まって、安寧を取り戻した気がする。それが錯覚でも暗示でも、ある程度持続すれば問題ない。 //


2004年11月07日(日)
自分と卓球部の体力を愁うこと
 昨日、出身の大学卓球部で幹部を交代する式が執り行われた。僕はOBとして、新幹部の活動方針や練習内容を知るために参加した。新たにキャプテンになった2年生は同期が他にいなくて、しかも強弁な個性が強いので、部活で孤立してしまわないかが心配になった。現在の卓球部は部員数が極端に少ない。もしもこのキャプテンが孤立の果てに部活を去ったとしたら、ほぼ間違いなく卓球部は風化して無くなる。新キャプテンの負担は僕の想像を幾段階も上回るだろうけれど、心身を労わりながら頑張ってほしい。僕も定期的に練習に参加して、部活の活性を少しでも高めたい。


 昨日の午前から昼過ぎまでは卓球をしていたけれど、体力と筋力が極端に衰えていて卒倒しそうになった。卓球部に顔を出すためにも、喫煙と運動不足を改めた方が良さそうだ。


 部屋の壁に貯金のための450マスシートを貼っている。このシートには、横18×縦25の450マスに1から450までの数字が書かれていて、シールを貼った数字の合計値が貯金箱に入れた金額と等しくなる。例えば、ある日に300円を貯金箱に入れたら「300」のマスにシールを1枚貼ってもいいし、和が300になる「129」と「171」のマスに計2枚貼ってもいい。そして、シールを貼り続けて450マス全てを埋めた頃には、貯金箱に101,475円(1から450までの和)貯まる。ネットサーフィンで見つけた貯蓄法だ。今のところ、数字の若いマスにばかりシールが埋まっている。400番台のマスはがら空きだ。

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2004年11月04日(木)
呪縛を解く予定
 本を読む機会が極端に減ったせいか、会話や文章に織り込むべき適切な語句がすぐに思い浮かばないケースが増えた。困る。音楽は、今頃になってMOBYの「PLAY」がやけに気に入っている。 //


2004年11月02日(火)
自業自得ではないこと
 「まだ風邪治ってないんじゃない?」と何人かに気を遣ってもらった。けど、実際にはほぼ完治している。ただ、今日は感情に起伏や抑揚がまるでなくて、穏やかな海を漂っているようだった。本人にとっては今日のような心理的状態が最も充実している。「もう治ってますよ」と言い返すと別の心配をされそうだったので、「ええ、まだちょっと風邪が残ってますね」と返事した。


 最近は残業を極力しないよう上司に諭されているため、早々と帰宅するようにしている。今日も午後7時半で引き上げた。


 自宅でインターネットをしていたら、イラクで拘束された若者が無残に殺害される場面を動画で目の当たりにした。絶望以外には何も見つからず、見てしまった後悔が生まれる前に全身が脱力した。情勢の荒れたイラクに旅する無謀さなどに基づいて、この一件で亡くなった彼の結末を「自業自得」と評する人がいる。僕にはそれが信じられない。救出のためにたとえ政府が税金を幾ら使おうとも、過去にどんな生活を送っていても、どんなきっかけでイラクに旅をしようとも、それらは彼を罪人に仕立てる理由にならない。死んでも仕方ないと少しでも思ったら、その気持ちはテロルと同質なのだと思う。


 ただ一つ彼に言うとすれば、旅をしても人はそれほど変わることができないということだ。それと、イラクに限らず、どこにいても命に関わるリスクがある。もちろん日本国内にいてもだ。だから旅をしなくても、普段生活しているこの街の中に緊迫や発見がある。その事実だけでは物足りなかったのだろうか。 //


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