2008年09月26日(金)→→→To us

ようやく念願のSATCを観ました。面白かった。ストーリーとか脚本とかそういうの云々じゃなくて、これぞSATC!っていう世界観とかファッショナブルさとかそういう根元的な部分で。恋愛とか結婚とか仕事とか家族とか、女子がどうしても悩むもの色々がドラマではずっと語られていたけれどそれがぎゅっと凝縮された感じでした。なんだかすっきり&ほっとする感じ。自分は自分でいいのだと思えるエンディングでした。もっと世間は女子の生きざまに寛容になっていいと思うんだけど。SATCがこれだけ受け入れられているのは、日本の女子たちもみんな生きにくさを感じてるからだと思う。と、色々考えさせられる映画でした。ぜひ男子のみなさんにも観てほしいけどさっぱり理解できないし退屈、ってなると思うのでおすすめはしません。



2008年09月21日(日)→→→久々に

ジャイアンツ,まさか阪神に3連勝するとは…勢いというのは恐ろしい.野球界はこのところなんだかずっとごたごたしているのでそれにまぎれてうまく勢いに乗ったなあという感じがしないでもないが…ここまで来たらリーグ優勝してほしいです.クライマックスシリーズっているのかなあ.WBCとかオリンピックとか色々あるのにさらにクライマックスシリーズもって昨今の野球選手は大変だ.



2008年09月19日(金)→→→Synchronizität

須藤元気じゃないけど,シンクロニシティって日常にふつうに結構な頻度であると思う(タイトルは原語のドイツ語).この間は村上春樹が読みたいなーとふと思い「東京奇譚集」を読んでいたら次の日にリーマン・ブラザースが破綻したし.メリルリンチもバンク・オブ・アメリカに買収されたし(メリルリンチに勤めている人が消える話があって,探偵?が近所のおじいさんに話を聞いたらリーマン・ブラザースに勤めているんでしたっけと言われてメリルリンチですと言うシーンがある).私の生活にとって2社はまっっったく接点が無いので,これもシンクロと言うのではないでしょうか.でも私の念みたいなものは全然まっすぐ届かなくて,会いたい人たちにはなかなか会えず,会いたくない人たちからはよくメールが来てなんとかかわすという攻防で疲れる.たぶん修行が足りないのだろう…



2008年09月08日(月)→→→夏休み

2年ぶりにドイツに行ってきました。ベルリン&ドレスデン。今回は旅行だけで10日間だったのでかなり満足。でもやっぱりベルリンはもっと時間が必要だと実感しました。ドレスデンは4泊もすればかなり十分でしたが。最近旅日記が最後まで書けたためしがないので今回はちゃんと書こうと思います。しかしドイツ語もっとがんばらねばと改めて感じた旅でした。



2008年09月04日(木)→→→Dresden-3

Dresden3日目.この日は3日めにしてようやく(?)旧市街観光.Dresdenには有名な大きな教会が3つあるのでそれらの見学に.まずはFrauen Kirche(聖母教会)の中へ.Frauenkircheは再建された時に,その方法が戦火で瓦礫になった昔のレンガを元の場所に戻して,足りない部分を新しく造るというもので「世界一難しいパズル」と話題になっていた.白い新しい壁と古い黒い壁がモザイクのように組み合わさっていて独特の存在感.中はやはりDresden旧市街の顔?という感じで人が多い…写真不可なのにみんな撮っている…内装は本当にすごくゴージャスでした.でも人が多すぎてあんまりゆっくり見られなかった.それからKreuzenkirche(十字架教会)へ.こちらはFrauenkircheと打って変わって人があまりいなくて静謐な教会空間を楽しむことができた.この教会も戦火で外側は真っ黒だけれど中は真っ白く塗られた壁が美しかった.

そしてドレスデン城へ〜予約がずっといっぱいという「Historisches Gruenes Gewoelbe(歴史的緑の丸天井)」というザクセン王朝の宝物館見学をネットで予約しており,時間指定されているのでそれに合わせて宝物館へと向かう.ここにはNeues Gruenes Gewoelbe(新しい緑の丸天井)などあと2つくらい見るところがあるようだが,Historischesだけでかなりお腹いっぱい!何しろ宝物の量もゴージャスさもすごいのとお城の内装も色々見るところがあるのとそれらをちゃんとオーディオガイド(日本語あり,入場料に含まれている)が解説してくれるのとでじっくり見ることができるので.さすがにここは警備がかなり厳しく,荷物は何も持ち込んじゃいけないし時間が決まっているのでガイドに合わせて動かないといけないし警備員はやたら沢山いるし銅像などはうっかり近づきすぎるとアラームが鳴って警備員が飛んできて怒るしであまりリラックスして楽しむことはできなかった.観光客の態度が悪いのはわかるけど,こういうの東っぽいなあと後で行った旧絵画館のこわーい警備員や切符売りのおばちゃんを見ていて思いました.Berlinはそれに比べたら雰囲気が自由だなあと思う.警備員さんも親切な人多いし.英語しゃべれるし(Dresdenは本当に英語をしゃべる人が少ない!).でもまあザクセン王朝の歴史などをがっつり勉強できて宝物がすごくて目もくらくらしてかなりよい体験でした.

ランチはSemperoper裏手の市役所の建物の上にあるイタリアンへ.ドイツ人らしくテラスに座ったら途中から風が強くなって寒かった…でも料理はちゃんとしたイタリアン!サーモンとブロッコリーのファルファッレとトマトのスープを注文.お皿くださいと言ったら訝しがられたのでパスタをシェアしたいと言ったら,スープも分けるお皿いる?と聞かれた…いえそれは冷めるのでいいです.ここはなかなかおすすめ.私はいわゆるドイツ料理,肉がっつり!はそんなに好きじゃないのでほっとした.Kちゃんは(観光なので)いわゆるドイツ料理を可能な限り食べかったらしいので悪いことをしたかも.でも肉食じゃないからしんどいよ…

そしてお城周辺などをぶらぶらして緑を満喫し,システィーナのマドンナに会うために「Gemaeldegalerie Alte Meister(絵画館)」へ.ここも東っぽさ全開で写真撮るのは別料金!しかも値段忘れたけどけっこう高かった.そしてどうやら普通の人と違うルートで観始めてしまったらしくなぜかいつもみんなと逆行する私たち.でもちゃんとマドンナにも会えた.カテリーナ!それからフェルメールの窓辺で手紙を読む少女なども観て(思ったより小さい!)ほかにもたくさん絵がありすぎてくらくらする.ヨーロッパの絵画館は体力が必要.そしてお城の中庭などをぶらぶらして写真を撮る.しかしDresdenはドイツ人年配観光客が多く,みな一様にすごいお腹をしていてゆさゆさしながら歩いていて壮観です.日本人も年配の人が多い.若い人は修学旅行的なドイツ人高校生集団くらいしか見ないので,私たちはとても目立つ…特にこの日はKちゃんがジャンパースカートみたいなワンピース+ハイソックスだったのでおそらく高校生くらいに思われたと思う(ヘタしたら中学生かも?!).

そしてDresdenとMuenchenでBaumkuchenが有名なKreuzkamm(クロイツカム)でお茶.Baumkuchentorteがあった〜(あったり無かったりするらしいので要注意)!ここんちのはがっつりBaumkuchenなケーキで甘すぎず,コーティングもお砂糖だけでおいしかった.お店の中も薄緑色の壁で可愛い.店員さんもおおむね親切なのだけど会計する時にすごく不機嫌な人しかいなくて,しかも彼女は片言の英語で端数のコインを持ってたら出せと言ってこちらが何を言おうとしても耳を貸そうともしないので面倒くさくなってチップは払わなかった.日本人客が多くて辟易しているのだと思うけど(Baumkuchenはドイツではそんなにメジャーじゃないので日本人くらいしか買わない),次の日にまたBaumkuchenだけ買いに行った時の店員さんはすごく笑顔でアリガトウ〜とか言ってくれたのでその差にびっくり.日本人はチップはずむから笑顔にした方が得なのに.

夜はまだBerlinで買ったオリーブのオイル漬けなどが残っていたのでkaltesessen.食後に夜のライトアップされた旧市街の写真を撮りに行く.apartmentの場所が旧市街ど真ん中だからできる技だなあとしみじみ.旅行の宿はロケーションが命と改めて感じさせられつつ就寝.



2008年09月03日(水)→→→Dresden-2

Dresden2日目.朝からFrauenkirche(聖母教会)の写真などを撮りつつ,Operのチケットを引き換えにSemperoper(ゼンパーオペラ.正式名称はザクセン州立歌劇場)へ.チケット引き換え場所がわからずうろうろしていたら裏手にオフィスらしいところがあったので聞いてみるとなにやら説明されたが早口すぎてよくわからず.とりあえず「Information」という単語を拾ったのと方向を指されたのとでツーリストインフォメーションへ行ってみたらその中にあった!そういう情報も歩き方に載せてよーと思いつつさくっとチケットを引き換え,ついでにインフォでトラムマップなどをもらう.Semper前からトラムでNeustadt(新市街)へ.Emilの住んでる街!この日はまずKaestner Museum(ケストナー博物館)へ行くのです!博物館はまず入るとお姉さんが仕組みを説明してくれる.引き出しがたくさんあって色ごとにケストナーの文学だったり人生だったりの資料が入っているのです.以前日本で見たことがあったのでなんとなくわかっていたけれど,ビデオが観られたりや朗読のCDが聴けたりとなかなか盛り沢山だった.お姉さんが親切に日本語の資料なども持ってきてくれる.展示室自体はひとつだけで小さい部屋だけれど全部の資料を読むのはなかなか大変.著書ももちろん自由に読めるのでちょこっと読んでみる.お庭散歩もできてなかなか楽しめました.CDや本もたくさん売っていた.

Museumを出て,Neustadtの目抜き通りHauptstrasse(ハウプト通り)をふらふら.真ん中に街路樹が並んでいてベンチもたくさんあってなんともきれいでのどか.その中のレストランで昼食.すっかりドイツ人らしく外の席.最初は誰も座っていなかったのに食べる頃には満席になっていた.やっぱりみんな人が多いところに行くのですね.ここではDresden名物Sauerbratenとジャガイモのふかしたのにサワークリームがかかっているもの?を食べる.ドイツっぽい.

Neustadt駅に行って写真を撮る.Emilはここから電車でBerlinへ行ったのだなあとしみじみする.山高帽の男に会って…などなどいろいろ考える.Neustadt駅は小さいながらも「ザクセンのきれいなお城の絵」が壁一面に貼ってあったり天井の装飾なんかが凝っていたりしてきれいだった.駅自体は地方のちょっと大きな普通の駅.でも駅中にdm(ドラッグストア)があったので色々チェックしたりする.トラムで旧市街へ戻る(正直,Dresudenは小さい街なのでこのくらいは全然普通に歩けるのでトラムに乗る意味はあまりないのだけれど乗ってみたかったのでこの日だけは一日券を買った).壁画(Fuerstenstamm,皇帝たちの行進)などを見つつ,ドイツ人らしくアイスなどを食べる.ここのアイスはほとんどMoevenpackだったがお店によって全然値段が違ったのでちゃんと価格調査してから買えばよかったと思う.チョコが濃くて大きくて満足♪

apartmentに戻って着替え,Semperoperへ…行く前にOper向かいのCafe Schinkelwacheのケーキで腹ごしらえ♪私はDresden名物のEierscheke(チーズケーキ),Kちゃんはドイツ名物Schwartzwalderkirchetorte(黒い森のさくらんぼケーキ)を注文.高級カフェでもこちらは本当に安くて,ケーキとお茶で5〜6Euro.隣の席のやはりこれからOperに行くっぽいおじさんたちの一人がMangotorte(マンゴーケーキ)を食べていて,連れのおじさんたちがみんな色めき立っていたので私たちもつられ,今度はあれを食べてみたいねと言い合う.そしてついに念願のSemperoperへ!演目はRichard StraussのRosenkavalier(ばらの騎士)!Semperの中はゴージャスだけれど色あいなどは茶色基調で意外とシック.プログラムを買って,ひととおりロビーを散策.来ている人もBerlinの時よりドレスアップ率高し.劇場内に入るとその豪華っぷりに驚く.真ん中にゴージャスなシャンデリアがあって,そのほかの電気も全部白熱球色なので全てがゴールドに見えるのです.そしてカーテンとか幕は真紅のベルベッドなのでお城のよう.オペラ座内はふつう写真を撮ってはいけないのだけど観光地だからかみんなけっこう撮っていたので便乗してちょこっと撮る.Operはとても素晴らしかったけれど,オケの音が大きすぎ?て歌があまりよく聞こえなかったのが残念.オクターヴィアンはズボン役でメゾだから余計聞こえにくかったのかも.ってその辺は指揮者がちゃんと調節しないといけない気が…でも雰囲気も音楽も満喫できたのでよし♪終演後は外は雨!昼間とは打って変わって寒くなったのでそそくさと帰る.みんなドイツ人らしく傘なんて持っていないので入り口にたまってやむのを待っていたが私たちは日本人らしくさっさと折り畳み傘をさして出て行き注目を浴びる…Berlinでもそんなことあった気が…そして振り返って,日本人らしく,ライトアップされたSemperoperの写真を撮りました.



2008年09月02日(火)→→→Berlin-6, Dresden-1

6日目.ついにBerlinも最終日.乗る電車は夕方なのでAlexでスーツケース預けようかなと思ったが,ちょっと西側も行きたかったので中央駅まで行ってしまうことに.中央駅はコインロッカーが無く,預かり所だけなので難しいかも…とちょっと躊躇したが自販機で預かり券を取ってカウンターに預けるだけだった.ただスーツケースを台に乗せないといけないのが大変だったが周りの人も助けてくれました.なぜか前の人も前の前の人も何時間預けるかを言っていたので,聞かれる前に真似して6時間お願いしますと言っておいた.たぶん時間によって置いておく場所が違うのでしょう.引き取るときは駐車場と同じで預かり券を自販機に入れて精算するシステムで,でも別に時間は関係なくて荷物の個数でした.こういうシステムの表示は日本と違ってすごくわかりやすい.さすが中央駅.

S-Bahnで西側へ.ずっと行きたかったけれど行かれていなかったKaDeWe(Kauhaus des Wetens,西のデパートという意味)へ.ここはBerlin最高級のデパートで,亮介が「ベルリンの秋」で買い物をする店としても有名ですね(私たちの中では).中は雰囲気としては日本橋高島屋みたいなきれいさで,特に食材を扱っている売り場(上の方の階にある)が面白かった.塩とか調味料が色々揃っていてしかもおしゃれ.チョコレート売り場が広くて充実していて興奮.Berliner Baerのチョコをお土産に買う.SarottiのBerlin缶を売っていて欲しかったけれど中のチョコは私はあまり好きじゃない系なので断念.ちょっと色々食べられるイートインも充実していて,一度はここで何か食べればよかったなと思う.ドアマンのおじさんも親切でした.日本語のパンフレットもありました.

電車でOstbahnhof,残っているBerlinの壁を観にEastside Galarieへ.Spree川に沿って壁がだーんとそびえ立っている様は異様な光景でした.しかも2重.現在は壁に絵が描かれていてその名の通りギャラリーになっているのだけれど,絵の上には落書きがしまくってあってなんとも退廃的.有名なブレジネフとホーネッカーがキスしている絵は見つからなかったけれど,壁が開いて人がたくさん流れ出ている絵や鳩の絵などなどたくさんの絵を観ることが出来た.ちょうど壁が途切れたところに芝生が広がっていてカップルがたくさんくつろいでいて,統一されたんだなと改めて実感.なぜかそこにどーんとそびえ立つO2の表示板が浮いていたが…(道の反対側に巨大なO2の名前を冠したスタジアムが出来たからその関係だと思う).

FIGAROに載っていたこの界隈のシュペッツェレが有名らしいBioのカフェへ(名前はVolksなんとか…).なんとか到着するもお店の中は薄暗くてお客さんもPCを広げた男の人ひとり…13時過ぎなのに.でも座ってみたらお姉さんがメニューを持ってやって来たので注文してみたらシュペッツェレは無いとのことであとは早口すぎて聞き取れず,飲み物だけ注文.しかし食べ物はいいの?と聞いてくるので何があるの?と聞いたらサラダやスープはあるようなので(やっぱり早口でよくわからなかった…)それらを注文.Bioらしくスープもサラダもおいしかった上にやっぱりたくさんパンがついて来たので結果的に量はちょうどよかった.しかしお店のインテリアが退廃的で一人では入りにくいです.お姉さんは可愛かった.スレンダーだったし.Berlinのカフェのお姉さんはみーんな美人&スレンダーだねとKちゃんと言い合う.

トラムやU-bahnを乗り継いで念願のStaasimuseum(シュタージ博物館)へ.歩き方には適当な行き方しか書いていないのでさっぱりわからずちょっと迷ったけれど注意深く見ればちゃんと表示があります.私たちはそれを見つけられず適当に歩いてみたら着いた感じ….ここはMuseumと言えども建物はシュタージ本部だったところでその建物を見るだけでもちょっと興奮.「善き人のためのソナタ」を観た人にはわかると思う.建物の中に入るのにちょっと緊張する.いかにも古い,東な感じの建物なのにドアノブや窓枠,電灯が金ピカなのがいかにも.会議室の青い椅子や赤いカーペットもいかにも!そしてすさまじい盗聴・盗撮器(カバンや服だけじゃなくその辺の石や木のうろにまで!)などの展示品に戦慄を覚える.そしてたくさんのシュタージ&DDRの物・物・物.日本語のゾルゲ諜報の本も展示してあった.ミールケの部屋など,自分が本当にここに立っているのが信じられなかった.

中央駅に戻り荷物をピックアップし,ホームへ.荷物係のおじさん(おじいさん?)がまた親切な人だった.駅ナカのKaiser's(スーパー)で飲み物やおやつ(Berliner!)を買い,ホームへ.電車は段差が大きくて荷物を運ぶのが大変なのだけど,本当に困っていればみんな助けてくれるので気楽.予約していた席が見つからなくて右往左往していたら色んな人が心配そうに見て来るので,本当にわからなかったらいくらでも聞ける雰囲気です.なんとか席も見つかり,スーツケースも邪魔にならなさそうなところに置けて一息.とBerlinerの袋を開けたら3つも入っていた.1つと言ったつもりなんだけどなあ…どうも大きいし高いと思った(急いでいて値段を見ていなかった).でもおいしかったのでKちゃんと1つずつぺろりと食べ,残りも次の日の朝分けて食べました.中のジャムが酸味が効いていておいしかった.

2時間弱でDresdenに到着.これまたBerlinとは全然違うこじんまりした街.旧東の街はBerlin以外初めて来たので,意外にもクリーンな感じで驚く.トラムで旧市街へ.このトラムがまたBerlinと違って段差も無くバリアフリーで乗客も少なくてローカルな感じ.トラムから見える街並みものどかな感じ.しかしここで私はapartmentの地図を忘れてきたことに気付き,なんとなくHiltonの近くだった&Google Earthでちょっと見たという記憶だけで向かうことに…(トラムの番線と停留所名,住所はメモってあった)なんとかFrauenkirche(聖母教会)まではたどり着くも,荷物を持ってうろうろするには場違いな超観光地&石畳.Kちゃんがちょっと見てくると住所を持って走り去ってしまったのでぼーっと待っていたら,普通に見つけたよ〜と帰ってきた.どうやらHiltonのドアマンのお兄さんに住所を見せて聞いたらしい.そうしたらapartmentまで案内してくれたらしい!Hiltonのドアを守らなくていいのか?と思いつつお兄さんに感謝.Kちゃんはお店での注文とかは英語でだいじょうぶだよといくら言ってもしたがらないのに,こういうのはがんがん行動するのが不思議.無事にチェックインを済ませ,apartmentの広さと快適さにしばしKちゃんが興奮し(ベッドルームが2つあった.4人は泊まれる…),夕飯へ.ここもapartmentの立地が素晴らしく建物のすぐ下はレストランがひしめき合う通りなので選び放題.もちろん夜もずっとがやがやうるさいけれどそこはドイツの住宅なので窓を閉めればほとんど聞こえない.ビアレストランで昼間食べられなかったシュペッツェレがつけ合わせになっているグーラーシュ(ハンガリー風のシチュー)とサラダ,RadebergerのPilsnerを注文.KちゃんはKoestrisserのSchwaltz(黒ビール)でほろ酔い気味になりつつちょっと散歩してから帰る.ドイツビールなら毎日飲んでもいいなあ…太るけど!



2008年09月01日(月)→→→Berlin-5

5日目.この日は念願のBerlin・Plenzlauerberg地区の小さなカフェやお店を巡る!をテーマにまずはずっと行ってみたかったカフェSowohl Alsauchへ.この店名,意味はnot only but alsoみたいな感じ.特に意味は無いのでしょうけどそんなのを店名にするところからしてBerlinぽい.ここの朝食メニューは都市の名前になっていてParisとかはクロワッサンだったりして面白い.私たちはMikonosをチョイス.サラダと野菜がたくさん入ったスクランブルエッグでした.もちろんパンもたくさんついて来る.それにお約束のMilchkafe.ここのはグラスじゃなくてカップでしたが多量.ここのお姉さんはパンキッシュだったけどやっぱり細くて美人でした(人気カフェのお姉さんは可愛い人しかいないの法則).そしてこのお店はパンとケーキが有名なので,お腹いっぱい気味ながらもがんばってMilchreis(ミルク粥)のケーキを注文.中にMilchreisが入っている不思議なケーキ!ラズベリーも入っていてなかなかおいしかったです.あと桃のケーキとイチゴのケーキがおすすめらしい.隣にベーカリーショップがあってそこでテイクアウトのパンとケーキも買えます.もちろんパンもおいしかった!

その後付近をぶらぶら歩く.本当にこのあたりはカフェが多い!日本にいるとこういうカフェが少なすぎて困るのにヨーロッパにいるといくらでもあって長居できてその上Berlinは値段が安くてカフェ天国です.そうこうしているうちにチョコレートのカフェ,kakao前へ.改装中なのか閉店なのかわからないけれど閉まっていて建物には足場が組んでありました.でも隣のチョコショップIn't Veltは営業していて相変わらず可愛くて愛想のいいお姉さんがいてお店のオリジナルチョコを2つほど購入.1つ5ユーロ弱なのでけっこうなお値段だがパッケージとお店の雰囲気と思い出(以前雪の中まいちゃんとさやかと買いに来た)でついつい買ってしまう.以前来た時と違って晴れていて暖かくて歩くのが本当に気持ちいい.緑が多くて歩道が広いから歩きやすい.この地区はBerlinで最も出生率が高いらしいが確かにベビーカー遭遇率が高かった.

その後もぶらぶらしながらがんばってHackecher Marktまで歩く.途中で紙ものを売っているお店(袋とかカードとか)などなど小さなお店を色々覗く.ポストカードなどを購入.その路地にA.P.C.があってさすがBerlinだなあと思う.Hackecher Hoefe(ハッケッシャーヘーフェ)へ行きお約束のAmpelmannショップでおみやげ購入.トラムでEberswalder Str.まで戻り,これまた念願だった有名カフェKauf Dich Gluecklichへ.店名の意味は君の幸せを買おう!とかそんな感じ?ここはアイスとワッフルとカラフルなインテリアが有名.夏らしく外の席はいっぱいだったけれど中はすいていた.チョコキャラメルワッフルを注文したらソースが多すぎて甘甘で失敗…ワッフル自体はさくさくでおいしかったので前の席にいた女の子みたいに砂糖だけのにすればよかった.

Eberswalder Str.駅に戻って超有名インビスKonnopkeでBerlin名物,Currywurst(カレーソーセージ)を食す.ちょっと前にNHKの番組でも出ていたのでKちゃんがテレビと同じ!と興奮していた.ワッフルでお腹がけっこう満たされていたのでフレンチフライ無しのCurrywurstのみを食べる.さくっと食べられてしまう〜やっぱりおいしいとこのは違う気がする.日曜日はやっていないようですが平日はなんと朝6:00から!どんどん人がやって来るのはさすが人気店.午前中に通りがかったBio(オーガニック)のスーパーにベルリン街歩きの本に載っていたTelemannというこれまたBioのパン屋さんが入っていたのを思い出してそこに戻って(Kちゃんがしっかり場所を覚えていた)パンを購入.あとでわかったことだけどこのスーパーは最近出来たBerlin最大のBioスーパーだそうで,会員になると会員価格でちょっと安く買えるのだそう.そういえばあなたは会員かみたいなことを聞かれた.中も覗いてみればよかったなあ(概してBio製品は高いけどおいしい).お店の目印は店頭の大きな牛です☆

ところでこの駅からは確かサッカーする熊が描いてある建物が見えるはず…と思ったらビンゴ!熊の壁画写真などを撮り,いかにも無害そうに見える私たちは20Euro札を10Euro2枚に替えてくれないかと若者に頼まれたりして(20Euroが切符の自販機に入らなかったらしい.きちんとした身なりの人だったので警戒しつつも替えてあげた),この地区を堪能して帰路へ.やっぱりお腹がいっぱいだったので夕飯はkaltesessenで済ませ,就寝.よく歩いた一日でした.


     
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